使いにくい方眼ノートの使い方は?勉強でのルーズリーフの活用術も
更新:2019.06.21
今文房具業界でひそかにブームしているもの、それが方眼ノート。使い方がいまいち分からないと手に取らない方が多いのですが、一度便利さを知ると手放せなくなってしまうこと間違いなし!!勉強に仕事に家事管理に活用できるおすすめの方法を一挙公開していきます。
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方眼ノートって何?
何となくは知っているものの、方眼ノートは手にする機会が少ないためどんな特徴があるのか詳しく知っている人は少数派です。簡単に方眼ノートについて説明しましょう。
四角の罫線が入っているノート
普通のノートは横か縦どちらかの罫線があるのみですが、方眼用紙は縦横にマス目のように罫線が入っています。ノート一面に小さい四角が敷き詰められているような感じです。
用途に応じて罫線を自由に使えるのが大きなポイントなのですが「自由すぎてどう使えばいいかわからない」と思って使うわない人が大多数。レイアウトや使い方のセンスが問われるので難しいというイメージがあります。
罫線の幅には種類がある
用途に分けて方眼の大きさを選ぶことができます。慣れている人だと目的に合わせて方眼の大きさをチョイスできるのですが、初心者だとどの大きさから選んでいいのかちんぷんかんぷん。
これも方眼ノートを使いづらいと感じてしまう理由かもしれません。目の前に何種類も並んでいたらどれを選べばいいか…たしかに悩んでしまいます。情報整理やノートテイクに使いやすいのは一般的に5mm罫線のノートで人気が集まっているのですが、この情報があるかないかで方眼ノート選びに差がついてしまうのが現実です。
主に図面製作で使われる「理系」なイメージ
方眼罫線が入っている紙やノートは、その性質上図面を書くのに主に用いられてきました。設計図や間取り図など、専門的な知識を持つ人が使う…そんなイメージがあるのではないでしょうか。
でも、使い方を工夫してみると専門職につく人だけでなく学生から主婦まで使いこなすことができてしまうんですよ!!次の項では普段の生活に方眼ノートを活用するメリットを紹介していきます。
方眼ノートを使うと便利なワケ
知れば知るほど使うのが難しそう…と思ってしまいますが、勉強や日常の情報整理に女性でも簡単に活用できるのが方眼ノートの最大のメリット。どうして使いやすいのか、情報整理が便利になるのかポイントべつにチェックしていきましょう。
文字の大きさが自由自在
普通の罫線ノートは幅が決まっており、罫線をまたいで大きな文字を書くと見づらくなってしまいます。そのため文字の大きさにコントラストが生まれず分かりづらくなってしまうことがありますよね。
しかし方眼ノートは罫線が薄く見やすい上、区切るスペースを自由に設定できるのでフォントのサイズを好みに合わせながら書き込むことができます。
分かりやすいように吹き出しをつけてみたり、イラストをかきたしてもOKなので視覚的に訴えかけられるノート作りが可能です。大切な部分は大きく、補足説明は小さい文字でというフォント設定が自由にできてしまうのが大きな強みなんですよ。
図がきれいに書ける
もともと図を描くために作られた紙ですので、理系の科目を学習するときにとても役立ちます。xy軸のある表やグラフをつけるのだってきれいにできますし、しょうしょう複雑な数式も見やすくまとめることができるんです。
普通の罫線のノートにがんばって図を描いて、縦横のバランスがおかしくなってしまうことってありますよね。方眼ノートならその心配がなく、後で復習するときも見やすくて助かります。
大切な公式はマーカーの枠を作って書いておく、ということもできるので数式でごちゃごちゃしやすい科目でもきれいにノートが取れるようになりますよ。
自由に仕切ってページをカスタマイズできる
アイディアしだいでどんな用途にも使えるのが方眼紙のすごいところ。スケジュール管理だってこんな風におしゃれにできてしまうんですよ!!「いやいや、イラストを描くのが上手だから可愛く見えるんだ」とあきらめなくて大丈夫。文房具店に行くとノートに貼り付ける用のシールってたくさん売ってますよね。
予定整理のためのシールやかわいい付箋を貼り付けてレイアウトすれば、自分が使いたいスケジュール管理ノートをカスタムすることができてしまいますよ。
参考ページ:マインドウェイブ スケジュールシール縦横どちらでも使える
縦横に罫線が走っているため、方向を問わずに記入できるもの方眼ノートならではです。通常のノートは購入する時短で縦横どちらか決めなくてはいけませんが、方眼ならその心配はありません。用途によって方向を使い分けられるから、仕事にも勉強にも使いやすいんです。
こんな使い方あったんだ!!目からうろこの活用方法
メリットを知っていくうちに、どんどん使いたくなってきた!!そう思ったら活用方法の実例を見てみましょう。具体的な描き方が分かるとどう応用できるか、「こんな風に使いたい」と目的がはっきりするようになります。思わずびっくりしてしまう、今日からできる方眼ノートの活用方法を6パターン紹介していきましょう!!
普段の勉強に
図を入れながらノートをまとめるなら、このようにレイアウトして使うとばっちり。図に書き込みがしやすいように大きくページをふるとグッド。罫線のおかげで図のバランスがとりやすくなっているので、思いっきり見やすいサイズで書き込める特徴を最大に活かしている例です。
左のページは図を中心に書き入れ、右ページには細かい解説や詳細を記載してあります。これなら見開き1ページで図も文章もぱっと確認でき、学習するにはとても見やすいですね。
方眼のマスに沿って吹き出しをいれれば一言解説も入れられますし、図を必要とする教科を勉強するなら方眼ノートじゃないと困る!!というくらい便利なんですよ。
家計管理にもおすすめ
え、数字や表が苦手な主婦でも大丈夫?と不安に思ってませんか。勉強や仕事から離れるとグラフや表の使い方を忘れてしまいがちですが、ます目が並んでいるだけというシンプルな性質上女性でも簡単に使いこなすことができます。
おすすめなのは家計管理。必要項目ごとに縦に区切って使えばそれぞれの出費が一目瞭然、下の部分に累計を計算できるスペースを設けておけば数字の集計もラクラクです。
家計管理ノートを買ってみたけど、あれこれスペースがありすぎて使いづらかった…そう思うならシンプルな方眼ノートのほうが意外と使いやすいかもしれませんよ。
ビジネスではタスク管理にうってつけ
自由にスペースを区切って見えやすく情報がまとまる方眼ノートは、ビジネスマンにも愛用者が多いことでも有名です。やることの整理やアイデアを書き出す、さらにはマインドマップ作りに使っているという声があります。
忙しいビジネスパーソンはとにかく色々な情報を頭に詰め込んでいます。すっきり整理整頓してみやすくするにはうってつけですよ。ビジネスの現場ではアイデアや仕事の進め方などを方眼ノートにまとめ、職場の仲間に情報を共有するのに向いています。
ペン字学習にぴったり!?
文字がきれいってすばらしいことで、憧れる人が多くいます。方眼ノートをペン字の練習に使用している人がいて「文字のバランスが取りやすい」との声があるんですよ。無地や通常の罫線ノートでは文字の大きさがばらばらになってしまい、練習にはあまり向いていません。
しかし方眼ノートは四角のマス目の集まりですので、文字の形やバランスを確認しながら書く練習をするのにぴったりなんです。かつて筆者もペン字習得のために使っていたことがあります。
意外とスケジュール管理にも使える
どんなアレンジでも自由自在な方眼ノートなら、自分の思うように予定を整理することが可能です。写真のようにやるべきタスクとメモ書きをブロックに分けて整理することで、とても見やすく分かりやすい予定管理をすることができてしまうんです。
仕事・家事にプライベートな用事と立て込んでる予定を抱える人にとってはありがたく、「普通の手帳じゃ書ききれないから、方眼ノートのほうが使いやすい」と感じるそうですよ。
切抜きを貼って情報を集めよう
方眼ノートは文字とイラストを同じスペースに見やすく書くことができるのも魅力のひとつです。イラストで見やすく情報を整理したい場合は方眼ノートの使い勝手のよさが癖になるはず。写真の例を見ると左側に写真、右側にイラストで書いてお出かけ先の情報を見やすくまとめています。
旅行先の地図に行きたい場所をあれこれメモしていると「あ、チェックしたこのお店ってなんだっけ?」と色々なページを行ったり来たりして情報を収集することってありませんか?
しかしこの方眼ノートならチェックした場所のイメージをイラストでメモしておくことで「ここは○○屋さん」と一発で分かりやすいようにしています。
地図はインターネットで調べて好みの大きさにすることができますので、長距離の移動があるときでも街中を散策するときでも使えます。特にインターネット通信が自由に使えない海外旅行では重宝しますよ!!
すぐに買える!!おすすめの方眼ノート
仕事に勉強に使ってみたい、そう思ったら方眼ノートを用意しましょう。と簡単に言っても多くのタイプが発売されていて、使いたい用途に合わせてチョイスする必要があります。より使いやすいノートをゲットできるように特徴別にノートをピックアップしてみました。
学生には『コーネルメソッド』がぴったり
方眼ノートといえば一面にただマス目が敷き詰められているだけですが、コーネルメソッドシリーズはあらかじめブロックで仕切ってあります。勉強していると分からない単語や用語によく遭遇しますが、その情報を整頓するにはこのノートが大活躍するんです。
また、ノートを3つのエリアに分けることで必要な情報を整理し、効率的にノートテイクや勉強をすることができます。「サマリー・エリア」という復習のためのスペースが設けられており、繰り返し見て覚えやすいノートを作ることができるのが特徴です。
方眼の機能性と情報整理のしやすさが学生に受け、覚えることが増えてくる高校生以降の年代に愛用者が増えています。社会人でも資格の勉強をする人には重宝するでしょう。製本されたノートタイプとルーズリーフがあるため、抱える教科数の多い大学生は授業によってノートとルーズリーフを使い分けるとさらに便利です。
ビジネス用なら『モレスキン』
忙しく飛び回るビジネスパーソンの間で人気なのがモレスキン。カバーがしっかりした作りでゴムバンドもついているため、荷物が多いかばんの中でも曲がったり開いたりしません。さらさらした紙の質が特徴で、書き心地がよいのも人気の秘訣です。
細かい配慮がすばらしい商品で、本のようにひも状のしおりがついているのもポイント。大切なことを書いてあるページをさっと見ることができるので、忙しい社会人にはぴったりです。
油性ボールペンで書いても裏うつりしにくいためビジネス用に使いやすい!!と口コミが広がっています。リングノートではないのでぺたっと広げて端から端まで書きやすいのも魅力です。
とりあえず使ってみたいなら『アピカ』
どの方眼ノートも魅力的で決められない、そんな方にはアピカのノートがおすすめです。比較的安価な上サイズの展開が豊富なので、使いたい大きさに合わせて買えるのがポイント。つるつるしてなめらかなかき心地でペンを滑らせるのが楽しくなってしまうほどです。
とじ枚数が96枚と多く、書く量が多い人に向いています。ページ数の割には安くコスパがいいので買っても損がなく「とりあえず方眼ノートを手にとってみたい」という方でも心配なくゲットできますよ。
インクのにじみが少ないためボールペンでも記入もでき、学生から社会人まで使いやすいモデルとなっています。最後に紹介した3品を比較した表を載せておきます。ぱっと見て自分に合うものを見つける参考にしてみてください。
商品名 | 特徴 | こんな人におすすめ | 不向きな目的 |
コーネルメソッド | メモ欄が充実 | 学生・資格学習する社会人 | スケジュール管理(区切りが邪魔になる) |
モレスキン | カバンの中でつぶれにくいカバー | ビジネスマン・スケジュール管理したい人 | 勉強用(学生にはやや高価) |
アピカ | シンプルで安い | 家計管理する主婦・学生 | ビジネス用の持ち運び(とじ枚数が多く重い) |
まとめ
勉強にビジネスに役に立つ方眼ノート。自由自在に使える一方、活用の仕方が分からないと悩む方もいます。悩んだ結果使わないという選択肢を選んでしまうケースがありますが、それはもったいないです!!活用方法を知れば「こんな使い方があったんだ」とワクワクしますし、ノートを作るのが楽しくなってくるはずです。
勉強、予定管理、家計管理…個人の目的に合わせてレイアウトできる方眼ノートを生活に取り入れて、効率的に情報整理を楽しんでみてください!!
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