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手作りハンドクリームの概要

手作りハンドクリーム

手作りハンドクリームとは?

ハンドクリームは、手に塗って肌の乾燥を防いだり、肌を柔らかくする目的で塗るクリームです。全身に使えるボディクリームと異なり、手に塗ることに特化しているという特徴があります。

全身に比べて、手は常に露出していることや、石鹸で手を洗うなどして皮脂が流れていったり、乾燥する機会が多いです。このことから、配合している成分はほとんど変わりませんが、ハンドクリームはボディクリームに比べて、油脂分が多いのが特徴です。

手作りハンドクリームは、そんな乾燥に対応するため、オイルとバターというシンプルな材料を組み合わせて作る油脂の多いハンドクリームです。

手作りハンドクリームの機能や使い方など

今回紹介するハンドクリームは、材料を極限までシンプルにしたレシピで、ハンドクリームとしても、ボディクリームとしても利用することができます。 リップバームとして使っても問題ありませんが、柔らかめのテクスチャなので、唇に残っている時間が短いという点に注意です。

このハンドクリームは保湿効果に特化しているため、保湿のためにしっとりとした手触りですが、浸透力が高いオイル・バターを用いて、べたつかずサラッとした使用感にしています。 使い方は普通のハンドクリームと同じで、適量を手に取り、手指に塗り伸ばしていくだけです。

できれば、手にクリームを取った後に、手のひらで包んでクリームを温めてから、塗り伸ばすとより素早く、手に馴染んでくれます。

ハンドクリームを手作りすることのメリット

手作りのハンドクリームと女性

市販のハンドクリームは、余計な添加物が入っていたりして、肌の弱い方はトラブルを起こしがちだったりします。 また、オーガニックの素材を使ったり、肌への有効成分が高濃度で配合されているハンドクリームを購入しようと思うと、意外に高いハンドクリームは多いものです。

その点、ハンドクリームを手作りすると、余計な添加物を加えることなく、シンプルな材料だけでハンドクリームを作ることができます。

また、近ごろは精製度の高いバターやオイルでも、ネット通販で安く仕入れることができるので、品質が高く価格の安い材料で、肌に良いオイルやバターを高濃度で配合したハンドクリームを作ることができます。

更に、配合するオイルやバターは、好みの物に自由に変えて作ることもできます。 手作りハンドクリームは、良い物が自分好みにシンプルに作れるというメリットがあるのです。

ハンドクリームを作るのに必要なもの

【メインの材料】バター

ハンドクリームのメインの材料です。2種類とも保湿性が高く、肌馴染みがよく、べたつきが少ないタイプの植物バターです。どちらか片方、または両方を混ぜて使います。

ムルムルバター

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ムルムルバターは、保湿性がとても高いのに併せ、ビタミンAが豊富なため肌の老化を防ぐ働きをします。また、とてもサラサラしていて、シアバターよりもべたつかないのが大きな特徴です。 常温では固いですが、33度で溶けるので人肌にスっと馴染んでくれます。

シアバター

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シアバターは浸透力が高く保湿性に優れたバターで、ビタミンEが豊富なので肌の老化防止の効果と、クリーム自体が酸化しにくい効果があります。 ムルムルバターよりは塗った直後はややべたつきますが、浸透力が高いためすぐにサラサラになります。

【メインの材料】植物オイル

バターに混ぜて、柔らかくするための植物オイルです。相性の良い肌馴染みの良いオイルをいくつか挙げますが、どれが一つだけで構いません。いずれも保湿性に優れ、べたつきにくくい植物オイルです。複数のオイルを混ぜても大丈夫です。

スイートアーモンドオイル

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スイートアーモンドオイルは浸透に時間がかかるものの、肌馴染みが抜群によく、赤ちゃんにも使えて乾燥にも強いという万能のオイルです。

椿油

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保湿効果に優れ、肌への馴染みがよく、浸透力も高いのが椿油と呼ばれるものです。そのうえ、紫外線からお肌を守ってくれる効果があります。

ホホバオイル

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肌への浸透力はさほど高くはないものの、肌馴染みがよくサラサラしているホホバオイルです。赤ちゃんから使える万能オイルです。

ヘンプシードオイル

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保湿性が高く、浸透力が高いので肌馴染みが良いヘンプシードオイルです。ビタミンEを豊富に含むため、肌の保護機能を高めてくれます。

オリーブオイル

ややドロっとした手触りですが、皮脂との馴染みがよいため、肌への浸透力は高く、保湿効果も優れているのがオリーブオイルです。

ハンドクリームを入れる容器

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手作りをして完成をしたハンドクリームを入れておく、クリームケースも準備しておきましょう。(基本的には何でもOKなので好きなものを選びましょう。)

ハンドクリームを作る手順

作る手順

バターを選ぶ

クリームの原材料であるバターを、お好みでムルムルバターかシアバターから選びます。高い保湿性を保ちつつ、べたつきを極限まで押さえたい場合のお勧めは、ムルムルバターです。

植物オイル(キャリアオイル)を選ぶ

バターに混ぜて柔らかくするための、植物オイル(キャリアオイル)を選びます。どんな肌にも使えて、保湿性が高く、べたつきもないというまさに万能な植物オイルは、スイートアーモンドオイルです。

どんな肌にも使えるという点では、ホホバオイルもお勧めですが、スイートアーモンドオイルに比べると、ややべたつく傾向があります。

配合の分量を決める

基本の分量は、ムルムルバターを使うか、シアバターを使うかによって若干異なります。 分量は以下を参考にしてみてくださいね。

ムルムルバターを使用する場合は、バター:植物オイル=2:1で配合します。例えば30gのハンドクリームを作る場合は、バター20g、植物オイル10gで配合します。

シアバターを使用する場合は、バター:植物オイル=4:1で配合します。例えば30gのハンドクリームを作る場合は、バター24g、植物オイル6gで配合します。

ムルムルバターとシアバターを1:1で混ぜて使用する場合は、ムルムルバター:シアバター:植物オイル=4:4:3で配合します。例えば、40gのハンドクリームを作る場合は、ムルムルバター15g、シアバター15g、植物オイル10gで配合します。 植物オイルは好みで配合を決めて構いません。

バターを湯せんで溶かす

混ぜる

バターと植物オイルを計量したら、バターを湯せんで溶かします。 まず、50度のお湯を作り、そこへ器に入れたバターを入れて湯せんします。

バターをかき混ぜて、溶け始めたらいったん湯せんからおろし、余熱でバターを溶かしていきます。 溶けきらなければ、もう一度50度の湯せんにかけて少しずつ溶かしていきます。

植物オイルを混ぜて容器に入れて冷やす

すっかりバターが溶けきったら、湯せんからおろし、植物オイルを加えて、よくかき混ぜます。植物オイルが混ざりきったら、素早く容器に移し、フタをして冷蔵庫でよく冷やし固めて完成です。

常温でも固まりますが、冷蔵庫で急冷した方が、滑らかな手触りのクリームに仕上がります。冷蔵庫で冷やさない場合は、容器を氷水に浸けて冷やしてもかまいません。

ハンドクリームを作るコツや注意点

湯せんの温度は低めにする

クリームを作るコツ

湯せんしてバターを溶かす時には、できるだけ50度以下の湯せんで行います。 湯せんの温度が高すぎると、バターが温まりすぎてしまい、バターやオイルの有効成分が変質してしまい、美肌効果が低くなってしまいます。

高温度で湯せんすることで、ハンドクリームとして使えなくなるわけではありませんが、成分をしっかり残すためには湯せんの温度に注意が必要です。 どうしても湯せんの管理が面倒で嫌だ、という方は湯せんせずに、オイルとバターを混ぜ合わせるだけでも構いません。

ただし、混ぜただけの場合は、見た目が悪くなることと、肌触りが滑らかでなくなること、十分に混ざるまでバターが固いので混ぜにくいことがデメリットとして挙げられます。

アロマオイルでアレンジのコツ

アロマオイル

基本のハンドクリームでは、オイルやバター自体のほのかな香りはありますが、特に強い香りはついていません。 お好みのアロマオイルを基本の分量に2~5滴追加すると、香りとそれぞれのオイルの効果を追加することができます。

ラベンダーならリラックス効果、グレープフルーツなら集中力アップ、ゼラニウムは鎮静効果、レモンは抗菌作用と沈静効果などがあります。

アロマオイルを追加して作る場合のコツは、香りを逃がさないように作ることです。オイルを追加して混ぜる段階で、アロマオイルを入れることで、アロマオイルを加熱させず、香りを逃がさず作れます。

バターとオイルの配合は絶対?

バターとオイルの配合

今回は基本のべたつかず保湿性の高いハンドクリームの分量と作り方を紹介しましたが、実はこの分量を絶対に守らなければならない訳ではありません。

好みのハンドクリームの硬さやしっとり具合などは人によって様々なので、何度か作るうちに好みの硬さや手触り、分量を探っていただけたらと思います。

植物オイルもバターもそれ単体でハンドクリームの代わりにすることができるものですから、計量が多少雑でも問題ありません。作る時にバターやオイルを高温にしない、という点だけ守れば大丈夫です。

使用期限は1~2カ月が目安

使用期限

手作りハンドクリームは、保存料が入っていないため、使用期限が市販のハンドクリームよりも短いです。 ムルムルバターで作ったハンドクリームの場合、常温で保管・使用の際は1ヵ月を目安に使い切ってください。冷暗所で保管する場合は、2~3カ月が目安です。

シアバターで作ったハンドクリームは、常温で保管・使用の際は2カ月を目安に使い切ってください。冷暗所で保管する場合は、3~4カ月が目安です。ムルムルバターよりもシアバターのハンドクリームの使用期限が長いのは、シアバターがビタミンEが豊富で酸化しづらく、保存料の代わりになるためです。

雑でも大丈夫!しっとりべたつかないハンドクリーム

しっとりベタつかない

ハンドクリームは、ムルムルバターやスイートアーモンドオイルといった、べたつきにくい材料を使えば、保湿性が高くしっとりするのにベタベタしないという、理想のハンドクリームを作ることができます。植物オイルを好みで混ぜたりアロマオイルを追加するなどして、ハンドクリームの効果を増やしても良いでしょう。

湯せんの温度とバターを溶かす時の注意点さえ守れば、分量もお好みで変えて問題ないもののため、材料さえそろえば作ることへのハードルはかなり低いアイテムです。気軽に作れるハンドクリームに、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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