ホテルビュッフェの服装選びのポイント。オトナ女性のワンランクアップコーデ
更新:2022.11.01
様々なドレスコーデやマナーが存在するホテルでの食事だからこそ、服装選びに悩む方も多いのではないでしょうか?今回は、ホテルビュッフェの服装について、具体的なコーデ例を挙げながらご紹介します。ドレスコードやマナーなども解説していますよ。ぜひ最後までご覧ください。
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INDEX
ホテルビュッフェのドレスコード
①スマートカジュアル
ホテルビュッフェへ行く場合には、スマートカジュアルが主流です。格式の高いホテルを除いて、基本的にホテルビュッフェでは、明確なドレスコードを提示していない傾向にあります。しかし、様々な立場の人が集まるので、ホテルの雰囲気に合うきれいめコーデを心がけましょう。
例えば、シャツワンピースやブラウスとスカートを組み合わせたコーデなどが挙げられます。イメージとしては、女性アナウンサーのコーデやオフィスカジュアルと同じような服装を想像すると良いでしょう。
②スマートエレガンス
格式の高いホテルの場合は、スマートエレガンスが主流になります。スマートエレガンスとは、非礼装のドレスコードのなかでは一番高い位置づけにある服装です。
例として、結婚式に参加する際に着用するドレスやワンピースなどが挙げられるでしょう。礼装ほどかしこまった服装ではありませんが、ドレッシーな雰囲気なので、格式の高いホテルでのランチやディナーに適しています。
③カジュアルエレガンス
ホテルビュッフェでは、カジュアルエレガンスもよく採用されています。カジュアルエレガンスは、スマートカジュアルの次に高い位置づけのドレスコードです。レストランウェディングや結婚式の二次会に着用していく、おしゃれなワンピースが例として挙げられます。
ホテルビュッフェでのマナーとは?
①カジュアルすぎる服装はNG
ドレスコードの有無やランチ、ディナーを問わず、ホテルビュッフェではカジュアルすぎる服装はNGです。ホテルビュッフェでは品の良い服装が基本であり、カジュアルコーデは場の雰囲気を壊してしまうため避けましょう。
例えば、デニムやTシャツなどが挙げられます。特にデニムは元々労働者が着用する作業着として作られたものです。そのため、品のある服装であるかを重視するホテルや、フォーマルな式典などには不適切とされています。他にもパーカーやスニーカー、サロペットなどのラフな服装もNGです。
②露出は控える
ホテルビュッフェでは、露出の多い服装もマナー違反になります。ホテルはシックな空間なので、露出が多い服はだらしない印象を与えてしまうからです。例えばミニスカートやタンクトップ、ショートパンツなどが挙げられます。
しかし、ホテルビュッフェの場合、ある程度の動きやすさは必要ですし、夏になると暑さ対策も必要です。そのため、露出をする場合はノースリーブのワンピースがおすすめです。
③一度に皿に乗せるのは2~3品に留める
美味しそうな料理が並ぶホテルビュッフェですが、一度に皿に乗せるのは2~3品に留めるのがマナーです。一度にたくさん盛り付けると、それぞれの料理の味が混ざってしまいます。そのため、一回の盛り付けで乗せる料理の数は控えめにしましょう。
また、盛り付ける際には、料理の温度によって皿を分けると良いでしょう。温かい料理が冷めてしまうのを防げるので、より美味しくビュッフェを楽しめます。
④列の流れを乱さない
ホテルビュッフェにて料理を取る際には、列の流れを乱さないことがマナーです。ホテルビュッフェでは基本的に、一列に並んで料理を盛り付けます。そのため、列に並ぶ際は、他の人が料理を盛り付ける邪魔にならないように配慮することが大切です。
割り込んだり、途中で立ち止まって話したりするのは、列を乱してしまうのでNGとされています。実際にホテルビュッフェを利用する時には、列の流れを把握しながら料理を取りましょう。
⑤何度も同じ皿を使わない
ホテルビュッフェでは、何度も同じ皿を使うのはマナー違反になります。料理を取り分けているうちに皿は汚れてしまいますが、汚れたものを持って歩くのは、見た目が美しくありません。
そのため、一度取り分けた皿は、料理を食べ終わったタイミングで取り換えましょう。基本的に汚れた皿は、ホテルのスタッフに声をかければ下げてくれます。
【春夏】ホテルビュッフェにおすすめの服装一覧
①ボウタイブラウスコーデ
春のホテルビュッフェであれば、長袖ブラウスを使ったコーデがおすすめです。春は気温差が激しい季節とされているため、ほどよい厚みのある長袖ブラウスはちょっとした寒暖差にも対応しやすいでしょう。
特にボウタイブラウスは、襟部分が服装のアクセントになるので、アクセサリーを着けなくても上品にまとまるのでおすすめです。白のボウタイブラウスに黒スカートを合わせれば、シンプルなコーデにまとまります。
また、長袖ブラウスは、ボトムスの種類を問わず合わせやすいので、コーデのバリエーションを増やしたい時にも活躍します。例えば、長袖ブラウスとテーパードパンツを合わせれば、スマートな雰囲気を演出できるでしょう。女性らしさを演出したいなら、フレアスカートと組み合わせるのも素敵です。
②カシュクールドレスコーデ
春~初夏にかけての服装を考えるなら、カシュクールドレスのコーデも素敵です。レース素材のトップスにパンツを組み合わせて、エレガントな雰囲気を演出しています。レース素材は通気性が良いとされているので、暖かくなってきた晩春や初夏も快適です。
また、カシュクールデザインによって、デコルテ周辺をすっきり見せている点もこのコーデの魅力です。小さめのネックレスをプラスするだけで、上品な雰囲気を演出できます。フレア系デザインを合わせれば、ホテルでのランチやディナー向けの華やかなコーデに仕上がるでしょう。
③ノースリーブパンツドレスコーデ
暑さが気になる夏のホテルビュッフェには、ノースリーブコーデも良いでしょう。なぜなら、袖がないので暑い夏でも涼しく過ごせるうえ、料理を取り分けやすいからです。肩回りの露出が気になる場合には、ストールを合わせてみましょう。自然に肩回りをカバーしつつ、華やかなコーデに仕上がります。
また、パンツドレスであれば、マニッシュな印象を持たれがちなパンツスタイルでも、女性の華やかな雰囲気を演出できるでしょう。少し高めのヒールのパンプスと合わせれば、すっきりとしたシルエットにまとめられます。
④ラッフルスリーブドレスコーデ
夏シーズンであれば、ラッフルスリーブを活用したコーデもぴったりです。ラッフルスリーブは着用時に涼しいだけでなく、袖部分を波立たせたデザインなので、二の腕を華奢に見せてくれます。
また、ノースリーブと同じく腕回りが動かしやすいため、ビュッフェ形式のランチやディナーでも活躍するでしょう。パンツドレスに取り入れれば、女性のエレガントな雰囲気を引き立てられます。
【秋冬】ホテルビュッフェにおすすめの服装一覧
①セットアップコーデ
秋~冬のホテルビュッフェなら、セットアップコーデで美しくまとめてみましょう。黒のレース系トップスとワイドパンツを組み合わせた、秋冬らしいシックなコーデです。セットアップなら、その季節に合わせた素材のボトムスとトップスが一緒になっているので、コーデ全体に統一感が出せます。
セットアップに太めのネックレスをプラスすれば、より華やかさを引き立てられるでしょう。合わせるバッグは、あえて白や黒などの無彩色をチョイスすると、コーデの雰囲気を引き締められるのでおすすめです。
②ケープブラウスコーデ
残暑が気になる初秋のホテルビュッフェなら、ケープブラウスを使ったコーデも便利です。ベージュのブラウスにブラウンのパンツを組み合わせて、上品で華やかな雰囲気を引き立てています。ケープブラウスはケープを羽織ったようなデザインで、内側はノースリーブなので冷房対策と動きやすさを両立させられるでしょう。
優しくふんわりとした見た目であるため、シンプルなパンツと合わせればメリハリのあるコーデになります。ヒールのあるパンプスをプラスすれば、スラリとしたシルエットを演出できるでしょう。
③ハイネックドレスコーデ
寒暖差がある初秋~中秋のホテルランチなら、プチハイネックのワンピースコーデもおすすめです。トップス部分とスカート部分で色が異なるワンピースで、シックな雰囲気を演出しています。秋~冬にかけての定番デザインであるハイネックは、季節感を演出できるうえ、首元をほどよく暖かくしてくれるでしょう。
また、プチハイネックは襟部分がごわつきにくいことから、首元をすっきり見せたい場合にも活躍します。華やかに装いたい時は、パールやチェーン系のネックレスをプラスするのも良いでしょう。フェミニンな見た目なので、ポインテッドトゥのパンプスと合わせれば、メリハリのあるコーデになります。
④ウールジャケットコーデ
冬シーズンであれば、ウールジャケットコーデも良いでしょう。ジャケットとスカートを黒で統一したシックなコーデです。トップスに毛素材を使えない分、アウターにウールを採用することで、寒い冬でも暖かく過ごせるでしょう。光沢のあるゴールドの靴が、コーデ全体のアクセントになっています。
シンプルでありながら、暖かさと上品さを両立させられるため、特にランチタイムのホテルビュッフェにおすすめです。ボトムスをフレアスカートに変えれば、フェミニンな雰囲気を引き立てられます。
ここで紹介している服装以外にも、ホテルでの食事にふさわしいコーデには様々なものがあります。以下の記事では、ホテルのレストランにぴったりな女性向けコーデを紹介しています。
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ホテルビュッフェに適した服装選びのポイント
①動きやすい服装にする
ホテルビュッフェの服装は、動きやすいものを選ぶのがポイントです。ホテルビュッフェでは、料理を取り分ける必要があります。自分や他の利用客が料理を取り分けづらくなるので、袖や裾が広がっている服は避けましょう。
また、トップスについては使われている素材もチェックしてください。特に秋冬に人気の素材であるファーやカシミア、モヘアなどは要注意です。
動いている間に毛が抜けてしまい、料理に入ってしまう可能性があります。もしこれらの素材をコーデに取り入れたい場合には、アウターやストールなどといった、室内で外すものに採用しましょう。
②ウエストが調節できるようにする
ボトムスについては特に、ウエストが調節できるものを選ぶのがポイントです。サイズがぴったりなボトムスや、タイトなデザインのものだと、食べ過ぎた時にウエスト回りが苦しく感じるかもしれません。
そのため、ホテルビュッフェでは、ベルトでウエストサイズを調節できるものや、ゆったりサイズのボトムスをおすすめします。ウエスト部分がゴムになっているボトムスも、おなか回りを絞めつけにくいため、快適にホテルビュッフェを楽しめるでしょう。
③ヒールが低めの靴にする
靴については、ヒールの低いものを選ぶのがポイントです。料理を取り分けるために、何度も動き回る必要があるホテルビュッフェでは、ヒールが高い靴は動きづらく感じる場合があります。
特に利用客が多い日は、ヒールで他の利用客に怪我をさせてしまう可能性もあるので避けた方が良いでしょう。ヒールのあるパンプスやブーツをチョイスする場合は、3~7cm程度が目安です。
④小ぶりなバッグにする
服装に合わせるバッグは、小ぶりなものにするのがポイントです。ホテルビュッフェは自分以外にも多くの人が利用するので、大きいバッグだと他の利用者の邪魔になってしまう可能性があります。
そのため、荷物は最低限に抑えるとともに、パーティーバッグやクラッチバッグなどを活用するのがおすすめです。また、ネックレスやブレスレットなどのアクセサリーも、大きさに注意しましょう。長すぎるアクセサリーは、料理を取り分けている時の邪魔になりやすいため、短めのものにすると安心です。
ドレスコードに合った服装でホテルビュッフェを堪能しよう
ホテルビュッフェは、ドレスコードが明確化されていない分、格式や場の雰囲気に合わせた服装選びが大切です。今回ご紹介したコーデ例も参考にしながら、ドレスコードに合った服装を考えてみてください。もし、服装選びが不安な場合は、一度ホテルに連絡してドレスコードを事前に確認してみましょう。
ドレスコードは施設によって異なるので、服装選びに困る方も多いでしょう。以下の関連記事では、フレンチレストランのドレスコードについて解説しています。ぜひこちらも参考にしてみてください。
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