
どこで買うのが正解?浴衣が売っている場所を特徴や違いと共にご紹介!
更新:2020.04.24
せっかく浴衣を買うのであれば、気に入ったデザインを選びたいですよね。この記事では、浴衣を売っている場所とその特徴をくわしく解説します。どこで買うのが良いか、それぞれの場所ごとのメリットとデメリットもご紹介しますので、浴衣を購入するときの参考にして下さい。
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INDEX
【百貨店・デパート】浴衣を売っている場所
①特徴|浴衣シーズンに合わせて特設会場が登場

百貨店もしくはデパートは、浴衣が欲しくなる時期になると特設会場が設置されます。会場では、女性用浴衣以外の下駄や帯なども手に入ります。またシーズンオフでも、着物を取り扱う店舗では、反物からのお仕立てが可能です。
特設会場では、様々なブランドの商品が種類豊富に並びます。既製品のブランド浴衣から、反物から作るオーダーメイドの浴衣まで幅広い選択肢があります。
②メリット|デザインが種類豊富に揃う

百貨店もしくはデパートは浴衣の種類が豊富なため、自分好みの逸品を見つけやすいです。さらに浴衣以外の帯や下着、下駄、アクセサリー類も揃っているため、1箇所で浴衣着用に必要な全てのグッズがそろいます。いずれも品質にこだわってバイヤーが厳選した物ばかりですので、良い品を選びたい人向けです。
また特設会場を設置する期間には販促キャンペーンがあり、特典が付いたり着付けについてのレクチャーを受けられます。そのため浴衣の初心者にとって心強いのが、百貨店です。
③デメリット|他の場所に比べて割高

百貨店やデパートで購入するデメリットは、取り扱い商品の価格です。百貨店の浴衣は、格安品でも1万円前後します。有名デザイナーや人気ブランドの手掛ける浴衣になると、3万から5万円するものもあります。反物から仕立てると、更に高いです。
浴衣を着るためには帯以外にも、和装向けの下着や下駄、バッグなども用意しなければいけません。髪飾りなどアクセサリーも浴衣用に一式揃えるとなると、さらに費用がかかります。
【呉服店】浴衣を売っている場所
①特徴|着物の専門家が常駐

呉服店などの専門店には和装のプロがいるため、女性用浴衣選びに的確な意見をもらえます。デザインや小物類の選び方はもちろん、着付けの仕方や手入れの方法までアフターケアも万全です。
反物から仕上げる浴衣だけではなく、既製品の浴衣も取り扱いがあります。お店によっては店舗限定デザインを手掛ける場所もあり、他の店で購入する浴衣のように他人と被ることがないです。
②メリット|浴衣初心者でも安心

呉服店では浴衣の着こなし方などをレクチャーしてもらえるため、初心者でも素敵に浴衣を着こなす事が出来ます。着付けに慣れないと浴衣の美しいシルエットを出すのは難しいですが、プロのアドバイスがあればマスターしやすいです。さらに事前に予約を行えば、浴衣の着付けをしてもらうことも可能です。
反物から仕立てた浴衣は、既製品と違い柄の出方にも注意を払えます。着物初心者だけではなく、他人と同じファッションに抵抗がある人におすすめです。
③デメリット|費用がかかる

呉服店で購入する浴衣は、他の場所より相場が高いです。3万円から10万円ほどの価格帯の商品が揃います。安い浴衣を探している人には向きません。
また呉服店の浴衣は最新のトレンドを追いかけることはないため、スタンダードな和柄や古典柄のデザインが多いです。そのため、現代風のデザインの浴衣を着たい人には物足りなく感じます。
【インターネット通販サイト】浴衣を売っている場所
①特徴|自宅に居ながら様々な店舗が選択可能

インターネット通販サイトは自宅や出先など、どんな場所からでも買い物することができます。アパレルメーカーが運営するオンラインショップでは、百貨店の特設会場同様に、夏が近付くと浴衣が登場します。年間を通して浴衣を取り扱うサイトもありますが、シーズン近くに出品量が最も増えます。
その他にも、楽天やAmazonなどのショッピングモール形式など、様々な形態のネットショップがあります。またヤフオクなどのオークションサイトや、メルカリなどのフリマサイトでも浴衣を購入できます。
②メリット|人目を気にせず買い物できる

インターネット通販サイトでは、女性用浴衣がいつでも自分が好きなタイミングでチェックできます。帯や下駄、下着など和装小物も探せます。日中は仕事で忙しく、なかなか買い物に出かけられない人向けです。
また店頭で店員と会話するのが億劫に感じる人にとって、誰にも話しかけられないインターネットでの買い物は魅力的です。じっくりと自分のペースで、好きなだけ浴衣を吟味することができます。
③デメリット|実物を確認できない

インターネット通販サイトで買う女性用浴衣は、本当に自分の体型に合うのか保証がありません。写真だけで判断するため、実際に手元に届いたら「思っていたサイズと違う」「思っていた色と違う」とガッカリすることもあります。
インターネットで購入した商品は、「思っていたものと違う」という理由での返品は受け付けていません。トラブルが起きた場合、すぐには応じてもらえなかったり、連絡が付かなくなるといケースもあります。
【大型量販店】浴衣を売っている場所
①特徴|セット販売品が多い

イオンやドンキホーテなどの大型量販店では、女性用浴衣に帯や下駄など揃えたセットが数多く揃っています。百貨店と同じように、季節が近付くと特設会場が登場し、デザインの種類も豊富です。和装に使える下着セットなど、浴衣にプラスして使用したい小物類も取り扱いがあります。
また女性用の浴衣だけではなく、子供用や男性用の浴衣も揃っています。家族や恋人と一緒に同じ場所で浴衣を選ぶことが出来ます。
さらにショッピングモール形態の店舗では、テナントとして呉服店が入っています。そのため大型量販店に居ながら、専門店もチェックできます。
②メリット|プチプラ浴衣が多い

大型量販店は安売りを基本としているため、浴衣も1万円以下の価格帯の商品が揃っています。安いものでは3千円や5千円の浴衣セットもあります。
セット商品が多いため、追加でかかる費用を気にしなくても良く、非常に分かりやすい料金体系が魅力的です。売り場も価格別の展示になっており、予算に合わせて浴衣を選びやすくなっています。
③デメリット|安い印象を相手に与える

大型量販店で売っている浴衣はポリエステル製が多いため、安っぽい印象があります。商品によっては丁寧な縫製もありますが、専門店や百貨店の浴衣と比較すると手触りや光沢で劣ります。
またセット商品が多いため、「この浴衣にはこの帯の柄を合わせたかったのに、違う柄でがっかり」と完全に自分の好みに合わない場合もあります。小物は持っていて浴衣だけを買いたい場合は、セット販売だと無駄なアイテムが増えてしまいます。更にセット商品はその場で試着ができません。
浴衣をどこで買うのか決める時の注意点は?
①セット内容

浴衣を買うときにまず決めておきたいのは、浴衣を単品で買うのか、セットで買うのかです。浴衣の帯や和装用の下駄やバッグ、下着など小物類をすでに持っている人は、全ての予算を浴衣単体に割り振れます。手元に何もないという場合、追加で小物を揃えていく手間を考えるとセット販売品がおすすめです。
セット品を購入する場合も、浴衣以外には何が含まれているのかチェックしましょう。品数が多くなるにつれ価格も上がります。限られた予算で浴衣を購入するので、不要な物が含まれていない商品を選びます。
②着付けのしやすさ

浴衣を着るときに気をつけたいのが、自分で着付けが出来るかどうかです。自分では出来ない時は、着付けしてくれる美容室などに目星をつけておく必要があります。
大型量販店で手に入る浴衣は、すでに帯の形が作られているワンタッチタイプのものもあります。着付け初心者にも洋服感覚で着られますが、見た目が安っぽくなります。高校生くらいなら可愛らしいですが、20代以上の女性が身につけるのには適していません。
自分で締めるタイプの帯を選んだ方が、おしゃれ度もアップするのでおすすめです。どうしても自分で着付けできない場合、着付けもしてくれる呉服屋などで浴衣を購入するのが安心です。浴衣の着付けに関して、詳しくはこちらの記事を参考にご覧下さい。
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③購入の時期は早めを選ぶ

既製品の浴衣を購入する時期は、6月頃を選ぶのがベストです。百貨店などで特設会場が登場するのが6月頃なので、着用する7月や8月になると良い商品は先に売れてしまっています。特に花火大会の直前など大型イベントの前になると、めぼしい物は残っていないです。
大型量販店の女性用浴衣は、昨シーズンの百貨店などの余剰品がセット販売品として使用されることもあります。質が良く安い浴衣は早々に売り切れてしまうので、気に入ったらすぐに購入した方がいいでしょう。
安い浴衣はどこで買うのが正解?
①大型量販店のセット販売品がお得

とにかく安い女性用浴衣を買うなら、大型量販店の浴衣と小物のセット販売がお得です。追加で小物を購入する必要がないので、予算に合わせて浴衣を選べます。
最安値では3千円のセット販売品もあります。ただし高校生くらいまでなら似合いますが、大人の女性が着るには品質がよくありません。5千円のセット販売品であれば、安い商品でも良品が見つかる可能性が高くなります。何度か繰り返し着る予定がなければ、5千円のセット販売品で十分です。
②穴場は骨董市やリサイクルショップ
新品にこだわらないのであれば、骨董市やリサイクルショップが安いです。古典柄が好きな方は、骨董市で思わぬ掘り出し物に出会える楽しみもあります。
ただしリサイクルショップの中には、浴衣の取り扱いがない店舗もあります。和装を多く取り扱っているお店探しが重要です。骨董市は定期的に開かれている物が多く、急に浴衣が必要になった場合には向いていません。
デザイン重視派はどこで買うのが正解?
①最先端のトレンドは百貨店やデパート

百貨店は有名ブランドの新作など、最新のトレンド浴衣がそろいます。レトロモダンなど、古典柄を現代風にアレンジしたデザインの浴衣や、有名デザイナーが手掛けたデザインが欲しい人向けです。
ただし新しい流行を追いかける傾向が強いため、「現代風のデザインは好みではない」という人には不向きです。古典柄が好きな場合は、特設会場よりも百貨店に入っている呉服店をチェックした方が、好みに合った浴衣が見つかります。
②オンリーワンの浴衣選びなら専門店

他人と同じような浴衣を着たくない人は、呉服店で反物から誂えるのがおすすめです。オーダーメイドの浴衣は、反物代に仕立代が加わります。仕立代は5千円から1万円くらいが相場です。
他の場所で売っている浴衣より高いですが、顔写りや美しいシルエットを引き出すデザインに仕上がります。自分だけのアイテムが手に入り、長く着用できるので繰り返し着たい人にもおすすめです。
気軽に買い物するならどこで買うのが正解?
①インターネットで探せば手間いらず

店員と話すのが面倒な人は、インターネット通販サイトでの買い物が気楽です。押し売りされる心配もなく、余計な物を買わされる心配もありません。
オンラインショップでは既製品の女性用浴衣単品以外にも、帯や下駄がセットになった商品があります。女性用だけではなく子供用や男性用を取り扱うサイトもあるので、家族全員分を揃えるのも手間いらずです。
下記では人気の浴衣が買える通販サイトを紹介しています。かわいい浴衣がたくさん揃っているので、ぜひチェックしてみて下さいね!
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②どこで買うか迷ったら専門サイトより比較サイトが便利

インターネットで買い物する場合、Amazonや楽天など複数のショップを取り扱うサイトで購入するのがおすすめです。比較しやすいので、安い浴衣や下駄などの小物類を選びやすいです。
すでに店頭などで実物を見ており、欲しい浴衣が決まっている場合は、ブランドのオンラインショップで探すと早いです。フリマアプリで浴衣を購入する場合、使う直前になって買い物をするとトラブルが起きたときの対処が大変なので、余裕を持って買いましょう。
浴衣選びのポイントをおさえてどこで買うのか決めよう!
浴衣は着物専門店以外にも、百貨店や大型量販店、インターネットなど様々な場所で購入できます。浴衣以外の帯や下駄が購入できるかどうかは、店舗ごとに違います。購入場所によって販売価格やデザインの豊富さも変わるので、それぞれのメリットとデメリットを踏まえ、どこで買うのか決めるとお得です。
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