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浴衣を着られるのはいつからいつまで?9月の着こなしポイントも解説!

更新:2020.11.12

浴衣を着られるのはいつからいつまで?って心配になったことはありませんか?最近では浴衣を身近なおしゃれとして楽しむ若い人が増えてきています。今回は普段ではなかなか着るチャンスがない浴衣を着られる時期や9月に着る場合のポイントも取り入れてご紹介します。

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浴衣を着られるのはいつからいつまで?

7月から

初夏

浴衣の着はじめとして4月や5月の季節は早過ぎます。6月に入り梅雨の時期、紫陽花が咲いてくる頃になると浴衣が気になってくる人も多いですよね。浴衣を着るタイミングとして、「夏服を着るようになる頃」と考えれば分かりやすいですよ。暑くなって半袖を着るようになる「7月」から浴衣を着ても大丈夫ということです。

お祭りが終わるまで

基本的には浴衣の着られる時期にいつまでということはありません。浴衣は、気温が寒くなる季節までであれば着ても大丈夫です。各地で行われる「夏のイベント」を目安に考えるといいですよ。夏のイベントの終わる時期は各地によって様々です。夏のイベント「花火大会」や「お祭り」が終わるまでと考えればいいですよ。

9月の時期に浴衣を着ても大丈夫?

9月上旬の場合

青空と枝

涼しげな浴衣を着て夏の終わりのイベント「花火大会」や「お祭り」に出かけても大丈夫です。9月の上旬は、まだまだ残暑が続いている時期です。最近の9月は、夜でも寒いというイメージは全くないですよね。真夏と同じような暑さの気温の朝晩です。9月の上旬に入っても、浴衣姿はおかしくありません。

9月中旬の場合

着方を少し変えれば大丈夫です。一般的に9月中旬を過ぎると「浴衣は季節はずれ」「時期はずれ」という感覚がある方もいらっしゃいます。9月中旬は、残暑はまだ厳しく寒い季節ではありません。秋を少し意識する浴衣の着方であればおかしくはありません。季節はずれな印象のある時期になってきますが大丈夫です。

9月下旬の場合

「花火大会」や「お祭り」にお出かけをするのであれば、その日の「気温」を考えながら着るようにしてください。残暑も9月下旬に入ると寒い日が増えてきます。浴衣姿は寒くなってくる時期です。浴衣にいつまでという決まりはないのですが、季節外れな印象になる時期になってきます。浴衣は9月中旬までをオススメします。

9月に浴衣を着てでかけられる場所は?

①花火大会や祭り

花火

浴衣を着てお出かけと言えば、「花火大会」や「お祭り」ですよね。浴衣姿で過ごす時間はいつも以上に気分は盛り上がります。浴衣を着ている人が多い中では、みんなと違った雰囲気のある9月の浴衣の着こなしで個性を出すのをオススメします。9月の浴衣でお出かけする「花火大会」や「お祭り」を楽しみましょう。

②ライブ

ライブ

夏の「ライブ」は是非浴衣で楽しみましょう。洋服姿の多い「ライブ」会場での個性ある9月の浴衣姿は素敵な演出ですよね。下駄を履いていくことで普段より歩くのが遅くなったり、少し動きづらくなる場合もありますので、周囲に迷惑がかからないように気をつけて浴衣でお出かけしてください。

③ビアガーデンや屋形船

ビアガーデン

納涼シーンでかかせないのが「屋形船」や「ビアガーデン」ですよね。夏の風物詩「屋形船」や「ビアガーデン」に涼しげな浴衣姿でお出かけは素敵です。なかでも、「屋形船」のような伝統的な場所には粋な浴衣が似合います。9月の浴衣でおしゃれを楽しみながら是非おでかけください。

④水族館や美術館

水族館

カジュアルな服装の多い場所への浴衣姿は素敵です。夏の終わり9月にお出かけする「水族館」に浴衣を着ていくのも一味違ったおしゃれな演出になります。洋服選びに迷う「美術館」など少し改まった場所でも、涼しげな浴衣でのお出かけは素敵な演出になります。浴衣は着方をシックにすると大人っぽい夏の外出着にもなります。

9月に浴衣を着るポイント

①夏っぽくない柄を選ぶ

トンボ柄

夏の季節の鮮やかな「色や柄」でなければ大丈夫です。「ひまわり」「朝顔」「金魚」「風鈴」など夏っぽい柄は避けましょう。9月にオススメは「トンボ」「葡萄」など秋を感じられる柄です。夏っぽい浴衣の柄は避けましょう。浴衣に9月の季節を先取りする装いを取り入れると素敵です。

②色で9月の季節感をだす

浴衣が夏の柄であっても「落ち着いた色」「少し濃い目」「くすんだ色合い」にするといいです。それだけで9月の季節感がある浴衣になります。浴衣そのものも白ではなく紺色や藍色、ブラウンや赤メイン、からし色など秋を感じられる色をオススメします。落ち着いた濃い目の色の浴衣で季節感と大人っぽさを演出しましょう。

③9月らしいアイテムを取り入れる


「帯締め」を使用しましょう。「帯締め」は着物だけと思っている方もいらっしゃいますが浴衣にも使用できます。最近では着物用だけでなく浴衣向けの「帯締め」もあります。浴衣の帯の上に「帯締め」を合わせることで夏の時期の浴衣から、秋を感じさせる浴衣の印象になります。

④夏用の着物を意識する

夏着物

着物に近い生地の浴衣を着るといいです。夏着物として使われている「楊柳」「紅梅織り」という生地や「合織」生地の浴衣をオススメします。着物に近い浴衣としての応用も大丈夫です。少し寒い9月に着る浴衣として十分活用できます。単位の着物として、おしゃれな着方を楽しむのもいいです。

9月の浴衣で寒いと感じる場合は?

①足袋を履く

9月に浴衣を着るとき「寒い」と感じれば、足袋と下駄を合わせるといいですよ。「足袋は着物の時だけ」と思っている方もいらっしゃいますが、浴衣でも大丈夫です。最近は、おしゃれなレースもあり色や柄も豊富です。残暑の9月の時期、足袋は熱中症対策にもなります。浴衣の足袋は生地の厚すぎないものがオススメです。

②草履を履く

草履

足袋と合わせて「草履」を履くという着方もあります。少し寒いと感じる9月の浴衣でのお出かけにオススメです。素足に下駄という真夏とは違う印象の浴衣になります。9月にお出かけする際の花火大会や祭りには、足袋と合わせて履く「草履」で、秋を意識した浴衣の演出ができます。

③下着で調節する

浴衣専用の肌着の下にインナーを身に着けましょう。9月は朝と夜の気温の差があります。体温を逃がさないようにすることを心がけて下さい。肌着の下に着用することを考え、厚い生地でないインナーを選んでください。夏の終わりの時期、夜の冷えでも安心して浴衣を楽しみましょう。

④半襟をつける

少し寒いと感じる9月の浴衣には「半襟」をつけましょう。最近では浴衣に半襟をつけて着られているのをよく見られます。半襟をつけるだけであれば着方も簡単です。花火大会やお祭りにお出かけするとき、半襟をつけるだけで9月という季節の印象の浴衣の着方にもなります。

④ストールを首に巻く

ストール

少し寒いと感じられる9月には、浴衣の首元にストールを巻くのも素敵です。浴衣に合うような「淡い色合い」「白っぽいもの」「透け感のあるもの」をオススメします。涼しげなストールであれば、9月の浴衣を綺麗に見せてくれます。生地の厚すぎるストールは、浴衣に浮いて見えてしまうので気をつけましょう。

⑤帽子を着用する

浴衣に帽子?と思いがちですが、夏にかぶるような麦わら帽子ではないもので、個性的に浴衣を着こなしましょう。浴衣に合わせたストールにも合う工夫をすることでおかしい印象にはなりません。「寒い」と感じる9月の花火大会やお祭りの浴衣は個性を出すことでおしゃれな演出になります。

⑥カーディガン(薄め)を着る

浴衣の上に肌寒さを防ぐためのカーディガンを羽織りましょう。9月の時期「寒い」と感じる場合に組み合わせている方も多いです。レースタイプなどの涼しげに見えるカーディガンのタイプもあります。浴衣との相性も良く、可愛いくおしゃれな雰囲気になるカーディガンはオススメです。

9月に着れる浴衣の素材と特徴

①通気性に優れた綿素材

浴衣・綿

「綿」素材は汗・水分をよく吸ってくれる機能性があります。通気性・放湿性が高いので浴衣の素材として利用されています。まだ暑さのある「9月の時期」にぴったりです。「綿」という素材の浴衣はご自宅での洗濯ができない場合もありますので、販売元での確認や洗濯表記の確認を忘れずにしましょう。

②触り心地良く着ていて気持ちがいい麻

浴衣・麻

浴衣に使用される素材では麻も人気ある素材です。独特な肌触りで着ていて気持ちがいい浴衣素材です。ただ、綺麗な色が色落ちすることもあります。洗濯機で洗う場合は色落ちに注意してください。余計なシワを防ぐためには、脱水は軽く短めにしましょう。発散性や吸水性が高く汗をかく「9月の時期」に着る浴衣に向いてます。

③人気のポリエステル

浴衣・ポリエステル

ポリエステル素材の浴衣は自宅で洗濯が簡単ということで注目されています。光沢感やハリ感もありおしゃれを楽しめる浴衣として人気が集まっています。自宅での洗濯後、浴衣の種類によってアイロンがいらないといった機能性も持ち合わせています。「9月の時期」浴衣をもう一着ほしいという方におすすめです。

【番外編】雨の花火大会に浴衣を着るときの対処法は?

ここまで9月に着る浴衣についてご説明してきました。ここからはもし9月の花火大会に出かけるときに雨が降っていた場合の対処法についてご紹介します!

着物用のレインコート

花火大会やお祭りに出かける際、雨が心配な場合もありますよね。そんなときは「着物用のレインコート」がオススメです。羽織って前で結ぶタイプと、上下に分かれている二部式があります。二部式は、小雨の間は「上だけ」本格的に降り始めれば「下も着用」と状況に応じて使えます。持ち運びに便利なコンパクトサイズです。

雨草履

雨の日の足元

天気予報では1日雨、出かけるときにはもう雨が降っている場合には、カバーがついている「雨草履」をオススメします。透明のカバーが最初から草履の前の部分に付いている草履です。透明カバーなのであまり目立たなくなっています。何より雨の中を浴衣で歩くときに足元が気にならないのがいいです。

軽装草履

鼻緒柄

雨の日の浴衣のお出かけには「軽装草履」を履きましょう。なかでも「ウレタン草履」と呼ばれているウレタン素材の台を使用している草履が雨の日には最適です。かわいい柄の鼻緒など、安価なものがたくさん揃っています。

雨用の足袋

撥水性

草履が大丈夫であっても歩いているうちに足袋が濡れてくると嫌な気分になります。最近では、素材が特殊になっている撥水性(はっすいせい)の足袋があります。水に濡れても水滴になり水がそのまま落ちるので、足袋は濡れてこないようになっています。足袋が雨で汚れる心配もないので安心です。

裾を短めにする着方

雨が心配な花火大会やお祭りの日には、浴衣の着方を「裾を短めに」すると大丈夫ですよ。レインコートや草履、足袋で雨の浴衣のカバーが出来ても歩いているときのはねた水で、浴衣の裾が汚れてしまいます。裾を短めにする着方で花火大会やお祭りにお出かけして下さい。

9月も浴衣を着ておでかけを楽しもう!

浴衣を楽しむ

夏の季節の印象が強い印象の浴衣ですが、「9月」も続く夏のような暑さであれば着方のポイントをおさえれば大丈夫です。「9月」に着る浴衣のポイントは、色や柄で印象を変えてみましょう。寒いと感じる時期の「9月」であれば寒さ対策を工夫しましょう。「9月」の浴衣の着方で花火大会やお祭りで浴衣を楽しみましょう。

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