
INDEX
100均で取り扱っている苔玉は?
ダイソー①フェイクストーンモス(2個)
ダイソーの「フェイクストーンモス」は、フェイク素材を使った2個入りの苔玉です。インテリアとして小物や造花と組み合わせ、長く飾りたい場合に便利なアイテムとなります。見た目は苔玉の丸くてかわいらしい姿ですが、水やりの必要がなく、植物を育てるのが不安な方にもおすすめです。
ダイソー②こけ玉
ダイソーの「こけ玉」は、観葉植物を植えやすくするため既に穴が開いているのが特徴です。おすすめの方法は、まずは水につけてアイビーやクレマチスなど好みの植物を植えます。そして観葉植物用の土を入れれば、簡単に苔玉を使ったミニ盆栽が楽しめるのです。
ダイソー③インテリア モスボール
ダイソーの「インテリア モスボール」は、水苔ではなく乾燥苔を使った苔玉です。表面は乾燥苔ですが、中には藁が詰められています。穴は開いていないので、観葉植物や造花を植える場合は、必要な分のスペースを自分で確保する作業が必要です。園芸用ピンセットがあると便利に作業できます。
セリア:フェイクグリーン
セリアの「フェイクグリーン」は、名前の通りフェイクの苔玉です。外側は苔に見立てた人口素材で、中身は発泡スチロールが詰まっています。水苔と違って世話をする必要がなく、鉢や皿に飾って放置しておけるのが魅力です。植物に限らず、様々な小物と組み合わせたインテリアとして活用できます。
苔への興味が強くなった方は、本格的に苔の採取に挑戦してみるのはいかがでしょうか。下記に、苔の生えている場所や育て方など、わかりやすく紹介している記事があります。ぜひ、併せて読んでみてください。
100均の苔玉の使い方は?
①観葉植物を植えて皿や椀に飾り付け
苔玉に好みの観葉植物を植えて皿や椀に飾ったシンプルな使い方で、インテリアにして楽しめるため多くの方が実践しています。難しい作業がないので、初心者の方にもおすすめの使い方です。和柄の皿を使うと、お正月飾りとしても目を引きますよ。
②苔玉の周りを装飾
苔玉を皿や鉢に置き、周りに桜の花や雪に見立てた飾り付けをすると、季節感がある装飾になります。全体的に装飾を施すことで、見た目が華やかになりますよ。また、セリアの「水ごけ」を皿や鉢に敷くと、緑が多く自然を感じられる仕上がりとなります。皿や鉢のスペースを有効活用した使い方です。
③相性の良い植物との組み合わせ
苔玉に植える植物は自分の好みに合ったものを選ぶのはもちろんですが、相性を考慮しながら選ぶとより見栄えが良くなります。皿や鉢に置くとしたら、苔玉のサイズに合わせて、それほど大きくならない苗を選ぶのがおすすめです。一方上から苔玉を吊り下げる使い方なら、ツルやシダ類が向いています。
④フックや紐を使って吊り下げる
針金や糸などとフックまたは紐を使って、苔玉を吊り下げる使い方がおしゃれで話題を呼んでいます。ツル性の植物を植えると見栄えが良いです。また、シンプルに苔玉だけを吊り下げる使い方もかわいらしく見えます。この場合はセリアの「フェイクグリーン」を使うと手間いらずです。
苔を使ったテラリウムである「コケリウム」は、目を引くインテリアとして人気です。下記の記事では、おすすめの土やお手入れ方法が詳しくまとめられています。ぜひ、コケリウムに挑戦する際は参考にしてみてください。
100均の苔玉を使うポイント
①水やりをする頻度は季節ごとに調整
水苔などを使った苔玉に水やりする頻度は、季節ごとに異なります。春や秋であれば週に2回から3回、冬は週1回程度を目安にしましょう。乾燥しやすい夏の間は、毎日行うのがおすすめです。苔玉は比較的育てやすいものですが、乾燥度合いの様子を見ながら水やりするようにしてください。
②水を含ませるときは気泡がなくなるまで
水苔や苔玉に水分を含ませる場合は、気泡がなくなるまでしっかり水に浸けておくことが大切です。最初は水に浮いてしまうので、手で押し込むか上に重しをのせるなどして、15分程度を目安に浸しましょう。ちなみに水分を含ませることは、苔玉を作るときや植物を植えるときに必要です。
③直射日光は避ける
フェイク素材であれば問題ありませんが、100均の乾燥苔を含む天然苔は、本来日陰で生息している植物のため日光には強くありません。特に夏場の強い日差しは要注意です。普段から直射日光が当たる場所は避けて置きましょう。ちなみに、風通しの良い場所を選んで飾ることが、苔玉を長く保つためのポイントです。
【ダイソー】100均の材料で苔玉を作る方法
苔玉の材料
苔玉を簡単に作るには、ダイソーの「こけ玉」を使用します。あらかじめ苔玉に穴が開いているので、植物を植えるだけのシンプルな行程です。ちなみに、土は基本的に観葉植物用を使います。ただし、あらかじめケト土と水を加えることで植えた植物が安定するため、土は二種類用意しておきましょう。
また、ダイソーの「装飾グリーンモス」も使いましょう。水苔ではなく乾燥苔が素材として使われています。苔玉づくりだけではなく、植物を植えた後の表面を覆うときにも便利です。ケト土が見えず、きれいな仕上がりになります。
苔玉の材料
- こけ玉
- 装飾グリーンモス
- 土
- バケツ
- 綿糸
- 皿(鉢でも可)
作り方①苔玉に植物を植える
まずは水を張ったバケツに苔玉を入れ、空気が出なくなるまでしっかり水分を含ませます。その後バケツから取り出し、苔玉のくぼみに観葉植物用の土・ケト土・水の混ぜ合わせを詰めていきましょう。このとき小さめのシャベルかスプーンがあると便利です。そして好きな植物を鉢から出し、根をほぐしてからくぼみに植えます。
作り方②土が見えないよう苔を張り付ける
植物を植えたら、まずは上から観葉植物用の土・ケト土を被せます。そしてさらに上から、水を含ませた「装飾グリーンモス」を使って、土が見えないよう覆うように張り付けていきましょう。全体的に苔を張り終えたら、綿糸をクロスして巻き付け、形を固定します。好みの皿や鉢に置いたら完成です。
【セリア】100均の材料で苔玉を作る方法
苔玉の材料
一般的に必要なケト土を使わず、観葉植物の小鉢に入っている土を代用したシンプルな作り方です。水苔はセリアの「水ごけ」を使用します。糸の素材はポリエステルも使えますが、綿糸だと時間と共に溶けてなくなるのでおすすめです。
天然の園芸に使われる水苔はかなり希少で高価なため、容量が多いセリアの「水ごけ」は重宝します。ちなみに、苔玉はケト土と赤玉土を混ぜ合わせて作るので、予め用意しておきましょう。
苔玉の材料
- 水苔
- 麻布
- 小鉢の観葉植物
- 綿糸
- 苔
作り方①麻布を観葉植物の土に巻き付ける
まずは、観葉植物の小鉢を取り除き、土の部分が包める程度の大きさに麻布をカットします。カットできたら、上に水を含めた水苔を敷いてください。最後に観葉植物を横たえ、土の部分を形が丸くなるように包みましょう。形が崩れないよう、綿糸を使って巻き付けます。
作り方②外側に苔を巻く
次に、麻布で包んだ周りに苔を巻いていきます。予め軽く苔を引き延ばし、隙間が開かないよう気をつけながら巻いていきましょう。外側がきれいに仕上がったら、ケト土を使わない苔玉の完成です。
100均の人工コケで作った苔玉の作例
①和風オブジェにしたフェイクの苔玉
ダイソーの「装飾用グリーンモス」で好みのサイズの苔玉を手作りし、和風オブジェにした作成例です。フェイクの素材を使っているので、インテリアとして長く楽しめます。季節ごとに装飾を変えられるのも、フェイクだからこその魅力です。
②ガラス瓶やポットを使った苔玉テラリウム
個性的でおしゃれな使い方として、手作りの苔玉をガラス瓶やポットに入れてテラリウムにする方法があります。ダイソーにはかわいいガラス瓶が揃っているので、自分の好みに合わせた使い方ができますよ。他の植物や小物を入れて、小さなインテリア作りを楽しんでみてください。
【番外編】苔玉モビールの作り方は?
苔玉モビールの材料
苔玉の材料には、セリアの「水ごけ」とダイソーの「装飾グリーンモス」を使用します。ケト土を使わない簡単な作り方です。ボタンは苔玉の芯の部分に使うので、目立たない色を選びましょう。ボタンを含め、芯の周りは全て苔で覆って見えなくなります。ちなみに、ワイヤーはセリアで売られている、直径28mmのものです。
苔玉モビールの材料
- 水ごけ
- 装飾グリーンモス
- 綿糸
- ワイヤー
- ボタン
- ハサミ
作り方①苔玉の芯を作る
まずは、ワイヤーを30cm程度に切断します。ペンチがあれば簡単ですが、細いタイプなのでハサミでも問題ありません。その後、ボタンの穴に切断したワイヤーを4分の1程通し、先を巻いてボタンの位置を固定しましょう。
作り方②水ごけで中身を形成
次に水ごけを袋から使う分だけ取り出し、小枝や落ち葉が混ざっていたら取り除いておきます。その後適宜の入れ物に水を用意し、水ごけを充分に浸しましょう。時間が経ったら絞って取り出し、手の上に広げ、中心に先程作ったワイヤーを寝かせた状態で置きます。そしてワイヤーを中心に、糸を巻き付けて球体を作りましょう。
作り方③装飾グリーンモスを張り付け
ボタンが底から見える状態で、きれいな球形が出来上がったら、今度は装飾グリーンモスの出番です。球体を包みこめる量を掌にのせ、その上に球体を置き、再び糸を使って巻き付けていきます。丸くなるよう整形し、はみ出す部分はハサミでカットしましょう。糸やフックを使って、上から吊り下げれば完成です。
100均の苔玉でおしゃれを楽しもう
ダイソーやセリアにある苔玉は、おしゃれなインテリアとして様々な楽しみ方があります。商品は複数種類があるので、用途に合わせてフェイク素材と本物の乾燥コケや水苔を使い分けてみましょう。
また、ケト土を使った苔玉作りも簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。かわいらしい見た目が特徴の苔玉で、おしゃれを楽しみましょう。
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