卒園式の謝辞の書き方・例文!感動する保護者代表の挨拶の仕方は?
更新:2019.06.21
この記事では卒園式の謝辞の書き方や例文について詳しく紹介します。感動する保護者代表の挨拶の仕方や、保育園へのお礼の言葉の書き方などを把握しておくことで思い出に残る泣けるスピーチにすることができます。良い卒園式にするためにお役立てください。
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INDEX
卒園式の謝辞とは?
卒園式の謝辞は保護者の代表が保育園や幼稚園にお礼を伝えるスピーチのこと
卒園式の謝辞は保護者の代表が保育園や幼稚園にお礼を伝えるスピーチのことです。卒園式の謝辞では保育園や幼稚園の保護者会などの会長や役員が謝辞を述べるケースが多いと言われています。
しかし必ずしも保護者会などの会長や役員が謝辞を述べなければいけないという決まりはありませんので、保育園や幼稚園に対して感謝の気持ちを伝えたいという場合には、立候補できるケースが多くあります。
卒園式の謝辞では大勢の人の前でスピーチをすることから、立候補する人が少ないという傾向がありますが、お世話になった園に対して熱い感謝の気持ちを伝えたいと感じている保護者は少なくありません。子供にとって一生に一度の卒園式になるので、園に対して大きな感謝をしている方は立候補することをおすすめします。
卒園式の謝辞は式辞用紙・奉書紙に手書きで記して園に渡すもの
卒園式の謝辞は式辞用紙・奉書紙に手書きで記して園に渡すことが一般的です。謝辞を手書きで書き記すことはかなりの手間になることから、保護者を代表して謝辞を読み上げる人以外にも、数人の保護者が協力して謝辞を作成することは珍しくありません。
最近はパソコンが普及してきたこともあり、手書きで記す機会が少なくなってきたことから、謝辞を書く時に苦戦するというケースは珍しくありません。また謝辞は記す時も大変ですが、内容を考える際にも苦労する人が少なくありません。卒園式の謝辞の書き方について、詳しく見てみましょう。
卒園式の謝辞の書き方・ポイントは?
卒園式の謝辞の書き方・ポイント①冒頭で時候の挨拶や開催のお礼を述べる
卒園式の謝辞の書き方・ポイントの1番目は、冒頭で時候の挨拶や開催のお礼を述べるということです。保育園や幼稚園で卒園式が行われるのは多くの場合3月ですので、春の季節を感じさせる時候の挨拶を最初に持ってくると、しっかりとしたスピーチを行うことができます。
最初に話す時候の挨拶は通っている保育園や幼稚園の雰囲気に合わせて、礼儀正しさを尊重する固い挨拶にするか、アットホームでフランクな柔らかい挨拶にするかを決めると、卒園式の雰囲気に合った時候の挨拶とすることができます。
卒園式の謝辞の書き方・ポイント②自分の立場や名前を伝える
卒園式の謝辞の書き方・ポイントの2番目は、自分の立場や名前を伝えるということです。保育園や幼稚園の卒園式には、普段の園生活では顔を合わすことのない関係者が参加されることは珍しくありません。子供の両親だけでなく、祖父母が参加されることもあります。
また、保育園や幼稚園で給食を作ってくれている調理師の方、送迎バスの運転手さん、駐車場の警備員さんなど、普段の園生活では顔を合わさない人の参加が予想されます。そのため、自分が誰の親で、どういった経緯で保護者を代表することになったのかを簡潔に述べることで、スムーズに謝辞の本題に入ることができます。
なお、自分が誰の親であるかという点や、どういった経緯で謝辞を述べることになったのかについては、長くならないように注意する必要があります。謝辞のメインテーマはこの部分ではないので、保護者や先生方とのつながりが強い保育園の場合には、不要のケースもあります。
卒園式の謝辞の書き方・ポイント③お礼の言葉は初めと終わりで述べる
卒園式の謝辞の書き方・ポイントの3番目は、お礼の言葉は初めと終わりで述べるということです。保育園や幼稚園の卒園式における謝辞では保護者から先生方へのお礼を伝えることがメインテーマです。
スピーチを聞いている人の注意が最も注がれるのは最初と最後ですので、しっかりと気持ちが伝わるような構成にすることが重要です。初めと終わりに述べるお礼の言葉で感動して泣けるスピーチになるかどうかが決まってきますので、自分なりの言葉で感情を込めてお礼を伝えることが大切です。
卒園式の謝辞の書き方・ポイント④全員に共通する思い出話を交える
卒園式の謝辞の書き方・ポイントの4番目は、全員に共通する思い出話を交えるということです。保育園や幼稚園での生活を通して、子供の成長を感じたことや、親として嬉しく感じたことなどを具体的なエピソードとして表現することが重要です。
園生活を通して感じたことや実体験に基づくエピソードは、聞いている人に対して鮮明に思い出を蘇らせるので、感動して泣ける謝辞にするためにはとても大切であると言われています。
運動会や発表会などのイベントについてのエピソードを述べることで、聞いている人に良い思い出を振り返ってもらうことができ、保育園や幼稚園に対する感謝の気持ちを一層かきたてることができます。
卒園式の謝辞の書き方・ポイント⑤スピーチの時間は3分を目安にする
卒園式の謝辞の書き方・ポイントの5番目は、スピーチの時間は3分を目安にするということです。保育園や幼稚園の卒園式は、子供にとっても大人にとっても緊張する行事なので、長時間のスピーチをすることは周囲の人にとって負担になることがあります。そのため伝えたい内容を絞り込んで簡潔に謝辞を述べる必要があります。
また保育園や幼稚園の卒園式では、卒園する子供達の1つ年下の園児たちも参加するケースが多く見受けられます。そのため長いスピーチをすると、じっとしていられない子供が出てくることも予想されます。
そういった子供を見ると、保育園や幼稚園の先生も静かにしているようにうまく促さなければいけないので、卒園式全体に配慮したスピーチをすることが大切です。ちなみに以下の記事では3分間スピーチのコツなどについてまとめているので、ぜひあわせてご覧ください。
卒園式の謝辞の書き方・ポイント⑥謝辞の文字数は1000文字を目安にする
卒園式の謝辞の書き方・ポイントの6番目は、謝辞の文字数は1000文字を目安にするということです。保育園や幼稚園の卒園式は、聞いている人や卒園式全体のことを考えて3分程度のスピーチにすることが良いとされており、それを文字数にすると約1000文字程度になると言われています。
しっかりと感情を込めて聞きやすいスピーチをするためには、ある程度ゆっくりとしたスピードで話す必要があります。また小さな子供達が聞いているということにも配慮して、できるかぎり簡単な表現でスピーチすることも大切ですので、色んな人に対する配慮をするように心がけましょう。
卒園式の謝辞の例文一覧:前半
卒園式の感動して泣ける謝辞の例文一覧①時候の挨拶
卒園式の感動して泣ける謝辞の例文一覧の1番目は、時候の挨拶についての例文です。以下に卒園式で使える時候の挨拶の例文を紹介しますのでお役立てください。
卒園式で使える時候の挨拶の例文一覧
- 柔らかな春の季節を感じられる季節となりました。
- 桜の花が綺麗な季節になりました。
- 暖かい風が吹き始め、春の訪れを感じられるようになりました。
卒園式の感動して泣ける謝辞の例文一覧②卒園式の開催へのお礼
卒園式の感動して泣ける謝辞の例文一覧の2番目は、卒園式の開催へのお礼についての例文です。以下に卒園式で使える卒園式の開催へのお礼の例文を紹介しますのでお役立てください。
卒園式で使える卒園式の開催へのお礼の例文一覧
- 本日は盛大な卒園式を開いていただき誠にありがとうございます。
- 本日はこのように素晴らしい卒園式を開催していただき誠にありがとうございます。
卒園式の感動して泣ける謝辞の例文一覧③子供を見てくれた人へのお礼
卒園式の感動して泣ける謝辞の例文一覧の3番目は、子供を見てくれた人へのお礼についての例文です。以下に卒園式で使える子供を見てくれた人へのお礼の例文を紹介しますのでお役立てください。
卒園式で使える子供を見てくれた人へのお礼の例文一覧
- いつも優しく子供達を見守っていただいた先生方に、感謝の気持ちでいっぱいです。
- 毎朝、素敵な笑顔で子供達を迎えてくれた先生方のおかげで、楽しく園生活を送ることができました。
- 時には厳しくご指導いただいたことが子供達の財産となって、今後大きく羽ばたいていってくれると思います。
- 園生活を通して集団行動の大切さやお友達との関わり合いなど、人として多くのことを教えていただき、先生方には感謝に堪えません。
卒園式の謝辞の例文一覧:後半
卒園式の感動して泣ける謝辞の例文一覧④保育園・幼稚園で過ごした思い出
卒園式の感動して泣ける謝辞の例文一覧の4番目は、保育園や幼稚園で過ごした思い出についての例文です。以下に卒園式で使える園で過ごした思い出の例文を紹介しますのでお役立てください。
卒園式で使える園で過ごした思い出の例文一覧
- 3年前、初めて園に送り出す時は泣いてしまって大変でしたが、先生の優しい声かけに少しずつ心が安らいだのか、すぐに楽しんで保育園に行きたいと言うようになってくれました。
- 運動会で皆と一緒に踊ったダンスは降り付けをなかなか覚えることができませんでしたが、全員でやり遂げたことに大きな喜びを感じており、親としても大きな成長を感じました。
- 発表会で見せてくれた緊張の眼差しは今でも忘れることができません。園生活で得たこれらの経験を糧にして、これからも臆することなく新しいことに挑戦していってくれることと思います。
卒園式の感動して泣ける謝辞の例文一覧⑤卒園式を迎えた心境
卒園式の感動して泣ける謝辞の例文一覧の5番目は、卒園式を迎えた心境についての例文です。以下に卒園式で使える卒園式を迎えた心境の例文を紹介しますのでお役立てください。
卒園式で使える卒園式を迎えた心境の例文一覧
- 先生やお友達とうまくお話することもできなかった子供は、今となっては毎日を楽しんでいきいきと過ごせるようになり、目覚ましい成長ぶりを感じさせてくれています。
- 入園するまでにできなかったことが園生活を通じてどんどんできるようになり、人間として大きく前進させていただきました。
- 自分の主張ばかりを通そうとしていた我が子でしたが、園での生活を通してお友達や先生のことを考えた言動ができるようになりました。
卒園式の感動して泣ける謝辞の例文一覧⑥謝辞の締め方
卒園式の感動して泣ける謝辞の例文一覧の6番目は、謝辞の締め方についての例文です。以下に卒園式で使える謝辞の締め方の例文を紹介しますのでお役立てください。
卒園式で使える謝辞の締め方の例文一覧
- 今後、園がますます発展していくことをお祈り申し上げます。今まで本当にお世話になりました。
- 最後に、先生方のご健康とご多幸を心からお祈りし、保護者一同を代表したお礼の言葉とさせていただきます。
卒園式の謝辞を緊張せずに読む方法は?
卒園式の謝辞を緊張せずに読む方法①焦らずにゆっくりと読む
卒園式の謝辞を緊張せずに読む方法の1番目は、焦らずにゆっくりと読むということです。謝辞を読む時には緊張する人が多いので、聞いている人に思いを伝えるという点よりも、読むこと自体に集中してしまって早口になってしまい、途中で早口になっていることに気付いて緊張が高まってしまうケースが少なくありません。
謝辞を読むスピードが早いと、聞いている人に対して思いが伝わりにくくなるうえに、言葉が聞き取りにくくなるというデメリットがあります。そのため謝辞を読む際には焦らずにゆっくりと読むことを心掛けましょう。
こういった心構えをしておくだけでも、ゆっくりと気持ちが伝わりやすい謝辞を読むことにつながります。反対にこういった心構えがないと、出だしで早口になってしまい、途中で早口になっていることに気付いても修正できず、余計に焦ったり緊張してしまうことにつながると言われています。
卒園式の謝辞を緊張せずに読む方法②読み間違いを恐れない
卒園式の謝辞を緊張せずに読む方法の2番目は、読み間違いを恐れないということです。謝辞を読む時には大勢の人から注目されることから緊張してしまっても無理はありません。大勢の人に見られているからこそ、間違ってはいけないという心理が働いて余計に緊張してしまう人も少なくありません。
ですが、卒園式の謝辞で大切なことは園に対する感謝の気持ちを伝えることです。そのため読み間違いなどの些細な失敗を気にするよりも、大きな視点でとらえて感謝の気持ちを伝えられるようなスピーチにするように心がけましょう。失敗するところを見られるのは恥ずかしいですが、普段の子育てにおいても失敗はつきものです。
毎日子供と接する時に失敗する姿や間違ってしまう姿など、ありのままの姿を子供に見せておくと、余計な力が入りにくいと言われています。日々の生活でそういったありのままの親の姿を見せておくことで、子供は「失敗してもいいんだ」「ありのまま自分でいい」ということを学べて自己肯定感のある子に育つと言われています。
卒園式の謝辞を緊張せずに読む方法③感動して泣ける気持ちを恥じない
卒園式の謝辞を緊張せずに読む方法の3番目は、感動して泣ける気持ちを恥じないということです。謝辞を読んでいる最中に、園生活の思い出が蘇ってきて涙が溢れてきてしまう人もいます。そういう時には無理に感情を押し殺そうとすると感情をコントロールできず、緊張感が増したり頭が混乱してしまうことがあります。
そのため謝辞を読んでいる時に泣いてしまいそうになっても「子供の卒園式なのだから泣いても当然」と受け止めることで緊張感を高めず、素敵なスピーチにすることができます。泣いている姿を見られると恥ずかしいと感じるかもしれませんが、人間は感情がある生き物ですので恥じることはありません。
込み上げてくる感情を認めて受け入れる姿を親が見せることで、子供もありのままの自分を認めることにつながり、精神面や思いやりが育まれると言われています。以下のサイトでは褒めながら育てることで子供の精神面や思いやりを育み、自己肯定感のある子に育てたという実体験が紹介されているので参考になさってください。
褒めながら子供の能力を伸ばし、子育てを楽んで幸せに導く教育とは卒園式の謝辞の書き方や例文を理解して感動するスピーチをしましょう
卒園式は子供にとって一生に一回の大切な行事です。謝辞を述べることができる人は代表者だけなので、謝辞を述べることになった場合には良い機会だと思って前向きに取り組み、感動できるスピーチにしましょう。
最後に今後の子育てに役立つ夫婦関係についての記事を紹介します。子育てに一生懸命な親ほど、子供中心の生活になりがちであり夫婦関係が疎かになる傾向があります。
また子供がいるかどうかで夫婦関係は二極化すると言われていますので、お子さんがいらっしゃる場合は夫婦関係が壊れてしまわないうちに注意しておくことが重要です。夫婦関係が改善されると、毎日の暮らしが充実するうえに子育てにも良い影響が出ることから以下の記事も合わせてご覧ください。
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