INDEX
犬が飛びつく心理4選
犬がジャンプして飛びつく心理①嬉しいという心理の場合は甘噛みも
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1つ目の犬がジャンプして飛びつく心理は、「嬉しい」という感情からです。犬は、大好きな飼い主さんや家族が自宅に戻ってきたり、自分と一緒に遊んでもらうと嬉しく、その気持ちが抑えきれずにジャンプして飛びつく場合があります。この場合は、しっぽも振って嬉しさを表現しています。
また、この状況になるとジャンプして飛びつくだけでなく、甘噛みして遊んで欲しいと訴える事もあります。こういった場合の対処方法については、後ほど詳しくご紹介しますので、そちらも併せてご覧ください。
犬がジャンプして飛びつく心理②初めて会った人への警戒心から
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2つ目の犬がジャンプして飛びつく心理は、初めて会った人への警戒心です。犬は、自分が暮らしている家や飼い主さんについては、自分のテリトリーという認識を持っていることが多く、そこに初めて会った人が足を踏み込むと警戒して排除しようと飛びつく場合があります。
玄関先にいる犬が、宅配便の配達業者の方や、あまり家を訪れることのないセールスマンなどに激しく吠えたり、飛びつくのはこういった心理が働いているといわれています。
犬がジャンプして飛びつく心理③もっと遊んで欲しいという心理
3つ目の犬がジャンプして飛びつく心理は、もっと遊んで欲しいという心理です。多忙な日が続き、どうしても遊んであげる時間が取れなかった場合に、飼い主さんの元へ構って欲しいとばかりに飛びつくことがあります。この時には、しっかり甘えさせてあげる時間を作るようにしましょう。
逆に、頻繁に一緒に過ごす時間を確保しているのにもかかわらず飛びついてくる時には、少し自己中心的になっている場合があります。この時には、しっかりとしつけをする必要があります。犬のしつけの具体的な方法については後ほどご紹介します。
犬がジャンプして飛びつく心理④エサが欲しいという心理
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4つ目の犬がジャンプして飛びつく心理は、エサが欲しいという心理です。犬は、もともと狼の血が流れている種類の動物です。子供の狼が食事をする際には、親の狼から吐き与えられたものを食べますが、その名残でエサが欲しいときに飼い主さんにジャンプして飛びつくことがあるのです。
これは、飼い主さんをはじめとする人間が、犬からなめられることなく尊敬されていたり、信頼関係を築けている証拠とも言えます。
飼い主さんだけに飛びつくのは問題ありませんが、お客様がご自宅に来られた時にこういった行動をしてしまうと、人によっては不快に感じられる方もいらっしゃいます。もしそういった状況になってしまった場合には、犬に「待て」などをしてもらい、落ち着いてもらうと良いでしょう。
犬が飛びつく理由3選
犬が飛びつく理由①興奮しすぎて自分が抑えられない
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1つ目の犬が飛びつく理由は、興奮しすぎて自分が抑えられないという理由です。この理由の場合は、お気に入りのおもちゃで遊び楽しい気持ちになっている時や、外出の時間が来た場合などで、遊んでいる途中におもちゃを隠されてしまった時などに飛びつく様子が見られます。
遊んでいる途中におもちゃを隠されてしまった時に飛びつく理由としては、楽しく遊んでいたのにおもちゃを取られてしまったという怒りからくるものです。
犬が飛びつく理由②飼い主さんより優位だと知らせたいという気持ち
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2つ目の犬が飛びつく理由は、飼い主さんより優位だと知らせたいという気持ちからです。この理由の場合は、普段の生活で一緒に犬と過ごしているときに、突然犬が飼い主さんに強い力で飛びつくなどの様子が見られます。
犬の間では、自分よりもポジションが低い犬から大きな態度を取られてしまった場合に、嬉しい気持ちなどで飛びつく時よりも、さらに強い力で飛びつくことがあります。このため、犬が飼い主さんよりも優位だと思っている場合に、飛びつく場合があるのです。
犬が飛びつく理由③犬からの愛情表現の一環から
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3つ目の犬が飛びつく理由は、犬からの愛情表現の一環からという理由です。この理由の場合、犬が嬉しいと感じた時にしっぽを振って飛びつき、さらに鼻を飼い主さんに当てて匂いを嗅ぐなどの様子が見られます。
犬の間では愛情表現として毛づくろいをするのですが、人間である飼い主さんや家族に毛づくろいをするのは難しいので、毛づくろいの代わりに飛びつくことがあります。この場合には、犬にとっても飼い主さんとスキンシップを取ることができて幸せな気持ちになれる飛びつきですので、一概に止めるのは考えものです。
犬のしつけ方法5選
犬のしつけ方法①飛びつく行動や飛びつきと一緒に甘噛みをされたら無視する
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1つ目の犬のしつけ方法は、犬から飛びつく行動や飛びつきと一緒に甘噛みをされたら無視するということです。無視するのはとても可哀想な気持ちになりますが、散歩中に見知らぬ人に飛びついてしまうなどの状況や来客に飛びつくという行動も改善することができますので、心を鬼にして無視するようにしましょう。
犬から飛びつく行動や飛びつきと一緒に甘噛みをされたら、怒ってしまう方もいらっしゃいますが、怒ると逆に犬は「飛びついたり甘噛みをすれば構ってもらえる」と思ってしまいます。このため、そうではないということを認識してもらうために無視することが効果的なのです。
犬のしつけ方法②叱ってあげたい場合には低い声で犬に一言声をかける
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2つ目の犬のしつけ方法は、犬を叱ってあげたい場合には低い声で一言声をかけるという方法です。先ほどご説明したように、叱ろうとして怒ってしまうと犬は構ってもらえると誤った認識をしてしまいます。
このため、無視はできないのでどうしても叱りたいという場合には、低い声で一言声をかける方法が有効です。犬は高い声を聞くと「褒められている」、低い声を聞くと「叱られている」と感じる場合が多いため、どうしても叱りたい場合には出来れば男性にお願いすると早く理解してもらえる可能性が高くなります。
犬のしつけ方法③犬が自分の家に入ってまでしつけをしない
3つ目の犬のしつけ方法は、犬が自分の家に入ってまでしつけをしないということです。長い期間その家で暮らす犬にとって、自分の家は一番落ち着ける場所です。このため、どんなに悪いいたずらや激しく飛びつく行為をしたとしても、自分の家に戻ってまでは低い声で話しかけ続けたり、しつけを続けないようにしましょう。
一番落ち着くことができる自分の家に入ってまでしつけをされてしまうと、自分の家が犬にとって一番落ち着くことができる場所ではなくなってしまいます。こうなってしまうと、逆に自分の家に入ることもストレスとなり、余計に飛びつく行為などがエスカレートしてしまうこともありますので、気をつけましょう。
犬のしつけ方法④褒める時には明るくニコニコして褒める
4つ目の犬のしつけ方法は、犬を褒める時には明るくニコニコして褒めるということです。しつけをするためのトレーニング中の厳しい顔のままで褒めるよりも、明るくニコニコとした表情で褒めてあげたほうが犬も安心することができます。
また、余計なストレスをかけることも防ぐことができますので、褒める時には表情を一変して明るくニコニコした状態で褒めてあげるようにしましょう。声のトーンを高めにすることも大切です。男性の飼い主さんの場合は、普段より2トーンほど高くすると犬も褒められていることを認識しやすくなりますよ。
犬のしつけ方法⑤一人暮らしでない場合は家族で協力して犬のしつけをする
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5つ目の犬のしつけ方法は、一人暮らしでない場合は家族で協力して犬のしつけをするということです。一人暮らしの方は、その犬とよく接する人が飼い主さんしかいないので気にする必要はありません。しかし、他にも家族がいて飼い主さん同様に犬と接する機会がある人がいる場合は、協力してしつけをしましょう。
これは、人によって態度や対応が違うと、犬自身もどれが正解かどうか分からなくなってしまう場合があるからです。犬が飛びつく行為をしてしまった時の対応の方法や、ご褒美の内容についてあらかじめ決めておくと良いでしょう
犬の飛びつきを治す方法は?
犬の飛びつきを治す方法①外出時や帰宅時にはあえて声をかけない
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1つ目の犬の飛びつきを治す方法は、家から外出するときや、帰宅時には「行ってきます」や「ただいま」などの声をかけないという方法です。これは、その意味を犬が理解してしまうと、その声を聞いただけで嬉しくなったり置いていかれたことによる怒りの気持ちになるなどして興奮状態になり飛びつくことがあるためです。
外出時や帰宅時にはつい話しかけてしまいたくなりますが、ここを堪えることで飛びつく行為がなくなり、お互いストレスなくより良い関係を築くことができます。このことを利用したトレーニング方法を次の項目でご紹介していますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
犬の飛びつきを治す方法②リハーサルトレーニングをする
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2つ目の犬の飛びつきを治す方法は、リハーサルトレーニングをするという方法です。これは、特に帰宅時や外出時に飛びつく犬の場合に有効なトレーニング方法になります。具体的なトレーニング方法については以下の通りです。飛びつく習慣がなくなるまで、毎日行いましょう。
帰宅時や外出時に飛びつく犬に向けたリハーサルトレーニング方法
- 家に帰ってきたら「おすわり」や「待て」と声をかける。
- 犬が「おすわり」や「待て」など言われたことができているかチェックする。
- 言われたことがしっかり出来たら、ご褒美をあげて思いっきり褒める。
- 興奮が落ち着くまで待つ。
- 少し落ち着いたら、一度犬がいる部屋から出る。
- すぐにドアを開けて入る。
- 1度目よりも興奮状態が落ち着いている。
- 「おすわり」や「待て」と声をかけ、1度目と同じように接する。
- これを4回から5回繰り返す。
犬の飛びつきを治す方法③背中向けトレーニングをする
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3つ目の犬の飛びつきを治す方法は、背中向けトレーニングをするという方法です。具体的なトレーニング方法は以下の通りとなっていますので、こちらもぜひチャレンジしてみてくださいね。このトレー二ングは、どんな理由の飛びつく行為にも有効です。
背中向けトレーニングの方法
- 犬に近づき、飛びついてきたら背中を向けて離れる。
- 再び犬に近づく。
- 再び飛びついてきたら、背中を向けて再度離れる。
- これを3回繰り返す。
- この間に犬が飛びついて来なくなったらご褒美をあげてたくさん褒める。
- この間も犬が飛びついてきたら、再度犬に近づき、「おすわり」をさせる。
- ここで、おすわりができたらご褒美をあげて思いっきり褒める。
- これを2回繰り返す。
犬の飛びつきを治す方法④知らない人に慣れさせるトレーニングをする
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4つ目の犬の飛びつきを治す方法は、知らない人に慣れさせるトレーニングをするということです。具体的なトレーニング方法は以下の通りです。なお、このトレーニングをする際には犬の様子をしっかり見ながら、少しでも怖がる様子があれば無理をさせずに前のステップに戻るようにしましょう。
犬を知らない人に慣れさせるトレーニング方法
- 家族以外の人に、犬に対して最初は後ろ向きに座り、手をバトンをもらうようにした状態で待ってもらう。
- 家族以外の人と飼い主さんが一緒に近づいてご褒美を持ち、食べるのを待つ。
- 食べるようになったら、ご褒美を最初から持ってもらい食べに来るのを待つ。
- 慣れたら、角度を少しずつ正面にしていき、高さも中腰に少しずつ変えて同じようにトレーニングをする。
- 話しかけてご褒美を差し出す。
- 慣れてきているようなら、犬の胸の前で手をゆっくり動かす。
- 落ち着いている様子なら胸のあたりに少し触れてご褒美を与える。
犬が散歩中に飛び付いてしまった時の対処法は?
犬が散歩中に飛び付いてしまった時の対処法①おすわりをしてもらう
1つ目の犬が散歩中に飛び付いてしまった時の対処法は、犬におすわりをしてもらうということです。おすわりをすることで大好きなご褒美がもらえて、思いっきり褒めてもらえることを理解している犬の場合には、飛びついてしまった時に「おすわり」と一声かけるだけで飛びつく行為を止めてくれる場合があります。
もし「おすわり」と声をかけても飛びつく行為をしてしまう時には、先ほどご紹介した方法で無視をしましょう。この方法は、飛びつく行為と同時に甘噛みをする習慣のある子にもおすすめの対処方法です。
この項目では、犬が飛びつく時に甘噛みをしてしまう子にも有効な対処法をご紹介しましたが、以下の記事でも犬が甘噛みをする時のしつけの方法や直し方が紹介されています。気になる方はこちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。
犬が散歩中に飛び付いてしまった時の対処法②リードやハーネスを短く持つ
2つ目の犬が散歩中に飛び付いてしまった時の対処法は、おすわりや無視などの対処をしてからリードやハーネスを短く持って散歩をするということです。リードやハーネスを短く持つことで、犬と飼い主さんとの距離が少し短くなり、飛びつく行動をすることが難しくなります。
また、あらかじめリードやハーネスを短く持っておくと飛びつく行為の予防にもなります。この対処法や予防方法は簡単に実践することができますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
犬が散歩中に飛び付いてしまった時の対処法③リードなどで落ち着かせる
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3つ目の犬が散歩中に飛び付いてしまった時の対処法は、リードやハーネスなどの散歩中に使用するアイテムを使って犬を落ち着かせる方法です。具体的な対処法は以下の通りとなっています。なお、後ろに押されないようにそのまままっすぐ立ち続ける際には、一歩前に出るくらいの気持ちで立ち続けることがポイントです。
リードやハーネスなどを使って犬を落ち着かせる方法
- 犬が飛びついてきたら、後ろに押されないようにそのまままっすぐ立ち続ける。
- 首輪を優しく持ち、犬がきつくない程度に斜め上へ少し首輪を上へ上げる。
- 犬のお尻を下に押しながら引く。
- 犬が落ち着いておすわりをしたら思いっきり褒めてあげて、ご褒美をあげる。
- それでも落ち着かない子の場合には、首輪を持って撫でながら落ち着くまでそのまま固定する。
- 落ち着いたらご褒美をあげて、たくさん褒めてあげる。
犬が飛びつくのを防いで愛犬との時間をより良いものにしよう!
この記事では、犬が飛びつく心理や犬が飛びつく理由などについてご紹介しました。いかがだったでしょうか。犬からの飛びつきにお困りの方は、今回ご紹介した対処方法などの情報を活かして、愛犬との時間をより良い時間にしてみてくださいね。
今回は飛びつくという困った犬の習慣への対処法などをご紹介しましたが、以下の記事では犬の遠吠えのやめさせ方などをご紹介しています。愛犬の遠吠えのお悩みもある方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。
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