ver.の読み方と意味とは?使い方やバージョンアップの意味も
更新:2021.04.16
普段何気なく目にすることも多い「ver.」ですが、ver.の意味や読み方、使い方などを気にしたことはありますか?ver.はバージョンと読み、特にパソコンやスマホなどで見かけることが多いでしょう。今回はver.の意味や、ピリオドの意味、また正しいスペルはどう表記するのか?などをご紹介していきましょう。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
ver.の読み方と意味とは?
ver.の読み方は「バージョン」
「ver.」の読み方は、「バージョン」と読み、元々は英単語です。よく電化製品などに「ver.」という表記があるのを見かけますね。特にパソコンや、スマホなど通信関連機器のソフトやOSに使われていることが多いでしょう。
現代人の多くは、「ver.」の表記での読み方が「バージョン」である事を認識しています。しかし、アルファベット3文字と「.(ピリオド)」のみで「バージョン」と読むには、文字数が足りていませんね。
では何故、「ver.」の表記で「バージョン」と読むのか、「ver.」とは何か、正しいスペルはどう書くのか、「ver.」の使い方「.(ピリオド)」の意味などをご紹介していきましょう。
ver.とは製品を識別するための識別表記の意味
ver.は製品が販売された時期や、機能の違いを表し、製品の機能や不具合の有無を確認して、機能の向上やバージョンアップの際の状態を確認するための、識別表記です。ver.から、その製品が開発されてから何回更新や、改訂が行われたかを確認することが出来ます。
スマートフォンや、パソコン等によく使われているのを見かけると思いますが、主にはそのスマートフォンやパソコンの中に入っているソフトやアプリケーションにVer.の表記がついており、メーカーは、機能や不具合の必要に応じてバージョンアップを行っています。
同じソフトやアプリケーションでも、そのバージョンの違いについてより、機能が異なっていることが多いので、意味を知っておくといいでしょう。また、アプリケーションとはこういった物を指しますので参考にされてみて下さい。
ver.の正しいスペルはversion
ver.の読み方はバージョンですが、ver.は省略された表記であり、「ver.」の正しいスペルは「version」となります。元々バージョンは英単語で、版という意味を持ちます。
ver.のピリオドは省略の意味
では、「ver.」についている 「.(ピリオド)」にはどのような意味があるのでしょうか。前述したように、「ver.」の正しいスペルは「version」と書きます。「version」の読み方も、バージョンです。
海外では、長すぎるスペルを省略する場合に、英語の末尾に「.(ピリオド)」を付けるのが一般的とされており、「version」もスペルとしては少し長い事を考慮して、「.(ピリオド)」を付け、「ver.」という省略表記になったと言えるでしょう。
ver.が使われる場面と使い方は?
ver.はパソコンやスマホなどのアプリやOSにつけられる場面が多い
ver.が使われている場面の多くは、パソコンやスマホなどのアプリやOSにつけられる使い方でしょう。製品に新しい機能や不具合があった場合などに、メーカーは製品に手を加え不具合の修繕や、機能の向上を図ります。
その際に、メーカは手を加えた製品のver.を変えて、新しい商品を発表します。新たな機能が加わったことに対する宣伝として大々的にver.が変わったことをユーザーに知らせる場合もありますが、中にはver.が変わったことで使えない機能が出てきたり、データの共有が難しいといった場合もあります。
不具合の修正で手が加えられた場合には、無償でのバージョンアップの場合が多いですが、新機能の搭載や、能力がアップしたバージョンアップの場合には有償になることが多いでしょう。バージョンアップした製品の使い方などもしっかりチェックしましょう。
ver.の使い方はその後に数字をつけて製品の状態を表して使う
ver.は通常、ver.の後ろに数字を付けて表記されます。ver.2.0やver.2.1などのように、小数点を含む数字で表されることが多く、数字が大きくなるにつれ新しいバージョンであることを表します。
しかし、順序良く1.2.3と進むわけではなく、数字が飛ばされたり、アルファベットなどの記号が含まれている場合もあります。その表記の仕方は、製品を開発しているメーカー側が決めるので定まっていません。
小さな更新では小数点を用いたver.2.1のような表記で表される事が多く、大きな更新ではver.3.0のような表記が多いでしょう。またバージョンが上がっていくにつれ、下位のバージョンのデータは上位のバージョンでも使える事がほとんどですが、逆に上位のバージョンのデータは下位のバージョンでは使えません。
同じアプリでもバージョンが違うと別物
スマートフォンなどでは、同じアプリでもバージョンが違うと別物として考えなくてはいけません。同じアプリでも機能の違いにより、ダウンロードの際に有償のものと無償のものに分かれている場合もあります。
「Ver.」はそういったアプリの機能や性能の違いを明確に伝えるために表記されています。製品によって、機能の違いの程度が様々なので、購入予定のアプリの機能にいくつかのバージョンがある場合には、バージョンによる使い方や、機能の違いをしっかり確認しておきましょう。
スマートフォンのアプリには様々なものがあります。アプリについてはこちらでもご紹介しておりますので、ご興味がある方は参考にされてみて下さい。
製品にとってバージョンは重要
製品にとってバージョンは、その製品の機能や性能を確認するための重要な情報です。ユーザーにとって必要な機能、期待する性能を持ち合わせているかどうかを購入前に確認することができます。
最近ではオンラインショップから、ダウンロードする形でバージョンアップをしたり、ダウンロードソフトを購入することができます。インターネット環境にあれば、ダウンロードソフトの方が価格的にも安い事が多いので、そちらを選ぶユーザーも多いでしょう。
また、使用中の製品に不具合が起きた時に、バージョンの意味を把握していることで、不具合の原因を突き止めたり、問題の改善に役立ちます。メーカに問い合わせる際にも、バージョンを把握していることで、スムーズに不具合を伝えることができます。
バージョンアップの意味は?
バージョンアップの意味は機能の改定や向上
バージョンアップの意味は機能の改定や向上を表しています。製品のメーカーは常に、アプリやOSの不具合を見つけたり、機能の向上の為の開発を行っています。その中で不具合やバグを発見すると、修繕し新しいバージョンにアップグレードしていきます。
基本的にはスマホアプリの不具合なども個々のアプリごとに自動でバージョンアップされていきます。アプリのバージョンによってはユーザー側の不満や改善点などが指摘されることもありますが、基本的には良い方向に向かうバージョンアップが多いと言っていいでしょう。
有償のバージョンアップと言えばパソコンのOSが代表的ですね。WindowsやiOSのように、重要なOSのバージョンアップは有償になることが多く、OSのメンテナンスやサポートの終了などにより、パソコン自体を買い替えるか、OSをバージョンアップするかの選択に迫られる事もあります。
バージョンアップと更新は違う
「バージョンアップ」と「更新」、なんだか似たようなイメージを持つ方も多いでしょう。実際には「バージョンアップ」と「更新」には意味の違いがあります。
これまで説明してきたように「バージョンアップ」とは、そのアプリや、OS自体の機能や性能、不具合などが改訂、向上され、生まれ変わったものを表していますが、「更新」は変更は行われず、内部のデータなどを最新の状態にすることを表しています。
「バージョンアップ」はユーザーの意志で行うこともできますし、バージョンを変更しなくても使用することが可能ですが、内部データの更新は行わないと正常に使用できないということも多いでしょう。特にスマホゲームやアプリなどは、更新を行わないとゲームを始めれない、アプリの使用が出来ないといったことがあります。
ver.の意味や使い方を理解し製品を上手に使い分けよう
いかがでしたか?今回は、ver.の読み方や意味、そしてver.使い方やバージョンアップの意味などをご紹介していきました。普段何気なく目にしているver.やその数字には、製品の機能・性能や不具合を表す重要な意味があります。
それぞれの製品についているver.や数字ごとにそれぞれ意味があり、製品が違うごとにその意味も変わってきます。ver.を見ただけでそれらを把握することは難しいですが、重大な不具合があるバージョンはメーカー側からの案内があったり、口コミで広がっている事も多々あります。
自分の使用している製品のバージョンアップや、新しく製品の購入を考えている場合には、不具合のあるバージョンを把握しておくと製品を選ぶ際の基準になりますので、参考にしてみるといいでしょう。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。