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ドライカットとは?ウェットカットとの違いやメリット・デメリットも

更新:2021.04.22

皆さんはドライカットをされたことはありますか?普段美容院に行くとまずシャンプーもしくは濡らしてからカットの作業に入る担当者が多いです。それは日本人の髪質にも関係があるのです。ではドライカットののメリットとデメリットを見ていきましょう。

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美容院のドライカットとウェットカットの違いとは?

美容院のドライカットとウェットカットの違いとは|技術

そもそもドライカットとはどんなカット技法なのでしょう。読んで字のごとく髪の毛が乾いた状態でカットすることを指します。毛先をそろえるだけならそのままカットする人もいますが、あまり好んでドライカットをする美容師は少ないようです。それはやはり高い技術が必要だからのようです。

ほとんどの美容室ではウェットカットを経験された方が多いと思います。ドライカットとは逆に濡れた状態でカットすることを指します。美容師のカット技法は基本的にウェットカットで学びます。長さ極端に変える人や刈り上げるほど短くする人などは濡れているほうがカットがしやすいのです。

美容院のドライカットとウェットカットの違いとは|時間

ほとんどの美容室ではウェットカットを経験された方が多いと思います。美容師のカット技法は基本的にウェットカットで学びます。長さ極端に変える人や刈り上げるほど短くする人などは濡れているほうがカットがしやすいのです。

男性がカットするときははぼウェットカットになると考えましょう。そもそも美容院に行くとカウンセリングをした後は担当者に代わりアシスタントがシャンプーをしてくれることが多いです。この人が施術者がチェンジすることで美容院にお客様がたくさん入店していても円滑に営業することができます。

美容院のドライカットのメリット5選

美容院のドライカットのメリット①くせ毛を見ながら切れる

美容院のドライカットのメリットの1つ目はくせ毛を見ながら切れることです。カットをするときに一番大切なことは一人ひとり違う生えくせを見極めたカットができるかどうかです。パーマなどは濡らしたほうがわかりやすのですが、本来の生えくせ等は濡れてしまうとある程度落ち着いてしまうので見極めが難しくなります。


初めていった美容院などでは最初に濡らす前にカウンセリングを行います。髪の毛が乾いている状態、そしてお客様がいつも手入れしているであろう髪型を観察することでその人独特の生えくせを見極めるのです。つむじや前髪など流れる方向や分け目のくせを見ることがスタイルチェンジの際抑えておくポイントになるのです。

生えくせや髪の毛の流れる方向は部分によっても全然変わります。前髪はストレートなのに後ろ髪はパーマを当てたようにくせがある人もいます。ドライカットはくせを抑えたヘアスタイルを作るにはわかりやすいカット方法です。

美容院のドライカットのメリット②再現性がある

美容院のドライカットのメリットの2つ目は再現性があることです。髪の毛が乾いた状態でカットをすることで実際にどこに手を加えるべきかがよくわかります。髪の毛の多さは濡れているとわかりにくいですが、ドライカットにすると右が多くて左は少ないなどわかりやすいです。

乾いている状態というのはお客様が家で実際に自分が乾かしたやり方なので特に美容師の手が加わっているわけではありません。その上でカットをしてくれているわけですので再現性が高くなります。あまりに髪のおさまりが悪い人は乾かし方のレクチャーを受けましょう。

美容院のドライカットのメリット③動きを出しやすい

美容院のドライカットのメリットの3つ目は動きを出しやすいことです。ウェットカットとは違いくせもある状態なので、短くしたり毛量を調節することで髪の毛を動かしやすくなります。つまりアレンジのしやすい髪型にできるのです。

例えばショートボブで、仕上がりをふんわりさせたいとします。そんな時は表面の髪の毛をすくってその下を少しまびきます。まびくというのはスキバサミではなく普通のハサミでミリ単位で毛束を少し切り取ります。するとそこに空間ができて表面の動きを出すことができます。

美容院のドライカットのメリット④シャンプーなしなので移動がすくない


美容院のドライカットのメリットの4つ目は最初にシャンプーなしなので移動がすくないことです。こちらは具体的にはお客様目線のメリットとなえります。たいていの美容室では最初に席に座ってカウンセリングをしてシャンプーをしてからカット、また最後にお流しをして最終仕上げが多いです。

しかしドライカットとなると、一度流すだけで済むため最後のお流しだけの移動で済みます。あまりスキバサミを入れない時はお店によっては流さないケースもあります。高齢者や歩くのが大変な場合はおすすめです。何よりドライヤーをする時間も省略できます。

美容院のドライカットのメリット⑤仕上がりがイメージしやすい

美容院のドライカットのメリットの5つ目は仕上がりがイメージしやすいことです。その場で実際に切った雰囲気が見えるので仕上がりのイメージもしやすいです。美容師のセンスや上手、下手もありますがドライカットをすること自体に高い技術が求められます。

無造作ヘアを作るときはドライカットのほうが部分的調整もできますので比較的切りやすいです。乾いた状態で必要なところにハサミを入れているので髪型の持ちもよいです。ヘアスタイルによって切り方を変えてくれる美容師は技術が高いと考えられます。

美容院のドライカットのデメリット5選

美容院のドライカットのデメリット①髪の毛のダメージが大きい

美容院のドライカットのデメリットの1つ目は髪の毛のダメージが大きいことです。元々東洋人は西洋人よりも髪の毛が太いくて硬いです。よく言えば艶があってきれいなのですが、芯がしっかりしているためドライカットで切るのはハサミも傷んでしまいます。

髪の毛を濡らしたほうが柔らかくなり全体的お落ち着くので、カットしやすい状態になります。最近はレザーを使う美容師は少なくなりましたが、ショートカットにするときなどに使用されていました。レザーをドライカットで活用しようとされば痛みがひどくなるでしょう。

美容院のドライカットのデメリット②ラインを出すカットは難しい


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美容院のドライカットのデメリットの二つ目はラインを出すカットは難しいことです。切りっぱなしボブやパッツンのようにしっかりラインを出すようなデザインにはドライカットは不向きです。乾いた状態では動きを出すことがしやすい代わりに長さを決めるのは難しいです。

大きくスタイルチェンジをするときなどはウェットカットにするほうが良いです。髪の毛をしっかり濡らして、ブロッキングをとり長さを決めていきます。ブロッキングとは部分的に髪を分けてカットをするための下準備です。これをすることでスムーズな施術ができます。

美容院のドライカットのデメリット③時間がかかる

美容院のドライカットのデメリットの3つ目は時間がかかることです。最初にお話しした時には、シャンプーなし、髪が濡れていないのでドライヤーを使う手間が省かれると伝えましたが、髪の毛の量を調節するのはウェットカットのほうがスムーズです。逆に言えば濡れているとすきすぎてしまいやすいとも言えます。

その点、毛量のバランスを見ながらスキバサミを使ってコントロールしていくので時間がかかります。スキバサミを使って髪の毛を切るのももちろんいいのですが、ドライカットの場合は間引きを使うことが多いです。ハサミで少しずつそいでいくので仕上がりはよいですがその分細かい作業になります。

美容院のドライカットのデメリット④髪の毛に摩擦がおこる

美容院のドライカットのデメリットの4つ目は髪の毛に摩擦がおこることです。ダメージがあることと似ていますが、ドライカットはハサミが滑りにくいので摩擦が起こります。スキバサミは特にギザギザになった作りなので、間に髪の毛を挟んでしまうことが多いでしょう。

ハサミと髪の毛だけの問題でもありません。髪の毛同士がこすれあうことも摩擦になりますので本来髪の毛にはよくない行為です。髪の毛の艶はキューティクルがちゃんと閉じているかどうかと適切な水分が保たれているかがポイントとなります。

髪の気が絡まってしまったり、毛先のダメージで傷んでしまったりしている場合が一度髪の毛を濡らしてトリートメントをつけて毛並みを整えましょう。髪の毛のキューティクルを整えるように乾かしながらブローするだけでも髪の毛がしなやかになります。

美容院のドライカットのデメリット⑤カットしづらい

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美容院のドライカットのデメリットの5つ目はカットしづらいことです。美容師は元々濡らして切る、ウェットカットをベースに専門学校で勉強しています。お店の方針にもよりますが、ドライカットの経験が少ない担当者が多いです。

時間がかかることも、切りやすいヘアスタイルが限定されることもありますのでドライカットに慣れていない美容師が大半です。もちろん上手、下手などは関係なくドライカットを頻繁にしているかどうかです。初めてのお店でドライカットで切ってもらうかどうかは美容師の判断に任せましょう。

ドライカットをお願いする際はデメリットを理解しておこう

ドライカットとウェットカットはどちらがいいとは言い切ることができません。どちらにもメリット、デメリットがあります。髪質やくせ毛ももちろんのことですが、どんな髪型にしたいのか、大幅なスタイルチェンジなのかも大きな判断材料になります。最後は美容師がどちらがいいのか判断して施術に入るでしょう。

でも極端に髪が細くて柔らかい人や、髪の毛のダメージが気にある人はこれ以上の痛みを伴わないためにもなるべくウェットカットにしてもらえるように担当者にあらかじめ相談しましょう。初めて訪ねるところであれば、顧客シートの最後にドライカットは苦手と記入すればスムーズです。

ドライカットを希望するときはその旨も伝えましょう。少しでも違和感があると信頼関係が保てなくなりこうしてほしいという要望を伝えにくい状況になってしまいます。プロセスも仕上がりも満足できる美容院を見つけましょう。髪型に悩む人のためにこちらも参考までに合わせてご覧ください。

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