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クリープパーマとは？デジタルパーマとの違いは？
クリープパーマとは髪に水分を与える傷みにくいパーマ
クリープパーマとは、パーマ液を全体に塗り湿度で蒸してカールの弾力をつけやすくする技法の事で、クリープとは機械等を使って髪に水分を持たせる工程の事をいいます。蒸して髪に水分を加える事で髪の中層部に働きかかけて髪の毛自体をカールしやすい形にします。この技法により従来の髪の痛みやもちの悪さを改善しました。
クリープパーマはデジタルパーマと違いダメージが軽い
デジタルパーマとの違いは、クリープパーマの施行方法の特徴にあります。デジタルパーマと比べるとわかりやすいですが、デジタルパーマは髪を100℃以上で熱してカールを付けるのに対し、水分を入れて蒸すのでデジタルパーマよりダメージが低い事です。ただ、縮毛矯正している髪には向かないといわれています。
クリープパーマの特徴3選
特徴①髪が痛まない方法で施工します
パーマをかけるのを躊躇してる人の中で得に多い理由は髪が痛む事です。髪が痛まないために専用の清掃剤を用意したり面倒なイメージを持っている人も少なくありません。クリープパーマはパーマ剤をつける時間が短いので髪が痛みにくいのが特徴です。
従来のパーマをかける方法はパーマ剤を付けたまま長時間放置しカールを固定させ、さらに髪の毛を熱して少し無理にカールをつけるため髪に負担がかかるのをどうしても避けられませんでした。そのため痛まないようにアフターケアーにも気をつかう必要がありました。
クリープパーマは、施工方法が今までには無い技法で、髪を蒸すという特徴的な方法が使われています。髪を蒸すことで髪の中層部に働きかけて髪をデザインしやすいようにしています。パーマ剤は髪には強い薬ですが、クリープパーマは一度洗い流すという工程が入るためその分負担を減らすことが出来るのです。
特徴②髪質を生かした自然な仕上がりを作れます
従来のパーマをかける方法は、基本的には決まった大きさのロットを同じ方向に巻いていくので、少し個性が出しにくかったと思います。また髪の箇所によって強度に差がでてしまい人によってはイメージしたのとは違うカールになる場合があるので、中々敷居が高いと思う方も多いと思います。
通常のパーマは、決まった大きさのロットで液体を付けてカールを付けるもので、美容師さんの中でも比較的簡単な技術になります。クリープパーマの違いは、時間をかけて、熱したり、蒸したりと技術を駆使してカールを付けていくナチュラルな方法で個人の髪質に合わせて施行するので自然な仕上がりになります。
クリープパーマは技術力が求められるので良いサロンを探しましょう。あなたの髪質にあったカールを丁寧に施行してもらえ仕上がり愛着がわくでしょう。気に入ったパーマヘアで今までとは違う雰囲気のファッションにも挑戦してみてはいかがでしょうか？
特徴③長時間かけて丁寧に施工するのでもちが良い
日本人の髪質は太くて真っ直ぐな人が多いそうです。そのためパーマがかかりにくいといわれてきました。そこでデジタルパーマといった強度の強い色々な角度でカールが試せる技法が誕生しました。ですがデジタルパーマは痛みやすいといったデメリットもあります。
今回ご紹介するクリープパーマは痛みにくいという点が注目ですが、さらにもちが長いというのも特徴です。人によってはデジタルパーマの2倍もちが良かったという話もあります。もちの良い理由は髪の毛を施工途中で蒸したり熱したりする事により個人の髪質に合わせて丁寧な施工となるため自然なカールでもちが良くなります。
このように仕上がりは自然なのに全体にツヤのある綺麗なカールがなじむため、スタイリングがしやすく時間も短縮できる上にもちが長くなります。詳しい施工方法まで紹介してあるリンクがありますので、もっと詳しく知りたい方は読んでみてください。
クリープパーマクリープパーマの乾かし方は？
ドライヤー前の一手間が大切です
急いでいるとどうしてもお風呂からあがってすぐにドライヤーで乾かしてしまいますよね。この場合櫛で梳かさずにドライヤーをあてるのは面倒ですが逆に効率が悪くなります。髪の毛が絡んだままで風が通り抜けにくくなるため乾くのに結局時間がかかります。
効率的でさらに髪の毛を守りながらカールも持続させるには、タオルドライを良くすることです。タオルで上下左右に擦らずに頭頂部からタオルで抑えるように水分を吸収させ、毛先を両手でタオル毎挟み込んで水分をしっかりタオルに吸収させましょう。パーマ用の歯の感覚の広い櫛がある場合は軽く髪を梳かしておきます。
ドライヤーでの乾かし方
タオルドライが出来たらドライヤーを当てます。乾かし方は最初は弱でドライヤーをあてます。毛先を下から手で軽く包み上げるようにし、髪の根元に風を入れるように乾かします。髪の根元を手で軽く持ち上げて風が入るようにしてあげると乾きやすく、髪を伸ばしすぎないのでもちが良くなります。
クリープパーマは髪の毛の中心の層に働きかけてカールが付きやすいように柔らかくしてから巻いていくので、ストレートに戻り憎いのですが、通常のパーマと同じように櫛などは使わずに乾かします。どうしても櫛を入れたい場合はパーマ専用の櫛を使うのをお勧めします。通販サイトでも手軽に購入できるのでお勧めです。
POINT
乾かす時のポイント
ムースを付ける時は頭部にはつかないようになるべく毛先のカール部分を下から手のひらで握るように付けていきます。ムースも何度かに分けて付けていくとカールがしっかり出やすくて良いでしょう。乾かす場合も同様で下から手のひらの中に髪をふんわり包みながら乾かしていきます。
クリープパーマのスタイリング方法は？
初級編｜朝など手早くスタイリングする場合
朝の時間は何かと忙しい時間です。布団干しやお弁当作り等々、なるべく時間を有意義に使いたいところです。また二度寝して寝坊してしまった時もあります。初級編のスタイリング方法では、効率的にすばやく出来るクリープパーマのスタイリング方法を紹介します。
まずは、朝起きて乾ききっている髪に霧吹き等で少し濡らします。霧吹きが無ければ少し頭を洗面台やシンクに突き出して手のひらで少し水を溜めてさっと毛先を濡らすという手段をとっても大丈夫です。そしてムースをつけても髪に揉いこんで完成です。これだけでも綺麗なカールが出来ます。
中級編｜ドライヤーを使ったきちんとスタイリングする場合
もう少し手間をかける時間がある場合は、ドライヤーを使うとよりしっかりカールを表現できます。例えばお休みの日で出かける時などはもう少し手間をかけてあげても良いかもしれません。少しおしゃれして出かける場合などにお勧めです。
まずはムースを髪全体になじませドライヤーの弱をしばらくあてていきます。これによってカールの強度を高める事ができます。従来のパーマよりもちが良くカールもきちんとつくため、スタイリングも比較的スムーズで短い時間で仕上げることができます。
上級編｜しっかり決めたい日には、ムースにスプレーで完成度アップ！
しっかりファッションもメイクもきめて髪もきちんとする場合のスタイリング方法は、パーマ用の整髪剤を使い分けてしっかりスタイリングしていきます。少し手間ですが何度か繰り返していくうちに慣れますので、朝でもすばやくセットできるようになるます。是非一度挑戦してみてください。
初級・中級編と同じく、髪をしっかり濡らしてムースを付けてドライヤーの弱をあてます。この際に何束か指で髪をくるくるいてカールを作り、作ったカールの塊を手で包みこんでドライヤーをあてます。再度ムースをつけドライヤーで完全に乾かし手ぐしでほぐします。最後にパーマ用スプレーで固めると完成度が高くなります。
最後にスプレーを使い固める方法は、仕上がりも固定されてもちも良くなりますのでお勧めです。濡れたようなツヤ感もきちんと出ます。パーマ用スタイリング剤をまとめた記事がありますので、参考までにリンクを貼っておきます。
クリープパーマの髪型カタログ5選
ショートヘアにクリープパーマをかけた例
自然な仕上がりが特徴のクリープパーマのショートヘアです。無造作でふんわりクセ毛風のショートヘアが作れるためスタイリングも簡単で可愛らしい雰囲気が作れます。
しっかり強めのクリープパーマをショートヘアにあてると可愛く元気なイメージになります。黒髪や明るい茶髪どちらでも良く似合います。またベリーショートとクリープパーマを合わせるとナチュラルなので個性的すぎない柔らかさもプラスできてお勧めです。
ボブヘアにクリープパーマをかけた例
ボブヘアはルーズになりがちなためツヤ感が出るのが特徴のクリープパーマはお勧めです。髪の毛の多い人は少し軽くて自然なカールを強めに出すとまとまりやすくて綺麗な印象になります。
ゆるめでも可愛いボブの長さにクリープパーマを当てればスタイリングも楽ですのでお勧めです。個人の髪質に合わせた自然なカールになるので毛先がキュートです。
ミディアムヘアにクリープパーマをかけた例
クリープパーマのミディアムヘアは男性受けのよい長さで人気です。さらに明るめのカラーを入れる事で女性らしいフェミニンさが可愛いですね。あまり力の入っていないの印象が作れるクリープパーマでナチュラルさを演出できます。特にツヤ感が従来のパーマとの違いが出るので可愛い仕上がりになります。
ナチュラルな仕上がりが特徴のクリープパーマのミディアムヘアは無造作な色っぽい仕上がりになります。前髪は少しレイヤーを入れて自然に流れるようなカットで外人風な自然なカールを作ると大人の女性らしい雰囲気になります。伸ばしかけの際はもちの良いクリープパーマでロングまで待つのもお勧めです。
ロングヘアにクリープパーマをかけた例
毛先にクリープパーマをかけてナチュラルなロングヘアを演出してます。デジタルパーマとは違い痛まない特徴のクリープパーマはロングヘアの方でも全体に綺麗でツヤやかなカールが出せると評判です。美容室でもロングヘアの人にクリープパーマをお勧めする場合が多いようです。
黒髪ロングヘア全体にクリープパーマをかけた例です。全体的にツヤ感も出てまとまっていてとても綺麗です。ロングヘア―のツヤ感はとても大人っぽく魅力的になります。
クリープパーマヘアの髪をアレンジした例
まとめ髪をするときには小手を使用しない場合でももちの良いクリープパーマで自然なカールをおしゃれに作りやすく従来と違いスタイリングしやすいようです。夏の暑い日や忙しい家事の時にも自然なおしゃれな髪型が作れますね。
こちらは、段階毎に2か所ほどゆるめに束ねてくるんと内側に束を入れ込んだ簡単で流行のまとめ髪です。クリープパーマのツヤ感で清潔感のあるまとめ髪に仕上がっています。
忙しい人こそクリープパーマはどうですか？
多種多様な趣味や働き方が増えた時代でなぜか忙しいと感じてる人も多いかと思います。そんな時代でも女性にとっておしゃれや美容は欠かせないものです。パーマは手入れも楽で頻繁に髪を揃えに美容室にいかなくても良いのでとてもお勧めです。従来とは違い長くもち、髪を痛めにくいクリープパーマを今回は紹介してきました。
クリープパーマは従来とは違い施行時間は長く価格も割高です。また美容室によって技術が異なってくるので自分に合う美容室を探す必要があります。ですがもちが長いためコストパフォーマンスは結果的に良くなります。また個性的なカールを自然に演出できる事でナチュラルばおしゃれを楽しめます。
クリープパーマを是非一度試してみてください。ライフスタイルに欠かせなくなるかもしれません。行きつけの美容室が対応していれば問題ないですが、新しく探す場合は、ご自宅や通勤エリアで行きやすい美容室を見つけましょう。美容室の探し方なども参考に下記に紹介していますので読んでみてください。
クリープパーマ対応の美容室
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