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猛禽類見分け方|鷲・鷹・鳶・隼の見た目の特徴は?
そもそも猛禽類とは?
猛禽類とは、鋭いツメとクチバシを持ちほかの動物を補食する習性の鳥類を総称したものです。鷲・鷹・鳶・隼のほかに代表的な猛禽類として挙げられるのは、梟(ふくろう)やコンドルになります。梟はその愛らしい見た目から、最近は梟カフェなどもできるほどの人気です。鷲などと見た目は違いますが、同じ猛禽類なのですね。
ちなみに梟は縁起がいい動物としても有名です。そんな梟グッズに興味のある方はこちらの関連記事もご覧になってみて下さいね。おすすめの梟グッズをいろいろとご紹介しています。
猛禽類見分け方|鷲の見た目の特徴と鷹との違い
鷲とは、タカ目タカ科に属する鳥で、比較的大きいものを指します。慣習として呼び名が分けられているだけで、実は鷲と鷹には明確な違いはないというのが事実です。名前の違いからまったく違う種類だと思っていた方も少なくないのではないでしょうか。大きくて立派な鷲の尾羽は、矢羽根として最高級のものとされています。
猛禽類見分け方|鷹の見た目の特徴と鷲との違い
前述の鷲と同様にタカ目タカ科の鳥で、比較的小さいものを鷹と呼びます。鋭いカギヅメと鋭く曲がったクチバシが特徴的で、動いている動物を獲物にする習性があります。そのため昔から狩りに利用されていて、鷹を使って狩りをする人を鷹匠といいます。英語でも鷹がhawk、鷲はeagleと名前が違います。
ちなみに、冒頭で梟カフェの人気について少し触れましたが、同じ猛禽類ということで鷹とも触れ合えるお店も増えているようです。画像のような鷹匠カフェも人気で、鷹匠を腕にとまらせて鷹匠気分を味わえるようです。かわいい梟とキリッとしてかっこいい鷹、家で飼わずに気軽に両方の種類と触れ合えるなんて魅力的ですよね。
猛禽類見分け方|鳶の見た目の特徴
鳶もタカ目タカ科に属する鳥で、トンビといったりトビといったりします。ほとんど羽ばたかずに尾羽でバランスを保ちながら上昇気流に乗って、空高く舞い上がる様子は誰しも目にしたことがあるはずです。私たちにとって最も身近な猛禽類といえます。体色は褐色と白色のまだら模様で、目のまわりが黒褐色になっています。
猛禽類見分け方|隼の見た目の特徴
隼はハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属に分類される鳥です。頬に黒い髭のような斑紋様が入っているのが特徴です。喉から下の羽は白くて、胸のあたりから下は全体的に黒褐色の横縞が入っています。ほかの鳥と比べて隼はとても速く飛べるのも特徴的で、「速い翼」が転じて「ハヤブサ」という名になったと考えられています。