葬式や法事の服装って?女性の喪服コーデ21選
更新:2023.01.17
お葬式やお通夜や法事に参列する機会があった時に、絶対に喪服を着ないといけないの?とか、どんな服装をしたらいいのか悩む時はありませんか?厳粛な場に間違ったコーディネートをしてしまうと大人の女性として恥ずかしいですね。どんな服装をすればいいのかを分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
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INDEX
女性が葬式や法事に参加する際の喪服マナー
女性の服装(喪服)マナー
- 黒色のアンサンブル・ワンピース・スーツ
- インナー・ストッキングは黒色
- 靴は黒色のパンプス
- アクセサリーはなるべく身に着けない(真珠・黒曜石は可)
QUOTE
お通夜と告別式のどちらも、基本的に喪服を着用して参列するのがマナーです。一般的に男女とも、準礼装のブラックフォーマルが望ましいとされています。喪主よりも格式が高い服装はマナー違反とされているため、正式礼装は避けるのが基本です。 引用元:お通夜と葬式・告別式の違いを解説。どちらに出るべき?参列時のマナーは?|東博MAGAZINE ひとたび
コーデ例を見る前に、女性が葬式や法事に参加する際の喪服マナーを押さえておきましょう。
光沢のある素材の服や、華美なアクセサリーを避けたりするのが基本マナーです。
葬式へ参列する場合の服装
葬式①職場・学校関係の葬式への参列
仕事関係や学校関係などの葬式に行かなければならない時には、故人を偲ぶ意味を持つ喪服を選びましょう。略式喪服で構いません。略式喪服とはブラックフォーマルやブラックスーツの事です。ブラックの物がなければ紺色かグレーの色を選びましょう。光沢のない無地の服装にし黒のストッキングを履く様にして下さい。
女性は黒や紺のパンプスなどを履きます。そのパンプスも光沢のある物や派手な飾りが付いている物は適していません。アクセサリーやイヤリング類は外しておきましょう。ネックレスを付けるなら真珠の一連を選びます。
葬式②友人・知人の葬式への参列
友人や知人などの葬式に行かなければならない時にも、故人を偲ぶ意味を持つ略式喪服を選びましょう。ブラックフォーマルやブラックスーツで、ブラックの物がなければ紺色かグレーの色を選びましょう。女性は黒いワンピースでも大丈夫ですが光沢のない無地の服装にし黒のストッキングを履く様にして下さい。
靴は黒や紺のパンプスやヒールなどを履く様にます。靴下やシューズなどは足に怪我をしていて履く事が困難な場合など特別な理由がある以外は出来るだけ避ける様にしましょう。
葬式③春~夏の女性の喪服
春から夏の季節に葬式に参列する場合は、暑い時なので半袖のブラックスーツやブラックフォーマルを着用する時があると思います。その時は女性は袖が短すぎたり肌が多く露出される服装はやめておきましょう。それを着る場合は上に黒いジャケットなどを着ておきましょう。膝が見えるくらいの長さのスカートも控えましょう。
暑い時期でも女性はストッキングを履かないといけません。略式喪服の場合は黒でなく肌色のストッキングでも大丈夫ですが、黒いストッキングを履く人が多い様です。どうしてもストッキングが履けない時は膝までのストッキングでも大丈夫ですが、膝が見えない長さにしましょう。
葬式④秋~冬の女性の喪服
秋から冬の季節に葬式に参列する場合は寒いので、コートやジャケットなどを着て行く事があると思います。葬式の会場に着いたら脱いで室内に入りましょう。黒のコートなどを来たまま室内に入るのであれば、上着は黒い色にしキラキラした装飾が付いている物はやめましょう。毛皮のコートは殺生を想像してしまうのでダメです。
葬式⑤和装の時やアクセサリーなどの装飾品
喪主や親族が正喪服や準喪服で和装をします。もし葬式に和装で参列する場合は格上にならない様に、略式喪服で無地の寒色系にし帯締めや帯も黒にしましょう。バックや草履も黒を選びます。ネックレスやブレスレットやピアスは外しておきます。指環も結婚指輪以外は付けない様にします。香水や派手なマニキュアも避けます。
葬式⑥子供の服装
葬式に子供を連れて行かないといけない場合の服装は、学校や幼稚園などの制服がある場合はそれを着用します。制服がない場合は白いシャツに黒や紺色、グレーのズボンやスカートを合わせます。スカートは短すぎるものは避け、黒い靴を履かせましょう。大きなリボンや派手な髪飾りは付けず髪は出来るだけ束ねておきましょう。
葬式⑦年配の女性の喪服
年配の方が葬式に参列される場合に普段の生活で使っている様な洋服で参列する事もあります。ワンピースなどを着る事が困難な方などは黒やグレーの色合いの洋服を喪服とする事があります。その場合は黒っぽい靴下と靴を履く様にすれば大丈夫です。
葬式⑧20代の女性の喪服
20代くらいの女性が葬式に参列する場合もブラックフォーマルやブラックスーツが良いでしょう。ワンピースなどのタイプになった物を着る場合は体のラインがはっきりと分かる様なデザインは出来るだけ避けましょう。膝が出てしまう様なスカートの丈も場にふさわしくありません。髪も束ねて落ち着いた雰囲気にしましょう。
お通夜へ参列する場合の服装
お通夜①職場・学校関係のお通夜への参列
仕事関係や学校関係などのお通夜に行かなければならない時には、葬式の時と同じ様に略式喪服にしましょう。ブラックフォーマルやブラックスーツを着ます。黒や紺やグレーの色合いであれば女性もズボンでも大丈夫です。結婚指輪以外は外しアクセサリーなどの装飾品はつけません。ネックレスをつけるなら真珠の一連にします。
ストッキングは黒か普段使っている物でも大丈夫です。普段使っていると言っても柄物や派手な物は避けましょう。略式喪服の場合はストッキングの色は肌色でも良いのですが、黒のストッキングを選ぶ人が多い様です。
お通夜②友人・知人のお通夜への参列
友人や知人のお通夜に行かなければならない時にも略式喪服を選びましょう。ブラックフォーマルやブラックスーツに黒か肌色のストッキングを履きましょう。略式喪服の場合は普段使っているストッキングで良いのですが、派手な柄の入った物や肌色系以外の色の物は避けましょう。黒い靴で光沢のある服やバックはやめましょう。
お通夜③春~夏の女性の喪服
お通夜の服装は略式喪服でブラックフォーマルやブラックスーツにしましょう。葬式よりも軽めの服装(ズボンや襟つきのシャツ)で参列する人も多いと思います。それでも派手な柄の付いた服やバックは避ける様にしましょう。
お通夜の時間帯は夕方から夜にかけて行われる事がほとんどです。春から夏とはいえ夜は気温が下がりますし、会館などではエアコンが入っているので女性には寒過ぎる時もあります。黒っぽい薄手のストールやカーディガンがあれば準備しておくと良いでしょう。
お通夜④秋~冬の女性の喪服
お通夜の服装は略式喪服でブラックフォーマルやブラックスーツにしましょう。秋から冬のお通夜の場合は上着が必要になります。上着を着たままでも大丈夫な為には、キラキラした装飾や光沢のある物や毛皮のコートなどは避けましょう。髪も黒っぽい小さめの髪どめなどで出来るだけまとめておきましょう。
お通夜⑤急に行かなければならなくなった時に気をつける事
事前に分かっている葬式と違ってお通夜の場合は、当日に連絡があって急きょ行かないといけなくなったという事も少なくありません。略式喪服や黒のストッキングがないと焦る時もあるでしょう。葬式に比べお通夜は少しくだけた服装で参列する人もいます。ズボンとシャツでも構いませんが黒や紺の色合いの服装にして下さい。
女性のスカートは膝が隠れるくらいの長さの丈を選びましょう。ネックレスは一連の真珠にし、それ以外は外しておきましょう。指環も結婚指輪以外はつけません。髪をまとめる物もリボンや飾り、光沢のある物はやめておきましょう。赤ちゃんを連れて行く時は黒か紺か白の洋服またはおくるみを使う様にしましょう。
お通夜⑥子供の服装
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お通夜に子供を連れて行く時は、学校や幼稚園などの制服がある場合はそれを着用します。ない場合は黒か紺かグレーの服装で、襟つきの物を選びましょう。カラフルなリボンや飾りは付けません。靴も黒っぽい物を履かせましょう。どうしても適した物がない時は茶色などの出来るだけ暗めの色合いの服を着用させましょう。
お通夜は夕方から夜に行われるので、赤ちゃんや小さい子どもは連れて行きにくい場合もあります。翌日の葬式に参加出来る時は、見てくれる人がいる場合は無理して連れて行かなくても良いでしょう。連れて行く時は黒か紺か白の服やおくるみを使いましょう。
お通夜⑦年配の女性の喪服
お通夜に参列する時は連絡があって急きょ参列する時が多いでしょう。特に年配の方はワンピースなどを着る動作が難しかったりしますし、取る物も取らずに駆けつける事もあります。そんな時は普段着の中で黒や紺やグレーなどの落ち着いた色合いの物を選んで着る様にしましょう。
お通夜⑧20代の女性の服装
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20代くらいの女性がお通夜に参列する場合もブラックフォーマルやブラックスーツが良いでしょう。体のラインがはっきりと分かる様なワンピースタイプの物やデザインは出来るだけ避けましょう。スカートの丈も膝が隠れる長さを選びます。ストッキングは肌色でも構いませんが派手な色や柄の物は避けましょう。
法事へ参列する場合の服装
法事①忌日(きにち)法要
法事は初七日・二七日(ふたなぬか)・三七日(みなぬか)・四七日(よなぬか)・五七日(いつなぬか)・六七日(むなぬか)・七七日(なななぬか)・四十九日・百箇日とあります。初七日と四十九日は葬式の当日に行われる事が多く、それ以外は遺族だけで行われます。
自宅などで僧侶にお経を上げて頂く形になる事が多いので、大人しい感じの黒っぽい服装で良いでしょう。四十九日を過ぎると忌明けや、喪が明けたと言われます。
法事②年忌(年忌)法要
年忌法要は一周忌・三回忌・七回忌・十三回忌・十七回忌・二十三回忌・三十三回忌と続きます。遺族や親戚だけで行われる事がほとんどです。一周忌・三回忌までは葬式の時の同様に黒の無地の和装やブラックフォーマルにストッキングという服装にしましょう。三回忌以降は色は暗めで普段着に近い物を着用する事もある様です。
一周忌や三回忌に呼ばれた時は僧侶にお経を上げて頂いた後に会食に行く事が多いので、黒いブラックフォーマルやスーツは着ますがあまり動きにくい服装は避けた方がいいかもしれません。
法事③春~夏の服装
春から夏の法事の服装は略式喪服でブラックフォーマルやブラックスーツに黒いストッキングで良いでしょう。法事の会場となる自宅へお邪魔したり、会食のお店へ移動したりとするので室内と外の温度変化もありますから薄手の上着を用意しましょう。替えのストッキングや靴下なども用意しておいた方が良いかもしれません。
法事④秋~冬の服装
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秋から冬の法事の服装は略式喪服でブラックフォーマルやブラックスーツに黒いストッキングで良いでしょう。少し厚手のストッキングでも大丈夫です。法事の会場となる自宅へお邪魔したり会食のお店に移動する事もあるので、コートなどは着用しておきましょう。少し模様などがあっても良いので黒っぽいコートを選びましょう。
法事⑤子供の服装
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法事に子どもを連れて行く時の服装は学校や幼稚園などの制服があれば制服を着て行きましょう。制服がない時は黒や紺色などの落ち着いた色合いの服装を選びます。靴も黒っぽい物で白い靴下を履かせましょう。赤ちゃんの場合も紺や茶色などの暗めの色にし、レースなどのついた物は出来ればやめておきましょう。
法事と初盆について
一周忌と初盆について
一周忌と初盆を迷う方はいませんか?一周忌とは法事になり親戚や親族、とても親しい友人が参列します。初盆とは亡くなった方が四十九日を過ぎてから初めて迎えるお盆の法事です。通夜や葬儀に参列した人は初盆参りまで行かれる方が多い様です。
6月~8月頃に亡くなった方の初盆は、翌年のお盆になる事が多いので間違えない様に注意しましょう。葬式の時の挨拶状を無くなさい様にとっておきましょう。初盆参りが終わったのか、まだなのかが分からなくなって聞くというのは大変失礼な事です。
一回忌の服装
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一周忌の訪問をする場合は親族や親せき、またはとても親しい友人の法要が営まれる時です。葬式と同じ様に略式喪服でブラックフォーマルや黒いワンピースで黒のストッキングを履きましょう。イヤリングやネックレスなども控え、指輪も結婚指輪だけにしておきます。濃すぎるメイクや口紅もやめておきましょう。
一周忌の法要を行う立場の場合は、ブラックフォーマルやブラックスーツに黒いストッキングを履く様にしましょう。派手なメイクやアクセサリー類もしないでおきましょう。親族や親せきを呼ばずに家族だけでの一回忌であったり、お着替えの大変な年配の方がいらっしゃる時は地味な雰囲気の普段着を着ても大丈夫でしょう。
初盆の服装
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初盆参りに行く時はブラックフォーマルやブラックスーツまたは黒いワンピースに、黒いストッキングと光沢のない低めのパンプスという服装で訪問しましょう。メイクも控えめでアクセサリー類もつけません。初盆参りは8月なので半袖のワンピースを着る事もあると思います。黒い薄手のストールなどを用意しておきましょう。
初盆を行う遺族の服装は和装なら黒無地の染め抜き五つ紋付きが、洋装ならアフタヌーンドレスが正式とされている様です。訪問客よりも正装をしていないといけない事が理由なのです。ですが訪問客の対応をして動き回りますし暑い時期でもありますので、体に負担のかからない様に喪服や黒いワンピースを選ぶ方も多い様です。
葬式や通夜での服装を知っている事は大人の女性の第一歩
葬式や通夜の時の服装は覚えてしまえば難しい事はないのです。故人やその親族の方々の気持ちに寄り添うと黒系の服装を選ぶ事も納得できますね。厳粛な場である為に緊張してしまいそうですが、その場に適した服装で落ち着いて振る舞いましょう。
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