これって霊障の症状？基本的な17個の特徴と覚えておきたい対処法15選

人間の思考は、じっとしているとネガティブに傾くことが分かっています。これも人類が進化の過程で身につけた生きるための知恵に過ぎず、多くの場合は単なる思い込みです。思い切って考えるのをやめ、行動に移してみると運気が好転することも少なくありません。適度な運動は精神の健康を保つ秘訣です。

霊障対処法5・お祓いをして頂く

頭では分かってても、ついネガティブに考えてしまうということもあるでしょう。そういう時は、迷わず神仏の加護に頼ってみることをおすすめします。神職や住職からありがたい説法を聞いたり、よく整った神域に身を置くことで気持ちが切り替わることもあります。良い結果を引き寄せるポイントは「何も疑わない」ことです。

霊障対処法6・イメージトレーニング

感受性の高い人におすすめの対処法は、イメージトレーニングです。自分が高速で回転する物体の中心にいて、悪霊や風邪のウィルスなどの悪いものを勢いよく弾き飛ばすイメージをしてみましょう。自分の中に悪いものが入り込んでいる気がするときは、重さや色を付けてリアルにし、足の裏や指先などから外に排出します。

霊障対処法7・規則正しい生活

普通過ぎてツマラナイと思われるかも知れませんが、早寝・早起きなどの規則正しい生活は霊障の対処法としても有効です。身に付くまでは窮屈に感じられますが、慣れるに従って意識が前向きに変化していることに気づくでしょう。気を付けたいことは、一時的に生活が不規則になった時にそれを気にし過ぎないことです。

霊障対処法8・マントラを覚える

「マントラ」とは、言葉そのものに神仏の教えや功徳が込められている呪文のことで、「真言（しんごん）」とも訳されます。「般若心経」などはその代表的なもので、23字を唱えればすべての災いを退けると言われるパワフルなマントラ「光明真言」もお勧めです。

霊障対処法9・お守りを身に着ける

宗教や教派に拘らず、何らかのチャームをお守りとして身に着けることも効果的な対処法です。人は意識を向けたものに「気を取られる」ものですが、外にばかり気が向いてしまうと内なるパワーが足りなくなります。お守りは、外に飛び散った自分の意識を内に呼び戻すのにも役立ちます。

霊障対処法10・柏手を打つ

ホテルや旅館などの施設で薄気味悪さを覚えたときは、神社でお参りするときの要領で「パンパン」と勢いよく柏手（かしわで）を響かせましょう。柏手は人が神を呼ぶ時の音であり、悪霊がもっとも嫌う音とされています。鐘や鈴など、金属が触れ合う音も悪霊を遠ざける効果があるので、対処法として持ち歩くのもおすすめです。

霊障対処法11・大きな声を出す

霊障の症状かな？と思ったときは、大きな声を出すことも効果的です。呼吸が弱くなると声も小さくなり、生命力が低下します。また、言霊を信じる日本では、「はい」という返事が「拝」に通じるともいわれます。大阪の牧岡神社は、大声で笑えば「心の岩戸」が開かれて福が舞い込むとされる「お笑い神事」で有名な古宮です。

河内国一之宮 枚岡神社

霊障対処法12・覇気を養う

優柔不断で心が弱い人は、怨霊にも付け込まれやすいと言われています。死霊と生霊に関わらず、人の魂は常に救いを求めていますが、魂の救済は他の誰かに依存することでは成就しません。肉体的なことならまだしも、魂のことで相手に依存させたり、期待させることは百害あって一利なしと言えるでしょう。

霊障対処法13・徳を増やす

生霊や悪霊に負けて憑依されないための対処法として、「陰徳を積む」こともおすすめです。人が見ていても見ていなくても、慈善事業に寄付をしたり、ボランティアで人の役に立つなどの行いをしてみましょう。陰徳は先祖代々積み立てられる貯金のようなもので、いざと言う時に神のご加護として払い戻されると言われています。

霊障対処法14・自分の心を観察する

他者の不運を願ったり、不利益になるような噂を立てるような「不徳」は運気を下げます。人の陰口を言うのも、霊障を引き寄せるのも、実は同じ「恐怖心」です。自分が飛ばした念は必ず自分に戻ってくると言われていますが、それは私たちの心に「罪悪感」があるためです。自分の心の使い方を観察する習慣を付けましょう。

霊障対処法15・考えをシンプルに保つ

15選の最後は「考え方をシンプルに保つ」ことです。物事を難しく考えてしまうのは、失敗を恐れる心が強いことが原因ですが、これは人の心の中に「正しくなければ罰せられる」という観念が根を張っているためです。

人の過ちを許せない人は、自分の失敗に対しても過度に否定的になりがちです。シンプルな心に霊障は生じません。失敗に固執せず、いつも心を軽くしておくことが肝心です。

霊障の症状が出やすい場所

心霊スポット

心霊スポットは言わずもがなですが、何らかの理由で死亡者が出てしまった場所や、事故が多発する場所にはそれなりの理由があります。興味本位で立ち入ることはおすすめできませんし、必要のない場合はできるだけ近寄りたくないものです。

廃墟

怨霊は恐怖心や孤独感、執着心といったネガティブな想念の塊です。安心して身を隠せる深い草むらや暗い場所を探して浮遊したり、自分自身が抱える深い悲しみや寂しさに相応しい場所を求めて飛んでいます。かつて人が活動し、忘れ去られた廃墟はそんな怨霊の波長にピッタリだと言えるでしょう。

「霊障の症状」以外の可能性も

まずは専門医の診断を！

耳元で人の声がする。常に人の視線を感じるなど、霊障と似たような症状をもつ病気もあります。心の問題はこじらせてしまうと取り返しのつかないことになる場合もありますので、近ごろ幻視や幻聴が酷いなと感じたら、まずは専門医の診断を受けることをお勧めします。

科学的な解釈もできる

いつも背後から見られている気がする。足音が聞こえる。夜中の2時になると「ラップ音」が聞こえてくるなど、心霊現象と言われるものの多くは、すでに科学的に説明されています。ポルターガイスト現象もデマでした。高圧電流の下や可聴下音のもとでは、強い自殺願望が湧いたり幽霊が見えることも分かっています。

人間の耳が音として認識できる周波数は20から20,000Hz（ヘルツ）で、それ以下は「可聴下音」と呼ばれています。聞き取れなくても人体に影響を及ぼすことが知られており、いわゆる心霊スポットで多く流れていると言われています。自然界にあふれている周波数で、不安や恐怖を増幅させるのが特徴です。

カルトを見分ける

やたらと高額なお布施

仏陀は「全ては空（くう）である」と説き、空海は「心が全てであり、すべては心」だと言いました。また、イエス・キリストは「あなたの心が信じたとおりになる」と教えました。人間の脳が、イメージしたことと現実に起きたことを区別しないこともすでに解明されています。

これほどパワフルで奥深い「人の心」ですが、自力でコントロールできないのが悩みどころです。怨霊や悪霊は、そんな「心」の問題であり、言ってしまえば限りなくリアルな幻想ですが、あまりにリアルで専門家の力を借りたくなることもあるでしょう。しかし、金銭目的で心の世界を語る専門家には用心したいところです。

やたらと恐怖心や罪悪感を煽る

先述のとおり、霊魂の世界は人間の恐怖心と罪悪感による強力な産物です。そんな幻想の世界にどっぷり浸ることは本人の自由ですが、恐怖心と罪悪感が及ぼす悪影響は、霊障の症状だけにとどまらないということも知っておくべきでしょう。高い鑑定料を請求しなくても、これらの感情を煽る相手は用心しましょう。

霊障に負けないで！

いかがでしたか？霊障の症状として知られる17の特徴と、改善に効果的な対処法15選をご紹介しました。最後に、人は本当に恐ろしいと感じていることからは、最後まで目を背けようとします。そして、いかにもそれらしい理由に逃げることで時間稼ぎをすることがあります。

いま身の回りで起きていることが霊障の症状かも？と感じられるときは、本当はもっと別のところに原因があることに、自分でも薄々気づいていることもあるのです。そういう場合は、お祓いなどで一時的に改善したように見えても再び同じ悩みに戻ります。

その恐怖が霊障の症状であろうと、それ以外のものであろうと、恐怖は人間の心の状態であり実在しないものです。そして、恐怖心に打ち克てるのは勇気ではなく「素直な心」です。自分を信じ、マイペースで最善の解決策を見つけてくださいね。