Shutterstock 690107323

服のサイズの正しい選び方をご紹介!失敗しない採寸方法とは?

更新:2022.03.05

通販のように試着できない買い物で服のサイズをぴったり合わせるのは難しいですよね。ここではそんな服のサイズ選びを失敗しない、正しい測り方と選び方をご紹介します。自宅で出来る採寸方法を覚えて、通販でも失敗しない洋服選びをしましょう!

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



正しい服のサイズを知っていますか?

洋服選びはサイズの採寸が重要!

服を選ぶ女性

素敵な服を見つけたのに、なんだかサイズがぴったりと合わない…。そんなことはありませんか?服のサイズは人によってまちまちです。

せっかくお気に入りのデザインを見つけても、肝心のサイズが合っていないと不恰好になってしまいますよね。特に試着ができない通販では、服のサイズ選びに失敗しがちです。

ここではそんな服のサイズを間違わないよう、しっかりと測れる採寸方法についてをまとめました。自信の体にぴったり合った服選びの為にも、是非参考にしてみてくださいね!

寸法用語を知っておこう

考える女性

まず正しい服のサイズを測る前に知っておきたいのが、服の寸法用語です。よく聞くのが肩幅や着丈、ウエストと言ったものですね。

これらの寸法用語を知っておくことで、服のサイズ選びに役立ちます。まずは以下の寸法用語を知って、それぞれ自身のサイズを測ってみましょう。

服の寸法用語一覧

肩幅 両肩の端から端までを測った長さ
着丈 慎重に合わせた服の襟から裾までの長さ
袖丈 型の縫い目から袖口までの長さ
裾幅(アームホール) 裾の両端間の長さ
身幅(バスト) 両脇下(胸のあたり)の長さ
ウエスト ウエストライン(腰幅)の長さ
総丈 ウエスト部分から裾先端までの丈
股上 ズボンなどの股の分かれ目からウエストまでの部分
もも周り(ワタリ) 股の付け根、太ももの最も太い部分の長さ
股下 ズボンの股の縫合部分から裾までの長さ

正しい服のサイズの採寸方法とは?

正しく測るには誰かに採寸して貰いましょう

服のサイズを正しく測る為には、2mほどのメジャー、サイズをメモできるもの、そして家族や友人など、サイズを測ってくれる相手が必要です。

自分一人で測るとどうしてもサイズに歪みが生じてしまい正しいサイズにならないので、必ず誰かに測って貰いましょう。もし頼める相手がいないという場合は、ショップの店員さんに頼んでみるのもアリですよ!

測る時はヌードサイズで採寸しよう

洋服を着たままサイズを採寸する方も居ると思いますが、より正しい数値を出すには服やインナーを脱いだヌードサイズを測る必要があります。

ただし、女性の場合ブラジャーを付けているのと付けていないのでサイズも変わってきますから、付けた場合と付けない場合の両方を測るといいでしょう。

採寸する際は服を脱ぎ、なるべく裸に近い状態になります。そして背筋をまっすぐに伸ばし、両足を揃えて正しい姿勢で立って採寸しましょう。

正しいサイズの測り方

肩幅 真っ直ぐ腕をおろし頚椎(けいつい)点を通るように右肩の端から左肩の端まで測定する。首に前ではなく首の後ろ(背中側)を測る。
身幅 胸の一番高い位置(乳頭部分)からぐるりと一周して採寸する。単に身幅を測る場合は左右の脇の下から一直線に結んだ位置を測る。
着丈 首の付け根から背骨を通り真っ直ぐヒップのあたりまで測る。ワンピースなどアイテムによって太ももなどの位置まで測ることも。
袖丈 両腕を真っ直ぐおろして型から手首までを真っ直ぐに測る。
ウエスト 腰回りで最も細くくびれている部分をぐるりと一周して測る。お腹はへこまさず自然な呼吸で。
もも周り(ワタリ) 真っ直ぐに立ち太ももの一番太い部分を水平にぐるりと一周する。
股下 ももの付け根からくるぶしの下までを垂直に測る。

寸法用語は色々とありますが、基本的にはこちらのサイズさえ測っておけばどのようなアイテムにも適応できます。妊婦さんの場合は通常とボディラインが大幅に異なる為、肩幅以外のサイズを測っても正しい数値にはならないので注意しましょう。

女性は状況によってサイズが変わる?

女性の足

男性よりもその日の体調や状況によってサイズに差が生まれやすい女性の場合、正しく測っても別の日には微妙に変わってしまう場合があります。

例えば体がむくみやすい生理前や生理中の場合、普通の日に比べてサイズが若干大きくなってしまう場合があります。この期間中に採寸して、別に日に服を選んだらサイズ感が異なるなんてことも…。

また、ブラジャーを付けているか付けていないかでもバストサイズが変わりますし、ガードルを履くか履かないかでもヒップや太もものサイズが違ってきます。ヌードサイズでの採寸が基本ですが、もしパンツの下にガードルを履いて着用したい場合は、ヌードサイズと肌着着用時の両方を採寸するといいでしょう。


服のサイズの選び方【Tシャツ・プルオーバー】

Tシャツ・プルオーバーの肩幅の採寸

トップスの中でもカジュアルに着られるTシャツやプルオーバーは、多少肩幅がピッタリしていても柔軟に動く為あまり気にすることはありません。

むしろ肩幅が広すぎるとだぼっとして不恰好な印象になります。夏場のTシャツなど素肌の上からプルオーバーを着る場合、自分の肩幅からプラスマイナス4cmくらいの幅を選ぶといいでしょう。

ただし、ブランドによってサイズ感やディテールが異なる為、合わない場合プラスマイナス2cmを目安にしてもかまいません。また、冬場にプルオーバーを着る場合は肌着の上から着用するので、やや肩幅に余裕があるものを選びましょう。

Tシャツ・プルオーバーの袖丈の採寸

袖丈の長さは特に気にすることはなく、好みに合わせて選ぶといいでしょう。一般的に手のひらにかからないくらいの長さが好ましい為、9分丈~手首あたりの長さが一般的ですが、最近は手のひらが隠れるほどの長さも「萌え袖」として好まれていますね。

手首や手のひらが隠れないくらいの長さだと抜け感のあるスタイルに、あえて少し長めで指先が覗くくらいの長さだと、萌え袖として可愛さをアピールできます!

Tシャツ・プルオーバーの身幅の採寸

身幅とはバストのことです。目安としては自分の胸囲からプラスマイナス4cm程のサイズですが、ボディラインが出るタイトな着こなしかゆったりとした着こなしかでも変わってきます。

女性の場合はブラジャーを付けて着用するのが一般的なので、ヌードサイズの他ブラジャーを付けた状態で採寸するのもおすすめです。

Tシャツ・プルオーバーの着丈の採寸

Tシャツやプルオーバーの着丈は好みやデザインによってもまちまちですので、これと言った正しい長さがあるわけではありません。

短めの丈ですっきりと着こなすか、長めの丈でヒップラインを隠すか、好みのデザインで選ぶといいでしょう。ただし丈によってはしゃがんだ時に背中やヒップが見えてしまう場合があるので、後ろ側の丈に注意しましょう。

服のサイズの選び方【シャツ・ブラウス】

シャツ・ブラウスの肩幅の採寸

シャツやブラウスはTシャツと違い伸縮性のある生地ではない為、肩幅が小さいとピッタリして腕や肩を動かしにくくなってしまいます。

必ず服を脱いだ状態で採寸したヌードサイズの肩幅に合わせて選ぶようにしましょう。また、シャツはややタイトに、ブラウスはゆったりめに着た方が見栄えが良くなります。

似たようなアイテムですがシャツとブラウスはそれぞれどれくらいのサイズ感が美しく着こなせるか違いがあります。選ぶ際は注意しましょう。

シャツ・ブラウスの袖丈の採寸

シャツの場合はカフスなどの袖口部分が手のひらにかからないくらいの長さのものを選びます。あまり長すぎるとだらしない印象になるので注意しましょう。


ブラウスの場合シャツより袖が長めでも構いませんが、大体9分丈程度のものが一般的です。袖口にフリルなどの装飾が施されている場合、袖丈も少し増すので気を付けましょう。

シャツ・ブラウスの身幅の採寸

シャツの場合はややタイトめに、だぼっとした印象にならない程度にピッタリと体に合ったサイズが基本です。ブラウスの場合はシャツよりも余裕を持たせ、ややゆったりめのものを選ぶといいでしょう。

バストが豊かな方は特にぴったりしやすいので気を付けましょう。Tシャツやプルオーバーと違いフロントをボタンで留める為、身幅のサイズは特に気を付けて選んでください。

シャツ・ブラウスの着丈の採寸

一般的にシャツはラウンドテール(裾が直線ではなく弧を描いたような半円状になっている)のものが多く、その為着丈がやや長めになっています。

これは、フォーマルなファッションでシャツインしやすいようになっているデザインです。カジュアルシャツであっても着丈はヒップが7割~8割程隠れる長さがおすすめです。

ブラウスの場合シャツインする、しないが選べるアイテムなので、シャツに比べて着丈はやや短めです。ただし肩幅や身幅が小さすぎると吊り上がったような印象になってしまうので、正しいサイズのものを選びましょう!

服のサイズの選び方【ワンピース】

ワンピースの肩幅の採寸

ワンピースは様々な素材のものが存在する為、素材によってサイズ感も違ってきます。伸縮性のないシャツワンピースの場合、シャツの採寸と同じように選ぶといいでしょう。

伸縮性のあるジャージ素材などの場合、多少肩幅が合わなくても腕や肩を自由に動かせるのなら問題ありません。薄手の素材はヌードサイズに合わせて選びます。

ワンピースの袖丈の採寸

肩幅と同様に、素材やデザインによって異なります。シャツワンピースの場合はシャツのトップスと同様に、手のひらが隠れない程度の長さがすっきりと見えます。

ニットワンピースの場合は手のひらが隠れない程度の長さでも大丈夫ですが、あえて手のひらが隠れるくらいの長さにする事で可愛らしい萌え袖に!

ワンピースの身幅の採寸

肩幅と同様に、素材やデザインによって異なります。ボディラインがしっかりと出るタイトなタイプのデザインであれば、ぴったりめで選んでも問題ありません。

ただし伸縮性のないデザインやゆったりと着こなした方がいいデザインの場合は、ゆとりのある身幅を選びましょう。着用時にきつく感じた場合はサイズを変えることをおすすめします。

ワンピースの着丈の採寸

ワンピースは種類によって膝丈、ミニスカート、マキシスカートと言った様々な長さがあります。その為それぞれの丈によって着丈も異なってきます。

ただし肩幅や身幅のサイズが合っていないと、丈が吊り上ってしまい短くなってしまいます。デザインより着丈が短く見える場合は、肩幅や身幅のサイズを見直してみてください。


服のサイズの選び方【スカート】

スカートのウエストの採寸

スカートはウエストサイズが合っていないときつすぎてお腹を圧迫したり、ゆとりがありすぎてスカートがクルクルと回ってしまう場合があります。

サイズとしてはピッタリ~ややゆとりがあるくらいがおすすめです。ウエストがゴムのスカートも多いので、サイズ選びが不安な方はゴムのものを選んでも。

スカートのヒップの採寸

タイトスカート以外のスカートは、ヒップラインにピッタリとフィットするデザインではない為あまりヒップサイズは気にする必要はありません。

布をたっぷりと使ったフレアスカートのようなデザインなら、特にヒップの数値は気にせず選んでも大丈夫でしょう。タイトスカートの場合はピッタリよりややゆとりがある程度がおすすめです。

服のサイズの選び方【パンツ】

パンツのウエストの採寸

パンツを選ぶうえで一番重要なのがウエストのサイズです。パンツのウエストには2種類あり、通常のパンツの場合は腰骨位置、ハイウエストパンツの場合はウエストのくびれ位置が採寸する位置です。

デニムパンツを選ぶ場合、ベルトをしなくてもしっかりと固定されるウエストサイズがジャストサイズです。ウエストサイズに合わせて選ぶのが基本ですが、もしヒップや太ももに合わせて選ぶ場合は、ウエストが多少緩めになってしまうので注意しましょう。

パンツの股上、股下の採寸

パンツを選ぶ際に重要なのが股上、股下の長さです。これによって来た時の印象が大きく変わるので、気を付けて選びましょう。股上は股部分からウエストまでの長さです。

股上が浅いとヒップや下着などが見えてしまう場合があります。インナー選びに注意しましょう。股上が深いとお腹周りまでしっかりと隠れます。これらは好みで選んでみてくださいね。

股下は股部分から裾までの長さです。この長さが合わないと裾が長すぎたり短すぎたりしますが、最近はどのショップでも長すぎる丈はお直ししてくれるので、左程心配はいりません。

パンツのもも周り、ヒップの採寸

最近はタイトに着こなすスキニータイプのパンツが流行なので、ややぴったりめの体にフィットするサイズを選ぶといいでしょう。ウエストをはじめもも周りやヒップにゆとりがあると、だぼっと下がってしまいます。

最近流行りのガウチョパンツのように、ゆったりと幅の広いパンツの場合は、特にもも周りやヒップを気にする必要はありません。デニムやスキニータイプのパンツのようにタイトなものを選ぶ場合、サイズはもちろんですが下着のラインが透けないように気を付けてくださいね。

服のサイズの選び方【アウター】

アウターの肩幅の採寸

アウターはインナーやトップスの上から重ねて着る為、ピッタリのジャストサイズを選ぶときつく感じてしまう場合があります。その為ヌードサイズよりインナーやトップスを着て採寸した幅で選ぶことをおすすめします。

デザインによっては肩パットが入っているものがあります。着用感にはあまり差は生まれませんが、見た目の印象が変わるので肩パットのある、なしもチェックしておきましょう。

アウターの袖丈の採寸

アウターの場合トップスよりも若干長めの袖丈を選びます。インナーを着た分、多少袖が上がる事を考えて手のひらにかかる程度の長さを選ぶといいでしょう。

両手をおろしている際は袖からインナーが見えないくらいの長さで、腕を曲げたり上げたりした場合は、袖から少しだけインナーが覗く程度がおすすめです。

アウターの身幅の採寸

アウターの身幅は前ボタンが全てしっかり締まるかどうかを重点的にチェックしましょう。バストサイズが豊かな方は、プラス4cm位余裕のあるものを選ぶのもおすすめです。

インナーやトップスなど、中に2枚重ね着をしたうえできつくならないサイズがおすすめです。また、ウエストにベルトなどの装飾が付いたデザインのものは、ベルトが閉まるかどうかの確認も忘れずに。

アウターの着丈の採寸

View this post on Instagram

【色違いはブラック♥】 連投マイカです❣ オーバーガウンウールコート✨ 色違いはブラックがあります! ・ かっこよくてドレスアップにも◎ 忘年会に、クリスマスパーティー、、 華やかなお出かけのお供にもおすすめでーす💕 ・ 羽織るだけでサマになる✨ のに、シンプルで合わせやすさもバツグン✨✨✨ ・ 年末年始のお出かけにもぴったり! ウールのあったかアウターだから、寒き日のお出かけも楽しくなりますよー💗 ・ ・ ✨全国送料無料✨ 通販ページはコチラ⬇⬇ #オーバーガウンウールコート https://jean-okinawa.com/items/5a2648f092d75f618c0012dd ・ インスタご覧の方は、@jeanoroku トップページリンクからブログ➡HPに移動できます☺ ・ ------------------------------------------------ -ジーン小禄店- 那覇市小禄1-16-20 TEL 098-859-0768 Blog http://jean5858.ti-da.net/ HP http://jean-okinawa.com/ 営業時間 11:00~19:00 定休日 日曜日 ----------------------------------------------- #ジーン #jean #セレクトショップ #レディースセレクトショップ #沖縄 #ジーン小禄 #沖縄セレクトショップ #ladys #ladysfashion #ladysselectshop #okinawa #Jean小禄 #那覇 #Jean #instagood #photo #coat #outer #コート #アウター #ガウン #羽織るだけでこなれる♡ #こんなアウター欲しかった!! #かっこよくも女らしい😍 #年末年始のお出かけにもぴったりです!

A post shared by jeanoroku (@jean__online) on

一般的なジャケットの場合、ヒップが5~7割隠れる程度の着丈が目安です。ブルゾンやデニムジャケットの場合はおへそが隠れる程度の短さでも大丈夫です。

コートの場合はロングコートやショートコートなどデザインによって着丈も様々なので、特に着丈に注意する必要はありません。好みで選ぶといいでしょう。

サイズが合わないとどうなる?

きつすぎる、小さすぎるとパツパツの窮屈に…

買い物袋を持つ女性

実際のサイズよりも小さなサイズの服を選んでしまった場合、パツパツで窮屈な印象になってしまいます。タイトスカートなどあえてタイトなデザインのものなら問題ありませんが、そうでない場合は若干ゆとりを持たせましょう。

肩幅や身幅が合っていないと、腕や肩が動かしづらかったりバストや背中がパンパンになってしまったり、見た目も着心地もよくありませんよね。

また、パンツやスカートのサイズが小さいとお腹を圧迫して体調を崩してしまう恐れもあります。無理に小さいものを選ばず、ジャストサイズかゆとりのある物を選びましょう。

大きすぎるとだぼっとだらしない印象に

大きめの袖口

実際のサイズよりも大きなサイズの服を選んでしまった場合、全体的にだぼっとしてだらしない印象になってしまいます。あえてオーバーサイズを着てルーズに着こなす場合もありますが、そうでない場合はぴったり合うものにしましょう。

肩幅が大きすぎると襟元が大きく開いてしまい、肌着が見えてしまうことも…。またパンツやスカートのウエストが大きすぎると、ずるずると下がってしまいます。

おわりに

正しい服のサイズの測り方はわかりましたか?正しいサイズがわかって切れば、自分の体にぴったり合ったアイテムを探す事ができます。

サイズが合う、合わないによって同じ服でも印象が大きく異なるので、正しいサイズを知って自分に合う服を選んでくださいね。また、デザインによっても若干の差が生まれるので、着心地を確認しながらサイズを選んでみましょう。

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。