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【2020】部屋着としての着物はアリ!着付けのポイントを解説します♪

更新:2022.03.05

今、着物が部屋着として注目を集めていますよね。部屋着としても着付けの方法をご存知ですか?今回は、着付けの方法や選び方、メリットデメリットなど、様々な視点から部屋着としての着物を解説します!ぜひ着物にチャレンジして、お家で快適な着物ライフを送りましょう。

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着物を部屋着として着る着付けの方法

裾は短い長さでくるぶしまで

裾は短め

部屋着の着付けは、裾はくるぶしの長さに着付けるのがポイントです。家にいると何かと忙しく、立ったり座ったりと忙しないです。そのため、普段着の裾は長いと邪魔になります。一般的な、着物の裾の長さは床まであります。しかし、部屋着であれば、そんなに長い裾は必要ありません。

基本的に、女性が着物を普段着にする時の着こなしにもコツがあります。部屋着だけではなく、普段着としても着物を着こなしたい方は、こちらの関連記事をご覧ください。

紐は必要最小限だけにする

紐なし

部屋着にする時のポイント二つ目は、紐の数を減らすことです。女性の着物は着付けの際に紐の数が多く必要です。それは、なぜかと言えば着崩れを防ぐために紐で縛るからです。使用する紐を減らすことで、着崩れしやすくなります。しかし、部屋着なので着崩れしても人の目がないぶん、気にしなくて済みます。

着物は楽に気着ける

着付けの最後のポイントは、肌襦袢も必要なく楽な着付けをする事です。特に、気楽に着られて着心地が良ければ、どんな着付けでもかまいません。男女の着付けで言えば、男性の着付けは、女性の着付けよりも楽な着付け方をします。部屋着の場合は、女性でもきっちりと着付ける必要はありません。

部屋着としての着物の選び方

家で洗える素材の着物を選ぶ

お洗濯

部屋着の着物の選び方は、部屋着の着物は家で洗える素材のものを選びましょう。着物には、正絹からポリエステルまでさまざまな素材のものがあります。その中でも、部屋着には汚れても洗える素材を選びましょう。正絹の着物は家で洗えませんが、綿やポリエステルの着物ならば、気軽に家でお洗濯ができます。

価格で選ぶ


価格

部屋着の選び方には価格で選ぶ方法もあります。着物と聞くと、高価なイメージを持つ人が多いです。ところが、場合によっては安く販売されています。いろいろな素材がある中でも、特に綿やポリエステルの素材の着物であれば、安く購入できます。また、部屋着になりそうな古着も、良い物が安い価格帯で買えます。

部屋着は知らない間に切れたり汚れていたりします。部屋着を選ぶ時は、切れてもいい安い価格の着物を選びましょう。部屋着になる着物ならば、中古の着物でも問題なく着ることができます。中古の着物は、ボロ市などで1,000円前後から購入できます。古着屋さんなどでも、同じくらいの値段で買うことも可能です。

ちなみに、古着の中には良い素材の着物もあります。ただし、古い着物は糸が弱くなっているので気を付けてください。家で着ている間に糸が切れて、穴が開く事があります。それでも価格の安さは、部屋着にする最大のポイントです。また、洗える着物なら5,000円前後から手軽に購入できます。

着心地の良さで選ぶ

部屋着の選び方には、着心地が良い着物を選ぶ選び方もあります。やはり、部屋着に選ぶなら着心地が良いことが大事です。年間を通して、木綿の着物は着やすさから人気です。しかし、冬には少し高いですが、ウールの着物も暖かく着心地も良いです。また、夏には麻の着物も涼しく着心地がいいです。

部屋着におすすめの洗える素材の着物とは

木綿の着物

部屋着の着物の選び方は、家で洗える素材の着物を選ぶことです。木綿の着物ならば、気軽に家でお洗濯ができます。着物には正絹からポリエステルまで、さまざまな素材の着物があります。その中でも、部屋着ですから汚れても洗える素材を選びましょう。

部屋着の着物におすすめな素材は、気軽に着られる木綿です。部屋着として、木綿の着物は安い価格で買えてしかも丈夫です。家事は、何かと忙しく動き回るうちに生地も傷みます。その点、木綿の着物は、丈夫で部屋着に向いています。また、1年を通して季節に関係なく着ることができるのでお得です。

木綿の着物は、汗もよく吸収してくれる素材です。そのため、夏場は汗をかくので家で洗う頻度は多くなります。木綿の着物は、あらかじめ縮む事を想定して仕立ててあります。しかし、着物も部屋着として増えていけば、収納の仕方にも工夫が必要です。関連記事に、着物の収納方法の記事があります、併せてご覧ください。

ポリエステルの素材


部屋着の着物素材に、ポリエステル素材の着物がおすすめです。ポリエステルの着物は、価格が安く、お手入れも楽です。また、ポリエステルの素材は、家の洗濯機で洗うこともできます。クリーニングに出さなくてもいいので、使い勝手のいい着物と言えます。それだけ丈夫で、汚れやすい部屋着としてちょうど良い素材です。

着物を部屋着にする時のポイントは?

着たい時だけ着ること

着物を部屋着として、着たい時だけ着ることもポイントです。無理をしてまで着物を部屋着として着ることはありません。時には、着物を着たくない日もあるでしょう。気乗りしない時は、無理をして着物を着る必要はありません。着物を部屋着として、着たい時だけ着ることが一番のポイントです。

家事をするときはたすき掛けや上っ張りを着る

羽織る

部屋着の着物は袖が邪魔になるので、上っ張りやたすき掛けにすると動きやすいです。着物を着て家事をするには、袖が濡れたり引っかかったりします。日本では、昔は着物を着て過ごしていました。そのため、着物の袖が邪魔にならないように、色々工夫をして生活しています。

日々の家事では、紐でたすき掛けにすれば袖は邪魔になりません。着物の上に上っ張りを着ることで、冬場は暖かく過ごすこともできます。

筒袖にする

裁縫

部屋着として、着物を着るときのポイント最後は筒袖にすることです。着物の袖は、家事全般何をする時でも邪魔になる長さです。その袖を、初めからなくしておけば問題なく、気やすくなります。筒袖は着物を裏返して、袖ぐりの下から真っ直ぐ脇までを縫うことで作れます。筒袖にすることで、洋服のような感覚で着られます。

部屋着としての着物のメリットとデメリット

メリット①体型をカバーしてくれる

可愛い

体型に自信がなくても、カバーしてくれる点がポイントです。また、太っても痩せてきても着ることができるのもメリットと言えます。洋服には、体の線に自信がないと、着る事をためらう物もあります。その点、着物はどちらかというと、体の線がはっきりわからないので気やすいです。


メリット②季節を選ばず着られる

お参り

着物の場合は、季節を選ばず着られるのがメリットの一つです。冬の寒い時期には、着物の下にいくらでも暖かい下着も着ることができます。時にはスエットの上下を着ることもできます。比較的風が入ってくる袖や裾も、スパッツなどを履くことで暖かく過ごせます。

また、襟元などもマフラーやネックウオーマーなどがあります。反対に暑い季節の夏には、汗を吸ってくれる素材の着物や浴衣があります。温度差があっても、調整できる点がメリットです。

デメリット:お手入れが面倒

柄も色々

着物のお手入れが面倒なところもデメリットです。着物には独特なたたみ方があり、それも面倒だと感じる人もいます。部屋着として着れば、汚れやシミも付きやすくなります。素材によっては洗濯機で丸洗いできまます。しかし、丸洗いできない物はシミ抜きをしなければいけません。

また、家で洗えない物はクリーニングに出すことになります。クリーニング代は、着物の素材によって価格が変わります。そのため、クリーニング代が高くなり安易にお願いできません。このことだけでも、着物を部屋着にする際に大きなデメリットです。

着物が部屋着の時のメリットは、他の人と着ている物がかぶらないことです。女性の中には、他の人と着ている洋服がかぶるのを嫌がる人がいます。その点、着物の場合他の人とかぶることはあまりありません。洋服は流行によって、同じような服装の人と会うことが多いです。しかし、着物ならばそれもなく安心して着られます。

部屋着の着物に合わせるおすすめ帯3選

①八寸名古屋帯

華やか

部屋着の帯の選び方として、八寸名古屋帯をおすすめします。昔から普段着の着物には、八寸名古屋帯を使用してきました。八寸名古屋帯は30cmの幅なので、普段着の着物に向きます。また、柄も豊富でしっかりした素材で作られています。部屋着ですが、ご近所へのちょっとしたお出かけにも使用できます。

②半幅帯

部屋着の帯に、もっともおすすめなのが半幅帯です。その半幅帯は着付けの帯の締め方で初めに習うので、初心者にも簡単に扱えます。しかし、人によって普段着の帯の選び方の基準もいろいろあります。半幅帯ならば、幅も短く締めやすいうえに動きも楽です。そして柄も豊富な上、素材もさまざまあり使い勝手のいい帯です。

③兵児帯

子供の着物

帯の選び方として兵児帯もおすすめします。兵児帯は、最近では子供用や男性用の他に女性用もあります。女性用の兵児帯は、華やかな色で女性も浴衣に合わせて締めています。夏場の部屋着などで帯として締めると、見た目にも涼しげです。また、兵児帯は素材的にも締めやすくボリューム感があります。

やわらかい素材なので、部屋着の帯として動きやすく楽です。そして、女性の兵児帯は部屋着用なら一部が絞りのものを選びましょう。なぜなら、汚れると総絞りは家では洗えないからです。

簡単な帯の締め方は?

帯板入らずの蝶々結び

帯板を使わずに、蝶々結びで締める帯の締め方があります。帯板を使って帯を締めると、動き方によっては紐などがあたり、痛みが出ることがあります。家事を行なう時は、女性にとって帯板を使用しない方が楽です。また、帯の結び方は半幅帯などで蝶々結びにすれば簡単で楽です。

巻くだけの締め方

楽な帯の締め方として、巻くだけの楽な締め方があります。結ばない締め方なので、誰でも簡単に締めることができます。巻くだけ帯のやり方は、ただぐるぐると巻き最後に帯締めで止めるだけです。また、帯締めでなくてもベルトがあればベルトでも大丈夫です。帯の選び方としては、そのまま外出できる半幅帯をおすすめします。

2020年こそ部屋着としての着物にチャレンジしよう

シックな柄の着物

最近では、夏になると浴衣を着る若い人達をよく見かけます。着物も部屋着として着ることで、いろいろな柄があり華やかな装いを楽しめます。また、着物の素材によって価格も違ってきます。着物は、洋服と合わせることで気軽に着ることもできます。一般的に着物は、キッチリ着こなすイメージがあります。

しかし、意外にも簡単で楽な着方もできます。2020年は着物を部屋着として着てみませんか?部屋着としての着物ライフを、楽しみながらチャレンジしてみましょう。

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