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浴衣の気になるクリーニング事情アレコレ!洗濯頻度から金額相場まで!

更新:2020.04.03

自宅では扱いが難しい「浴衣」は、クリーニングに出すという人も少なくありません。実は、クリーニングの出し方や頻度・料金を知っておくことで、よりお得に浴衣を洗濯できるのです。今回は、浴衣のクリーニングの出し方や頻度・金額の相場などのお役立ち情報をご紹介します!

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浴衣のクリーニングの出し方・頻度とは?

①出すものを選別しておく

「着物」とはいっても、襦袢や羽織・帯などといった様々な小物を組み合わせて着るため、洗濯時もたくさんの小物を出す必要があります。しかし、なかには帯などといった、クリーニングによって型崩れを起こしやすい物もあるため、よほど汚れていない場合にはクリーニング・洗濯に出さない方が良いでしょう。

また、ポリエステルや木綿を用いている肌着などは、自宅での洗濯・染み抜きが可能であるため、より金額の相場を安く抑えたい場合には出すものを選別したうえで、正しい出し方でクリーニングをしましょう。

②出すものに付いた化粧品汚れ・ゴミは取る

掃除をする女性

ポリエステルなどといった自宅でも洗える浴衣をクリーニングに出す前には、ファンデーションや日焼け止めなどの化粧品汚れ・ゴミなどを軽く落としておくのもおすすめです。

化粧品汚れは主に油分がベースになっているため、クレンジングの方がより優しく染み抜きができるのです。洗剤で洗った場合、傷み・色落ちの原因に繋がってしまう場合もあるため、目立たない部分でしみ抜き・汚れ落としを試してから行うようにしましょう。

③浴衣のクリーニング頻度は年1~2回程度

シンプルな柄の浴衣

浴衣をクリーニングに出す頻度は、浴衣を着る頻度に合わせて異なります。一般的に、浴衣を頻繁に着る夏シーズンの終わりに1回、オフシーズンに1回の頻度がおすすめです。また、浴衣や着物類はこまめにクリーニングしすぎると生地を傷めてしまったり、光沢が落ちてしまう場合もあるため、出す頻度には注意しましょう。

浴衣のクリーニングの金額・相場はどれぐらい?


①一般的なクリーニング店の金額は1000円程度

お金が入った財布

昨今では、浴衣のクリーニング・洗濯も可能となっているクリーニング店も多くなっており、金額の相場も1000円程度とかなり安くなっています。大人用・子供用によっては500円ほどの差があるうえ、帯や襦袢などの出すものの種類・出し方によっては、より安くクリーニングできる点も魅力的です。

しかし、なかには浴衣・着物の洗濯専用の機械がない店舗もあり、簡単な染み抜き・洗濯ネットを用いたドライクリーニングのみとなっている場合もあります。そのため、一般的なクリーニング店に浴衣を出す場合は、あらかじめ金額の相場とクリーニング内容をしっかりチェックしておきましょう。

②専門店の金額は2000~3000円程度

小さな貯金箱

「浴衣はできるだけ長く使いたい」という方は、浴衣クリーニング専門のサービスを利用するのもおすすめです。専門店の場合、浴衣や着物の洗浄には専用の機械を使用しているだけでなく、プロの職人が素材に合った洗濯・染み抜き方法を判断してくれる点が魅力といえます。

金額の相場は2000~3000円と、一般的なクリーニング店に比べて高い傾向にありますが、和装のプロが担当してくれるため、扱いが難しい生地の浴衣も安心して出せます。「自宅で浴衣を洗濯するのが難しい・面倒」と感じている方にはおすすめですよ!

浴衣をクリーニングに出す時の注意点とは?

①絞り浴衣はプレスなしで依頼すること

美しい着物姿の女性

浴衣のなかには、生地の表面に凹凸がある「絞り」と呼ばれる技術を用いたものも存在しています。一般的なクリーニングの場合、アイロンをかけることもあるため、独特の美しさ・風合いのもとである凹凸がなくなる場合もあるのです。そのため、絞り浴衣を出す時には、アイロン・プレス加工なしで依頼するようにしましょう。


②出すものの素材・状態によっては不可能な場合もある

美しい柄の着物

様々なデザイン・装飾が施されている浴衣も多いですが、複雑な刺繍やスパンコールなどが付いている浴衣は店舗によってはクリーニング不可能な場合もあります。また、破損やほつれがある浴衣は、クリーニングに出すことでひどくなってしまうこともあるため、あらかじめ出すものの状態をチェックしておきましょう。

また、雨で濡れた着物の場合、そのままクリーニングに出してしまうとカビ・色移りの原因になってしまうため、和装用ハンガーなどに通してよく乾燥させてからクリーニングに出しましょう。出し方に不安がある場合は、事前にお店と相談しておくのもおすすめですよ。

普段から和装に慣れていない方のなかには「浴衣の着方がわからない」という方も多いことでしょう。そこで関連記事では、浴衣の合わせ方・着崩れを防止する方法などをまとめた記事を掲載しています。

浴衣も出せるおすすめの安いクリーニングサービス一覧!

①白洋舎

「白洋舎」は、1906年に創業した最大手の宅配クリーニングサービスです。着物やバッグ・浴衣まで、幅広いジャンルのアイテムのクリーニング・染み抜きに対応しています。浴衣のリペアやリフォームなどのオプションも豊富に用意されているため「クリーニングへの出し方が分からない」という方におすすめです。

浴衣やコートのように特定の季節のみ着る衣類は、最適な環境で保管してもらえる「保管サービス」もあるため「自宅では浴衣の管理が難しい」という方におすすめです。金額の相場は浴衣の生地によって大きく変化しますが、多彩なサービス・出し方ができるため、浴衣のクリーニング方法に困った時にはぴったりなサービスです。

「白洋舎」の詳細

料金一覧(税別) 【ねまき用】お持ち込み:800円、集配:850円【外出用】お持ち込み:2,500円、集配:2,700円
利用可能地域・エリア 北海道・宮城・関東エリア・岐阜・静岡・愛知・三重・近畿エリア・広島・愛媛・福岡

「白洋舎」

②そめの近江

浴衣の女性

「そめの近江」は、関東エリアを中心に利用可能な和装専門店です。着物の仕立て・着付け教室はもちろん、専門の機械・技術による浴衣のクリーニング・染み抜きも行っています。「そめの近江」で購入した浴衣・着物はもちろん、他社で購入した和装についてもクリーニングが可能となっている点は注目すべきポイントです。

和装専門のクリーニングサービスですが、金額の相場は丸洗いで1000円程度、細かい染み抜き・ドライクリーニングは1,500円程度とリーズナブルな価格になっています。「浴衣はクリーニングの出し方が分かりにくい」という方におすすめのサービスです。

「そめの近江」の詳細

料金一覧(税別) 【丸洗い】浴衣・角帯:1,000円、子ども用浴衣:800円【手洗い】浴衣・角帯:1,300円、麻襦袢:2,200円【染み抜き】1,500円~
利用可能地域・エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉
「そめの近江」

③キレイナ

和装の女性

「キレイナ」は、全国エリアを対象としている宅配クリーニングサービスです。高度なクリーニング技術を持つスタッフによるオーダークリーニングをコンセプトとしており、一般的な店舗では難しい高級素材・デザイン性の高い衣類も依頼できる点が魅力といえます。

金額の相場は少し高めになっていますが、木綿などの扱いが難しい浴衣なども出せます。「クリーニング・染み抜きはプロに任せたい」という方はもちろん「クリーニングに出すものの選別が難しい」という方にもおすすめのサービスです。

「キレイナ」の詳細

料金一覧(税別) 【大人用】3,000円【子ども用】1,500円
利用可能地域・エリア 全国
「キレイナ」

④リナビス

「リナビス」は、老舗のクリーニング店が運営する宅配クリーニングサービスです。専用のコースが豊富に用意されており、複数の衣類を1度に出すことで、より安い価格でクリーニングしてもらえる点が魅力といえます。

異素材の服を組み合わせて出すこともできるうえ、クリーニングに関する無料相談も行っているため「クリーニングの出し方が分からない」という方にもおすすめのサービスです。

「リナビス」の詳細

料金一覧(税別) 【衣類3点コース】4,920円【衣類5点コース】7,750円【着物コース】15,000円~
利用可能地域・エリア 全国エリア
「リナビス」

お気に入りの浴衣をクリーニングに出してみよう!

自宅でのクリーニングが難しい浴衣ですが、クリーニングに出すことで、より美しい状態で長く浴衣を楽しめます。今回ご紹介した出し方や金額の相場・頻度を参考にしながら、ぜひ今年の夏シーズンに向けて、お気に入りの浴衣をクリーニングに出してみましょう。

和装のなかでも比較的身近な「浴衣」ですが、和装に慣れていない方のなかには「浴衣の着付けに必要なものが分からない」と不安に感じている方も多いことでしょう。しかし、浴衣は必要なものさえあれば、初心者でも簡単に着付けができるのです。関連記事では、浴衣の着付けに必要なものをまとめた記事を掲載しています。

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