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ストールとマフラーの違いは?首に巻くもの一覧|ショール/スカーフ/スヌード

更新:2022.03.05

ストールとマフラーは、首に巻くものとしてお馴染みのアイテムですね。しかし、あまりにも似すぎているため違いが分かりにくいという問題があります。また、ショールやスカーフ、スヌードなども似ていますね。それぞれの違いをピックアップしてみましょう。

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ストールとマフラーの違い|形とサイズ

【形とサイズ別】ストールとマフラーの違い①長方形で大きいストール

形とサイズ別のストールとマフラーの違いの1つ目は、長方形で大きいサイズがストールだということです。もともとは、肩掛けとして誕生したため、肩をすっぽりと覆うサイズである必要がありました。具体的には、以下のサイズに該当するものが、ストールと分類されます。

ストールのサイズ

  • 幅:60~70cm
  • 長さ:180~220cm

ストールの幅と長さを合わせて見てみると、幅広の長方形になりますね。マフラーとの違いが分からないときは、肩に羽織ってみると良いですね。肩を覆ってもサイズに余裕があればストールと判断できす。

【形とサイズ別】ストールとマフラーの違い②長方形で小さいマフラー

黄色いマフラー

形とサイズ別のストールとマフラーの違いの2つ目は、長方形で小さいサイズがマフラーだということです。もともと、首まわりに巻くために誕生したため、ストールと比べるとサイズは小さく作られています。マフラーの具体的なサイズは、次のとおりです。

マフラーのサイズ

  • 幅:30~50cm
  • 長さ:160~180cm

マフラーの幅と長さを合わせると、幅の狭い長方形になることが分かりますね。首にぐるぐる巻くことはできても、肩を覆うほどの余裕がないサイズのものが、マフラーと判断されます。マフラーとストールを並べて比べると、はっきりと差が表れますよ。

ストールとマフラーの違い|素材の種類

【素材の種類別】ストールとマフラーの違い①薄め軽やか素材のストール

いろいろなストール

素材の種類別のストールとマフラーの違いの1つ目は、薄め軽やか素材を使用しているのがストールだということです。コットンや麻などの素材は、基本的に薄い生地になりますね。ウールなどの毛素材を用いていても、薄く軽い生地であれば、ストールと判断されます。ストールに使われる主な素材の種類は、以下のとおりです。

ストールの主な素材

  • コットン・麻・絹・レーヨン
  • ウール・カシミヤ・パシュミナ

また、薄い素材で作られたストールには、コンパクトに畳めるというメリットも生じます。使用しないときには、さっと畳んで、バッグの中などにしまえるので、気軽に持ち歩くことができますね。

【素材の種類別】ストールとマフラーの違い②厚め暖か素材のマフラー

ニットのマフラー

素材の種類別のストールとマフラーの違いの2つ目は、厚め暖か素材を使用しているのがマフラーだということです。ウールやカシミヤを、編み物または編み物のような織り方にしたニット素材であることが多いですね。また、ファーを用いた種類も該当します。厚手に仕上がるため、ボリュームと暖かさが保証されています。

マフラーの主な素材

  • ウール・アンゴラ・アルパカ・アクリル
  • ファー・フェイクファー

また、マフラーの厚い素材は、コンパクトにまとめにくいというデメリットが生じます。暖かい室内に入ったときに、畳んでもかさばってしまうため、バッグの中にしまいにくいという点は不便ですね。

ストールとマフラーの違い|季節

【季節別】ストールとマフラーの違い①オールシーズン使用可能なストール

バッグとストール

季節別のストールとマフラーの違いの1つ目は、素材を使い分ければ、ストールはオールシーズン使用可能だということです。春夏は、透明感が感じられる薄さのものでもOKですし、秋冬は保湿や保温を重視した素材のものを選べば使うことができますね。春夏秋冬、それぞれの季節に合わせたものが揃えられる点が魅力です。

【季節別】ストールとマフラーの違い②秋冬の使用がメインのマフラー


夕暮れと雪だるま

季節別のストールとマフラーの違いの2つ目は、マフラーの使用は秋冬メインとなることです。厚めの暖かな素材で作られていることから、必然的に、寒い季節での使用になりますね。とくに真夏のマフラーの使用は、考えられません。ストールと比べると、季節ごとの出番が少ないのがマフラーです。

ストールとマフラーの違い|柄&カラー

【柄&カラー別】ストールとマフラーの違い①幅広い柄でカラフルなストール

カラフルなストール

柄&カラー別のストールとマフラーの違いの1つ目は、ストールの方が柄の種類が幅広いことです。ストールの素材は、素材の性質上、柄を施しやすいという特徴があります。チェック柄や千鳥柄を始め、エスニックのような民族柄まで、幅広いバリエーションが可能です。

また、カラフルさにかけても種類が豊富ですね。素材を選べばオールシーズン使えるため、季節に合わせたカラーを揃えることができます。淡い色合いから、ビビッドな色まで自由自在ですね。

【柄&カラー別】ストールとマフラーの違い②限られた柄と色のマフラー

編み針とマフラー

柄&カラー別のストールとマフラーの違いの2つ目は、マフラーは柄の種類が限定されることです。とくに、ニット素材を用いたものでは、編み目で柄をつけたものがほとんどとなりますね。ファー素材のものも、柄をつけるには不向きです。そのため、ストールと比べると柄が限定されるのです。

また、マフラーは秋冬をメインに使用するアイテムです。カラーバリエーションも寒色は避ける傾向にあります。どちらかというと暖かさを感じさせる色や、控えめな色で揃えられることが多いタイプです。

ストールとマフラーの違い|用途

【用途別】ストールとマフラーの違い①ファッション重視のストール


ウィンドーショッピングする男女

用途別のストールとマフラーの違いの1つ目は、ストールはファッションを重視したものだということです。サイズが大きく、薄手の生地で作られているストールは、様々なアレンジで使い分けることができます。

スカーフのように巻くことで首まわりを彩ることもできますし、ジャケットやコートの内側に入れて襟からチラ見せすることも可能です。肩にかけて上半身を覆っても良いですし、コサージュなどでとめてケープのように使っても良いですね。使い方しだいで、カジュアルでもフォーマルでも使えます。

また、夏は軽く羽織って、日焼け防止にも活用することができますし、秋冬はマフラーの代わりに使ってしまっても構いません。春夏秋冬をとおした、いろいろなコーデもできるので、ファッション重視の使い方ができてしまいます。コーデのお手本をチェックしたい方は、こちらの記事がおすすめなので目をとおしておきましょう。

【用途別】ストールとマフラーの違い②防寒重視のマフラー

森の中で抱き合う男女

用途別のストールとマフラーの違いの2つ目は、マフラーは防寒を重視したものだということです。厚さによるボリューム感は、首に巻くだけで暖かさを感じさせますね。効率よく体を温めるには、首周りの保温に気をつかうのが一番なので、マフラーが効果的になるのです。

もこもこのニットやファーなどが用いられるマフラーは、ストールと比較しても暖かさは上になります。ファッションの一部として使うこともできますが、カジュアルシーン限定で、フォーマル遣いはできないのが悩ましいところです。ファッション以上に寒さを防ぐことに特化していることが分かります。

カジュアルづかいでも、できるだけ可愛い巻き方をしたいと思う方は、こちらの記事の内容をチェックしておきましょう。ちょっとした工夫で印象を変えられる巻き方が、いろいろとまとめられています。防寒アイテムでも、可愛く使いこなしていくことは大事ですよね。

首に巻くもの一覧|ショール・スカーフ・スヌードの違い

ショール・スカーフ・スヌードの違い①サイズで区別するショール

毛布に包まってキスする男女

ショール・スカーフ・スヌードの違いの1つ目は、サイズで区別するのがショールだということです。ショールは、ストールよりも大判のサイズのものが該当します。幅60~70cm、長さ180~220cmよりも大きいということですね。より大きなサイズなので、首に巻くことをせず、肩にかける使い方が一般的です。

基本的にストールよりも厚い素材で作られる傾向にありましたが、現在では、レース生地を用いた軽やかなものも誕生しています。カジュアルだけでなく、結婚式などのフォーマルな場面で使うこともできますし、着物の上から羽織ることもできるファッション小物です。

ショール・スカーフ・スヌードの違い②素材で区別するスカーフ

スカーフを巻いた女性

ショール・スカーフ・スヌードの違いの2つ目は、素材で区別するのがスカーフだということです。スカーフに使用される生地は、透け感があって、薄い素材のものでなければいけません。確かに、厚手の素材を使ったスカーフは見たことがありませんね。薄い素材の生地を、正方形にしたものがスカーフとなります。

また、スカーフは使用できる場所の幅が広いことでも区別することができます。首に巻くだけでなく、頭やウエストに巻いてもOKです。ただし、防寒としての使い方は不向きです。

マフラーは、使い方の幅が広いことでも区別されるので、巻き方などは絶対におさえておきたいですね。可愛い巻き方から簡単アレンジまでを、こちらの記事で確認することができます。スカーフひとつで、ファッションの印象を変えてみましょう。

ショール・スカーフ・スヌードの違い③形で区別するスヌード

自転車に乗るマフラーの女性

ショール・スカーフ・スヌードの違いの3つ目は、形で区別するのがスヌードだということです。他のアイテムは、長方形または正方形が基本ですが、スヌードは最初からリング状の形になっていることが特徴です。巻いて使うのではなく、頭からかぶって使うタイプの防寒小物となります。

つまり、他のアイテムのように巻くための方法を、あれこれと考えなくても良いのです。急いでいるときでも、すばやく着用することができて、首を暖かく守ってくれます。その代わり、ファッションとしての使い方は、マフラー以上に限定的です。

ストールとマフラーの違いを上手に使い分けよう

ストールとマフラーは、どちらも首に巻くことで使用はするアイテムですが、それぞれ細かい違いがあります。使用できる季節や、用途などの違いを押さえておけば、上手に使い分けることもできますね。どっちを使おうか迷ってしまったときは、それぞれの違いを思い出して、効果的に使っていってくださいね。

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