Large thumb shutterstock 606079652

枝毛ができた時の対処法12選!正しい処理方法や髪がダメになる悪い対処法も

更新:2019.07.26

枝毛ができたらどうするべきか知っていますか?自分では気にしていなくても、枝毛のせいで余裕がなく、生活に疲れた印象を持たれてしまいます。枝毛があると、見た目で損をしてしまうんです!今回はセルフケアの方法や枝毛の定義、正しい対処法をご紹介します。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



枝毛ってどんな状態?枝毛の定義とは

枝毛の状態と定義①髪の毛が折れている

強風で折れそうな木

枝毛の状態と定義1つ目は髪の毛が折れている状態です。枝毛にはいくつか種類があり、折れた枝毛は一番ダメージが軽い枝毛です。毛先が分かれていないので「切れ毛」と勘違いされることがありますが、この状態は切れてはいないので枝毛です。毛先が切れてしまった「切れ毛」とは区別されます。

枝毛の状態と定義②髪の毛が枝分かれしている

枝分かれ

枝毛の状態と定義2つ目は髪の毛が枝分かれしている状態です。わかりやすいのは髪の毛がホウキのように細かく枝分かれしている枝毛で、髪が細い人に多く見られます。

髪の毛がぱっくりと真ん中から2本に枝分かれしているものや、分かれた毛が部分的にくっついたり割れたりを繰り返している枝毛は太く固い髪質の人に多い枝毛です。髪質により、ダメージを受けた枝毛の状態は変わってきます。

枝毛の状態と定義③キューティクルがボロボロ

キューティクル

枝毛の状態と定義3つ目はキューティクルがボロボロに傷ついている状態です。髪の毛はキューティクルと呼ばれる外膜に守られています。ところが、乾燥や紫外線、パーマやカラーリングなどの外的要因で傷つけられると、キューティクルの剥がれや割れが生じて枝毛ができてしまうのです。

枝毛の状態と定義④髪の毛が空洞化している

空洞化

枝毛の状態と定義4つ目は髪の毛が空洞化している状態です。健康な髪の毛の内部は水分やタンパク質、脂質などの成分が詰まっています。

しかし、キューティクルが傷つくことでシャンプーの度に成分が流れ出し、空洞化が起こってしまうのです。髪の毛の空洞化はパサつきやうねりを引き起こします。空洞化は毛先になるほど進行するため、切れ毛や枝毛ができやすくなります。

枝毛ができたらどうする?枝毛の簡単セルフケア対処法3選

枝毛の簡単セルフケア対処法①枝毛を切る

ヘアカット

枝毛の簡単セルフケア対処法1つ目は枝毛を切るのがおすすめです。一度できてしまった枝毛は治りません。枝毛を減らすには、自分で切るのが一番簡単で手っ取り早い処理の方法です。この時、枝毛の分かれ目から切る人が多いのですが、分かれ目の近くは髪が傷んでいるので、しばらくするとまた枝分かれしてしまいます。


枝毛は分かれ目の5センチほど上にハサミを入れ、まっすぐに切るのがポイントです。あまりにも枝毛が多く目立つ場合は、セルフケアでは対処が十分とはいえません。時間を見つけて美容院で切ってもらうようにしましょう。

枝毛の簡単セルフケア対処法②シャンプーを泡立てて洗う

シャンプーをする人

枝毛の簡単セルフケア対処法2つ目は「シャンプーを泡立てて洗う」です。シャンプーを原液で付けてしまうと、髪を洗いながら泡立てることになります。シャンプーの泡立ちが悪いために指に髪の毛が絡みついたり、髪の毛同士が擦れたりして、傷ついてしまうのです。

濡れている髪の毛は摩擦に非常に弱い状態です。軽くクシを通しただけでも、キューティクルがめくれたり剥がれてしまう場合があります。枝毛を増やさないためにも、最初にお湯で髪の毛の汚れを落とし、手のひらでシャンプーを泡立ててから洗うようにしましょう。

普段何気なくやっているので、自分のやり方が正しいかどうかが気になりますね。シャンプーの泡立て方のコツとメリットを紹介している記事がありますので、この機会に確認してみてはいかがでしょうか。

枝毛の簡単セルフケア対処法③丁寧に洗い流す

シャワーヘッド

枝毛の簡単セルフケア対処法3つ目は丁寧に洗い流すことが大切です。シャンプーやトリートメントのすすぎが不十分だと、髪の毛がキシキシと絡みやすく、枝毛が増えてしまいます。

成分が頭皮に残ってしまうと毛穴が詰まって炎症を起こしたり、雑菌が繁殖しやすくなります。抜け毛や薄毛の原因にもなるので注意が必要です。特に後頭部はすすぎが不十分になりやすいので丁寧に洗い流しましょう。

枝毛ができたらどうする?枝毛を減らす正しい処理方法と対処法3選

枝毛を減らす正しい処理方法と対処法①天然由来のシャンプーを使う

シャンプー

正しい処理方法と対処法1つ目は天然由来のシャンプーを使うのがおすすめです。市販のシャンプーの多くは界面活性剤が配合されています。界面活性剤は洗濯洗剤などにも使われており、泡立ちはとても良いのですが、洗浄成分が強すぎるのがデメリットです。

必要以上に皮脂が奪われてしまうので、髪の毛の乾燥を引き起こし、枝毛ができる可能性が高くなります。枝毛を減らすためにも、髪にダメージを与えにくいアミノ酸やミネラル成分が配合されたシャンプーの使用を検討しましょう。

枝毛を減らす正しい処理方法と対処法②保湿成分の高いトリートメントを使う

トリートメント

正しい処理方法と対処法2つ目は保湿成分の高いトリートメントを使うのがおすすめです。トリートメント剤には髪をコーティングしてツヤ感を引き出すものと、成分を内部に浸透させ、ダメージを回復させるものの2種類に分かれます。

枝毛ケアには、セラミドやコラーゲンといった保湿成分が配合されたトリートメント剤を選びましょう。トリートメントはシャンプー後の水気を切ってから行います。

頭皮に付けると地肌が傷みますので、毛先を中心に髪の毛全体に行き渡るようにしてくださいね。傷みがひどい場合は、トリートメント後にコンディショナーを使うのもおすすめですよ。

枝毛を減らす正しい処理方法と対処法③ヘアパックorヘアマスクをする

ヘアパック

正しい処理方法と対処法3つ目はヘアパックorヘアマスクでのケアがおすすめです。どちらも髪を保護する役割があり、シャンプー後に髪の毛に塗って使います。蒸しタオルやシャワーキャップなどで頭を覆い、数分~数十分髪に馴染ませてから洗い流します。

ゆったりと時間がある時に行うと、リラックス効果も期待できますよ。なお、トリートメントと目的は同じなので、併用する必要はありません。

枝毛ができたらどうする?髪のダメージを減らす正しい方法4選

髪のダメージを減らす正しい方法①日焼け止めスプレーを使う

日焼け止めスプレー

髪のダメージを減らす正しい方法1つ目は日焼け止めスプレーの使用です。髪のタンパク質は、紫外線を浴びることで結合が分解され、柔軟性が失われます。髪の強度が保てなくなり、キューティクルが剥がれて枝毛ができてしまうんです。

紫外線は枝毛や切れ毛だけでなく、髪の老化も引き起こします。放っておくと髪の色が退色し、赤茶けてパサパサ状態になってしまいます。もちろん、枝毛や切れ毛も手が付けられない状態に…。

そうなる前に、髪の紫外線対策を万全にしておきましょう。使いたい時にシュッと吹きかけられるスプレータイプの日焼け止めが使い勝手が良くおすすめです。

髪のダメージを減らす正しい方法②洗い流さないトリートメントを使う

洗い流さないトリートメント

髪のダメージを減らす正しい方法2つ目は洗い流さないトリートメントの使用です。髪の乾燥と摩擦を防ぐためには、洗った後に毎回トリートメントをする必要があります。ですが、毎回ゆっくりお風呂でトリートメントする時間がない、という方も多いと思います。

そんな方におすすめなのが、洗い流さないトリートメントです。タオルドライした後に付けるだけでドライヤーの熱から髪を守ってくれます。傷みがひどい場合は、オイルタイプよりも、保湿効果が高くしっとりとしたクリームタイプがおすすめです。スタイリングもしやすくなるので毎日のお手入れに適しています。

洗い流さないトリートメントはプチプラが多いのも魅力です。こちらの記事でベスト10を紹介していますので、参考にしてくださいね。


髪のダメージを減らす正しい方法③ヘアオイルを塗る

ヘアオイル

髪のダメージを減らす正しい方法3つ目はヘアオイルを塗る方法です。タオルドライを済ませたら、乾かす前の髪の毛に塗って使います。おすすめは日本の伝統的なヘアオイル、椿油です。植物性なので毛穴をふさがず、髪にしっとりとしたツヤを与えてくれます。

椿油の匂いが苦手な人は、ベビーオイルやオリーブオイルがおすすめです。ベビーオイルは100均でも購入できますし、オリーブオイルは食用でも化粧用でも構いませんのでお手軽ですね。ヘアオイルをそのまま塗るのに抵抗がある場合は、化粧水に1~2滴垂らして塗るとベタつきが気になりません。

髪のダメージを減らす正しい方法④ドライヤーで乾かす

ドライヤー

髪のダメージを減らす正しい方法4つ目はドライヤーで乾かすのがおすすめです。濡れた髪はキューティクルが開いているため、内部まで乾きやすくなっています。ブラッシングや着替えなどの刺激でも傷つきやすく、自然乾燥はおすすめできません。

タオルドライの後は速やかにドライヤーで乾かしましょう。髪の毛から10cm以上離して、根元を重点的に乾かすようにすると枝毛ができにくくなります。

枝毛ができたらどうする?切らずに美髪に見せるヘアケア対処法2選

切らずに美髪に見せるヘアケア対処法①トリートメントワックスをする

トリートメントワックス

切らずに美髪に見せるヘアケア対処法1つ目はトリートメントワックスです。枝毛や切れ毛があっても、少しの手間で一日中ツヤ感のある髪の毛を保てます。

まず、洗い流さないタイプのトリートメントを人差し指の半分ほど取ります。それに大豆大のワックスを混ぜ合わせ、髪の毛に付けるだけです。これだけで枝毛を切ることなしに髪の広がりも防ぐことができます。

ワックスのみでも枝毛をなくせますが、トリートメントと併用することで効果が増大します。自分の髪質に合わせて分量を調節できるのもうれしいですね。

切らずに美髪に見せるヘアケア対処法②りんご酢トリートメントをする

りんご

切らずに美髪に見せるヘアケア対処法2つ目はりんご酢トリートメントです。りんご酢には髪にツヤを出す効果があり、傷ついて毛羽立ったキューティクルのキメを整える働きがあります。水分や栄養分が外に漏れにくくなるので、枝毛ケアに適しているんです。

やり方は50mlのりんご酢を200mlの水で薄め、シャンプー後の髪に付けるだけです。洗い流さなくてもいいので簡単ですね。お酢の匂いが気になる場合はしばらく置いてから洗い流してください。洗い残したシャンプーや汚れを除去する力もあり、マッサージや頭皮ケアにも効果的です。

りんご酢トリートメントは海外ではポピュラーな方法で、あのミランダ・カーも実践しているそうです。髪を切るのに抵抗がある方はぜひ試してみてください。

枝毛ができたらどうする?髪がダメになる悪い対処法4選

髪がダメになる悪い対処法①枝毛を抜く

髪がダメになる悪い対処法1つ目は枝毛を抜く行為です。髪の毛は、平均して1つの毛穴から2~3本生えています。枝毛だからと抜いてしまっては、毛根や毛穴を傷め、他の髪の毛にも悪い影響を与えます。

それどころか、生え変わりのサイクルが狂い、髪が生えなくなることもあるんです。枝毛を抜くのは、髪をダメにする最悪の処理法です。

髪がダメになる悪い対処法②枝毛を手で裂く・ちぎる

破れた紙

髪がダメになる悪い対処法2つ目は枝毛を手で裂いたり、ちぎったりする行為です。それでなくとも枝毛はキューティクルが傷ついている状態です。手で裂いてしまっては剥がれが広がり、タンパク質が切れて内部が露出してしまいます。

枝毛をちぎるのも良くありません。引きちぎったヒモやロープを思い出してください。毛先がボサボサになっていますよね?ちぎった髪の毛はまさにあの状態です。

髪がダメになる悪い対処法③切れ味の悪いハサミで切る

ハサミ

髪がダメになる悪い対処法3つ目は「切れ味の悪いハサミで切る」です。事務用ハサミなどは、髪を切るには切れ味が悪く、毛先からダメージを受けやすくなってしまうからです。家庭用の散髪ハサミを使うと、セルフカットでもきれいに切れます。通販やドラッグストアでも買えるので用意すると良いでしょう。

髪がダメになる悪い対処法④タオルでガシガシ拭く

タオルで髪の毛を拭く女の子

髪がダメになる悪い対処法3つ目は濡れた髪をタオルでガシガシ拭く方法です。力任せに拭いてしまうと髪に摩擦が生じて枝毛・切れ毛は増える一方です。吸水性の良いタオルでやさしく包むように水気を拭き取ってください。叩いたり、タオルに髪の毛を挟んでねじるのも髪をダメにする対処法です。

正しい処理方法と対処法で枝毛を増やさないようにしよう

枝毛の正しい処理法と対処法をご紹介しました。髪がデリケートで傷つきやすいことがわかりましたね。枝毛の有無と髪の長さは関係ありません。原因がわかれば予防もできます。こちらの記事をチェックしてみてください。

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。