菓子折りの渡し方は?謝罪・お礼・挨拶・お詫びの品におすすめ手土産12選
更新:2019.06.21
菓子折りが必要な時、どんなものを選べばよいのかと悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか?謝罪やお詫びの品、お礼として手土産を選ぶのならいくつか注意点もあります。渡し方やおすすめの菓子折りを確認して適したものを選びましょう。
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INDEX
菓子折りの意味とは?
菓子折りの意味とは折箱に入ったお菓子のこと
菓子折りの意味は折箱に入っているお菓子をさします。もともとは重箱を使っていたのですが、薄く削った気で作った折り箱を使い始めて簡略化されてきました。現在では紙で作られた箱に詰められたものも菓子折りと呼ばれています。つまり、袋に入れられているだけの菓子は菓子折りではないのです。
お礼・謝罪・お詫びの品として持って行く
菓子折りはお礼・謝罪・お詫びの品として相手に贈ります。気持ちを目に見える形に表すために菓子折りを持参するのです。しかし、お詫びの品はあくまでもお礼・謝罪・お詫びのサポートだということを忘れてはなりません。謝罪や感謝の気持ちをしっかり伝え、誠心誠意接することを忘れないでください。
菓子折りをもらったときはしっかりお礼を
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この記事では菓子折りの渡し方や選び方をご紹介しますが、菓子折りをもらうこともあるでしょう。菓子折りは両手で受け取り、しっかりお礼を言いましょう。
海外ではその場でプレゼントを開ける国もありますが、慎みを大切にする日本ではその場で開けないのがマナーになっています。もらった菓子折りを一緒にいただく場合は、一度下がってお皿などに移してから出してください。
菓子折りをもらったときの言葉
- お心遣いありがとうございます。
- お気遣いありがとうございます。
- ありがたく頂戴いたします。
菓子折りの渡し方のマナー5選
菓子折りの渡し方のマナー①お詫びの品を渡すのは部屋で謝罪やお礼の後
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菓子折りやお詫びの品を渡すのは、部屋で挨拶をした後に渡すのがマナーとされています。玄関先の挨拶だけで失礼する場合は異なりますが、部屋に通される場合はその部屋で挨拶をしてから渡すのです。
ただし、謝罪の場合は相手が「もういいですよ。気にしないでください」と謝罪を受け入れてからにしましょう。もし、相手の怒りが収まらなかったのなら、お詫びの品は帰り際に渡してください。
渡し方によっては余計に相手を怒らせてしまう恐れがあるので、最悪自分で持ち帰ることもあります。ビジネスシーンの場合は名刺交換をしてから菓子折りを渡すことが多いようです。
菓子折りの渡し方のマナー②紙袋から出して渡す
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菓子折りを購入すると紙袋に入れて送れるお店がほとんどです。お店によっては、お渡し用として新しい紙袋を一緒に入れてくれることもあります。しかし、紙袋は菓子折りを汚さないためのものなので、基本的には紙袋から出してから渡すのが正しい渡し方とされています。使い終わった紙袋は自分で持ち帰るようにしましょう。
ただし、相手の家や会社ではなく外で菓子折りを渡す場合は紙袋のままの方が良いこともあります。菓子折りはかさばるので、カバンにしまえるものではありません。相手の事を考えると紙袋に入ったままの渡し方になるのです。その際は、「紙袋のままで失礼いたします」と一言付け加えるとなお良いでしょう。
菓子折りの渡し方のマナー③相手に正面を向けて渡す
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菓子折りを渡し方として注意してほしいのが、菓子折りの向きです。お店のロゴや商品名があれば分かりやすいのですが、渡すときになって慌てないように事前に確認しておくと良いでしょう。また、渡すときには両手で持って渡します。片手で渡すとなんだか乱暴な印象になってしまうので気を付けてください。
菓子折りの渡し方のマナー④立場が上の人同士でやり取りする
ビジネスでの菓子折りの渡し方で意識することは、上席の人に渡すということです。相手が数名いる場合は、名刺などをチェックして上席の人に渡しましょう。また、自分も上司と一緒にいる場合は、自分ではなく上司から渡してもらうのがマナーです。
ただし、立場のある人は忙しい人も多いので、無理をして一番偉い人に渡す必要はありません。秘書やその人の部下、担当者などに渡した方がスムーズなこともあるのです。特にビジネスでは臨機応変な対応を心がけてください。
菓子折りの渡し方のマナー⑤部屋の作りに合わせた渡し方を
View this post on Instagramキッチンの目の前に和室スペース。リビングと一体で使えるこのスペースは、客間に応接間にと大活躍すること間違いなし?!
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菓子折りを持ってお宅にお邪魔した時に、下手の作りに合わせた対応を心がけましょう。洋室であれば、椅子に座る前に挨拶をして菓子折りを渡します。その際にテーブルを挟まず、しっかり向き合って渡してください。
和室だった場合は、正座した状態で挨拶をしてから菓子折りを渡します。和室の場合は、菓子折りの正面を自分に向けて置き、そこから90度、さらに90度と2回に分けて回転させます。そうして相手に正面を向けるのです。
また、畳のヘリを踏まないように心がけたり、座布団は進められるまで座らないというマナーもあるので意識しましょう。手土産の渡し方のほかに、挨拶の言葉も知りたいという方は、下の関連記事で確認してください。
菓子折りを手土産として持参すべき場面5選
菓子折りを持参すべき場面①謝罪・お詫びの品として
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謝罪・お詫びの品として菓子折りを持参する場合は、丁寧で迅速な対応が求められます。菓子折りを持って会いに行く前にメールや電話での謝罪をしたうえで、直接お詫びの言葉を伝えましょう。メールで謝罪の言葉を伝える際には、正しい言葉遣いもポイントとなります。
間違った敬語ではなくビジネスシーンに適した正しい言葉遣いを心がけてください。詳しくは下の関連記事で確認しておきましょう。選ぶお菓子は軽いものよりも少し重みのあるものがおすすめです。さらに、謝罪の手土産には形が残らないもののほうが良いとされています。
また、謝罪・お詫びの品として菓子折りを選ぶ場合は、5,000円程度の価格帯が良いと言われています。いつもより少し質の良いものを選ぶと良いでしょう。ただし、高価すぎる手土産はお金で解決しようという姿勢に見えることもあるので注意が必要です。
菓子折りを持参すべき場面②お礼の品として
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お礼をいうべき相手に会う時には、菓子折りを持って行くとより気持ちが伝わります。「ありがとう」という感謝の気持ちを伝える時の菓子折りは2,000~3,000円程度の価格帯からチョイスしてください。ちょっとしたお礼で、かつ人数も少ないのなら1,000円台の菓子折りでも良いでしょう。
カジュアルな場でお礼の品として渡すのなら、仰々しさのない可愛らしいものの方が相手も受け取りやすいのです。カジュアルでありながら、上品で可愛らしい。そんな菓子折りを選んでみてください。
菓子折りを持参すべき場面③挨拶の手土産として
結婚の挨拶も手土産を持参すべき場面です。手ぶらで訪問するなんてことのないよう注意してください。価格帯は3,000円前後を意識すると良いでしょう。縁を結ぶための挨拶の菓子折りとしては、割れる煎餅や切る必要のあるケーキは避けるべきです。
年輪に見えるバウムクーヘンや、縁起の良いモチーフをかたどったものがおすすめです。また、相手のご両親の好きなものやアレルギーを事前にチェックしておくのも大切なポイントです。大切な挨拶の手土産なので、じっくり菓子折りを選んでください。
菓子折りを持参すべき場面④お祝い事の贈り物として
お祝いの言葉を伝えに行く場面でも菓子折りがあると喜ばれます。一言でお祝いといっても、さまざまなお祝いがあります。入学祝や卒業祝い、就職祝いのほかに誕生日や出産祝いなどもあるでしょう。贈る相手の年齢やシチュエーションによって適している菓子折りを選ぶのがポイントです。
菓子折りを持参すべき場面⑤お見舞いの品として
病院で入院している人や、体調を崩してお休みしている人に会いに行く場面でも菓子折りを持参しましょう。相手の体調に合わせて食べやすい菓子折りを選ぶのもポイントです。相手が食事を制限されている場合は、菓子折り以外の品を選んだ方が良いでしょう。
お見舞い品として手土産を持っていく際にはいくつか注意点があります。中には持っていってはいけないものもあるので、下の関連記事から確認しておきましょう。
菓子折りの選び方は?
相手の好みをリサーチしておく
菓子折りの選び方に悩んだときは、相手が好きなものを選びましょう。好きなものをもらって嫌だという人は少ないので、相手が何を好きなのかリサーチしてみてください。
特に、結婚の挨拶などでは恋人から両輪の好みを聞いておくと良いでしょう。渡すときに「お好きと伺ったので」と一言添えると、相手のことを考えて選んだという気持ちも伝わります。
常温で日持ちするものを選ぶ
菓子折りの選び方で意識していただきたいのが、常温で保存できて日持ちするということです。冷やしてある食べ物は、相手の冷蔵庫事情でしまう場所がないかもしれません。また、個包装になっている菓子の方が、食べやすく相手に手間をかけさせることもないでしょう。分けやすいことも菓子折りの選び方のポイントなのです。
話題になるものを選ぶ
悩んだら話題になる菓子折りを選ぶという選び方もおすすめです。銘菓や流行の菓子折りは話題のタネにもなるでしょう。口下手という方は話題になる菓子折りを選ぶことでコミュニケーションのきっかけになるのではないでしょうか?
また、ご当地のお菓子は普段目にしないものもあるので、珍しさも喜ばれます。ご当地のお菓子ランキングは下の関連記事でチェックしてください。
おすすめ菓子折り12選
おすすめの菓子折り①焼菓子
おすすめの菓子折り1個目は焼菓子です。焼菓子は幅広い年代に人気のおすすめ菓子折りです。シェル型の可愛らしいマドレーヌや、バター香るフィナンシェは個包装になっているものが多いので菓子折りにぴったりといえるでしょう。手軽でカジュアルな雰囲気の菓子折りは、ちょっとしたお礼やご挨拶にもおすすめです。
おすすめの菓子折り②羊羹
おすすめの菓子折り2個目は羊羹です。お礼や謝罪・お詫びの品にするのなら羊羹がおすすめです。羊羹のずっしりとした重さが、気持ちの重みを表しているとも言われています。謝罪に華やかな菓子折りは少々場違いな印象になってしまうので、落ち着いている定番の菓子折りが適しているのです。
羊羹にも抹茶羊羹や栗羊羹などの種類があるので、季節や相手の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。夏場であれば涼しげな水羊羹もおすすめです。
おすすめの菓子折り③カステラ
おすすめの菓子折り3個目はカステラです。柔らかなカステラは子どもがいる家庭にも、御高齢の方への菓子折りとしてもおすすめです。カステラが丸々1本入っているものや、カットされているものがあるのでシチュエーションに合わせて選びましょう。
おすすめの菓子折り④プリン
おすすめの菓子折り4個目はプリンです。プリンというと手軽なデザートという印象が強いかもしれませんが、名の知れているお店のプリンなら菓子折りとしてもおすすめです。卵の濃厚さが楽しめるプリンだけではなく、マンゴープリンや黒ごまプリンなどの変わり種があると楽しんで食べてもらえるでしょう。
スタバのプリンは種類も多く、新商品の発売でも注目を集めています。箱に入っていないので、菓子折りとは言えないのですが親しい友達へのお礼や手土産にはおすすめです。詳しい情報は下の関連記事でチェックしてください。
おすすめの菓子折り⑤クッキー
おすすめの菓子折り5個目はクッキーです。クッキーの菓子折りはたくさん販売されており、素朴なクッキーからバターやチョコレートたっぷりのリッチなクッキーまでさまざまです。シチュエーションに合わせてパッケージなどのデザインを選べるのも魅力と言えるでしょう。
クッキーは割れるとぽろぽろカスが落ちることもあります。取引先などに手土産として渡す場合は、一口で食べられる小さめのクッキーを選ぶのがおすすめです。
おすすめの菓子折り⑥エクレア・シュークリーム
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おすすめの菓子折り6個目はエクレア・シュークリームです。洋菓子の菓子折りを持って行きたいと考えている方には、エクレアやシュークリームもおすすめです。冷蔵保存になるので持ち歩きの時間などを考慮しなければなりませんが、クリームたっぷりのリッチな味わいには焼き菓子とは違った魅力があります。
おすすめの菓子折り⑦チョコレート
おすすめの菓子折り7個目はチョコレートです。1つずつつまめるようなチョコレートの菓子折りは、見た目も豪華で華やかです。名前の知れているチョコレートメーカーや、話題のパティスリーのチョコレートなら話題のタネにもなるでしょう。ただし、夏場や気温の高い時期は溶ける可能性もあるので注意が必要です。
おすすめの菓子折り⑧かりんとう
おすすめの菓子折り8個目はかりんとうです。和菓子でもかりんとうは日持ちがして常温保存のできる菓子折りです。かりんとう専門店もあり、日本橋錦豊琳では甘い黒糖だけではなくきんぴらごぼうや柚子胡椒など、おつまみになりそうなフレーバーもあるようです。
おすすめの菓子折り⑨煎餅
おすすめの菓子折り9個目は煎餅です。甘いものが好きではないという方への手土産には、煎餅がおすすめです。箱に詰められていると煎餅も上品に見えると思います。また、数種類のフレーバーが入っている物なら飽きずに食べてもらえるでしょう。
おすすめの菓子折り⑩ゼリー・アイス
おすすめの菓子折り10個目はゼリーやアイスです。冷蔵・冷凍する者は控えると書きましたが、暑い時期にはさっぱり食べられるゼリーや冷たいアイスを選んでも良いでしょう。その場合は、部屋で挨拶をする前に渡します。「アイスなので冷凍庫にお願いいたします。」など一言添えて、冷凍食品であることを伝えましょう。
おすすめの菓子折り⑪コーヒー・紅茶
おすすめの菓子折り11個目はコーヒー・紅茶です。甘いものが苦手な方への菓子折りには、紅茶他コーヒーもおすすめです。数種類の産地の味を飲み比べできるものや、ちょっぴり珍しいフレーバーなど。自分では普段買わないようなものなら物珍しく話題にもなるのではないでしょうか?
おすすめの菓子折り⑫限定品
おすすめの菓子折り12個目は限定品です。菓子折りの中にはそこでしか購入できない限定品があります。普段は食べられないものをいただければ、嬉しいと思う方は多いのではないでしょうか?
下の関連記事では東京にしかない手土産を紹介しています。そのほかにカフェやチョコレート店も紹介しているので、東京に足を運ぶ際の参考にしてください。
菓子折りを持って丁寧なあいさつを
菓子折りはお礼やお詫びの品として気持ちを表して、相手に伝えることができます。そのため、何を選ぶのかも重要なポイントです。菓子折りの選び方や渡し方をマスターして丁寧なあいさつを心がけてください。
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