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京都の2月の天気や気温は?
京都の2月の天気と降水量
京都は三方を山に囲まれた盆地なので冬はとても寒く、2月前半は底冷えのする日が続くことが多いです。しかし、2月も後半になってくると、少しずつ春めいてくる日も増え、晴れた日の日中には最高気温が15℃前後にまで上がることもあります。1年の中で寒暖の差が激しいのが2月の京都の特徴です。
降水量はというと、京都の日本海側はで雪がとても多いく降りますが、京都市内や南部の地域は晴れる日が多いです。2月に京都旅行を計画するときには、寒さ対策をきちんとした服装で出掛ければ、雨の心配も少なく、観光やイベントをしっかり楽しむことができます。
2月の京都はスギ花粉のシーズンがはじまる時期になります。天気がよくて、乾燥している日には花粉が飛びやすいので、花粉症対策もしていくようにしましょう。服装に合うかわいいマスクを探してみるのも楽しむポイントです。
京都の2月の最高/最低気温と平均気温
2月の京都は、平均気温が4.4℃、最高気温が16.3℃、最低気温は-3.3℃と朝晩の気温は氷点下になり、厳しい冷え込みが続きます。京都のような盆地地形では、冷気が地面近くに溜まりやすいので、足元からしんしんと冷えて底冷えします。足元の防寒対策をしっかりとれる服装を心がけると観光をよりたのしめます。
京都は1年を通じて観光客の多い土地ですが、2月は比較的少なくなり、ゆったり名所観光を楽しむことができるおすすめの時期になります。晩冬から早春へと季節が移り変わっていく古都をゆったりとたのしんでみてはいかがでしょう。2016年からの3年分の気温や降水量を表にしました。お出かけの際の参考にしてください。
京都の2月気温・降水量
2016年2月 | 2017年2月 | 2018年2月 | |
平均気温(℃) | 6.4 | 5.1 | 4.4 |
降水量(mm) | 99.0 | 40.0 | 23.5 |
最高気温(℃) | 21.8 | 15.2 | 16.3 |
最低気温(℃) | -2.0 | -0.7 | -3.3 |
京都の2月の服装選びポイント
京都2月の服装ポイント①:マフラーやストールなどで寒さ対策はしっかりと
2月の京都へ観光に出掛けるときに、とても大切なことは体を冷えから守る寒さ対策です。マフラーやストールなど、巻き方を変えることで、よりおしゃれになれるアイテムを持って行けば、コーディネートの幅も広がりますね。大判のストールを持って行けば、ひざ掛けにもなるので寒さ対策にはとても便利です。
また、建物の中に入ったときに、手持ちの荷物がかさばるのが嫌だというひとには、ネックウォーマーがおすすめです。鞄にしまえるコンパクトなサイズの防寒具なので便利です。最近ではとてもかわいいハンドメイドの商品などをネットで購入することもできるので、新しい首元のおしゃれにひとつ検討してみてはいかがでしょう。
京都2月の服装ポイント②:足元の防寒対策は入念にするのがおすすめ
最近ではブーツだけでなく、スニーカーにも内側にボアが付いているデザインの靴が増えてきました。2月の京都観光では、このようなボア付きの靴を履いていくこともあたたかく過ごせるポイントです。足元の冷えは体調を崩す要因になりやすいので、寒さ対策は入念にしたいところです。
厚手の靴下を履いたり、靴下を何枚か重ねて履くことも防寒対策にはよいのですが、コーディネートの幅が狭まって困ってしまうということもありますよね。こだわりの服装でおしゃれに京都旅行をたのしみたいあなたには、靴自体に防寒対策が施されているものをチョイスすることがおすすめです。
また、京都の観光名所は古い建造物が多いので、靴を脱いで建物に入ることが多く、その時に足から冷えて悩むことが多いです。靴を脱いで見学するときには、厚手の靴下とスリッパを履くことがおすすめです。厚手の靴下と携帯用スリッパは、快適に京都観光をするための必須アイテムとして、鞄に入れて持ち歩くと便利ですよ。
京都の2月の服装コーデ
京都2月の服装①:オーバーサイズセーター+コートがおすすめ
2月の京都は寒さ対策が重要なので、見た目のシルエットを崩すことなくあたたかくできる服装がおすすめです。オーバーサイズのセーターは、インナーの重ね着で温度調節ができるのでとても便利なアイテムです。インナーをしっかり着込んだら、コートは大きめのトレンチを合わせると落ち着いた大人コーデになります。
京都2月の服装②:デニムはブーツインでおしゃれに
スッキリとしたスキニーデニムを、ロングブーツにインするとおしゃれで女性らしいコーディネートになります。2月の京都は寒いので、タートルネックのセーターも外せないアイテムです。ファーコートをおしゃれに羽織ればすてきな大人コーデのできあがりです。見た目にもあたたかいファーは寒い京都観光にはぴったりです。
京都2月の服装③:ざっくりニット+オーバーサイズコートであたたかく
オーバーサイズコートなら、ざっくりニットや厚めのセーターの上に羽織ることができるので、持って行くと着回しができて便利です。ボトムスを黒のスキニーですっきりさせると全体がぼんやりしてしまうことなく華奢みせ効果もアップするのでおすすめです。
京都2月の服装④:ビックコート+大きめセーターでオルチャンコーデ
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ビックコートの中に、オーバーサイズのセーターを合わせて、トップスを大きめシルエットにするとかわいいコーディネートができます。ボトムスはスキニーデニムなどのぴったりスラットした印象のものを合わせると今流行りのオルチャンコーデの出来上がりです。
京都2月の服装⑤:流行りののビックシルエットがかわいい
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オーバーサイズコートの中もオーバーサイズで揃えると、ビックシルエットでかわいいコーディネートになります。2月の京都は寒いのでタートルネックのニットにパーカーを合わせることで、寒さ対策にもなります。ボトムスはワイドパンツで足元にボアスニーカーを合わせてみるのもいいですね。
京都2月の服装⑥:ボルドーは黒と合わせて大人カジュアルに
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フレアスリーブのボルドーニットに黒のワイドパンツを合わせて、おとなかわいいコーデで2月の京都旅行に出掛けてみませんか。アウターを黒にすると、中のボルドーニットがさらに印象的になります。足元は黒のブーツにすると寒さ対策にもなり観光やイベントをたのしめます。
京都2月の服装⑦:ビビットカラーのコートでキレイめコーデ
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冬の服装は暗めの色合いが多くなりがちです。2月の京都は晴れる日が多いので、明るく鮮やかな色のコートは晴天によく映えます。インナーとボトムスを黒でしっかり締めて、キレイめコーデでお出掛けしてみませんか。全体の大半を占めるアウターの色は、あなたを印象付ける最高のアイテムなので、明るい色はおすすめです。
京都2月の服装⑧:ボリュームスカートで動きを楽しむ
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ボリュームのあるスカートは、動くたびに大きく揺れるので、シルエットを楽しむことができます。ロング丈のスカートなら、寒さ対策も安心ですね。トップスは、タートルネックにすると首元を寒さから守ることができます。コートはショート丈のもので、スカートの動きを邪魔しないものをチョイスしてみることがおすすめです。
京都2月の服装⑨:白とライトグレーのコントラストはかわいさをアップする
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全体にチュールが掛かった、ライトグレーのミディー丈のスカートに白いフレアスリーブのアンゴラニットを合わせたお嬢様コーデ。ショートダッフルコートも襟元のボアがかわいさを強調してくれます。あたたかさを優先するとロングコートをチョイスしたいところですが、長めのスカートはショートコートとの相性が抜群です。
京都2月の服装⑩:気温の低い日はロングダウンで大人フェミニンコーデ
View this post on Instagramマーリエの新作ダウンは、マーリエらしいキュッとくびれができる美しいシルエットに、余計な装飾を削ぎ落としたデザインがずっと永く使えそう.
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2月上旬の京都の寒さ対策には、やはりロング丈のダウンコートがおすすめです。サッと羽織るだけでもいいのですが、キュッとウエストがくびれるシルエットのものを着ると、すてきな大人フェミニンコーデになります。あわせるブーツやバッグなどの小物をフェミニン系やガーリー系で変えてみるのもたのしめますね。
京都2月の服装⑪:ミモレ丈のフレアスカートで大人かわいく
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2月下旬の京都は厳しい寒さの冬から、早春の気候へと変化します。日中はあたたかい日が増えるので、ミモレ丈のフレアスカートで動きを楽しんでみるのもいいですね。春の大人かわいいコーデで京都の観光やイベントをさらにたのしめそうです。
京都2月の服装⑫:春色のライダースで甘くなりすぎない大人コーデ
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2月の京都旅行に、ミモレ丈の花柄スカートで観光を楽しむのもすてきですね。スカートの動きがきれいなシルエットのフレアスカートは、早春の京都のイベントやお出掛けをたのしくしてくれそうです。春らしい色合いのフェイクスエードのライダースをあわせれば、甘くなりすぎない大人コーデが出来上がります。
京都の2月のおすすめ観光スポットは?
京都のおすすめ観光スポット①:「天神さんの梅」が見ごろの北野天満宮
全国にあるおよそ12,000社の天満宮、天神社の総本社がこの「北野天満宮」です。京都では「天神さん」と親しみを込めて呼ばれていて、毎月25日には、縁日が開催されています。縁日当日は、夜間に境内をライトアップされ、国宝の本殿や社殿が美しくやさしい光で浮かび上がり、幻想的な雰囲気を体験できます。
北野天満宮には約50種類の梅(1,500本)が植えられた梅苑があり、2月初旬から公開されます。梅苑公開期間中には、梅茶とお菓子をたのしむことができる茶屋が設けられます。梅の見ごろは、2月下旬から3月中旬なので、2月下旬に早春の京都を楽しむ旅行の計画を立ててみていかがでしょう。
京都のおすすめ観光スポット②:雪化粧と静寂の「清水寺」
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京都の観光スポットの定番ともいえる「清水寺」は、「清水の舞台」で知られる有名な寺院です。山の斜面にせり立つように建てられた舞台からの眺めは、とてもすばらしく、世界中から人が集まってくる人気スポット。季節によって、その表情を変える舞台からの景色は、2月の頃だと「冬の静寂」が心に響く景色がみられます。
春の桜、秋の紅葉といった、とくに人気の高いシーズンにはない、日本独特の「侘び寂びの世界観」を2月の清水寺であじわってみてはいかがでしょう。日によっては、早朝にうっすらと雪化粧をまとった清水寺の美しい姿を拝むことができます。
京都のおすすめ観光スポット③:雪化粧の「醍醐寺」で霊水をあじわう
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京都観光の名所として人気のある「醍醐寺」は、真言宗醍醐派総本山の寺院です。聖宝理源大師が東の山にかかる5色の雲に導かれて、地主神横尾明神の示現により見つけた霊水「醍醐水」の湧く泉のほとりに観音像を祀る小堂を建てたことが起源になっています。世界遺産に登録されている醍醐寺は、世界的にも有名な寺院です。
うっすらと雪化粧をした冬の醍醐寺は、とても風情のある景観を楽しむことができます。醍醐寺の起源にもなった、霊水「醍醐水」は、古から今もなおこんこんと湧き続けています。訪れた際にはぜひを味わってみてはいかがでしょう。醍醐水は境内で購入可能になっているので、お土産にいかがでしょう。
京都のおすすめ観光スポット④:情緒あふれる妙心寺「退蔵院」の庭園
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京都市右京区にある妙心寺は、臨済宗妙心寺派3,400寺の総本山で、日本で最大の禅寺として有名なお寺です。妙心寺の境内には40もの塔頭寺院があり、境内はまるで一つの街のようにも見えます。なかでも、おすすめは山内塔頭の「退蔵院」で、美しい枯山水の庭園をみることができます。
京都の情緒あふれる冬景色を堪能できるのが、余香苑(よこうえん)の中にある大休庵という茶室です。気温の低い2月は、大休庵で雪化粧をした庭園を眺めながら、お茶とお茶菓子をいただくことができます。退蔵院でしか味わえないお茶菓子「もちどら」は絶品です。
京都の2月のおすすめイベントは?
京都のおすすめイベント①:節分は千年前から続く邪気払い「四方参り」で
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2月の京都では、多くの神社仏閣で節分イベントが開催されています。2月に京都観光に訪れるなら、ぜひ京都の節分をじっくり楽しむことができる「四方参り(よもまいり)」を経験してみてください。四方参りとは吉田神社、壬生寺(みぶでら)、北野天満宮、八坂神社、伏見稲荷大社の4社にお参りすることをいいます。
京都御所の北東に位置して鬼門を守る吉田神社には、毎年約50万人もの参拝客が訪れます。八坂神社ではとても華やかな節分まつりがおこなわれ、芸妓さんや舞妓さんが奉納する舞がみられます。壬生寺の節分会では、素焼きのお皿(ほうらく)に、家族の性別や年齢などを書いて壬生狂言の時に割って厄払いができます。
北野天満宮でおこなわれる節分祭は、追儺(ついな)狂言や芸妓や舞子による豆まきなどがおこなわれます。「四方参り」をすると、より一層の副が招かれるといわれているので、いちどは経験してみるのもおすすめです。また、吉田神社と壬生寺では多くの屋台も出て活気あふれるイベントも楽しむことができます。
京都のおすすめイベント②:2月の旅行は伏見稲荷の「初午大祭」がおすすめ
全国の稲荷社の総本山、伏見稲荷大社では、2月最初の午の日に「初午大祭」がおこなわれます。歴史は古く、711年2月の初午の日に、稲荷山三ケ峯に稲荷神が鎮座されたことから始まったとされています。初午の前日である巳の日から多くの参拝客でにぎわいます。
京都のおすすめイベント③:三千院の「初午大根焚き」
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京都の2月の風物詩として三千院でおこなわれる「初午大根焚き」は、2月の京都観光にはおすすめのイベントです。幸せを呼ぶといわれる初午大根焚きで焚き上げられる大根は、地元の大原で有機栽培されたもので、出世金色不動明王のご利益とご加護に授かれるように祈祷されてから焚かれています。
まだ気温の低い2月の初午の日に、振舞われるあたたかい大根焚きをいただいて、ほっこり一息つきながら、1年の無病息災や幸せの訪れを願ってみましょう。
京都のおすすめイベント④:八坂神社・上賀茂神社の「紀元祭」
毎年2月11日の建国記念の日に八坂神社と上賀茂神社でおこなわれているのが紀元祭です。国の発展と人々の幸福を祈願するための神事で、八坂神社では舞が神様に奉納され、上賀茂神社では剣道や蹴鞠(けまり)が奉納されます。紀元祭は初代天皇の桓武天皇が即位した日におこなわれる建国記念のお祭りです。
季節に合わせた服装で京都2月を楽しもう!
2月の京都は、晩冬から早春へと移り変わる季節です。そんな寒い京都観光におすすめの服装をご紹介しました。うっすらと雪化粧をした京都の有名な神社仏閣巡りは、体を冷やさないあたたかい服装で楽しむことがおすすめです。観光客が少なくなる2月は、名所での時間をゆったりと過ごしたい人にはいい時期です。
また、初午や節分まつりなど、季節のイベントが多く行われるので、古きよき日本の文化のなかでも特別なものを体験することができます。四季折々さまざまに表情を変えていく京都の景色のなかでも、キンとした寒さの中にある荘厳な美しさを、大切な人や気の合う仲間と体感してみてはいかがでしょう。
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