髪が多い人はすくといい?段を入れる?重い髪を薄くする方法
更新:2019.06.21
髪の量が多い人は、美容院ですく人が多いと思います。なにしろアップにすればヘアゴムやヘアピンが悲鳴をあげるし、ショートカットにすれば爆発するし、ロングにすれば重い。軽くするには、すくのが一般的です。今回は髪をすくことのメリット・デメリットとともに、美容院でのオーダーの仕方をご紹介していきます。
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INDEX
髪を「すく」ってどういうこと?
重い髪を軽くするときに便利なカット方法!
あなたは髪の量は多いほうですか?「お父さんはバーコードなのに娘の私は髪の量が異常に多くて…」って?そうですね、なにを隠そう、筆者もバーコード父の娘ですが、お父さんの髪の話はまた別の機会にしましょう。
さて、世の中に髪の悩みはつきものです。男性には男性の薄毛の悩みがありますが、女性だって薄ければ地肌が透けて見えることもあって、その悩みは切実です。しかし髪が多ければいいのかというと、多すぎるのもまた困りものです。
シャンプー代だってかかるし、乾かすにも何十分もかかるし、セットしようにもボリュームが出過ぎてきれいにまとまらないし、アップにしたくてもヘアゴムやヘアピンが思うようにならない。髪の量が多い人だって大変なのです。
今回はこんな髪の量が多すぎて悩んでいる人の必須アイテム「すく」についてお話していきます。
「すく」と「段を入れる」の違い
髪の量が多い人は、たいてい美容院で薄くしてもらうために、「すく」か「段を入れる」を選ぶと思います。何も言わなくても、美容師さんから「すきますか?」って聞かれることもありますね。
でもこの「すく」と「段を入れる」の違いを知っている人は意外と少ないようです。まず最初に、「段を入れる」からお話します。「段を入れる」というのは、頭頂部周辺の髪を短く切って、そこから段々畑のように段を付けて薄くしていくことをいいます。
頭頂部の髪がかなり短くなるので、たまにはアップにしたいという人には向きませんが、カットを収まりよく、軽く仕上げることができます。かなりのボリュームダウンが期待できます。今回お話する「すく」は頭頂部だけを短くするわけではありません。
段々畑のように段を作りながら薄くするのではなく、全体を間引くように髪の量を減らしていきます。髪をアップにしたい人は、こちらがおすすめです。短い髪が全体的に散らばることになるので、アップにするときにも気になりません。
しかし段を入れるよりは少し重さが残ってしまうこともあります。このように「すく」と「段を入れる」では仕上がりが違うので、自分がどちらにしたいかを決めてから美容院でオーダーするといいでしょう。
よくわからない、という人は、普段どんな髪型にしているか、美容師さんと相談しながらどちらにするかを決めることをおすすめします。
髪をすくメリットとデメリット
髪をすくメリット
髪の量が多すぎる人は、その扱いの大変さに苦労しています。近頃流行りの巻き髪だって、髪の量が多いときれいにきまりません。無理に整髪料などを使ってまとめても、なんとなく重々しく見えることがあります。
じゃあショートカットなら軽くなるかというと、ボリュームのある髪をショートにすると、かえってボリュームが目立ってしまうものです。どうにも扱いが難しい多すぎる髪…!誰かに分けてあげたい…!と思ったことがある人も多いでしょう。
そこで「すく」の出番です!髪をすくと、ロングヘアのまま、軽くすることができるのです!段を入れないので、見た目はロングヘアのままを維持できるのもいいですね。毛先に行くにしたがって毛髪量が減っていくので、印象がとても軽くなるのが大きなメリットです。
また、毛髪量じたいが少なくなるので、日常のお手入れも簡単!今までの苦労はなんだったの?というぐらい、軽さを実感するはずです。
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こんないいことがたくさんある「すく」ですが、デメリットもあるので、すく前に確認しておきましょう。まず、すくと髪の毛が痛んでしまうというデメリットがあります。とくに髪が細い人や枝毛が多い人は、すくと傷みやすいようです。
すくという行為自体が髪にそれなりのダメージがあることなので、髪の傷みが気になる人は美容師さんに相談してみましょう。すくときに使うハサミのお手入れが十分でないと、健康な髪も傷つけてしまいます。
プロの美容師さんが使っているものはきちんとお手入れされていると思いますが、自宅用のすきバサミなどは、使用後キチンとお手入れすることが必要です。これを怠ると、枝毛などの原因になってしまいます。また、くせ毛の人も注意が必要です。
髪をすくということは、短い毛ができるということです。くせ毛は長い毛よりも短いほうがくせが目立つものです。くせ毛でボリュームを抑えたいからすいたのに、かえって髪の毛が広がって見えるようになった、という失敗もないわけではありません。
そして薄くしたいからとすきすぎてしまうと、髪がペラペラに見えてしまう結果になります。美容師さんにおまかせしているときはそれほど心配はいりませんが、自分ですくときには、すくことばかりに集中していると、あとで後悔することにもなりかねません。
すきバサミのしくみ
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すきバサミは、上の画像のように、ギザギザになっています。ハサミには2枚の歯がありますが、そのうち1枚は目の粗い櫛のようになっていて、ギザギザの隙間に入った髪は切れません。山の部分だけが切れるようになっています。
さきほど、髪をすくと傷みやすい、というお話をしましたが、これはこんなすきバサミの形状から、中途半端に切れてしまう毛ができることが原因です。部分的に切れ残った毛は、やがて何らかの刺激によって引きちぎられてしまいます。
そこから枝毛になってしまうので傷むのです。ハサミを入れる回数を減らせば傷む可能性を少し低くすることはできますが、すくからには、まったく傷まないように、というのは無理なようです。
どのぐらい減らしたいかを明確にして、ハサミを入れる回数を極力減らすのが、痛みを最小限に抑えるコツです。また、すきバサミによって何パーセントの髪が切れるか種類があり、美容院でも「何パーセント薄くなりましたよ」と言ってくれることもあります。
美容室ですいてもらいたいとき、なんて言えばいい?
髪の根元からはすかないように伝えよう
すくときに、髪の根元からすいてしまうと、髪が広がる原因になってしまいます。美容師さんはプロなので髪質などを見て考えてはくれますが、自分でも「根元からはすかないでください」と言っておくと、髪が広がるのを防げるようになります。
とにかく軽く、といっても人それぞれ感覚が違う
髪が重い人は、とにかく軽くしたくてすいてもらうのですが、この「軽く」には人によってずいぶん差があります。美容院で「とにかく軽くしてください」と言っても、あなたの想像どおりに軽さを実現することはできません。
「毛先がかなり薄くなるぐらい」とか「今の半分ぐらいの厚さにしたい」「すいたことがわからない程度」など、希望を一つずつ伝えつつ、一緒に仕上がりを見て相談していくといいでしょう。
美容院ではついつい雑誌を見ながらくつろいでしまう人も多いのですが、仕上がりを見て「こんなはずじゃなかった!」と思っても、気ッてしまった髪を元に戻すことはできないのです。
髪の長さをしっかり決めよう!
美容院に行くときは、たいてい髪を短くしたり髪型を変えたいときに行くものですが、そのときにどんな長さにしたいかを伝えるのも重要です。すくときには、髪をどのぐらい短くするかも忘れずに伝えてください。
いくら美容師さんがプロでも、さすがに超能力者のように心の中までは見ることができませんから、切った後で「こんなに短くなるとは思わなかった」と後悔しないように、要望はどんどん伝えるべきです。
すくのは3か月に1回程度で充分!
おしゃれな女性は毎月美容院に行く、という人もいるでしょう。しかし髪をすくのは、そんなにひんぱんに行う必要はありません。なにより、髪はすくたびに傷んでしまうので、回数は少ないほうがいいのです。
カットが気になるショートカットの人ならカットのたびにある程度すく必要も出てきますが、ロングの人なら、それほど神経質にならず、3か月に1回ぐらいのペースですいてもらってください。
写真を持っていこう!
言葉で希望のヘアスタイルを伝えるのはなかなか難しいものです。とくに「ここを短めに」って言っても「短めってどのぐらい?」ってなってしまいますし、「今より気持ち薄く」といっても、「薄く」の感覚は人それぞれです。
できることなら、自分がなりたい髪型の画像を持っていって、それを見ながら話をしていくと伝わりやすいです。美容室にはヘアカタログなども置いてあるので、時間があればそれを見ながらでもいいですね。
自分の頭の中ではしっかりとビジョンが出来上がっていても、それを相手に伝えるのはけっこう至難の業なのです。
自分で髪をすくことはできる?
自宅でも髪をすくことができる!
ヘアスタイルを変える気はないし、長さも今のままでいい。でもちょっとだけ毛先をすいてみたい…というときに、自分で髪をすくことができたら便利ですよね。実はすきバサミは、美容師以外でも買うことができて、通販などでも売られているものなのです。
節約上手なお母さんが子供の髪を自分で切ってあげている、という話もよく聞きます。自分で切るのは最初は勇気がいるものですが、わざわざ美容室に行くほどでも、とか、忙しくて時間がない、という人は、セルフカットにチャレンジしてみてもいいかもしれません。
ただし髪は一度切ったら元に戻らないもの。失敗しないように、ポイントを押さえながら切っていくことが必要です。ここでは、そんなセルフカット初心者さんのために、自分ですくときのポイントについて解説していきます。
髪をすくのに必要なもの
①すきバサミ
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これがないとすけないですよね!すきバサミはすき率があるので、何パーセントぐらいすきたいのかを考えて選びましょう。例えば、すき率50%のすきバサミだと、最初にハサミを入れた時(根元に近い方からハサミを入れていきます)に髪が半分になるという事です。
グラデーションをつけるために、その下の位置でまたハサミを入れると、そこはまた更に半分。そして毛先に近い部分でハサミを入れると、かなりスカスカになります。初めての人は、すき率は低めの15%ぐらいのほうが失敗が少ないでしょう。
②コーム
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髪を整えながらすいていくので、きちんと髪を揃えられるコームは必須です。あまり目の粗いものはおすすめしません。
③ヘアクリップ
髪をブロッキングするので、髪をきちんと分けられるように、多めに用意しましょう。筆者は髪の量がとても多いので、美容師さんですら、ブロッキングでヘアクリップがずり落ちたりしています...(髪が多い人あるあるですよね!)
髪の量が多い人は、多い分だけヘアクリップも多めに必要となります。
④ケープ
髪はかなり細かいので、切った毛が服に入りこんだりしないよう、ビニールでしっかりと上半身を覆ってください。また、床の上に新聞紙などを敷いておくと、後の掃除が簡単になります。
さあ、すいてみよう!
髪をすく切り方
- 髪をブロッキングしていきます。途中でヘアクリップが落ちてきてしまうとせっかくすいた部分と髪が混ざってしまうので、ずり落ちないように、やや細かくブロックしていくといいかもしれません。
- 最初は内側の髪からすいていきましょう。ここなら失敗しても目立たないし、ごまかせます。また、表面の髪はあまりたくさんすいてしまうと短い毛が表に出てピンピン跳ねてしまうことがあります。
- 内側の髪を多めにすいて、表面の外側の髪をすくなめにすくといいでしょう。すくのは、髪の長さによりますが、根元から10センチ程度のところから始めます。あまり根元に近いところをすいてしまうと跳ねる原因になります。
- 次にそこから数センチ離して切り、また数センチ下を切り、と毛先に向かってだんだん薄くなるようにしていきます。ロングの人でも、切るのは3~4か所ぐらいでいいでしょう。
- 内側をすいたら、次は表面の外側の部分です。内側をすいて少し慣れてきているので、要領がわかってきていると思います。外側は内側より控えめにすきます。出来上がったら、コームでよくとかして、全体の髪の流れを見てみましょう。バランスを見ながら整えていきます。
POINT
髪は少しずつすいていこう!
いきなりバッサリ切ってしまうと、元には戻せません。すくときは、とにかく少しずつ、が基本です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?髪をすく意味と美容室でのオーダーの仕方、自分でセルフカットするときのやり方などを紹介してみました。髪の量が多い人ならではの悩みは、髪をすくことでだいぶ解消できます。
憧れの軽く流れるような髪も工夫次第で手に入ります。すいてみると、憂鬱だった髪のお手入れもずいぶん楽になりますよ。ぜひ試してみてださいね!
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