電話占い依存症は怖い。ダメと分かっていても辞められないアナタへの占い脱却方法
電話占い依存症になると、不安感が高まり、有料鑑定でも気にせず利用するようになりがちです。中には借金をしたり、私生活に支障が出たりする人もいます。今回は、電話占い依存症の症状や末路、脱却方法を解説します。占い依存症を克服したい方は、参考にしてみてください。
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INDEX
電話占いの依存症とは
占い依存症と占いジプシーとの違い
占い依存症と占いジプシーは、似ているようで異なる存在です。占いジプシーとは、たくさんの占い師の鑑定を渡り歩く人のことで、自分の求める答えが欲しいために様々な占い師の元をハシゴしていきます。占いジプシーの中には依存症に近い人もいますが、自分の求める答えが出れば数回で満足する人も。
一方で占い依存症は、過度に占い頼りになっている状態を指します。小さな判断も占いに頼らないと気が済まなくなってしまい、中には借金してでも占いに頼るようになる人も。他の依存症と同じように、占い依存症は誰でも陥る可能性があります。
電話占いの依存症の症状
有料鑑定を気にしなくなる
電話占い依存症の人は、料金を気にせず占いをするようになります。電話占いは1分につき200~300円かかるシステムで、鑑定時間が長くなるほど料金も高くなります。最初は10分だけと決めていたのに、1時間以上相談するようになったという方も珍しくありません。
利用当初は料金超過を気にしたり、割引を使用したりと計画的だった人でも、依存すると見境がなくなります。最初は気を付けていたのに、大金を支払うことに躊躇が無くなった場合は、占い依存症サインの1つと考えて良いでしょう。
納得いく鑑定結果が出るまで占いをリピートする
電話占い依存症の人は、自分の求める答えが出るまで占いをリピートしがちです。自分が考える結果と違うと不安になるため、同じ悩みを別の占い師に相談するのです。占いジプシーに近いですが、占い依存症の人はリピートする頻度が高かったり、歯止めが効かなかったりします。
ただ、占いジプシーであっても、占い依存症と紙一重の存在と言えるでしょう。占いジプシーを続けていると、占い依存症に陥る可能性が高いです。自覚を持っている方は「同じ悩みは1人の先生だけに相談する」といった、自分の中で決まりを作ると良いでしょう。
自分に合う占い師を探し続ける
電話占い依存症になると、自分に合う占い師を探し続けます。求める答えが違ったり、理想像と異なったりするとすぐに他の占い師に相談するようになります。
電話占いは占い師の在籍人数が多く、容易に色んな占い師を渡り歩けます。利用していた電話占いの占い師全員に相談したとしても、別のサイトに乗り換えられるでしょう。占い師はプロアマ問わず星の数ほどいるため、延々と探し続けられるでしょう。こうした占いの特性も、依存症の一因になっているのかもしれません。
少しの悩みでも占いに頼ってしまう
電話占い依存症の人は、どんなことでも占いに頼らないと不安定になります。「どんな服を着たら良いのか」「どこに外出したらいいのか」など、日常の些細な判断を占い師に委ねるようになってしまうのです。
自分で判断する前に占い師に頼ってしまうのであれば、立派な占い依存症と考えて良いでしょう。占い師に判断を委ねた結果、判断力が鈍ってしまい、更に占い師を頼る悪循環に陥る人もいます。
鑑定結果に気分が左右されすぎてしまう
鑑定結果に気分が左右されるのであれば、占い依存症を疑ってみましょう。悪い結果が出ると1日中落ち込む、仕事が手に付かないなど、日常生活に支障をきたす状態であれば危険信号です。
もちろん鑑定結果で気分が上がる分には、問題ありません。ただ、占いによって気分の上がり下がりが激しいようであれば、占いによって救われているとは言えないでしょう。
お金がなくても占いを受けてしまう
電話占い依存症に陥ると、お金が無くても鑑定を受けてしまいます。電話占いはクレジットカード決済や、後払い機能があるため、お金が無い状態でも占いができてしまいます。占い依存症の中には、お金が無いのに毎日占いをしてしまうという人も。
いくら金運が良いと言われても、手元にお金が無ければ本末転倒です。お金が無いことで精神状態も悪くなり、家庭や仕事に影響を及ぼす可能性も高いです。まずは借金をする前に、どのくらい占いにお金を使っているのか把握しましょう。
占いをしないと不安で落ち着かない
電話占い依存症の人は、占いが我慢できません。占い師と話せないとイライラしたり、不安になったりします。これは、SNS依存症の人がSNSを確認しないと不安になってしまう症状に似ています。そのくらい、占い師を心の拠り所にしてしまっている証拠です。
最初は、不安を解消するために占いを利用した人も、占いで不安を解消するようになります。このように原因と結果が逆転しているようであれば、依存度が高いと見て良いでしょう。
電話占い依存症の末路
借金してまで占いをする
電話占い依存症が進行すると、借金をしてまで占いをするようになります。利息の高いリボ払いに頼り、首が回らなくなる人もいます。中には限度額まで借りてしまい、仕方なく闇金に頼ったという人もいました。
占いは、あくまでも背中を押すためのツールであり、借金をしてまで頼るものではありません。仮に占い依存症を抜け出したとしても、大量の借金だけが残る可能性があります。借金で占いをしている人は、1度立ち止まってお金の使い道を考えてみましょう。
友人が離れていく
電話占い依存症は、友人を遠ざける原因になります。友人の約束より占いを優先したり、連絡を無視したりして疎遠になるケースは珍しくありません。また、友人にしつこく占いを勧めて嫌われたという人もいます。
電話占いは時間を問わず相談できるため、占い師と友人感覚で話すことができます。ただ、依存すると本当の友人がいなくなってしまう危険性があります。占いを優先しすぎて、友人をないがしろにしないよう気を付けましょう。
私生活に支障が出る
電話占い依存症によって、私生活に支障が出ることも珍しくありません。占いによって心が不安定になり、衣食住がままならない人もいます。食事や睡眠をとらなくなり、更に精神的に不安定になることもあります。
精神的に不安定になると、占いへの依存度が高くなるという悪循環が起きる可能性もあります。また、家族や友人との関係が悪化し、孤立するケースも少なくありません。占いが大きく生活に影響しているのであれば、カウンセラーや身近な人の力に頼る必要があります。
電話占い依存症の原因
電話占いはいつでも簡単に悩み相談ができる
電話占いは、24時間営業のサイトが多いです。早朝や深夜にも対応しているため、いつでも気軽に相談できるのが魅力と言えるでしょう。24時間頼れることは魅力的な反面、占い依存症の原因にもなっています。
電話占いの性質上、長い時間を占いに費やせる状況を作れてしまいます。ほんの些細なことでも、電話1つで相談できてしまうからです。やめようと思っても、すぐに頼れる環境があることが、占い依存症を深刻化させていると言えるでしょう。
電話占いの料金が安い
電話占いは、長時間利用でなければ安価で利用できます。1分あたりの料金相場は、200〜300円、10分なら2,000~3,000円と対面鑑定より安い場合もあります。
更に、初回は3,000円分の無料鑑定が受けられる割引や特典もあります。最初のハードルが低い分、簡単に手を出しやすいのでしょう。最初は安価で利用していた人も、占い依存症になり何十万、何百万と使うことも珍しくありません。
どのような悩みでも気軽に相談できる
電話占いの占い師は、基本的にどんな悩みでも受け付けています。恋愛から仕事、人間関係や日常の些細なことまで、何でも鑑定してくれます。
占い依存症の人にとって、何でも悩みを聞いてくれる状況は天国と言えるでしょう。必要な問題でなくても相談できるので、日常の行動に対する判断を委ねるようになってしまうのです。
周りに相談できない悩み事がある
電話占いは顔を合わせることが無いため、周りに打ち明けにくい悩みも話しやすいです。ずっと周囲に言えなかった悩みを電話占いで相談できて、スッキリしたという人は大勢います。
こうした環境は多くの人を救っている一方で、占い師と2人だけの閉鎖的な環境を作っています。周囲には話せない悩みを共有することで絆が生まれ、必要以上に依存する人も少なくありません。
依存症になりやすい人の特徴
強いストレスを感じている人
依存症になりやすい人は、日頃から強いストレスを感じているという特徴があります。仕事や家庭のストレスで板挟みになり、発散するために何かに依存しているケースが多いです。
占い依存症の人は、占い師と話すことでストレスや不安を解消しています。話した後にスッキリするので、なかなかやめられないのです。強いストレスに悩まされている場合は、運動や瞑想など、占いに頼らない方法を考えてみましょう。
責任感が強くて真面目な性格な人
責任感が強く真面目な人は、何でもストイックにこなせる人が多いです。その分ストレスに悩まされることも多く、依存症になる可能性が高いです。
元来の責任感が強く、途中で投げ出すことができないという性格も、依存症を加速させる要因の1つ。性格自体はとても魅力的なので、自分を追い込みすぎて依存症にならないように注意しましょう。
周りに悩みを相談できる人が居ない人
悩みを相談できる人がいないと、孤独や不安感から依存症になる可能性が高いです。自分1人しか頼れないという状況は、心理的に見ても辛く苦しいです。そんな時に頼れる人やサービスがあると、人は依存してしまいがちです。
占い依存症であれば、過度に占い師に頼り、生活が破綻することも珍しくありません。家族や友人、近所の人でも誰でも良いので、身近に信頼できる人との関係を作っておきましょう。
自分に自信がない人
自分に自信が無い人は自己肯定感が低く、成功体験が無い場合が多いです。身近で褒められたり、大きな成功をしたりした経験が無いため、自信を失っているのです。
そのため、自分のことを肯定し褒めてくれる人が現れると依存してしまう可能性が高いです。依存症にならないためにも、小さな成功体験を積んでいくことが大切ですよ。
スピリチュアルな事を信じている人
スピリチュアルな出来事を過度に信じている人は、占い依存症になりやすいです。占いでは、スピリチュアルな話を受け入れてくれることが多いからです。世間にはスピリチュアルを信じる人もいれば、そうでない人もいます。
スピリチュアルを信じているのに、周囲に否定されているという人もいるでしょう。そんな状況で全てを受け入れてくれる占いは、依存症になりやすい環境と言えます。必要以上に信じすぎないよう注意してください。
電話占い依存症から抜け出すための克服方法
周りの人を頼ってみる
電話占い依存症から抜け出すための第1歩として、周囲の人に頼る方法があります。占い師ではなく、家族や友達、恋人などの身近な人に悩みを打ち明けてみましょう。
もちろん、無理に伝える必要はありません。心が落ち着いて頼れる状況になったら、メールや電話でも良いので連絡してみましょう。友達や家族、恋人の力で依存症から抜け出せたという人も多いです。
カウンセリングを受ける
どうしても電話占いがやめられない場合は、カウンセリングを受けてみましょう。全国には依存症を対象にしたカウンセリング施設があり、気軽に相談できます。
プロのカウンセラーに頼ることで、依存症の原因や対策が見えてくる可能性が高いです。カウンセリング施設の中には、自助グループで話す機会もあります。占い依存症で生活に支障をきたしているのであれば、カウンセリングの力を借りてみてください。
自分で判断して行動した成功体験を積み重ねていく
電話占い依存症の人は、些細な行動や判断も占い師に委ねてしまいます。まずは占い師に頼ることをやめ、自分自身で判断しましょう。
自分の判断で成功体験を積めば、徐々に自信に繋がっていきます。どんな小さなことでも良いので、自分で判断して行動することを心掛けてください。
他の楽しみを見つける
電話占いを克服したいなら、他の楽しみに目を向け行動してみてください。運動や読書、ゲームや料理などなんでも構わないので、占い以外に注目してみましょう。「料理にハマった」「好きなアイドルができた」など、何かハマるきっかけがあれば、自然と占いから脱却できる可能性が高いです。
もちろん、他の趣味でも依存症にならないよう、適度に付き合っていきましょう。お金のかからない趣味から、挑戦してみてはいかがでしょうか。詳細は以下の記事を参考にしてください。
依存症にならないための対策
1人の時間を減らして人と一緒にいるようにする
依存症にならないためには、1人の時間を減らすことが大事です。1人きりの時間が多いと、孤独感から何かに依存しやすくなる可能性も高いです。家族や恋人、友人と一緒にいる時間を増やしましょう。
仮に依存症になったとしても、周囲に相談できる人がいればストッパーになってくれるでしょう。頼れる人がいない場合は、カウンセリングや自助グループに参加する機会を増やしてみてください。
支払いを前払いのみにする
依存症にならないようにするためにも、支払いは前払いのみにしましょう。前払いであれば鑑定時間が決められているので、依存しにくくなります。
クレジットカード決済を使うと、何時間でも相談できる状況を作ってしまいます。占い依存症にならないためにも、ぜひ前払いの決済方法を取り入れてみてください。
自分磨きをして自信をつける
自己肯定感の低さは、依存症に繋がる可能性が高いです。まずは自分磨きをして、自信をつけてみましょう。「美容のためにエステに通う」「筋トレで腹筋を作る」など、自分磨きの方法は何でも大丈夫です。
自分磨きは依存症を防ぐだけではなく、人生の糧にもなります。自分磨きを始め、依存症とは無縁の明るい未来へ歩き出してみましょう。自分磨きを始めたい方は、シンデレラノートを作ることをおすすめします。シンデレラノートを作る方法については、以下の記事を参考にしてください。
電話占い依存症にならないように気を付けよう!
電話占いは気軽に相談できる反面、占い依存症になってしまう危険性もあります。占いは背中を押すアドバイスが欲しい時だけ、利用するようにしましょう。また、他の依存症にならないためにも、周囲に相談できる環境を作ることをおすすめします。
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