そもそもローションって何?
切実な「性交痛」を和らげるメリットがある
ローションの大きな役割は、挿入をスムーズにすること。ピストン運動を行うときの摩擦を減らし女性が膣内で感じる痛みを軽減するために使用されます。女性って体質や体調によって愛液の量が変わりますので、どんな人にも起こりうるのが「性交痛」です。誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
女性側の問題だけでなく、パートナーのペニスの大きさが原因で痛みになってしまうことがあります。「痛い=自分の問題」だと思い込んでしまっている女性は、なかなかローションを使おうとしません。そんな方ほど本当は必要なアイテムなんです。
感じ方がまるで違う!
本来は性交痛を改善するためのものですが、ローションをつけてセックスすると感度があがりやすくなります。感じ方に個人差や好みがあるので、もちろん全員が気持ちよくなれるというわけではありません。
ローションを使っていること自体に不快感や嫌悪感を抱いてしまうなら使用するのには向いていません。ただ使ってみたいという興味があるなら、きっと気持ち良さがアップするはずでしょう。
スムーズな挿入ができることで奥までペニスが入りやすくなり、快感を覚えるポイントにあたりやすくなります。気持ちいいのは女性だけでなく男性も一緒。膣内でスムーズに動くと気持ちよく感じるため、思わず腰が動いてしまいます。
ノーマル・温感・冷感タイプなどさまざま
セックスをより楽しむために、ノーマルタイプの他に温感タイプや冷感タイプも販売されています。温感タイプは合体中にじんわりアソコが熱くなります。あたたかさを感じられることで一気に興奮度が増し、快感を倍増させます。
コンドームをしていると、相手の温度を感じられないですよね。実は男性って膣内の温度を感じることにセックスの悦びを感じているため、コンドームの装着を嫌がる人がいるんです。 でも、避妊をしながら温かみが感じられるローションは男性から高評価。
「ゴムをつけたがってくれなかった彼だけど、ホットローションを使うようになったら素直に避妊するようになった。」という声もあがっています。
一方の冷感タイプは、ちょっと上級者向け。スースーする感覚がなんとも言えず、気持ちいいようなゾクっとするような不思議な感覚を得られます。これは好き嫌いがあるタイプで、男性も嫌いな人がいるので注意しましょう。
オーラルセックス用も人気
ローションはお互いを合体させる挿入時だけのものではありません。オーラルセックス、つまクンニやフェラチオにも使用できるものがあるんです。 口に入っても不快にならない味付けがされており食品のように安全無害、冷蔵庫で保存して使います。 彼のモノの味やにおいがちょっと苦手…という場合に役に立ちますよ。
感度を高める使い方
マッサージに使う
ローションはすべりがよく、下半身だけでなく全身のマッサージに使用することも可能です。デリケートな部分に使用するように作られていますので安心ですし、ぬめりがあるのでスムーズにマッサージできます。
いきなりセックス本番に使うのではなく「疲れてるでしょ?マッサージオイル買ってきたよ!」なんてカモフラージュしながら彼に使う手もありますよ。
最初は肩や背中、だんだんと大事なところへ。そして彼を元気にしてセックスという流れに持っていってしまいましょう!ヌルヌルしたローションでペニスを触られたら「入れたくなっちゃう」と思ってしまうのが男性。 うまく利用してさりげなく誘ってみてください。
彼の好みを聞いておこう
なかなか大胆な行動かもしれませんが、意外とこの方法を実践している女性って多いんですよ。「ねぇ、ローションって使ったことある?」と思い切って聞くのもありです。 そこで彼が嫌悪感を示すかもしれません。ただ、それは単にローションが嫌いなだけ。
セックスにアイテムを持ち込むことが嫌いなだけであって、それを提案する女性を嫌いになることは少ないので安心してください。 大胆に相談して、好みを聞いて通信販売などで買っておくといいでしょう。
男性は意外とナイーブなので、ローションを自ら買ってくれることは期待しないほうがいいです。 むしろ、男性は「いつローション使ってくれるのかな?」と心の中では思っているはずです。彼好みの使用感のローションがあれば、セックスがもっと濃厚になりますよ!
挿入の前にはお互いにたっぷりと
使うまでのステップが整ったら、後はいざ本番です。でも、ここでもコツがあります。 男性のペニスだけに塗って「意外とヌルヌルしなかった!」ということがあるんです。挿入前は、男性自身だけでなく女性性器周辺にもたっぷり塗っておくことが大切です。
挿入前になって塗るようでは雰囲気がないので、お互いにローションを手にとって前戯しながら愛撫して状態を整えておくのがおすすめです。そうすればスムーズに挿入ができて快感を得ることに集中できますよ。
タオルをそばに置いておこう
よくありがちなのが、周りが汚れるという理由で量を控えめにしてしまうことです。それでは思いっきり楽しめません。量をたっぷり使ってこそローションの良さは発揮されますので、近くに大きめなタオルを用意しておきましょう。
寝具が汚れるのを心配するなら、バスタオルをひいてセックスするのがおすすめ。気にせず思いっきりできますよ。 ローションを使用していると、体や手がべたべた感じて気になってしまうことがあります。ささっとふけるように近くにタオルがあるとローションを使ったセックスが快適になりますよ。
ローションを使うときの注意点
「ポリアクリル酸ナトリウム」系は洗い流そう
ぬるつきが強く、糸を引くようなローションによく配合されています。人体の水分と反応し、吸収することで独特の質感を出す成分です。 その特性から愛用者が多いですが、膣内に残留しやすく水分を吸ってしまうのでトラブルになる可能性があります。
この成分を配合したローションを使い終わったあとは、お風呂で体を洗い流したり膣内用ビデを使って流したほうが安心です。 残留したからといって必ずトラブルにつながるわけではないのですが、乾燥を感じる女性もいるので心に留めておいてください。
オイルベースのローションとコンドームの組み合わせは危険
温感タイプのものや、オーガニック製品などにはすべりをよくするためオイル成分が含まれている場合があります。それ自体に危険性はまったくないのですが、コンドームと併用するときにはかなり注意が必要です。
ローションのパッケージに必ず書いてありますが、オイルベースのものはラテックス製品を溶かす化学反応を起こします。ゴムでできたコンドームを使用してしまうと、避妊の失敗につながってしまうんです。
ローションを使うときはポリウレタン製のコンドームを使用するのが正しい使い方。ただし、ゴムに比べてフィット感がないポリウレタンはセックス中に外れてしまう可能性もあります。 セックスは常に妊娠のリスクが伴うものです。妊娠をのぞまないなら、しっかり対策してくださいね。
温感・冷感タイプはパッチテストを
刺激を楽しむタイプのローションは、肌質によって合う合わないがあります。粘膜に直接使用しますから、本番前に一度パッチテストをしてみましょう。 太ももの内側、性器に近い部分に塗って48時間以上変化がないかどうかチェックしてください
そんなのめんどくさい…と思うかもしれませんが、合わないのを本番使用後に知ってしまうほうが悲惨です。 今日は仕事なのに、アソコがびりびり熱い…なんてなってしまったら大変ですよ。
男性もローションを使ってみたい
「使ってみたい、でも引かれたらどうしよう」
実は、使ってみたいと切望している男性が多いんです。しかし、彼女に引かれたらどうしようという思いからセックスにローションを使うことを躊躇してしまっているのが現実のよう。 そう悩んでいるうちにきっかけを逃してしまうようですよ。
「使ってみない?」と誘うのは実は効果的
男性は意外と気弱な生き物なので「失敗したらどうしよう」と考えています。それなら思いっきり女性から「使ってみたいの」と誘うのが効果的。 自分からローションを使えない男性は、心の中で「彼女から興味持ってくれないかな」と思っているパターンが多いんです。
彼女からローションを使おうなんて発言があった日には「ついにこの日が来た!」くらい、心の底で喜びますよ。 ちょっと恥ずかしそうに「あ、嫌なら嫌って言ってね。ちょっと興味あっただけだから。」と言葉を添えてあげるといいでしょう。
本当に彼が嫌だったら拒否できる隙を与えられますし、興味がある男性なら「恥ずかしがらなくて大丈夫だよ。」と言ってくれる魔法の言葉です。
まとめ
エッチなイメージがあるセックス用ローション。実は、ラブタイムをスムーズに情熱的に盛り上げる最強のアイテムだったんです!彼と初めて使うときは緊張してしまいますが、男性の気持ちを理解してあげながら使えば大丈夫!今までになかった快感を得ることができ、男性側も気持ちよくなれますよ!
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