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お中元のお礼状の書き方パーフェクトガイド!正しく簡単に書くコツやマナーもご紹介!

更新:2020.11.06

お中元をいただいた時に、お礼状を出していますか?お礼状は、正しくマナーを持って書きたいものです。お中元をいただいた相手によって、お礼状の書き方も異なります。お礼状の正しい書き方やマナーについて徹底解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

お中元のお礼状の書き方

①頭語

手紙を書く男性

お礼状は頭語で始めるのが正しいマナーです。「拝啓」や「前略」、「謹啓」と言った言葉がありますが、「拝啓」が最も一般的に使われます。頭語は「こんにちは」や「ごきげんよう」といった、挨拶のようなものです。必ず結語とセットで使うのがマナーで、「拝啓」を頭語に使ったら、結びの言葉には「敬具」を使います。

結語の「かしこ」は、女性だけが使える言葉です。ビジネスシーンには適しませんが、女性らしい柔らかさが出る結語なので、カジュアルな場面では使ってみましょう。「かしこ」は、頭語なしでも使えます。

主な頭語と結語の組み合わせ

使う場面 頭語 結語
一般的な手紙 拝啓 敬具
目上の人への手紙 謹啓 謹言
親しい人への手紙 前略 草々
急用の手紙 急啓 草々
女性が差出人お手紙 かしこ

②季節の挨拶

緑の葉と便せん

頭語の次は、季節の挨拶を入れます。その時の季節感を出す言葉を使用します。お中元のお礼状なら真夏の最中に出すことが多いので、「盛夏の候」や「大暑の候」「酷暑の候」といった言葉が、ビジネスシーンでの季節の挨拶として簡単に使えます。

プライベートな場面では、もう少し砕けた季節の挨拶がおすすめです。文例としては「暑い日が続きますが」や「ひまわりの花が咲き誇る季節になりましたが」等が挙げられます。挙げた文例以外にも季節の挨拶は様々あります。季節の挨拶は簡単に自分の言葉で書ける部分なので、場面や相手に合わせて上手に変化させましょう。

③相手の近況を伺う言葉

手紙を書く女性

次に相手の近況を伺います。お中元のお礼状は夏に出すものなので、夏の暑さで体調を崩していないか、相手が元気に過ごしているかを尋ねる文章を入れると良いでしょう。文例を挙げるなら、「いかがお過ごしですか」や「お元気でお過ごしのことと存じ上げます」となります。

「社員の皆様もお元気でいらっしゃいますか」や「ご家族の皆様もお変わりありませんか」といった文例のように、個人だけでなく社員や家族の様子も伺うと、より親しみを感じられる印象になります。暑い夏の最中、相手の体調を案じている旨を自分の言葉で伝えましょう。

④お礼の言葉

Thank youの文字

次にお中元のお礼を伝えます。文例を挙げるなら、「お心遣いに感謝いたします」といった書き方が一般的です。いただいたお中元が食べ物であれば、食べておいしかったという感想を自分なりの言葉で伝えられると良いですね。書き方としては、自分だけでなく家族や会社の社員が喜んでいたという言葉を入れるのがおすすめです。

ビジネス場面では、「平素から多大なるご協力をいただいている上に、このような贈り物をいただき恐縮いたします」といった文例のように、普段の感謝も合わせて伝えても良いですね。お礼を伝える部分はお礼状の要なので、文例を参考に考えてみましょう。

⑤結びの言葉

書き物をしているペン先

お礼を伝えたら、最後は相手の健康や繁栄を願う言葉を添えます。暑い夏の時期に出すお礼状なので、特に健康面での言葉を添えると好印象です。文例としては「暑い日が続きますが、ご家族皆様もどうぞご自愛ください」など、相手を思う言葉を入れましょう。一番最後に、頭語に合わせた結びの言葉、つまり結語を入れます。

頭語に「拝啓」を使った場合には、結びの言葉は「敬具」を使うのが、決まったマナーです。最初に使った頭語に合った結びの言葉を用いましょう。「かしこ」は頭語を選ばず使え、頭語なしでも使える結びの言葉です。ただし使えるのは女性だけです。よりカジュアルな雰囲気になるので、場面を考えから使いましょう。

⑥差出人

手紙と添えられた青いバラ

結びの言葉を書いたら、最後に日付と差出人の自分の名前入れましょう。何らかの理由があって本人がお礼状を書けず、誰かが代筆した場合には、「脇付」を差出人の左下に書き添えます。夫が書くべきお礼状を妻が代筆した場合には、名前の左下に「内」と書き添えます。妻以外が代筆する場合には「代」と書き添えましょう。

代筆した場合

代筆者 脇付
妻以外

お中元のお礼状を簡単に書くコツ

①パソコンで下書きをする

パソコンを見ながら書き物をする人

お礼状の文章に自信がない人は、パソコンを使って下書きを作りましょう。実際にお礼状を書く便箋と同じ形式で下書きを作製すれば、あとはそれをそのまま自筆で書き写すだけでOKです。パソコンを使えば、文章を直すのもレイアウトの変更も簡単にできます。文例を参考に作ってみましょう。

普段から手紙を書き慣れている人であれば、初めから自筆で書くことも簡単ですが、慣れていない場合には下書きを用意するのがおすすめです。夏らしい季節の挨拶や相手を気遣う文章など、どんな文章がふさわしいのか考えながら作るようにしましょう。

②漢字ばかり使わない

祈る女性

女性がお中元のお礼状を書く場合、漢字ばかりの書き方をすると、堅苦しい男性的な手紙になってしまいます。ガチガチのビジネスの場面ならそれも可です。しかし女性らしい柔らかさを表現するためにも、あまり漢字ばかり使わずに、ひらがなをバランスよく入れる書き方がおすすめです。

結びの言葉に「かしこ」を使うのも、女性らしさを簡単に表現できるのでおすすめの書き方です。「かしこ」は、女性だけが使える結語で、頭語がなくても使える結びの言葉です。ただし固いビジネスの場ではマナー違反になるので、状況に応じて漢字とひらがなを上手に使い分けることが大切です。

お中元のお礼状の例文

①ビジネスシーンの場合

パソコン業務中の女性

ビジネスの場では、よりかしこまった丁寧なお礼状を書く必要があります。夏の暑い時期に、相手の健康を願うと同時に、相手の会社の発展を願う文章も入れたいですね。以下に簡単に書ける例文を挙げます。

【例文】ビジネスシーンのお礼状

  • 拝啓
  • 盛夏の候、貴社におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
  • このたびは結構なお中元のお品を賜り、誠にありがとうございます。
  • 暑さもますます厳しくなる折、皆様のご健康と貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
  • 略儀ながら書中にてお礼申し上げます。
  •                          敬具
  •                          令和〇年△月×日
  •                          株式会社○○○ 代表取締役□□□□

②親しい間柄の場合

女友達の集まり

親しい間柄の相手にお礼状を贈る場合の例文です。友人に季節のフルーツをいただいた場合の簡単な例文は、以下の通りです。夏の旬のフルーツを贈っていただいた場合には、旬の美味しさをしっかりいただいたという旨を加えると好印象になります。

同じようにシャーベットやゼリーといった冷たいものも、暑い夏に美味しくいただきましたという旨を加えましょう。文例を挙げるならば、「夏の暑い毎日にひんやりとおいしいデザートが嬉しく」といった文章が良いでしょう。

【例文】親しい友人にフルーツをいただいた場合のお礼状

  • 暑い毎日が続いていますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
  • このたびは美味しいフルーツを贈っていただき、ありがとうございます。
  • 旬のメロンは本当に甘く、いつもながらの優しいお心遣いに感謝いたします。
  • まだまだこれからが暑さの本番になりそうですが、ご家族の皆様も体調を崩されないようお気をつけください。
  •                                  かしこ
  •                                  令和〇年△月×日
  •                                  □□ □□

下の記事では、さらにバラエティに富んだお礼状の例文を挙げています。きっと簡単に真似できるので、合わせて読んでみましょう。

お中元のお礼状を出す際のマナー

①ビジネスシーンの場合

パソコンで仕事をする女性

ビジネスの場では、お礼状は縦書きの封書で出すのが正しいマナーです。横書きで書いたりハガキを使うのは、親しい間柄の場合は問題ありません。しかしどれだけ丁寧な内容でも、ガチガチのビジネスの場において横書きやハガキでのお礼状はマナー違反になります。

装飾のない無地の白い便箋に書くと、最もフォーマルなお礼状になります。固いビジネスシーンでは、白い無地の便箋に縦書きで書き、封書で送るのが間違いのないマナーです。書き方は上記の例文も参考にして、丁寧な言葉を心がけましょう。ビジネス場面でも、多少親しみのある関係性ならば横書きやハガキでも構いません。

②親しい間柄の場合

複数の女性たち

友人や親戚など、ごく親しい間柄の相手からのお中元に対して、何もリアクションしないという人もいるかもしれません。しかし贈った相手は、無事に届いているのかも気になっているはずなので、必ずお礼を伝えましょう。最近ではメールや電話だけでお礼を伝えることもあります。

しかし本来はメールや電話でお礼を使えた後に、簡単でも改めてお礼状を出すのが正しいマナーです。カジュアルな場面なので、かわいい夏のイラスト入りの便箋やハガキでお礼状を出しましょう。季節の挨拶や相手の近況を伺う文例を使って書けば、きっと相手も喜んでくれます。書き方は上記の例文を参考にしてください。

【ビジネス】お中元のお礼状のNGマナー

①メールだけでのお礼状

スマホの画面

ビジネスの場面で、お中元のお礼状をメールだけで済ますのはマナー違反です。インターネットでのやり取りが一般的となった昨今でも、ビジネス場面でのお礼状は自筆で書くのが正しいマナーです。お中元が届いたら、まずはメールでお礼を伝え、その後に改めて封書でお礼状を出しましょう。

とりあえず電話でお礼を伝えても良いのですが、相手が忙しい人の場合には電話が迷惑になってしまうこともあります。まずはメールで簡単にお礼を伝え、後日改めて丁寧なお礼状を書きましょう。

②横書き

便箋と万年筆

横書きのお礼状は、気軽な雰囲気を感じさせます。親しい間柄であれば横書きでも問題ありませんが、ビジネスの場面では縦書きが正しい書き方です。「拝啓」や「敬具」などの頭語と結びの言葉を使って、丁寧な文章を縦書きで書きましょう。

ビジネスでも親しい関係であれば、ハガキでお礼状を出すこともあるかもしれません。その場合は、季節の挨拶や感謝の言葉など、誰に見られても差し支えのない内容で書くように気を付けましょう。特に相手の近況を伺う際は、相手のプライベートをさらけ出さないよう、上記の例文を参考に当たり障りのない内容で書きます。

③パソコンで打ち出した文書

パソコン作業する手元

お礼状は自筆で書くのが基本です。自分の文字に自信がない時にパソコンで打ち出したお礼状にしてしまいがちですが、たとえ美しい文字でなくても、自筆で書く方が感謝の気持ちが伝わります。

パソコンの文章自動作成ソフトなどでお礼状を作製してしまうと、相手にそれがバレることもあり得ます。お中元のお礼状は、季節の挨拶や相手への気遣いなどの部分に自分の言葉で心を込めて、自筆で書きましょう。

お中元を断りたい場合のお礼状

お中元をいただいたけれど、会社の規則や自身の立場など、何らかの事情があってお中元を断りたいということがあります。いただいたものを黙って返送したり、理由も告げずに断るのは相手に失礼です。お中元を断りたい場合のお礼状の書き方を解説します。

①まずはお礼を伝える

THANK YOUのブロック

まずはいただいたお中元に対してのお礼を伝えましょう。頭語や季節の挨拶の後に、お礼を伝える文を入れます。例文としては「この度は素敵なお品を頂戴し、誠にありがとうございます」のようになります。ここまでの書き方は、通常のお礼状内で感謝の気持ちを述べる際と同じで構いません。

②お中元を辞退したい旨を丁寧に伝える

机の上の書きかけの手紙

感謝を伝えた後に、お中元を辞退したい旨を丁寧に伝えます。「ありがたいご厚意ですが、お気持ちだけ感謝して頂戴いたします」や「今後はこのようなお心遣いはなさいませんよう、お願い申し上げます」などが例文として挙げられます。決して失礼にならないように、丁寧な書き方を心がけましょう。

③関係は続けたい旨を添える

握手する手元

結びの言葉を書く前に、お中元はお断りしたいけれども、関係は続けていきたい旨を伝えるのを忘れてはいけません。決して関係を断ちたいわけではないと伝えないと、お中元を断られた相手にさらに不快感を与えてしまうからです。

例文としては、「今後とも変わらぬお付き合いの程、よろしくお願いいたします」「今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます」等です。例文のような文章を、お中元を断る旨を伝えた後に付け加えましょう。最後に結びの言葉や日付、差出人を書き添えるのは、通常のお礼状と同じです。

コツを掴めば簡単!お中元のお礼状はマナーを守って書こう

お中元のお礼状は、マナーを守ってコツさえ掴めば簡単に書けます。決まったルールは、お中元をいただいたらすぐに送ることと、頭語や結びの言葉を使うことくらいです。文例を参考に、季節の挨拶や感謝の気持ちなどを自分なりの言葉で伝えられると、さらに気持ちのこもった素敵なお礼状になりますね。

上手に書けないと悩まずに、ぜひトライしてみましょう。お中元をいただくことがあれば、こちらから贈ることもあるでしょう。知っておいて損はない、お中元に関する正しいマナーについては以下の記事を読んでみてくださいね。

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BELCY編集部

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