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菜種梅雨の意味や由来とは?

菜種梅雨とは春に降る長雨の事

春に降る雨

菜種梅雨とは、春に降り続く長雨の事です。菜種梅雨の読み方は「なたねづゆ」と読みます。初夏の梅雨とは、季節も期間も違います。

菜種の意味は菜の花・梅雨の意味は長雨

菜の花は野菜に分類

菜種梅雨の菜種の意味は、菜の花の事です。正式名称はアブラナ(油菜)といいます。本来は鑑賞のための花ではなく、実は野菜に分類されます。食用として食べたり、油を取ったり、油を取った後の搾りかすはとても良い肥料にもなります。同じアブラナ科の仲間としては、白菜や小松菜、水菜にカブ、チンゲン菜…などです。

私たちの食卓におなじみのものばかりです。これらのアブラナ科の野菜たちは、みんな黄色の花が咲くので、総称として菜の花と呼ばれることもあります。

梅雨の意味は、長く降る雨(長雨)の事で、つまり、菜種梅雨とは、菜の花が咲く3月中旬から4月上旬に数日続く、春の長雨の事です。

菜種梅雨の由来は春の長雨が菜の花の咲く時期と一致するから

菜の花と菜種梅雨

菜種梅雨の由来は、菜の花の時期と、春の特有の気圧配置による長雨が重なることです。このことを菜種梅雨と呼ぶようになり、由来となっています。

本来の梅雨は、梅が熟す時期と雨季が重なることが由来となったという説が有力です。日本ではこの他にも、その季節ごとに催す、折々の行事や自然現象と花や果実などを結び付けて楽しむということが行われてきました。とても素敵な日本人の慣習の一つです。

菜種梅雨の時期や期間はいつからいつまで?

菜種梅雨の時期は3月中旬から4月上旬

菜の花の咲く時期

菜種梅雨の時期は、菜の花が咲く3月中旬から4月上旬までの、冬が終わり、春になる頃です。その時期には、雨が降ったりやんだり、曇天の日が続きます。

菜種梅雨の期間中はちょうど季節の変わり目に当たり、暖かい日もあれば、肌寒い日もあり、どんな服装をすればいいのか迷ってしまいませんか?そんな時は次の記事を是非参考にしてみてください。

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今日の重ね着に迷っているという方もいるでしょう。どんな服装をしていけば

菜種梅雨の期間は数日

菜の花が咲く期間

菜種梅雨の期間は、数日です。例外の年もありますが、長くても1週間ほどです。梅雨と聞くと、6月から7月にかけて、1ヶ月ほど雨が降り続く梅雨の事を思い浮かべる方が多いと思いますが、菜種梅雨は、梅雨とは違い、期間は短いです。

菜種梅雨の特徴とは?

菜種梅雨の特徴①春の気圧配置

春の気圧配置をイメージ

菜種梅雨の特徴1つ目は、春の気圧配置にあります。高気圧が北上し、本州の南海上に前線が停滞しやすくなり、九州から関東地方の太平洋側の天候がぐずつきます。

菜種梅雨の特徴②雨の降り方

雨の降り方

菜種梅雨の特徴2つ目は、雨の降り方にあります。初夏の梅雨のように、豪雨になるようなことはなく、またずっと降り続くこともあまりなく、しとしとと静かに降り、すっきりと晴れることもなく、どんよりとした天候が数日間続きます。北海道に梅雨はありませんが、菜種梅雨は北海道に加えて、基本的に東北にもありません。

菜種梅雨の別称は?

菜種梅雨の別称①春の長雨

春の長雨をイメージ

菜種梅雨の別称1つ目は、春の長雨です。春の長雨の読み方は、はるのながあめです。こちらはそのままの意味をあらわし、春の3月から4月の上旬にかけて何日か続く雨の事です。

菜種梅雨の別称②春雨

春雨を傘で表現

菜種梅雨の別称2つ目は、春雨です。春雨の読み方は、はるさめです。「春雨じゃ、濡れて参ろう」は、月形半平太の劇の中の言葉です。とても有名な言葉なので、ご存知の方も多いと思います。

ほろ酔い気分の主人公が、宿から出てきたとき、傘を差しだす舞妓にかける言葉なのですが、雨がとても心地よかったのでしょう、とても粋なセリフです。でも土砂降りだと風情が無くなるので、絶対言わないでしょう、しとしとと降る雨をよくとらえている言葉です。

春雨が食用の春雨の由来だってことはご存知でしょうか?細く、しとしとと降る雨と食用の春雨のイメージが似ていることから、そう呼ばれるようになったそうです。

菜種梅雨の別称③春霖

春霖の持つ幻想的なイメージ

菜種梅雨の別称3つ目は、春霖です。春霖の読み方は、しゅんりんです。霖という字は中国語で、読みは、音読みが(リン)、訓読みが(ながめ・ながあめ)で、この漢字自体が長雨を表します。

菜種梅雨の別称④催花雨

満開の花

菜種梅雨の別称4つ目は、催花雨です。催花雨の読み方は、さいかうです。催という漢字には、うながすという意味もあり、開花をうながす、つまり桜など、色々な春の花の開花を後押しするような雨の事を指します。催花という読みが、菜花と同じため、菜花(なばな・なのはな)を連想し、菜種梅雨になったという説もあります。

菜種梅雨に似た言葉|花曇り

花曇りを表現

菜種梅雨に似た言葉には、花曇りがあります。花曇りの読み方は、はなぐもりです。時期としては、菜種梅雨と同じ春です。空全体に霞がかかったように、薄く雲が広がる春の現象のひとつです。すっきりと晴れない感じが菜種梅雨に似ています。

普通の曇りの日とは違い、雲が薄いので、暗い感じはしません。桜も満開になると、遠目では霞がかかったように見えます。それに似ているので、花曇りといいます。

菜種梅雨はいつ使う?使い方・例文紹介

「菜種梅雨」は菜種梅雨と同時期に使う

手紙を書く

菜種梅雨を季語として使った手紙文は、菜種梅雨の時期と同じ3月中旬から4月上旬の春の季節によく使われます。文の内容によっては4月中旬まで使うことができます。

気を付けることが2つあります。1つは、自分が書いている時期ではなく、相手に届く時期がずれないようにすることです。せっかく書いたものを出し忘れ、しばらくたってから出したのでは、時期がずれてしまいます。

2つ目は、あいさつ文に菜種梅雨を使うのは、あくまでも個人宛の文章(会社関係の人であっても個人宛に出すのはOKです)で、ビジネス文書には使用しないことです。

菜種梅雨の例文の使い方は手紙やメールで

例文の使い方イメージ

手紙が廃止されることはないでしょうが、メールやラインの普及により、手紙を書く機会も、人も少なくなっています。でも、手紙を書いてみるのはいかがでしょうか?例えば、食事をごちそうした時とか、仕事で助けてあげた人に、思いがけなく、さり気ないお礼状をいただりすると、気持ちがいいものですよね。

手紙を正式に書く場合は、どうしても頭語や結語などを考えてしまい、書くこと自体が億劫になってしまうので、親しい間柄であればあまり難しく考えないで、頭語や結語を思い切って省いてみてください。

菜種梅雨などの季語を少し取り入れながら、短い文章でいいので感謝を込めて自分の言葉で書いて下さい。ハガキで十分、気持ちが伝わります。また、すべてをメールで済ませる方でも、メールにさり気なく季語を取り入れた言葉を書くことができれば、印象が良くなります。

菜種梅雨を使った例文①菜種梅雨が続き

手紙を出すイメージ

親しい方に食事をごちそうになった時に使える例文をご紹介いたします。手紙にこだわらず、ハガキ、メールでも十分に気持ちは伝わります。

\ POINT /

例文

菜種梅雨が続き、ぐずついたお天気ですが、お変わりなくお過ごしでしょうか。先日は、おいしいものをごちそうになり、ありがとうございました。とても有意義な時間が持て、楽しかったです。またお会いできるのを楽しみにしております。

菜種梅雨を使った例文②菜種梅雨が明け

例文をオシャレに使う

次は、親しい方に仕事などで助けてもらった時に使える例文をご紹介いたします。ポイントは、感謝の気持ちを込めて、自分の言葉で書くことです。そうすればきっと気持ちは伝わります。

\ POINT /

例文

菜種梅雨も明け、だんだんと暖かくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。先日は〇〇で困っていたところを助けていただいてありがとうございました。本当に助かりました。またお会いできるのを楽しみにしております。今度は、お茶でもご馳走させてください。

菜種梅雨と同じ時期に使える季語や例文が書いてある記事を紹介します。気持ちとぴったりのものが見つかるはずです!是非参考にして下さい。

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菜種梅雨の意味や時期を知って使ってみよう!

菜種梅雨とは、菜の花が咲く3月中旬から4月上旬に降る雨や、ぐずついた天気が長く続くことです。菜種梅雨の時期は、年度替わりにも当たり、別れや、出会いも多くなります。もし、ごちそうになった時には、さり気なく、菜種梅雨を使ったお礼状を出してみてください。深く印象付けられます。

菜の花の花言葉は、「快活さ」「豊かさ・財産」「小さな幸せ」等明るい言葉ばかりなんです。お部屋の花瓶に菜の花を活けてみませんか?黄色の花がきっと貴女の心を癒してくれます。

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