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野暮と無粋それぞれの意味と違いは?

野暮の意味とは「気が利かないこと」

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野暮という言葉は「やぼ」という読み方をします。野暮には「わからず屋」「微妙な心情やその場の事情が読み取れない」という意味があります。いくつかの意味をまとめてわかりやすくすると「気が利かないこと」という意味で使うことができる言葉です。

またその他に「磨きがかかっていない」という意味でも使うことができます。その場合は「野暮ったい」「野暮ったい人」などのような言葉として使います。

無粋の意味とは「空気が読めないこと」

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無粋という言葉は「ぶすい」という読み方をします。無粋には「人の心情の微妙な変化を読み取れない」という意味があります。特に男女間の愛情などを読み取ることができない状態を表すための言葉として使います。わかりやすい言葉で説明すると「その場の空気が読めない」という意味になります。

その他にも、特別な物事に触れても心を動かされない。しみじみと何かを考えたり思うことがない状態を表すことができる言葉でもあります。

野暮と無粋は意味に違いはないがニュアンスに違いがある

少しの違い

野暮と無粋の違いはとてもわかりにくいです。実際に野暮と無粋の「気が利かない」「空気が読めない」というそれぞれの意味を照らし合わせてみるとあまり違いがないように思います。また無粋の意味は「野暮なこと」とも示されています。そのことから意味には違いがないということが言えます。

では、どのような違いがあるのかと言うと、野暮は行動や発言服装などに気遣いができない様子を表しているとします。無粋は男女間に起きている感情ややりとりに対しての発言などにセンスよく切り返せない様子を表わしています。そのように微妙なニュアンスの違いによって使い分けることができます。

野暮と無粋の言い換え方の違いは?

野暮の言い換え「堅物」

頑固

野暮を他の言葉に言い換えるとしたら「堅物」という言葉になります。堅物は「かたぶつ」という読み方をします。決めたことをその場の状況に応じて変えることが難しい、柔軟な考え方ができないなど「生真面目過ぎて融通が利かない」という意味で使う言葉です。

野暮には「気が利かない」という意味があります。臨機応変な行動や発言が出来ない事は「気が利かない」と表わすことがあります。そのことから「堅物」という言葉に言い換えることができます。

真面目と聞くと良いイメージですが、生真面目と聞くとマイナスなイメージがあるように思います。真面目と生真面目はどのような違いがあるのでしょうか。下の記事でそれぞれの意味とふたつの言葉の意味の違いをまとめています。正しい意味を知るための参考にしてみてください。

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生真面目な意味は、真面目と違った意味を含んでいます。果たしてその意味は

野暮の言い換え「偏屈」

けんか

野暮を他の言葉に言い換えるとしたら「偏屈」という言葉になります。偏屈は「へんくつ」という読み方をします。考え方が他と違いひねくれている、発言や行動が偏っているなど「もともとの性質が素直ではなくねじ曲がっている」という意味で使う言葉です。

野暮には「わからず屋」という意味があります。素直でない行動や発言は周りから見ると「わからず屋」と思われることがあります。そのことから「偏屈」という言葉に言い換えることができます。

無粋の言い換え「粋ではない」

まとまりがない

無粋を他の言葉に言い換えるとしたら「粋ではない」という言葉になります。粋は「いき」という読み方をします。粋には「人間らしい感情や世間の事情を深く知っている」「態度や身なりが洗練されていて色気を感じる」などの意味で使う言葉です。

無粋はそのような意味がある粋に意味を打ち消す意味の「無」がくっついた言葉です。そのことから「粋ではない」という打消しの意味を表わす言い換えをすることができます。

無粋の言い換え「ナンセンス」

センスが悪い

無粋を他の言葉に言い換えるとしたら「ナンセンス」という言葉になります。粋には「態度や身なりが洗練されていて色気を感じる」「発言に面白みがある」という意味がある事からセンスの良さをうかがえます。

その洗練されたセンスの良さを打ち消す意味がある「無」の漢字がくっついた言葉が無粋です。そのことから「ナンセンス」という「センスがない」という意味の言葉に言い換えることができます。

野暮の使い方・例文

野暮の使い方・例文①野暮な人

野暮な人

野暮の使い方1つ目は「野暮な人」という言葉としての使い方があります。野暮な人とは「気が利かない人」「繊細な気遣いができない人」という意味として使うことができます。周りへの配慮が足りなかったり、聞くべきではない質問を何も考えずにしてしまう人などを表わす時に使えます。

野暮の使い方「野暮な人」を使った例文
  • 話が盛り上がっている場面で突然割り込んできた野暮な人がいます。
  • 周りの人が避けていた話題を突然し始める野暮な人。

野暮の使い方・例文②野暮ったい

怠ける

野暮の使い方2つ目は「野暮ったい」という言葉としての使い方があります。野暮ったいとは「野暮な感じを受ける」「どことなくぱっとしない」という意味として使うことができます。野暮ったい人、野暮ったい服装など決して悪い訳ではないのですが何かが足りない雰囲気を表わす言葉です。

おしゃれに全く興味がなく簡単に言えばダサいと言われる格好をしている人や、伸ばしっぱなしの髪型でどことなく時代遅れな雰囲気を醸し出している様子を「野暮ったい」と表わします。

野暮の使い方「野暮ったい」を使った例文
  • おしゃれをしているのに野暮ったい雰囲気なのは髪型のせいかもしれません。
  • 野暮ったい人と言われる理由は服装のせいだけではないかもしれません。

野暮の使い方・例文③野暮天

空気が読めない人

野暮の使い方3つ目は「野暮天」という言葉としての使い方があります。野暮天の天には「ものすごく」「大きい」「高い」という意味がある事から「この上ないほど野暮なこと」という意味で使われます。

野暮という言葉自体があまり良い意味で使われませんので、野暮天ともなると「気が利かない」「周りへの配慮が足りない」程度ではありません。悪気がないでは言い訳にならない状態です。

野暮の使い方「野暮天」を使った例文
  • 天然と言えば聞こえが良いですがあの人は野暮天です。
  • 自分がいかに野暮天であったか指摘されるまで全く気が付かなかった。

無粋の使い方・例文

無粋の使い方・例文①無粋な人

嫌な雰囲気

無粋の使い方1つ目は「無粋な人」という言葉としての使い方があります。無粋な人とは「空気が読めない人」「周りへの心配りができない人」という意味として使うことができます。その場の状況を読み取ってから行動することができない人、今言うべきではないことを言ってしまう人などを表わす時に使えます。

無粋の使い方「無粋な人」を使った例文
  • 無粋な人は良く言うと正直者なのかもしれません。
  • 無粋な人は社会人としてのマナーを身につけていないという共通点があります。

無粋の使い方・例文②無粋な真似

紳士的でない人

無粋の使い方2つ目は「無粋な真似」という言葉としての使い方があります。無粋な真似とは「するべきではないことをする」「失礼な態度」という意味として使うことができます。普通の考えではしない行動、相手に不快感を与える行動などを表わす時に使えます。

無粋の使い方「無粋な真似」を使った例文
  • 2人の関係をあえて聞くような無粋な真似はしませんでした。
  • 髪を切った理由を聞くような無粋な真似はしないでください。

野暮の同義語・類語

野暮の同義語・類語使用例①粗野

荒っぽい人

野暮の同義語・類語1つ目に「粗野」という言葉があります。粗野は「行動や発言があらあらしい」「品がない」という意味です。あらあらしい行動は周りへの配慮ができず気が利かないとも言えますので野暮と同じ意味を持つ同義語・類語になります。

「粗野」の使用例
  • 粗野ではありますが真面目な性格なので今後の成長が期待されています。

野暮の同義語・類語使用例②無骨

無骨な手

野暮の同義語・類語2つ目に「無骨」という言葉があります。無骨は「洗練されていない」「無作法」という意味です。野暮の意味にある磨きがかかっていないは、洗練されていないとも言い換えることができますので同じ意味を持つ同義語・類語になります。

「無骨」の使用例
  • 無口で無骨ですが人一倍思いやりはあります。

無粋の同義語・類語

無粋の同義語・類語使用例①素っ気ない

素っ気ない態度

無粋の同義語・類語1つ目に「素っ気ない」という言葉があります。素っ気ないは「人に対しての思いやりが感じられない」「反応が冷たい」という意味です。無粋には周りへの心配りができないという意味がありますので同じ意味を持つ同義語・類語になります。

「素っ気ない」の使用例
  • 人前では素っ気ない態度の彼ですが2人の時はとても優しいです。

無粋の同義語・類語使用例②不粋

わかりあえない男女

無粋の同義語・類語2つ目に「不粋」という言葉があります。不粋は「野暮」「空気が読めない」という意味です。無粋と不粋は漢字が違いますが読み方と意味が同じ同義語・類語です。

「不粋」の使用例
  • お祝いの席で不粋な質問はよしてください。

野暮の反対語

野暮の反対語使用例①垢抜けた

おしゃれな人

野暮の反対語1つ目に「垢抜けた」という言葉があります。垢抜けた「都会的で磨きがかかった様子」「野暮ったさがなくなった」という意味です。野暮ったさがなくなったという意味がありますので野暮とは違い反対の意味がある言葉と言えます。

「垢抜けた」の使用例
  • 社会人になり垢抜けた彼女に成長を感じました。

野暮の反対語使用例②洗練

洗練されたカップル

野暮の反対語2つ目に「洗練」という言葉があります。洗練は「よりよい状態になること」「スマートに磨きがかかっている」という意味です。磨きがかかっていない意味がある野暮とは違い反対の意味がある言葉と言えます。

「洗練」の使用例
  • 彼女の洗練された美しさに目を惹かれる。

無粋の反対語

無粋の反対語使用例①粋

センスが良い

無粋の反対語1つ目に「粋」という言葉があります。粋は「人間らしい感情や世間の事情を深く知っている」「態度や身なりが洗練されている」という意味です。無粋は粋では無いという言葉ですので反対の意味がある言葉と言えます。

「粋」の使用例
  • レストランでの粋な計らいに感動しました。

無粋の反対語使用例②小粋

おしゃれ

無粋の反対語2つ目に「小粋」という言葉があります。小粋は「どことなく垢抜けている」「どことなく気が利く」という意味です。気が利くということは、空気が読めない無粋とは違い空気が読めるということで反対の意味がある言葉同士になります。

「小粋」の使用例
  • 小粋なファッションで街を歩く彼女を見かけました。

野暮と無粋の違いを知りましょう

野暮と無粋という同じ意味を持つ2つの言葉の違いをおわかりいただけましたか。意味はほとんど同じなのにニュアンスに違いがある言葉は実はたくさんあります。その反対に全く意味が違う言葉と思っていても同じということもあります。

いつも使い慣れているはずの言葉でも正しい使い方ができていないこともあります。言葉の意味と似ている言葉の違いをしっかりと理解して正しい言葉遣いを身につけましょう。

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