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バドミントンの基本的なルールは?ダブルス・シングルスの試合の仕方は?

更新:2019.06.21

バドミントンは、リオオリンピックで女子ダブルス金メダル獲得や女子シングルスでも銅メダルを獲得し、注目を集めました。バドミントンのルールは基本を押さえれば難しくありません。これからバドミントンを始める初心者の方にバドミントンの試合の基本的なルールをご紹介します。

バドミントンの基本的なルールは?

バドミントンの基本ルール①競技種目はシングルスとダブルス

バドミントンの基本の1つ目は、競技種目についてです。1対1で対戦するシングルスと2対2で対戦するダブルスがあります。ダブルスには男性・女性の同性同士でペアを組むダブルスと男女がペアを組むミックスダブルスがあります。シャトルは最速493km/hの速度で、ギネス認定には最速のスポーツと認定されています。

バドミントンの基本ルール②1ゲーム21ポイント制・2ゲーム先取で勝利

バドミントンの基本ルール2つ目は、ゲーム進行についてです。バドミントンではシングルス、ダブルスともに基本的なルールは同じです。1ゲームは21点で、先に21点取った方が1ゲーム勝利となり、先に2ゲームを先取した方が勝ちです。第1ゲーム、第2ゲームと行い、1対1となった場合は第3ゲームが行われます。

もしも得点が20対20となった場合はdeuceとなり、2点差がついた時点で勝利が決まります。2点差がつかないままゲームが続いた場合は、先に30点を取った方が勝利となります。また、得点を得た方がサービス権を得ます。

バドミントンの基本ルール③バドミントンのコート

バドミントンの基本ルールの3つ目は、バドミントンのコートについてです。コートは横が全体で1340cm、縦610cmで、その中にネットが張られ、シングルスライン、ダブルスラインなどが引かれています。ネットの高さは一番高いところで1.55mと決められています。

バドミントンの基本ルール④試合中のエンド(コート)の交換

バドミントンの基本ルール4つ目は、試合中のエンド(コート)の交換についてです。公式試合では、第1ゲームを終了したときと、第2ゲームを終了したとき(試合が継続する場合)にエンドの場所を交換します。また、第3ゲームまで行われるときは、どちらかのサイドが最初に11点に達したときにエンドを交換します。

バドミントンの基本ルール⑤得点は相手のフォルトかラリーに勝った時

バドミントンの基本ルール5つ目は、得点についてです。バドミントンでは相手のフォルトか相手のコートにシャトルが落ちたときに得点となります。「反則行為のこと」をフォルト(fault)といいます。

フォルトにはさまざまなものがありますが、例えば、サービスを途中で辞めた、サービスを空振りした、サーバーがラインを踏んでサービスをした、ダブルスでレシーバー以外の人がレシーブした、プレー中にネットにラケットや体が触れた、ネットを超えて相手側のコートで打ったなどがあります。

また、シャトルのインかアウトかの判定については、シャトルがラインの上に少しでも乗っている場合はイン、完全に出たらアウトとなります。

バドミントンの基本ルール⑥サーブはラインの内側でウエストより下で打つ

バドミントンの基本ルール6つ目はサーブについてです。バドミントンのサービスでは、両者が体制を整えた後はすぐにサービスをしなくてはなりません。その際に決められたラインの内側にたち、ラインを踏んではいけません。サービスを始めてからサーバー、レシーバーともに足の一部がコート面についている必要があります。

また、バドミントンの公式ルールでは、サーバーがサービスをするときシャトル全体がウエストより下になければならないと規定されています。

バドミントンの基本ルール⑦プレーを始める前にサービスかサイドを選ぶ

バドミントンのルール7つ目は、試合開始時の決まり事についてです。公式試合開始の際に、選手は「サービスをするかレシーブをするか」または「どちらのサイドで先にプレーをするか」を選ぶことができます。

選ぶ方法は海外ではコインの裏表で、日本ではじゃんけんで決められることもあります。勝ったほうが先にサービスについてまたはエンドについて好きな方を選びます。

バドミントンの基本ルール⑧レットとはやり直しの対象のこと

バドミントンの基本ルール8つ目は試合中のレットについてです。レットとはやり直しの対象となる行為のことをいいます。レシーバーの体勢が整う前にサービスしたり、サービスの時にサーバーとレシーバー両方がフォルトした場合には、レットとなります。

レットは基本的には主審が判断し、その指示に従います。レットの場合はそのサービス以降のプレーを無効とし、サービスからやり直します。

バドミントンの基本ルール⑨バドミントンの公式試合での休憩

バドミントンの基本ルール9つ目は、公式試合中の休憩についてです。すべてのゲーム中にどちらかが11点に達したとき約1分間、各ゲームの間(第1ゲームと第2ゲーム間、第2ゲームと第3ゲーム間)に約2分間の休憩があります。

シングルスのバドミントンのルールは?

シングルスのルール①コートは幅は狭く縦に長い

シングルスのルール1つ目は、コートについてです。バドミントンのシングルスではコートの範囲を横のラインは内側を、縦のラインでは一番外側のラインを使用します。「幅は狭く、縦に長い」のがシングルスのコートの範囲です。この線の外にシャトルがでたらアウトとなります。

シングルスのルール②サービスでは偶数は右から奇数は左から打つ

シングルスのルール2つ目はサービスについてです。バドミントンのシングルスでは、サービスは、偶数は右から、奇数は左から打ちます。例えば2-2の時は偶数なので、右側に立ちサービスをします。レシーバーは対角線上の左側のコートの中でシャトルを待ちます。

ダブルスのバドミントンのルールは?

ダブルスのルール①コートは全体全面使用サービス時は横長に使う

ダブルスのルールでは、ラリー中はコート全面が有効の範囲となります。サービスの場合は、シングルスとは異なり、サイドラインは外側のライン、縦のラインは内側のラインが有効の範囲になります。

ダブルスのルール②サービスの基本ルールは同じだが順番に注意が必要

ダブルスでも、シングルと同じように偶数は右側、奇数は左側で打つ、対角線上の相手に打つというルールは変わりません。ルール①に書いたように、サービスの有効範囲はシングルスとは違うので注意が必要です。

サービス側のチームがラリーに勝った場合には、先ほどサービスした人が左右の位置を変えてサービスします。レシーバーがラリーに勝った場合には、サービス権はレシーバー側に移り、前回サービスした人とは別の人が偶数なら右から、奇数なら左からサービスします。

ダブルスのサービス権の例

  • ABのチームとCDのチームが戦っていると仮定して説明します。
  • Aが右側からサービスし試合が開始しました。ABチームがラリーに勝ちました。得点が1-0となります。
  • Aが左側に移動しサービスし、CDがラリーに勝ちました。得点は1-1となります。
  • CDチームにサービス権が移ります。このとき左側にいたDがサービスします。ABがラリーに勝ちました。得点は2-1となります。
  • ABチームのBが右側からサービスします。

上にあげた例のような進み方だと、サーブの順番はA→D→B→Cという順番にサービスし、試合が終わるまで順番は変わりません。また、ダブルスではサービスが始り終了するまで、サーバー、レシーバー以外は、2人の視界をさえぎらないかぎり、それぞれのコート内のどこの位置にいてもよいと決められています。

バドミントンの歴史は?

インドで発祥した遊びがイギリスに伝わって生まれたバドミントン

バドミントンの起源については諸説ありますが、一番有力とされているのは、インドで皮でできた球をネット越しに打つ遊びを、インドを植民地としていたイギリス人兵士が1873年に本国に伝えたのが始まりといわれています。

その兵士は、皮でできた球の代わりにシャンパンの栓に鳥の羽を刺したものを使い、テニスラケットを使って打って見せたそうです。それが紹介されたのがイギリスのグロスターシアのバドミントン荘という邸宅だったので、バドミントンという名前がついたということです。

イギリスから世界中に広まり東南アジアで人気に

イギリスから世界に広まったスポーツなので、旧植民地を中心に普及しており、デンマークやオランダの旧植民地でも人気がでました。特にバドミントンは東南アジアで人気があり、インドネシアやマレーシアでは国技となっています。現在でも東南アジアでは選手層が厚いスポーツです。

日本では1921年に横浜から広められた

日本では1921年に横浜YMCAの体育主事をしていた広田兼敏氏がアメリカ人から用具一式を寄贈されたことが始まりとされています。広田氏はその後在日欧米人にバドミントンを学び、その後体育の活動に取り入れたことが始まりとされています。

バドミントンに必要な道具は?

バドミントンに必要な道具①ラケットは軽いものを選ぶ

バドミントンに必要な道具1つ目は、ラケットです。バドミントン用のラケットはフレームの全長が680mm以内、幅は230mm以内と決められています。ラケットの素材にはカーボン繊維を使用したものが多く、アルミやチタンが使われているものもあります。

グリップの部分は木製で合成レザーのテープが巻いてありますが、ポリウレタン製のグリップテープを巻いて使用します。ラケットの比較ポイントは、ラケットの重さ、グリップの太さ、シャフト(ラケットの棒状の部分)の柔らかさ、値段等です。

ラケット次第で肩や手首を痛めることもあるので、初心者が使うラケットはカーボン素材でできた軽いものを選ぶことをおすすめします。バドミントンのラケットについて特集した関連記事がありますので、もう少し詳しく知りたいという方はぜひ関連の記事を参考になさって下さい。

バドミントンに必要な道具②シャトル

バドミントンに必要な道具2つ目は、シャトルです。バドミントンのシャトルは、16枚の羽根を取り付け、重さは4.74gから5.5gと規定されています。主に使用されるのはガチョウやアヒルの羽根で、それらの合成素材が使われていることもあります。競技用には耐久性があるガチョウの羽根が使われます。

練習用には安いアヒルのシャトルがつかわれます。シャトルには1番から5番まで番号がついています。数字が大きいほどよく飛ぶシャトルになります。シャトルの跳び方は気温によって変化し、気温が高い夏場はとよく飛ぶので小さい数字のシャトルを、気温が低い冬場は大きい数字のシャトルを使います。

バドミントンに必要な道具③シューズ

バドミントンに必要な道具3つ目はシューズです。バドミントン用のシューズは、靴底が厚く滑りくくなっています。激しく動くスポーツなので、丈夫につくられています。バドミントンを始められる方は専用のシューズを準備することをおすすめします。実際に試着してみて、足の形にあったものを選びましょう。

バドミントン初心者におすすめの書籍は?

バドミントン初心者におすすめの書籍①バドミントンの基本レッスン

バドミントン初心者におすすめの書籍1冊目は、2009年に潮田玲子選手(日本ユニシス)と混合ダブルスのペアを組んだことでも有名な池田信太郎選手が書いた「バドミントンの基本レッスン」です。基本的な技術を写真付きで分かりやすく説明しているので、初心者が勉強するのに適した書籍です。

バドミントン初心者におすすめの書籍②バドミントン初心者クリニック

バドミントン初心者におすすめの書籍2冊目は、元日本代表選手の町田文彦さんが書いた「バドミントン初心者クリニック」です。イラストや写真を中心にバドミントンの練習方法をわかりやすく説明しているので、初心者が上達していくために必要な情報を得ることができます。

バドミントン初心者におすすめの書籍③バドミントン最新式・基礎ドリル

バドミントン初心者におすすめの書籍3冊目は、バドミントン最新式・基礎ドリル (差がつく練習法) です。全日本社会人選手権で優勝経験がある藤本ホセマリさんの著書です。グリップの握り方から、シングルスダブルスの戦い方まで現役のプロバドミントントレーナーの著書なので、具体的でわかりやすくおすすめです。

家族や友人とバドミントンを始めよう!

バドミントンは初心者にもハードルが低く、小学生から年配の方まで楽しめるスポーツです。ルールもわかりやすく、用具も簡単にそろえることができるので、是非この機会にご家族やお友達と一緒にバドミントンを始めてみてください。

バドミントンは対戦相手がいないと成立しないスポーツですが、一人でもできる運動について書いてある関連記事がありますので、運動不足と感じている方は是非あわせて参考になさってください。

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