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氷河期世代は悲惨な理由8選!年齢や特徴とは?30代40代の年収も

更新:2019.06.21

悲惨な氷河期世代と言われるいま30代や40代の年齢の人達とは、どんな特徴があるのでしょうか。優秀でありながら時代が時代であったために、希望とは異なる道を歩んだ人もいます。本来ならば歩めた道であれば年収や結婚などに困っていなかったのではと考えてしまう人もいます。氷河期世代の特徴についてお伝えします。

氷河期世代とは?

氷河期世代とは①就職氷河期世代

氷河期世代とは、バブル崩壊後の不況期に就職活動をした世代のことをいいます。就職氷河期ともいわれ、大学を卒業した人でも安定した職に就けずに、フリーターや派遣社員として働く人が多かった世代です。バブル時代までは、学歴社会を重んじていた為大学進学を志す人が多かったのが特徴です。

バブル崩壊までは、引く手あまたの就活事情であり、学生を奪い合うかのように会社側がもてなしたりするのが当たり前の時代でした。誰もがそんな状況が当然だと思っていたのですが、バブル崩壊後悲惨な就職氷河期がやってきたのです。大学を出てもコンビニのバイトをするといった事もあったのです。

氷河期世代とは②30代後半~40代前半の年齢

氷河期世代とは、30代後半から40代前半の世代を指します。1970年度から1982年度に生まれた世代です。氷河期世代の最初に当る1970年代初頭の人は、大学に行った人が氷河期世代にあたります。大学進学をせず、高校や短大に行った人は就職氷河期にあたらずにバブルの恩恵のもと就職ができました。

それ以降の世代は、逆に氷河期を避ける為に大学に進学する人達もいましたが、結果として氷河期は続いた為大学卒業しても、よい就職先を見つけられなかった人が多くいました。いま年齢が30代後半~40代前半の世代は、若い時から悲惨な就職状況にあたってしまったのです。

氷河期世代とは③ロストジェネレーション

30代前半~40代後半の氷河期世代とは、ロストジェネレーションともいわれています。バブル崩壊後失われた20年と言われた時代の中でも、氷河期世代の10年は最も景気が悪かった時代です。就職氷河期にあたってしまったこの世代は、悲惨な就職活動をしなければいけなくなってしまったのです。

運よく就職ができたとしても、会社が倒産してしまったり、リストラにあってしまうなど辛い時代を過ごした人もいます。その為、金銭的な苦労やストレスなどが多く、将来に対して明るい希望を持つことが出来なくなってしまった人も多くいます。バブル世代の関連記事も参考下さい。

氷河期世代の悲惨な理由8選

氷河期世代の悲惨な理由①優秀な大卒なのにフリーター

氷河期世代の悲惨な理由の1つ目は、優秀な大卒なのにフリーターしか選べなかったです。氷河期世代で高学歴だったとしてもあまり効力がありませんでした、中には、コネなどで良い企業に入社できた人もいますがわずかであり、ほとんどの人は新卒採用を控えた事から企業への就職が出来ませんでした。

優秀な大学で専門的な勉強をしていたのに、就職した先がコンビニのバイトというケースもありました。その為、企業での仕事経験がない人が多く、転職が多い傾向にあります。自分がやりたい仕事とは違う為、長く働くというよりも給与や環境で仕事を選ぶ特徴があります。

氷河期世代の悲惨な理由②年収が少ない為結婚できない

氷河期世代の悲惨な理由の2つ目は、年収が少ない為結婚ができないです。就職氷河期にあたってしまった結果、就職口がなく正社員で働くことが出来ない為、フリーターや派遣社員などで働き、生活費ギリギリの生活を余儀なくしている人もいます。貯金などができる状況ではない為、結婚する準備ができないのです。

正社員でない為、ボーナスを貰う事がほとんどないので、金銭的な余裕がないのです。いくら恋人が出来ても、結婚する余裕も自信もない為決断出来ずに別れてしまう事もあります。特に最近は女性が男性に経済力を強く求める傾向があるので、この世代は男女共に結婚する人が減少しています。

氷河期世代の悲惨な理由③転職したくても実績がない

氷河期世代の悲惨な理由の3つ目は、転職したくても実績がない事です。新卒採用がなく、フリーターなどで生活した後に、元々目指していた仕事へ転職を考える人もいます。しかし、中途採用というのは1から育てる新卒と違い、即戦力を求める事がほとんどです。

その為、職種にもよりますが実績がない事で転職先に恵まれないというケースもあります。時代が時代だとは言え、履歴書に派遣やバイトだけでは転職先が限られてしまいます。いくらそれらの仕事を一生懸命やっていたとしても、次の転職先に役立つスキルでなければ実績として考えてもらえません。

氷河期世代の悲惨な理由④海外放浪生活がやめられない

氷河期世代の悲惨な理由の4つ目は、海外放浪生活がやめられないです。氷河期世代の後半にあたる30代後半の世代に多い特徴で、就職がないため大学を卒業しワーキングホリデーなどに出た人が多くいます。ワーキングホリデーでの経験から、海外を旅する生活をしている人もいます。

ワーキングホリデーから海外就職をした人は違いますが、日本に帰国後バイトや期間工などで稼ぎ、また半年から1年海外を旅をする人は現実的な経済状態が厳しいのが現状です。30代後半という年齢になっても海外放浪生活が止められないのは、将来的にみて厳しい現実です。

氷河期世代の悲惨な理由⑤遊びにお金を使わない

氷河期世代の悲惨な理由の5つ目は、遊びにお金を使わないです。バブル世代を謳歌した人と大きく違うのは、氷河期世代は経済的な余裕が持てない事から、あまりお金を使って遊ぶ事をしません。通常なら、就職し企業の先輩達から遊び方を教わって成長しますが、そういった状況ではなかった人がほとんどです。

就職をした人でも、先輩達は不景気のあおりからあまり派手にお金を使えなくなってしまったケースもあります。氷河期世代は、お金が例えあったとしても派手に使う事があまりありません。食事や飲みは、安いチェーン店を選ぶ事が多く、値段を重視します。本物の美味しさや味を知らない人が多いのです。

氷河期世代の悲惨な理由⑥リストラ・会社倒産などで安定しない

氷河期世代の悲惨な理由の6つ目は、リストラ・会社倒産などで安定しないです。就職氷河期であった為、安定した企業に就職ができず、会社が倒産してしまったりリストラにあった経験がある人が多くいます。会社倒産やリストラで仕事を転々としなければいけない為仕事が安定しないのです。

30代や40代になってもその不安定さがツケとなり、年収が低いという人も多くいます。中には、会社が不安定でまた潰れてしまうのではという不安が抜けきれない人もおり、経済的な不安を抱えている人も多いのです。

氷河期世代の悲惨な理由⑦正社員の優遇さを知らない

氷河期世代の悲惨な理由の7つ目は、正社員の優遇さを知らないです。正社員雇用の場合昇給や賞与があり、その他住宅手当や家族手当などの福利厚生が充実しています。厚生年金や社会保険などがあるので、将来的にもメリットがあります。派遣社員やバイトの場合は、これらが確実にあるわけではありません。

正社員であれば企業から報奨金が出たり、社員旅行があるなど給与以外にもメリットがあります。仕事の幅も広いので、やりがいもあります。正社員雇用の経験がない氷河期世代の人は、正社員である事の恩恵を味わっていないので、派遣社員でも構わないという人も多いのが特徴です。

氷河期世代の悲惨な理由⑧格差社会で生き続ける

氷河期世代の悲惨な理由の8つ目は、格差社会で生き続けるです。氷河期世代の10年より前の世代そしてその後の世代とはずいぶん格差がある場合があります。そして、氷河期世代の中でも成功した人とそうでない人がおり、最初から格差社会を経験している人が多いのです。

バブル世代までは、格差が多少あっても基本的に中流が主流でした。氷河期世代の時代は、格差が広がり中流にしがみつきたいと考えて金銭的に破たんしてしまうようなケースも発生しています。常に格差社会を感じながら生きるのは、精神的な不安やストレスが多くなる要因となってしまっています。

氷河期世代の特徴5選

氷河期世代の特徴①貯金が趣味

氷河期世代の特徴の1つ目は、貯金が趣味のようになっているという点です。就職氷河期を経験している為、お金への不安が身に着いています。バブルがはじけた事で、親の状況などを見ているケースもあるので、お金を派手に使う事に不安を感じるのです。そのような状況の結果、貯金をする事で安心感を感じるのです。

貯金をする事はとても良い事ではありますが、中には貯金の為にしなくてもよい節約をしてしまう人もおり、デート代や交際費をケチる事で人間関係が上手くいかなくなってしまう事もあります。

氷河期世代の特徴②独身もしくは晩婚

氷河期世代の特徴の2つ目は、独身もしくは晩婚という特徴です。いまの年齢が30代後半~40代前半の人達で未婚の人の割合は多めとなっています。特に男性の場合、経済的な理由で彼女がいても結婚できないもしくは、彼女を作ればお金が掛かる為いらないと考えてしまう傾向があります。

女性の場合は、経済的な部分を男性に求めすぎる傾向が強い為、中々同年代の男性と出会う事が出来ずにいるという人が増えています。その為、40代でも晩婚化や独身化する傾向にあるのです。

氷河期世代の特徴③会社の付き合いが苦手

氷河期世代の特徴の3つ目は、会社の付き合いが苦手という点です。企業で長く勤めていると、社内の親睦を深める為の飲み会があります。最近は若い年齢のアルコール離れや飲み会離れがありますが、これもこの氷河期世代が苦手である事も理由の1つです。

氷河期世代の30代後半の年代では、消費をなるべくしない傾向があり、会社の飲み会もできれば参加したくないと考える人もいます。経済的な部分だけでなく、元々新卒で会社勤めをしていなかった人が多いので、会社の付き合いに慣れていないという事も理由です。

氷河期世代の特徴④仕事への意欲が薄い

氷河期世代の特徴の4つ目は、仕事への意欲が薄いです。これは、氷河期世代全部ではありませんが、就職氷河期で就職出来ずにバイトなどを繰り返してきた人に多い特徴です。自分がやりたい道を選べなかった事により、仕事はお金をもらう為だと考えるようになってしまいました。

その為、自分のやりたい仕事ではない仕事に対しての意欲は下がってしまいます。その結果、仕事に対しての情熱や興味はあまりなく、なんでも良いからお金になる仕事を選ぶようになってしまったのです。

氷河期世代の特徴⑤遊び方を知らない

氷河期世代の特徴の5つ目は、遊び方を知らないです。遊びにお金を使いたがらないという特徴がありますが、これは単に遊び方をあまり知らないという事もあります。かつては、代々先輩に美味しいお店や夜の街に連れていかれ、自然に遊び方を覚えていくものでしたが、最近ではあまりこの傾向が減っています。

時代性か食事や飲みも安いお店ばかりを選ぶ傾向があるので、大人として知っておきたい知識を持つ人が少ないという特徴があります。お金を使えない事で、遊び方を知らずに大人になった人が多い世代なのです。

氷河期世代の年収は?

いまの氷河期世代の年齢年収は低い

いまの氷河期世代の年収は全体の中央値に比べてやや低い傾向があります。40代の場合、400~500万円がボリュームゾーンとなります。40歳~45歳の年収平均は、400~430万円が中央値となります。氷河期世代と言われる40歳~42歳の場合は380万円あたりが中央値となると考えられます。

35歳~39歳でも、同じように決まって支給される給与が低くなっています。この氷河期世代の年収は、残念ながら前後の世代と比較して低い傾向があります。

氷河期世代30代後半~40代前半の年収が低い理由とは

人手不足と言われながらも氷河期世代の年齢の年収が低いのは、大手企業に就職できなかった為に中小企業で働く人が多い事や、転職などを繰り返す為出世コースから離れている世代である事が考えられます。いまの氷河期世代であれば、何らかの役職についている人も多いはずですが、実はあまりいないのが現状です。

未だにバブル世代の人が役職に就いていたりする為、あまり世代交代がされていない会社もあります。出世コースから外れることで、この年齢の平均年収よりも低い年収となってしまうのです。36歳の年収についての関連記事も参考下さい。

氷河期世代の悲惨な運命から抜け出そう!

悲惨な事が多かった氷河期世代ですが、そんな事を言っている場合ではありません。確かに不公平さは否めませんが、自分の状況を受け入れて前向きに考えて行動するようにしましょう。氷河期世代でも成功している人もいます。自分がどんな将来を求めるのか年齢などで諦めずに進んで行きましょう。

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