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カラ求人(空求人)の意味とは?
カラ求人(空求人)の意味とは採用する気がないのに出ている求人
カラ求人(空求人)の意味とは、採用する気がないのに出ている求人のことを指しています。そもそも求人は、企業側に人を採用したい希望があるからこそ出されているという前提がありますが、カラ求人(空求人)はその意図がないか、もしくは採用の希望が極めて弱い求人のことを指しています。
カラ求人(空求人)に申し込めば、当然のことながら99%不採用の通知が来ます。しかしながらカラ求人(空求人)というものが存在しているのです。とくにハロワ(ハローワーク)に多く存在している傾向があります。
ちなみに転職活動の際にハロワ(ハローワーク)は外せない機関です。しかしながらはじめてハロワ(ハローワーク)に行く際にはその持ち物や注意点が分からないことでしょう。下記の関連記事にはそんなハロワ(ハローワーク)に初めて行く際に必要なことがまとめられていますので、こちらも併せて参考にしてみてください。
カラ求人(空求人)は昔からあり今後もなくならない
カラ求人(空求人)は昔からあり今後もなくなりません。何故カラ求人(空求人)がなくならないか、その理由は後述していますが、少なくともカラ求人(空求人)に対する対策が必要なことは、求職者として絶対に認識しておく必要があります。カラ求人(空求人)には当たるものだと思っておけば、少しは気が楽になるでしょう。
カラ求人(空求人)を知らないことで転職活動が不利になる
カラ求人(空求人)を知らないことで転職活動が不利になることがあります。何故なら、カラ求人(空求人)は基本的に採用にならないので不採用通知を受け取ることでモチベーションが下がるからです。不採用通知が来ると自分の人格が否定されたような気持ちになることが少なくありません。
また、不採用通知によってモチベーションが下がるだけではなく、その企業に対して履歴書の作成や面接で訪問した時間が無駄になります。ひとつの企業に対して使う時間や労力は少なくないので、そういう面でもカラ求人(空求人)によって損をさせられるのです。
カラ求人(空求人)の見分け方5選
カラ求人(空求人)の見分け方①今までの応募数と採用数を聞く
カラ求人(空求人)の見分け方として、今までの応募数と採用数を聞くことが挙げられます。カラ求人(空求人)は採用する気がないので、応募数に関して採用数が極端に少ないと感じたならば、それはカラ求人(空求人)である可能性が高いと言えます。カラ求人(空求人)を見破る最も効率のいい方法だと言えるでしょう。
カラ求人(空求人)は「カラ求人(空求人)」と求人票に載っているわけではありませんので、このような分析が必要になってきます。しかしながらこのような分析をしっかり行うことで、カラ求人(空求人)を事前に回避することができるのです。
カラ求人(空求人)の見分け方②企業規模と採用人数と設立年を見る
カラ求人(空求人)の見分け方として、企業規模と採用人数と設立年を見ることが挙げられます。カラ求人(空求人)は例えば10人規模の会社で5人採用予定など、おかしな条件が書いてあることがあります。もちろん新設法人であれば、そういったこともあり得るのですが、設立から年数が経っている企業であればないでしょう。
こういったカラ求人(空求人)は、企業アピールを兼ねている場合や採用面接の練習目的であることが少なくありません。企業規模と採用人数と設立年を見ることで違和感がある求人はこういったカラ求人(空求人)である可能性が高いので注意が必要です。
カラ求人(空求人)の見分け方③条件に違和感がないかをチェックする
カラ求人(空求人)の見分け方として、条件に違和感がないかをチェックすることが挙げられます。例えば「この条件にしては給料が高いな」と感じたり、その逆のことを感じるパターンがあるかと思いますが、給料や勤務時間、業務内容に違和感がある求人は、カラ求人(空求人)である可能性が高いと言えます。
もしも違和感がある場合にハロワ(ハローワーク)側に聞いてみてそれでも違和感が拭えない場合は、カラ求人(空求人)確定で間違いないと見ていいでしょう。
カラ求人(空求人)の見分け方④求人票のコメント量
カラ求人(空求人)の見分け方として、求人票のコメント量が挙げられます。これは当然の話なのですが、いい人材を早く採用したい気持ちがある企業は、求人票のコメント量が自然と増えてきます。逆にその部分が疎かになっているということは、求人する気持ちが弱い求人であると言えます。
求人票のコメント量が少ないからと言って、すべてがカラ求人(空求人)ではありませんが、このような求人で気になるものがあれば、ハロワ(ハローワーク)の職員に聞いてみるといいでしょう。ハロワ(ハローワーク)側もカラ求人(空求人)の認識があれば、あまり強く推してこないでしょう。
カラ求人(空求人)の見分け方⑤求人票の作成年月日を確認する
カラ求人(空求人)の見分け方として、求人票の作成年月日を確認することが挙げられます。求人票の作成年月日が古い場合は、カラ求人(空求人)の可能性をかなり含んでいると言えます。
ただし注意が必要なのは、このパターンの求人の場合慢性的に人が集まらない企業で、求人が出し続けられているパターンもあります。行ってみたらとてもアットホームないい会社だったというようなことも少なくないですので、ハロワ(ハローワーク)の職員に確認をとるようにしましょう。
カラ求人(空求人)がハロワ(ハローワーク)に多い理由は?
カラ求人(空求人)がハロワ(ハローワーク)に多い理由①回転求人
カラ求人(空求人)がハロワ(ハローワーク)に多い理由として回転求人が挙げられます。回転求人とはハロワ(ハローワーク)と企業側の連携がうまくいっていなくて、求人を積極的にしていないのにも関わらず、求人情報が残ってしまっている求人のことを指します。回転求人ももちろん求職者にとってマイナスになる求人です。
回転求人は掲載料がかかっている求人サイトにはほとんどないのですが、ハロワ(ハローワーク)は掲載料が無料でその分企業側もそういった連絡の部分が疎かになってしまうために、このような回転求人が出てきてしまうようです。
カラ求人(空求人)がハロワ(ハローワーク)に多い理由②掲載無料だから
カラ求人(空求人)がハロワ(ハローワーク)に多い理由として掲載無料だからということが挙げられます。ハロワ(ハローワーク)への求人は無料なので、とりあえず出しておこうとする企業が後を絶たないのです。今市場は売り手有利なので、人が余っている企業などほとんどありません。そのため求人はあって損はありません。
カラ求人(空求人)がハロワ(ハローワーク)に多い理由③面接の練習

カラ求人(空求人)がハロワ(ハローワーク)に多い理由として、新任人事担当における面接の練習が挙げられます。採用面接はマニュアルやレジュメがあったとしても、慣れないと非常に難しいものです。そのため、とりあえずハロワ(ハローワーク)に求人を出しておいて、その面接の練習をさせるのです。
もちろん面接の練習のための求人なので99%採用にはなりません。しかしながら企業側はハロワ(ハローワーク)へも求職者へもそんなことを通知する必要はありませんので、このような目的の求人がまかり通ってしまうのです。
ちなみに多くの人は緊張して面接に臨むかと思われます。しかしながら面接には失敗はできないものです。下記の関連記事はそんな就活の面接のテクニックを紹介したものになりますので、この記事と併せて読んでおくと就活を上手に乗り切ることができるかもしれません。
カラ求人(空求人)がハロワ(ハローワーク)に多い理由④ラッキー求人
カラ求人(空求人)がハロワ(ハローワーク)に多い理由としてラッキー求人が挙げられます。ラッキー求人とは、基本的に積極的に採用しなければならないような状況ではないものの、ものすごくいい条件の人であれば採りたい、というような状況において、給料以上の働きをしてくれるハイスキルな人が入社する求人のことです。
このような求人は多くの人が不採用になりますので、そのモチベーションを下げる結果となる非常によくない求人です。企業側の都合だけで出されている求人であり、好ましい求人とは言えないでしょう。
カラ求人(空求人)がハロワ(ハローワーク)に多い理由⑤企業アピール

カラ求人(空求人)がハロワ(ハローワーク)に多い理由として、企業アピールが挙げられます。これは、求職者に対してのアピールもありますが、ハロワ(ハローワーク)に対してのアピールもあります。企業側とハロワ(ハローワーク)は様々な部分でやり取りをするので求人があるとコミュニケーションが円滑になります。
ハロワ(ハローワーク)は無料ということもありますし、ハロワ(ハローワーク)との連携が取りやすくなるという背景もあれば、企業側としてはそんなに積極的に求人をしたい状況ではなくても求人を出してしまうことになるのです。
カラ求人(空求人)を見破って転職活動をスムーズに進めよう!
カラ求人(空求人)は今後も、特にハローワークからはなくならないでしょう。ハローワーク以外の就職サイトにもカラ求人(空求人)はありますが、特にハローワークにおいては注意が必要です。カラ求人(空求人)の対策ができていないと就活へのモチベーションが下がりますし、何より時間を浪費させられます。
そんな悲しい状況に陥らないためにも、カラ求人(空求人)に対してはしっかり対策をしておくことが必要です。対策の第一歩としてはカラ求人(空求人)を見破ることです。ここで紹介したノウハウを活用してカラ求人(空求人)を見破り、あなたの就活が順調に進んでくれたら本当にうれしいです!
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