Large thumb shutterstock 325858112

サイレントニャーとは?子猫が口パクのように声を出さずに鳴く意味も

更新:2019.06.21

サイレントニャーという言葉を聞いたことがありますか?猫好きの人でなければ聞きなれない言葉ですが、これは猫が声を出さずに鳴くことを指しています。子猫などがよく口パクで鳴いていますがそれには意味があるのか、声を出さないで鳴くサイレントニャーの秘密を探ってみたいと思います。

猫のサイレントニャーとは?

猫が口パクで声を出さずに鳴くことをサイレントニャーという

猫が口パクで鳴き声を出さずに鳴く仕草を見たことがありますか?猫を飼っている人や猫好きの人なら、それ見たことある!と思い当たる人がいるかもしれませんね。口を開けて鳴いている仕草をしているのに声を出さないで鳴く仕草をサイレントニャーといいます。

猫のサイレントニャーは子猫や成猫・老猫もする

このサイレントニャーをするのは子猫が多いといわれていますが、実際には子猫ばかりでなく成猫や年取った猫でもします。またサイレントニャーは性別に関係なく、オスの猫でもメスの猫でも声を出さないで鳴くことがあります。飼い猫や野良猫であるということも関係ありません。

しかしサイレントニャーをするのは個体差があるようです。野良猫でもサイレントニャーをよくする猫もいますし、長く飼っているけれどもサイレントニャーを見たことがないという人もいるようです。声が出てないので、サイレントニャーを見た人はもしかして病気なのでは?と心配になることもあるようですね。

猫のサイレントニャーは英語圏でも共通

猫のサイレントニャーという呼び名はいつから言われるようになったのかは定かではありません。この口パクをして声を出さずに鳴く鳴き方の正式名称もはっきり定まっていないようです。猫好きの人の間でいつの間にかサイレントニャーという呼び名が広まったのではといわれています。

面白いことにこのサイレントニャーという呼び名は日本だけの呼び方ではありません。英語圏でも「silent meow」といい、meowは猫の鳴き声をあらわす言葉で日本語のニャーにあたります。意味や使い方も日本語と一緒で「声を出さずに鳴く」ということなので、猫の仕草は万国共通であり興味深いですね。

猫のサイレントニャーの意味は?

猫のサイレントニャーの意味①子猫が母猫に甘えている

猫のサイレントニャーの意味の1番目は、子猫が母猫に甘えているということです。生まれたばかりの子猫がサイレントニャーをすることが多いようですが、親離れをした成猫でもサイレントニャーをします。これは子猫の時の名残が残っているからと言われています。

成猫でサイレントニャーをするのは、特に去勢済みのオスが多いといわれています。オス猫が去勢をするとそれまで持っていた闘争心や粗っぽさがなくなり、甘えたがり屋になるので、声を出さずに鳴くサイレントニャーをするといわれています。

猫のサイレントニャーの意味②声を出さないで鳴くことで人間にも甘える

猫のサイレントニャーの意味の2番目は、声を出さないで鳴くことで人間にも甘えるということです。猫がサイレントニャーをするのは猫同士だけでなく、人間に対してもします。猫がサイレントニャーを飼い主にする場合はリラックスしている状態で、母猫と同じくらいその人にに対して信頼しているという証拠です。

一般的に、猫が甘えているのはのどをゴロゴロ鳴らす時だという認識がありますが、サイレントニャーはゴロゴロを上回る最上級の甘えだといわれます。もし猫からサイレントニャーをされたらその猫からの最上級の甘えをあらわし、信頼されているという意味です。飼い主にとってはこれほど名誉なことはありませんね。

猫のサイレントニャーの意味③何かを期待しているけど遠慮がちの時

猫のサイレントニャーの意味の3番目ですが、何かを期待しているけれど遠慮がちの時があります。例えばもっとエサを欲しいんだけどお願いしてもいいのかな?とか少し不安な気もちが混ざっている時も遠慮がちに口パクをして声を出さないで鳴きます。

猫のサイレントニャーの意味④子猫が母猫を呼ぶために口パクをする

猫のサイレントニャーの意味の4番目に子猫が母猫を呼ぶために口パクをするがあります。子猫の時は体も小さくて弱々しいので、もしかしたら病気なのかも?と心配になるかもしれませんがこれは病気ではありません。人間には聞こえませんが子猫の口パクはちゃんと母親に分かっています。

猫のサイレントニャーの意味⑤何かを要求している時

猫のサイレントニャーの意味の5番目ですが、何かを要求している時にサイレントニャーをすることがあります。部屋から出たいのでドアを開けて欲しいという場合や、お腹がすいたのでエサを欲しい、もっと体を撫でてもらいたいという場合などです。

飼い猫が自分のところに来てサイレントニャーをしたら、飼い主に対してとても信頼してこのサイレントニャーを発しています。飼い猫の要求に快く応じてあげれば、一層の信頼関係を築けるでしょう。

猫のサイレントニャーの意味⑥不安な気持ちの時

猫のサイレントニャーの意味の6番目に不安な気持ちの時があります。子猫が母親の姿が見えなくて不安な気持ちになっている時、また家の中にいる猫が外を歩いている犬を見て不安な気持ちになり、口を動かしているけれど鳴き声が聞こえず、サイレントニャーをすることがあります。

猫のサイレントニャーの意味⑦声を出さないで鳴くのは眠い時

猫のサイレントニャーの意味の7番目は声を出さないで鳴くのは眠い時ということです。猫が眠い時、またはうとうと居眠りをしている時などにサイレントニャーをするのを見かけることがあります。一説には猫の寝言だという説もありますが、定かではありません。

猫のサイレントニャーの意味⑧何かに夢中になっている時

猫のサイレントニャーの意味の8番目ですが、何かに夢中になっている時にサイレントニャーをすることがあります。猫同士で遊んでいるのを観察した人はときどき猫同士でサイレントニャーを発しているのを見たことがあるかもしれませんね。

猫同士じゃれあって夢中になって遊んでいる時や、ボールなどを追いかけて夢中になっている時などに口パクをして声を出さないで鳴く場合があります。

猫のサイレントニャーの意味⑨簡単なあいさつ代わり

猫のサイレントニャーの意味9番目ですが、簡単なあいさつ代わりにサイレントニャーを使う時があります。飼い主が猫の名前を呼んだ時にしっぽをちょっとだけ動かしているのを見たことがありませんか?あれは猫のあいさつで声を発する代わりに飼い主の呼びかけに反応しているのです。

サイレントニャーも同じ意味で使われることもあります。飼い主が呼びかけた時にサイレントニャーをしてくれたら、猫が挨拶を返してくれたという意味です。声を出して挨拶を返してくれるより、この場合はより親密な意味を込めているといってもいいでしょう。

猫のサイレントニャーの意味⑩敵に聞こえないようにするため

猫のサイレントニャーの意味2番目ですが、敵に聞こえないようにするためということがあります。例えば子猫の近くに猫の天敵がいたとして、子猫が遠くにいる母猫に敵の存在を知らせたいという時に使います。子猫がもし声を立てたら敵に気づかれ、子猫ばかりでなく親猫も危険ですね。

そのような場合に、サイレントニャーを使って猫同士でコミュニケーションを取ることができるのです。これは猫の生き延びるための知恵のようなものなのです。

猫についてもっと詳しくなりたい方は次の記事も要チェックです。猫あるあるで、猫についてまとめた記事がとても参考になります。合わせて読んでみてくださいね。

猫がサイレントニャーをする時は?

猫が声を出さずに鳴く時実は声が出ている

猫がサイレントニャーをする時に、口パクだけで声を出さずに鳴くように見えていますが、実際は声を出している場合が多いのです。人間には声が聞こえませんが、猫同士には聞こえています。

猫のサイレントニャーは猫の感情を表すコミュニケーションの一つ

猫のコミュニケーションは鳴き声も大きな役目があります。鳴き方によって猫の感情を表していて、嬉しい時、不安な時、警戒している時、怒っている時、全部鳴き方が違います。サイレントニャーもそのうちの一つですが、鳴き声で猫の気持ちが分かる人はかなりの猫通でしょう。

猫のサイレントニャーが聞こえない理由は?

猫のサイレントニャーが聞こえない理由①高周波で鳴いている

猫のサイレントニャーが聞こえない理由の1番目ですが、高周波で鳴いているということがあげられます。猫は高周波も聞き取ることができ、人間よりもはるかに可聴域が広い動物です。人間の可聴域は20から20,000ヘルツですが、猫は25から27,000ヘルツまで聞き取れるといわれています。

この高周波のおかげでネズミなどの小さな動物の動きも逃さずキャッチできるのです。この高周波はもちろん人間には聞き取ることができません。口パクをして声を出さずに鳴くように見えていますが、実際には人間の聞こえない範囲の高周波を使って鳴いているという場合もあるのです。

猫のサイレントニャーが聞こえない理由②本当に鳴いていない

猫のサイレントニャーが聞こえない理由の2番目は本当に鳴いていないということです。サイレントニャーには2種類あり、1つ目は先ほど紹介した高周波で鳴いているという場合です。この場合は高い音域で声を出さないで鳴くので人には聞こえません。もう一つは本当に鳴いていないということです。

これは口パクだけして、口を軽く開けただけです。本当に鳴いていない場合は、猫があいさつかわりにしっぽを軽く振るのと同じように、口を開けて返事を返す場合などに見られます。この場合は危険を知らせるとか母猫に存在を知らせるなどの役目がないので、高周波を使う必要がないからです。

猫のサイレントニャーが聞こえない理由③鳴きすぎて声がかすれた

猫のサイレントニャーが聞こえない理由の3番目に鳴きすぎて声がかすれたという場合があります。この場合は高周波を使ったりするのではなく、本当に声が出ない場合があげられます。発情期の猫などは長時間大きな声で鳴き続けて歩き回ることがあります。

猫も鳴きすぎるとのどを痛めますので、その時に口パクをしてサイレントニャーになってしまっているという場合もあるかもしれませんね。

猫のサイレントニャーが聞こえない理由④風邪を引いた

猫のサイレントニャーが聞こえない理由の4番目は風邪を引いたということがあります。猫風邪は咳や痰が出て、鼻水やくしゃみなど人間と同じような症状が出ます。原因にはウイルス性の鼻器官炎や感染症があり、この場合も声が出なくなりますので口パクをしてサイレントニャーになっている場合があります。

猫のサイレントニャーが聞こえない理由⑤ストレスが溜まっている

猫のサイレントニャーが聞こえない理由の5番目ですが、ストレスが溜まっているという場合があります。猫はとても繊細な動物で引っ越しや模様替えをした、新しいペットが来た、などの理由でストレスが溜まってしまうことがあります。ストレスのせいで声が出なくなってしまうこともあります。

猫のサイレントニャーは最上の信頼と愛情のしるし

サイレントニャーにはいろいろな意味がありますが、もしあなたが飼っている飼い猫がサイレントニャーをした場合は、その飼い猫の最上級の信頼と愛情のしるしです。こちらも頭をなでてあげたりおやつをあげたりして愛情をたっぷり注いであげたいものです。

またサイレントニャーはまれに猫が体調が悪くて声を発していないときがあります。その場合は猫の体調をよく確認してあげましょう。猫は犬に比べると愛情が薄いともいわれますが、実はとっても愛情表現豊かな動物なのです。

猫について書いた記事をもっと読みたい!という猫好きな人はこちらの記事もおすすめです。猫に好かれる人・なつかれる人の特徴について書いてありますのでぜひ読んでみてください!

WRITER

avatarImage
BELCY_press

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。