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飼い猫の喧嘩の理由は?多頭飼いの親子や兄弟同士でするプロレスの対策も

更新:2019.06.21

飼い猫がよく野良猫と喧嘩する理由って何なのでしょう。また多頭飼いをしていると、親子や兄弟同士でするプロレスはどうすればいいのでしょうか?今回は猫が、他の野良猫と喧嘩してしまう理由についてと、親子や兄弟猫がプロレスをする時の対策についてご紹介します。

飼い猫や野良猫の喧嘩の理由は?

飼い猫や野良猫の喧嘩の理由①縄張り意識が強いための争い

飼い猫や野良猫の喧嘩の理由の1つ目は、縄張り意識が強いための争いについてをご紹介します。猫は、縄張りに対する意識が強いです。そのために自分のテリトリー内に、他の飼い猫や野良猫が侵入すると、縄張りを守ろうと相手を追い出すために喧嘩してしまうのです。喧嘩といっても、最初から飛びかかることはありません。

猫は闘争本能はあっても、ケガをすることはなるべく避けたいのです。まずはお互いがにらみ合って、威嚇からはじまります。「シャー!」と、毛を逆立てて怒っている猫を見かけたことがあると思いますが、あれが猫の威嚇です。ほとんどの喧嘩は威嚇で勝負がつきます。どちらかが逃げることで勝敗が決まるのです。

威嚇で勝負がつかない場合は最終手段として、猫パンチや噛みつくような喧嘩が始まってしまいます。喧嘩は、どちらかが反撃をやめるまで続きます。相手が逃げ去ると、そこで喧嘩は終了です。逃げた猫の後を追うことはなく、同じ猫同士では喧嘩は二度と起こらないのが猫の世界の決まりです。

飼い猫や野良猫の喧嘩の理由②多頭飼いなどで相性が悪い

飼い猫や野良猫の喧嘩の理由の2つ目は、多頭飼いなどで相性が悪いことについてご紹介します。野良猫では他の猫にわざわざ近づいたり、遭遇しても体力温存のために不用意には喧嘩を仕掛けません。逆に飼い猫は、人に飼われており、餌や休む場所に困りません。そのため、相性が悪い猫に対して喧嘩を仕掛けます。

相性の悪い組み合わせは、オス同士の成猫やメス同士の成猫といった同性が悪いようです。他には子猫と年老いた猫の相性もあまり良くありません。猫も歳をとると静かにのんびり暮らしたいですが、子猫は活発なため年老いた猫のストレスになります。オス同士でも去勢している場合は、仲良く共に生活することがあります。

飼い猫や野良猫の喧嘩の理由③親子や兄弟同士のプロレス遊び

飼い猫や野良猫の喧嘩の理由の3つ目は、親子や兄弟同士のプロレス遊びについてをご紹介します。親子の猫や兄弟猫の場合は、一見喧嘩しているように見えても、実はじゃれ合いのプロレス遊びであることが多いです。プロレスは、どちらが強いかを決めるのではなく、お互いの距離感を確認していたり、ストレス発散になります。

お互いの猫が、引っかいたり噛んだりしていますが、甘噛みのようなものでケガをしない程度に行っています。このプロレスは、猫にとって社会性を養うために重要な行為なため、中断させないで見守ることをおすすめします。

飼い猫や野良猫の喧嘩の理由④メスの取り合い

飼い猫や野良猫の喧嘩の理由の4つ目は、メスの取り合いについてご紹介します。オス猫は、繁殖のために他のオス猫とメス猫をめぐって喧嘩をすることが多いです。強い猫が、メスと交尾をして子孫を残すことができます。自分の強さをアピールするためにも、オス同士で争うことは大切な行為でもあります。

飼い猫や野良猫の喧嘩の理由⑤新しい猫にイライラする

飼い猫や野良猫の喧嘩の理由の5つ目は、新しい猫にイライラすることです。猫は昔から家につくと言われます。飼い猫にとって家は自分のテリトリーです。そこに自分以外の新しい猫が、現れると縄張りを守るために喧嘩をします。また飼い主さえ、とられてしまうことでイライラしてしまいます。

新しい猫を飼う時は、元から居た猫を邪険にせず可愛がることが大切です。新しい猫に嫉妬をしてしまうと、イライラの原因となり喧嘩の理由になってしまうため、途中から多頭飼いをする時は注意した方が良いです。

猫の喧嘩の仕方やルールは?

猫の喧嘩の仕方やルール①ムダな争いはしない

猫の喧嘩の仕方やルールの1つ目は、ムダな争いはしないことです。猫はお互い見ただけで、気迫や体格などから強さが分かります。そのためムダに争わないように、強気な猫と弱気な猫の態度があります。強気な猫は、腰を高く上げて相手に真っ直ぐな姿勢になります。弱気な猫は、その場にうずくまります。

猫が地面にうずくまる行為は、自分は弱いから攻撃はやめて下さいというボディランゲージです。この行為で、勝敗に決着がつきます。勝った猫は、負けを認めた猫に対してそれ以上の争いはしません。

猫の喧嘩の仕方やルール②強い猫同士だと長時間の喧嘩になる

猫の喧嘩の仕方やルールの2つ目は、強い猫同士だと本格的な喧嘩になることです。お互いが強いと、力関係も拮抗してしまうため、にらみ合いやボディランゲージでの勝負では決着がつかなくなります。そういう場合は、ケガを好まない猫も喧嘩をするしかありません。猫パンチや噛みつくなどの、攻撃がはじまります。

喧嘩の途中で、一旦自分の毛づくろいをしはじめますが、決して闘いが終わったわけではありません。一時の休戦なだけで再度闘いははじまります。負けが決まるのは逃げ出すか、うずくまったり反撃をしなくなる時です。どちらかが負けを認めるまでは、喧嘩は何時間でも続きます。

猫の喧嘩の対策や止めたい時は?

猫の喧嘩の対策や止めたい時①オスは去勢する

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猫の喧嘩の対策や止めたい時の1つ目は、オスは去勢することです。繁殖を考えている場合は、この方法は難しいですが本来は去勢させておく方が良いです。特に多頭飼いの時はおすすめです。気性も大人しくなったり、ムダに縄張り争いもしなくて済みます。メスの取り合いもしなくて済むので、喧嘩をすることもかなり減ります。

猫にとって縄張り争いが重要だと言われますが、縄張りを持つ意味とは何なのか知っていますか?オス猫とメス猫でも、その行動範囲に違いがあるようです。下に猫たちが、縄張りを持つ意味についてをまとめた記事を載せています。興味がある方は読んでみてくださいね。

猫の喧嘩の対策や止めたい時②大きい音を出す

猫の喧嘩の対策や止めたい時の2つ目は、大きい音を出すことです。猫同士がにらみ合いをしはじめた時に、喧嘩を止めさせようと手を出しては危険です。噛まれたり引っかかれてしまい、ケガをしてしまう可能性が高いのでやめた方が良いです。止めるためには大きな音を出し、猫の集中を切れさせることです。

猫は警戒心が強く臆病なので、大きな音を立てると驚いて喧嘩どころではなくなります。鍋の蓋を叩いたりして、猫が驚くようになるべく大きい音を出します。一度やる気が削がれると、その時は猫も喧嘩という行為に関心が無くなります。

猫の喧嘩の対策や止めたい時③猫を怒らない

猫の喧嘩の対策や止めたい時の3つ目は、猫を怒らないことです。喧嘩という行為は、飼い主から見るといけない事のように思いがちですが、ケガを負うような喧嘩でない限りは、猫にとって大切な行為です。怒らないようにして見守るようにします。また、強い方を怒っては、相手の猫に嫉妬心を抱くので避けたほうが良いです。

飼い猫も、怒るような飼い主は好きになれないものです。出来ることなら飼い猫に好かれたり、なつかれるような飼い主になりたいと思いますよね?猫に好かれる人や嫌われる人の特徴と、猫をなつかせる方法についてまとめた記事を下に載せています。これを読めば、猫に好かれる人になれるはずですよ。

猫の喧嘩の対策や止めたい時④多頭飼いの飼い猫の爪を切る

猫の喧嘩の対策や止めたい時の4つ目は、多頭飼いの飼い猫の爪を切ることです。にらみ合いだけでなく、喧嘩が本格化すると猫は鋭い爪で攻撃を仕掛けます。爪が長く伸びていると、ケガをしてしまうため喧嘩をしても大丈夫なように、先に爪切りをしておくと良いです。

猫の喧嘩の対策や止めたい時⑤猫の居場所を確保しておく

猫の喧嘩の対策や止めたい時の5つ目は、猫の居場所を確保しておくことです。猫は自分の居場所を持つことで、かなり安心することができます。特に狭いところを好むため、キャリーバッグやケージなどを上手に使うと良いです。

猫の喧嘩には二段階の闘いがある

いかがでしたか?猫を飼わない人でも、よく外で野良猫が凄い声を上げながら、喧嘩をしている姿を見かけた人は、かなり多くいると思います。飼い猫と野良猫でも、その喧嘩には理由があります。親子や兄弟猫などの多頭飼いの猫では、喧嘩と間違いそうなプロレス遊びがみられます。

私たちからみると、睨み合いがはじまった時点で、止めなくてはいけないのではないかと心配になりがちです。しかし、猫の世界では、お互いに争うことには理由があり、ルールもあります。どうしても大けがに発展しそうな喧嘩は、上で紹介した対策で止めた方が良いと思いますが、ほとんどは一段階目で勝負がつくのです。

可愛い猫ちゃんの体は心配ですが、猫の世界を人が容易に手出しすることはおすすめできません。睨み合いやボディランゲージで、勝負がつく方が多いのであれば見守ってあげることも大切です。正しい知識を持っていれば、より良いペットライフを送れますよ。

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