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猫の狩りの習慣とは?

猫の狩りの習慣①狩猟本能

猫の狩りの習慣1つ目は、狩猟本能だということです。ライオンやチーターなどネコ科の動物を思い浮かべてもらえばわかる通り、猫もハンターの気質があるのです。人間に飼われるようになって長い時が経ちますが、狩猟本能は失われていません。

最近では、小さな虫に驚いて逃げ出すような猫も存在しますが、基本的には狩猟本能を持っていると考えて良いのではないでしょうか。

猫の狩りの習慣②空腹とは関係ない

猫の狩りの習慣2つ目は、空腹とは関係ないことです。元々は、食べ物を確保するために狩りを行っていました。そのため、飼い猫がおみやげを持ってくると、「エサが足りてないのだろうか?」と考える飼い主もいます。しかし、空腹だから狩りをするというわけではありません。

野生の猫であれば、母猫が子猫に対し、狩りをしてきた獲物を食べて見せることによって、食べ物だという認識を与えます。逆に、母猫から食べ物だという認識を与えられなければ、獲物を食べ物だと思うことはありません。おみやげを持ってくる猫でも、捕まえるだけで、食べるわけではないことが多いのではないでしょうか。

つまり、獲物が食べ物だという認識がなくても、狩りをする猫がいるということです。獲物を捕まえるのは猫の本能であり、エサが足りているかどうかとはまったく関係がないのです。

猫の狩りの習慣③ネズミ退治のために飼われ始めた

猫の狩りの習慣3つ目は、ネズミ退治のために飼われ始めたことです。猫が人間に飼われるようになった理由として、穀物を荒らすネズミを退治してくれるためという説が有力です。現在では農家が少ないため、猫を食料の番人と考える人は少なくなりましたが、ネズミ退治は猫の習性と言えるでしょう。

都会だとネズミもあまり見かけなくなったので、おみやげとしてネズミを渡されたらびっくりしてしまいます。飼われるきっかけになったのはネズミ退治でしたが、今では愛玩動物として強い人気を誇るのが猫です。そんな猫のあるあるについては、下記の関連記事もあわせて読んでみてくださいね!

猫が狩りの獲物を持ってくる心理3選

猫が狩りの獲物を持ってくる心理①狩りを教えたい

猫が狩りの獲物を持ってくる心理1つ目は、狩りを教えたいことが挙げられます。人間は日々外出しますが、猫から見た獲物のようなものを持って帰ってくることはほとんどありません。そのため、猫から見ると「自分でエサをとることのできない奴だ」という風に見えるのです。

いつも獲物を持って帰ってこない人間に対して、狩りを教えてあげなければという使命感のためにおみやげを持ってくるという説が有力です。母猫はまず、子猫の前で獲物を食べて見せることによって食べ物だという認識を与えます。その次に、生け捕りの状態で子猫に与え、とどめの刺し方を教えます。

狩りをやめさせたいと考える飼い主もいるかと思われます。もし飼い猫があなたのことを「狩りのできない奴だ」と思っているのならば、獲物に見立てられそうなものを、猫にもわかる状態で持って帰ってくることで、猫のあなたへの認識を変えられる可能性があります。

猫が狩りの獲物を持ってくる心理②安全な場所に運びたい

猫が狩りの獲物を持ってくる心理2つ目は、安全な場所に運びたいことが挙げられます。野生の猫であれば、せっかく狩りをして捕獲した獲物を他の動物に奪われることは避けたいですから、安全な場所に運びたいという心理が働くのは本能的なものであり、自然なことでしょう。

狩りをした獲物を奪われたところで、食いっぱぐれるわけではない状態になっても、本能的に安全な場所へ運ぼうと考えるのです。少なくともその猫は、自分の家を安全な場所だと捉えている証拠であり、飼い主を敵視していないと言えるのではないでしょうか。

猫が狩りの獲物を持ってくる心理③ほめてほしい

猫が狩りの獲物を持ってくる心理3つ目は、ほめてほしいことが挙げられます。自分の狩りの成果を自慢したいという気持ちから、おみやげを持って帰ってくることもあります。この場合は、狩りをやめさせることが難しいと言わざるを得ません。

おもちゃで遊ぶ時に、動きに緩急をつけることで、ある程度狩猟本能を満たしてあげることはできます。しかし、狩りの獲物をほめられたいと考える猫であれば、他のことでほめられても、狩りでもほめられたいと考えてしまう可能性が高いのです。狩りをやめさせたいと考える飼い主にとっては、頭が痛いかもしれません。

猫が狩りの獲物をお土産に持ってくるのはお礼や贈り物ではない

猫が狩りの獲物をお土産に持ってくるのは、お礼や贈り物ではないことがわかりましたね。以前はお礼や贈り物だとする説が有力でしたが、狩りを教えたい気持ちからくるものだという説が現在では一番有力視されています。猫にとって人間は、「教育してあげなければならない奴だ」という認識なのがおもしろいですね。

だんだんと猫の心理が解明されてくる過程も、猫好きにはたまらないのではないでしょうか。この他にも、猫の気持ちがわかる仕草や行動についてまとめた記事があります。猫の気持ちをより深く理解したい人は、下記の関連記事もあわせてご覧くださいね!

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猫を飼っていると、猫の気持ちがわかったらいいのになと思っている人も多い

猫が狩りの獲物を持って来た時の対処3選

猫が狩りの獲物を持って来た時の対処①軽くほめる

猫が狩りの獲物を持って来た時の対処1つ目は、軽くほめることです。人間からするとギョっとしてしまうようなおみやげがほとんどですが、どの心理からくるものでも猫に悪気はありません。むしろ獲物をとれない人間を心配して、狩りの仕方を教えてくれようとしたりしているのです。

そもそも人間は、普段食べる動物に対して自分でとどめを刺していません。そちらの方が自然界においては不自然なことであり、猫の行動は自然なことだという受け止め方をしましょう。猫のおみやげが迷惑だったとしても、気持ちだけはありがたく受け取っておくべきだと言えます。

猫が狩りの獲物を持って来た時の対処②オーバーリアクションは避ける

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猫が狩りの獲物を持って来た時の対処2つ目は、オーバーリアクションは避けることです。グロテスクな状態のおみやげをもらって騒ぎ立てる人は多いかと思いますが、オーバーリアクションをすると獲物が気に入らなかったのだと猫が勘違いする危険性があります。

猫に対して怒ったり叱りつけたりすることも、やはり獲物が気に入らなかったのだと勘違いさせる要因になります。そうすると、気に入ってもらえるような獲物を手に入れようと、さらにいろいろなおみやげを持ってくることが考えられます。

また、オーバーなリアクションをとることで、大喜びしているのだと勘違いする猫もいます。びっくりする気持ちはわかりますが、できるだけ平静を装い、リアクションは軽くほめる程度にとどめるのが無難だと言えるでしょう。

猫が狩りの獲物を持って来た時の対処③ネズミなどは見ていない隙に処分

猫が狩りの獲物を持って来た時の対処3つ目は、ネズミなどは見ていない隙に処分することです。獲物に対して食べ物だという認識を持っていない猫が多いため、どのような心理で獲物を持ってきたにせよ、獲物に執着しない猫がほとんどです。良かれと思って持ってくるので、目の前で捨てるのは避けましょう。

オーバーリアクションと同じで、目の前で捨てることによって獲物が気に入らなかったのだという勘違いを引き起こし、さらにおみやげが増える可能性があります。目の前で捨てることは、おみやげをやめさせることにはつながらないと認識しましょう。猫がネズミなどから離れた隙を見計らって、処分することをお勧めします。

猫が狩りで持ってくるおみやげ6選

猫が狩りで持ってくるおみやげ①ねずみ

猫が狩りで持ってくるおみやげ1つ目は、ねずみです。猫といえばねずみという印象を抱くくらい、猫はねずみを捕獲するイメージですよね。現在では野生のねずみが少なくなっているので、都会では見る機会が減っているかと思われます。そんなねずみをどこからか探し出して捕まえてくるのが、猫の不思議ですね。

猫が狩りで持ってくるおみやげ②スズメやツバメなどの小鳥

猫が狩りで持ってくるおみやげ2つ目は、スズメやツバメなどの小鳥です。完全室内飼いの猫でも、ベランダに出た途端に小鳥を捕まえたなんてこともあるでしょう。スズメやツバメなど、くわえられるぐらいのサイズの小鳥を捕まえることがあります。

ヒヨコやインコなどと猫が仲良く共存している写真や動画を見たことがある人もいるでしょう。あれは、飼い主が獲物ではなく一緒に住む仲間であると教えることによって、獲物とみなさないようになるのです。ただ、どの猫でも教えれば理解できるというわけではないので、状況に応じて対応してください。

猫が狩りで持ってくるおみやげ③カラスやハトなどの大きい鳥

猫が狩りで持ってくるおみやげ3つ目は、カラスやハトなどの大きい鳥です。小鳥を獲物にするのは一般的ですが、中にはカラスやハトのような大きい鳥をターゲットにする強者も存在します。どうやって狩りをしたのか、怖くなかったのか、猫に聞いてみたくなりますね。

猫が狩りで持ってくるおみやげ④昆虫

猫が狩りで持ってくるおみやげ4つ目は、昆虫です。家の中に出現する嫌われ者の黒いアレも、この中に含まれます。退治してくれるのは嬉しいですが、見せびらかさずにそっと処分してくれたらどんなに嬉しいか、などと考えてしまいますね。

猫が狩りで持ってくるおみやげ⑤トカゲやカエルなどの爬虫類

猫が狩りで持ってくるおみやげ5つ目は、トカゲやカエルなどの爬虫類です。これも昆虫と同じで、外で捕まえることだけでなく、家の中に迷い込んでくることがありますね。完全室内飼いの猫でも、家の中に迷い込んできた獲物には容赦がありません。

猫が狩りで持ってくるおみやげ⑥へび

猫が狩りで持ってくるおみやげ6つ目は、へびです。稀なケースではありますが、へびをおみやげに持ってきたという話もあります。勇猛果敢に立ち向かうのは良いのですが、少々危険知らずな感じを受けます。猫の身が心配になりますね。

猫が狩りをする心理を知ろう!

今回は、猫が狩りをする心理について見てきました。これまでは、猫が持ってくるネズミなどのおみやげは飼い主に対するお礼や贈り物なのではないかという見方をされてきましたが、どうやらそうではないらしいということがわかってきました。

狩りをせずに食べ物を得ている人間の暮らしは、猫から見たら不思議なものかもしれません。「狩りを教えてあげないと飢え死にしてしまう!」と本能的に感じるのは、無理もないことでしょう。おみやげが嬉しくないものだからといって、猫を叱りつけるのは、人間の勝手な感覚であると言わざるを得ません。

野良猫がどんどん減っている現在、母猫から狩りを教わらない猫が増えてくることでしょう。猫がまったく狩りをしなくなる未来も、遠くないかもしれません。ただ、猫についての理解を深めることはこれからも必要です。猫の気持ちを理解して、仲良く暮らしてくださいね!

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