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「労をねぎらう」の意味とは?

「労をねぎらう」の意味とは相手の仕事を認めて感謝を示すこと

「労をねぎらう」の意味とは、相手の仕事を認めて感謝を示すことです。通常は「感謝する」というような表現を使うことが多いかもしれませんが、「労をねぎらう」という表現を使うことで単に感謝という言葉だけでは表せないニュアンスも表すことができます。「労をねぎらう」という言葉を知ることで語彙力が上がります。

「労をねぎらう」という言葉と感謝の違いとしては、感謝という言葉はその感謝の意を相手方に示したり、自分自身が持っている相手方への感謝の気持ちを示すことを意味しますが、「労をねぎらう」という行為は必ず相手方にその感謝を示し、相手方がしてきたことの実績を認めることを示しています。

そのため「労をねぎらわれた」相手方としては単に感謝されるよりも、うれしい行為であると言えます。「労をねぎらう」という行為にはプレゼントが含まれる場合もありますが、プレゼントが前提ではありませんので単に言葉をかけて相手方に思いを伝えるだけでも十分に「労をねぎらっている」と言えるでしょう。

「労をねぎらう」とは同じ意味を持っている様々な表現がある

表現がある

「労をねぎらう」とは、同じ意味を持っている様々な表現があります。同じ意味合いを持つ表現に関しては非常に多岐にわたりますので「え?こんな表現も労をねぎらっていることになるの?」というような表現も含まれています。しかしながらこれは拡大解釈ではなく、普段から暗に人の労をねぎらっていることを示しています。

人の労を労う(ねぎらう)行為というのは意図的なものも多いかもしれませんが、労を労うこと自体が文化になっていて、その行為自体が当たり前になっているようなことも、相手の労を労うことに含まれています。ここからは労の労い方について紹介をしていきたいと思います。

「労をねぎらう」の目上の人への敬語表現は?

労いを表す目上の人への敬語表現①お疲れ様です

お疲れ様です

労いを表す目上の人への敬語表現の1つ目として「お疲れ様です」が挙げられます。これは目上の人に限らず幅広く使われている言葉になります。実は「お疲れ様です」と普段から何気なく使っている言葉には、相手を労うという行動が含まれている言葉なのです。

頑張っているから疲れている、それを認めて「お疲れ様です」と伝えることが文化として定着していて、まずこの行為と文化が「労をねぎらう」という行為の根底にあることを覚えておくと、「労をねぎらう」という行為に対しての理解が深まることでしょう。

ちなみに日本語以外の言葉に「お疲れ様です」を翻訳するのは非常に骨が折れる言葉になります。例えば英語訳をする場合「tired」「hard」といった疲れを表すような単語を使うとおそらく相手から「No」と返答が来ることでしょう。日本語の「お疲れ様」は実際に疲れているか関係のない、労いの言葉だからです。

労いを表す目上の人への敬語表現②ご高配賜りありがとうございます

労いを表す目上の人への敬語表現の2つ目として「ご高配賜りありがとうございます」が挙げられます。この言葉は「ご高配」という、目上の人に使う敬語表現が含まれていますので目下の人に使うと違和感のある表現になります。中々馴染みのない言葉かもしれませんが、目上の人に使うと喜ばれる表現になっています。

「ご高配」というのは、目上の人から指導してもらったりサポートをしてもらったりする行為を指しますので「ご高配賜り厚く御礼申し上げます」という表現は「しっかり指導やサポートをしていただき本当にありがとうございます」というような意味合いになりますので、目上の方から喜んでもらえるのです。

労いを表す目上の人への敬語表現③益々のご活躍をお祈りいたします

労いを表す目上の人への敬語表現の3つ目として「益々のご活躍をお祈りいたします」という表現が挙げられます。この表現については目上の人に限らず目下の人に対しても使える表現にはなりますが、非常にフォーマルな部類の表現であると言えます。そのため、使うシーンは限られる労いの表現だと言えるでしょう。

通常人を労う表現は、その人の具体的な行動を指して労うのが通常なのですがこの表現は未来に対する成功の祈りを表す表現になります。しかしながら、何も思っていない人の未来の成功を祈るということはありませんので、これを言葉に出して言うことで、相手への労いの気持ちを伝えることができるのです。

「労をねぎらう」の文例5選

「労をねぎらう」の文例①目上の人が目下の人を労う

「労をねぎらう」の文例の1つ目として目上が目下を労う文例を紹介します。通常は相手を労うという行為は目上から目下に対して行われるのが通常です。逆ももちろんあるのですがパターンとしては目上から目下の方が多くなっています。この文例を見るとまず基本的に「労をねぎらう」という言葉がどう使われるかが分かります。

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目上が目下を労う文例

今回のパーティーは社長が普段から頑張っている社員の労を労うために社長自ら企画したものらしいよ。こういう気遣いがあるから社長は社員から好かれているんだよね。

「労をねぎらう」の文例②社内行事に関する説明

労いのある状況を分析する使い方

「労をねぎらう」の文例の2つ目として、社内行事に関する説明を紹介します。社内行事には社員を労う意味合いが含まれている場合が多く、その事前説明において労をねぎらうという表現が使われることがあります。しっかり読んでポイントを押さえておくようにしましょう。

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社内行事に関する説明する使い方

来月のゴルフコンペについては社長が主催でゴルフ好きが競技を楽しむ目的もありますが、社長が社員の労をねぎらう意味合いもある会になっています。経費はすべて社長のポケットマネーからの支出です。是非奮ってご参加ください。

「労をねぎらう」の文例③会社で上司が部下を労う

会社で上司が部下を労う

「労をねぎらう」の文例の3つ目として、会社で上司が部下を労う状況を紹介します。通常、労をねぎらうという言葉が使われるのは、ビジネスのシーンにおいてはこのパターンが一番多くなっています。そのため、こういった状況を説明するために「労をねぎらう」という言葉が使われるパターンはしっかり押さえておきましょう。

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会社で上司が部下を労う際の文例

田中部長はいつも部下を労うための細やかな心遣いを忘れない。例えば部下にコーヒーを入れてもらうのではなく頑張っている部下に声をかけながらコーヒーをいれてあげたり、廊下ですれ違った時にはいつも笑顔で「ご苦労様」と言ってくれる。

「労をねぎらう」の文例④飲み会での使い方

飲み会での使い方

「労をねぎらう」の文例の4つ目として、飲み会での使い方を紹介します。この言葉は、飲み会の挨拶でもよく聞かれる言葉になります。同世代同士での飲み会では聞かれないかと思いますが、会社の部署の飲み会等ではよく聞かれる言葉になります。また、挨拶を任された場合には是非とも使いたい表現になります。

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飲み会での使い方の文例

日ごろ業務で色々と大変なことがあるかもしれませんが、今日の飲み会はそんなみなさんの労を労う会になっています。無礼講で、日ごろのうっぷんをしっかり晴らしていってください。

「労をねぎらう」の文例⑤プライベートでの使い方

「労をねぎらう」の文例の5つ目として、プライベートでの使い方を紹介します。プライベートでも労をねぎらうという言葉が使われることがあります。例えば子供が「お父さんいつもありがとう」と添えて何か記念品を贈るような行為も労を労う行為の一つになります。

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プライベートでの使い方の文例

お父さんは家族みんなのためにいつも頑張ってくれてるんだから、父の日くらい日ごろの労をねぎらってあげようよ。みんなで何か手作りのプレゼントをしたいよね。

「労をねぎらう」の言い換え文例5選

「労をねぎらう」の言い換え文例①労いの言い換えの代表格「ご苦労様です」

労いの言い換えの代表格「ご苦労様です」

「労をねぎらう」の言い換え文例の1つ目として、「ご苦労様です」という表現が挙げられます。「ご苦労様です」という表現は、労いの言い換えの代表格である言葉です。この言葉を使う際の注意点としては、この言葉は目下から目上に使うと失礼に当たりますので、目上から目下に言葉をかける際に限定して使いましょう。

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労いの言い換えの代表格「ご苦労様です」の文例

昨日まで一週間出張で今日から早速出勤なんですね。本当にご苦労様です。

「労をねぎらう」の言い換え文例②信頼を表す言葉「頼りにしてます」

信頼を表す言葉「頼りにしてます」

「労をねぎらう」の言い換え文例の2つ目として、「頼りにしてます」という表現を紹介します。「頼りにしてます」は信頼を表す言葉であり、直接的な労いの言葉ではないものの、労いの効果が期待できる表現になります。

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信頼を表す言葉「頼りにしてます」の文例

今は大変な時期だけど君の力がないと乗り切れないと思う。頼りにしてるから頼むね。

「労をねぎらう」の言い換え文例③感謝を表す言葉「いつもありがとう」

「労をねぎらう」の言い換え文例の3つ目として、「いつもありがとう」という表現を紹介します。「いつもありがとう」は感謝を表す言葉であり、単純に感謝を示すことで相手を労うことにもなりますので、何も思いつかないような時でも感謝を伝えるだけでも相手に対する労いの気持ちは伝わります。

ちなみに感謝の気持ちを表す言葉はありがとう以外にもありますので、下記の関連記事を参考に日ごろから感謝の気持ちを持っている人へその気持ちを示してみてはどうでしょうか。

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感謝を表す言葉「いつもありがとう」の文例

君のおかげでみんなが気持ちよく仕事できてるんだよ。いつもありがとうね。

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関連記事 感謝の意味「恐縮」の正しい使い方は?例文5選&類語10選を紹介!

社会人であれば、一度は「恐縮です」を使ったことがあるのではないでしょう

「労をねぎらう」の言い換え文例④期待を表す言葉「次も期待してるよ」

期待を表す言葉「これからもよろしく」

「労をねぎらう」の言い換え文例の4つ目として、「次も期待してるよ」という表現を紹介します。「次も期待してるよ」は期待を表す言葉で仕事の成果を評価するとともに未来への期待も伝えることができる、ここぞという時にこういった言葉をかけることで相手に労いの気持ちを表すことができます。

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期待を表す言葉「次も期待してるよ」の文例

いつもいいプレゼン資料をありがとうね。次も期待してるよ。

「労をねぎらう」の言い換え文例⑤敬意を表す言葉「社員の鑑」

敬意を表す言葉「勉強になります」

「労をねぎらう」の言い換え文例の5つ目として、「社員の鑑」を紹介します。「社員の鑑」だということを伝えることは相手への敬意を示すことになり、言われた相手がうれしくなる言葉です。自分が模範になっていると言われると、誰もがうれしくなります。

ちなみに社員の鑑たる存在になるためには日ごろから勉強が必要です。勉強や仕事の際にやる気を出す方法をまとめた関連記事を載せていますので、下記も時間がある時にのぞいてみてください。

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敬意を表す言葉「社員の鑑」の文例

〇〇さんはまさに社員の鑑ですよね。みんなが〇〇さんのように動けたらいいんですけどね。

「労をねぎらう」の英語表現は?

「労をねぎらう」の英語表現はその都度英訳が必要

「労をねぎらう」の英語表現はその都度英訳が必要です。なぜならここまで紹介してきたように労を労うという行為自体が様々な行為に分岐するためです。その行為を踏まえてその都度英訳をしないと、状況が説明できなくなってしまうのです。

「労をねぎらう」の英語表現のパターン3選

「労をねぎらう」の英語表現のパターン

「労をねぎらう」の英語表現のパターンを3選にして紹介したいと思います。「someone」の部分には、労いたい対象の人物が入ります。また、それぞれの文の頭には主語が必要です。英訳の際の参考にしてみてください。

「労をねぎらう」の英語表現のパターン
  • tell respect for someone(敬意を伝える)
  • say to someone that have thankfulness(感謝の意があることを言う)
  • reward someone for the services(その行いに対して報いる)

「労をねぎらう」という言葉をしっかり使いこなせるようになろう!

ここまで「労をねぎらう」という言葉の使い方と、相手の労を労うためにはどのような敬語や表現を使えばいいのかを紹介してきました。良いコミュニケーションを取る第一歩として、相手のことを認めることがとても大切です。ここで紹介したことを、今後の良好なコミュニケーション形成の一助にしてもらえたらうれしいです!

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