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鷹と鷲の違いや比較は?猛禽類の見分け方や代表種も

更新:2019.06.21

あなたは鷹と鷲の違いを知っていますか。とってもよく似ている鷹と鷲ですがどうやって見分けたらいいのかわからない方も多いかと思います。今回は鷹と鷲の違いについて比較等をしながら分かりやすくご紹介していきます。ほかにも猛禽類の代表種4種の特徴や見分け方もご紹介しますので是非最後までご覧くださいね。

鷹と鷲の違いは?比較も!

鷹と鷲の違いは「大きさ」

同じ猛禽類の鷹と鷲。その違いはいったい何でしょうか。それはズバリ”大きさ”です。実は鷹と鷲は基本的には大きさで見分けられているんです。驚きですよね。鷲は大きいもので、小さいものであれば鷹です。覚えておきましょう。

では実際の数値で比較してみましょう。まず鷲ですが全長が大きいもので100センチ、羽を広げた時の大きさは220~250センチととても大きいです。一方鷹は全長が大きいものでも60センチ、羽を広げた時の大きさは100~130センチほどと鷲と比べるとかなり小さいのがわかります。

大きさ以外の3つのポイント

今回の記事では鷹と鷲の違いについて詳しくご紹介していきます。先ほどご紹介した大きさ以外に3つの異なる特徴があるのです。それは尾の形、模様、そして飛び方です。この三つの特徴を抑えておくと野鳥観察などをする際に鷹なのか鷲なのか正確に見分けられますよ。詳しい内容については後述します。

詳しく説明!鷹について!違いなども

鷹の生態

まずは鷹がどういう生き物なのか、その生態などについてご紹介しましょう。鷹はタカ目タカ科に属しており、主にリスやウサギなどといった鳥獣を捕食しています。鷹の寿命の平均的な長さは30年ほどで最高寿命は70年です。かなり長寿で驚きですよね。

鷹は草原や砂漠、森林や海岸など幅広い地域に生息しています。単独または群れになって生活しています。獲物を捕らえるときは、上空から獲物を狙い定め地面に急降下して捕らえます。または樹の上から獲物を狙い定めることもあります。

また、繁殖は卵生で繁殖期に入るとペアで広く縄張りを形成します。木の枝を組み合わせた皿のような形の巣を岩場の上や木の上などに作り、そこに卵を産みます。

鷹の大きさ

種類によって変わりますが全長の大きさは45~60センチ、同じ̝タカ目タカ科の鷲と比べてかなり小型です。日本には絶滅危惧種に指定されているオオタカが生息しています。オオタカは絶滅危惧種に指定されておりオスはおよそ50センチ、メスはおよそ57センチほどです。

鷹の見た目の特徴

鷹と鷲を見分けるにあたって違いは大きさだと話しましたが実は見分け方大きさだけではありません。鷹も鷲も見た目にそれぞれ特徴がありますのでそれを覚えるとより正確に見分けることができるでしょう。鷹の見た目の特徴をご紹介します。

見分けるときに役に立つ特徴は3点ほどあります。まず1つ目は鷹は尾が扇状に広がっています。2つ目は鷲にはついていない鷹独特の模様(鷹斑)がついていること。そして3つ目は、鷹は実は飛んでいるときにあまり羽ばたかずに風の流れに乗って飛んでいます。鷲の特徴については後述でご紹介しますので是非ご覧ください。

詳しく説明!鷲について!違いなども

鷲の生態

まず鷲の生態についてご紹介しましょう。魚類やリスやウサギなどの鳥獣、動物の死骸などを捕食します。獲物を捕らえるときは鷹と同じく上空から獲物を狙い定め地面に急降下して捕らえたり樹の上から獲物を狙い定めたりするなどして捕らえます。また、鷹とは異なりますがほかの鳥から獲物を奪う習性もあります。

鷲は鷹と同じく草原や砂漠、森林や海岸など幅広い地域に生息しています。日本でも見かけることができます。また、鷲の目は人間の4倍の距離を見ることができる卓越した視力を持つことでも知られています。また、鷹の目によれば紫外線を見ることも可能です。驚きですよね。

鷲の大きさ

種類によって変わりますが全長の大きさは85~100センチ、羽を広げた時の大きさは220~250センチほどのもなります。同じタカ目タカ科の鷹と比べると2倍以上の大きさです。日本には天然記念物に指定されているイヌワシやオジロワシ、オオワシなどが生息しています。

鷲の見た目の特徴

先ほどは鷹の見た目の特徴が比較した鷲の見た目の特徴もご紹介しましょう。まず1つ目。鷹の尾は扇状に広がっていますが鷲は直線状で外に広がっていない尾になっています。2つ目。鷹には独特の模様(鷹斑)が入っているといいましたがでは鷲には独特の模様は入っているのでしょうか。実は鷲には模様は入っていません。

3つ目。鷹は羽ばたかずに風の流れに乗りますが鷲はどうなのでしょうか。鷲はほかの鳥と同じく羽ばたいて飛びます。空を飛んでいる鷹や鷲のようなものが見えたら、まずは羽ばたいているかどうかを見ると判断しやすいですね。

猛禽類の代表種!鷹・鷲・トンビ・ハヤブサ

猛禽類の代表種!鷹・鷲の見分け方・比較

ここでは猛禽類の代表種である鷹・鷲・トンビ・ハヤブサの特徴をご紹介していきます。まず鷹や鷲の特徴ですが先ほどご紹介したのでここでおさらいをしておきましょう。まず鷹や鷲は大きさで区別されています。大きいものが鷲、小さいものが鷹です。

そのほかにも見分けるポイントは3つありましたよね。①鷹の尾は扇状に広がるが鷲の尾は直線状。②鷹には独特の模様(鷹斑)があって鷲には模様はない。③鷹は羽ばたかずに風の流れに乗って飛び、鷲は羽ばたいて飛びます。この3つの違いを抑えておくとわざわざ大きさを比較しなくても鷹なのか鷲なのか判断できます。

猛禽類の代表種!トンビの見分け方・比較

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猛禽類の代表種、鷹・鷲・トンビ・ハヤブサの特徴をとらえて見分けることができるように鷹や鷲の特徴と比較したトンビの特徴をご紹介します。

まずはトンビの大きさですが全長はおよそ60~65センチ、翼を広げた時の大きさがおよそ150~160センチほどで鷹と同じくらいの大きさです。見た目の特徴は、鷹や鷲、ハヤブサなどと比較してみると尾羽が角ばっています。飛んでいるときに下から見ると翼の先端近くに白い模様がついているのを確認できます。

そしてトンビの最大の特徴は鳴き声にあります。トンビは飛んでいるときに「ピーヒョロロロロ」と独特の鳴き声を発します。自分の縄張りを守るためにこのような声を発するようです。また、状況に合わせてほかにもさまざまな鳴き声を発します。

猛禽類の代表種!ハヤブサの見分け方・比較

猛禽類の代表種にはトンビやハヤブサも存在します。すぐに見分けることができるよう、鷹や鷲の特徴と比較したハヤブサの特徴をいくつかご紹介しましょう。

まずはハヤブサの大きさですが、ハヤブサは鷹や鷲、トンビなどと比較すると一番小さく全長の大きさはおよそ35~50センチで翼を広げた時の大きさはおよそ85~120センチです。見た目の特徴として、翼の先が尖っているので鷹や鷲とは見分けがつきやすいでしょう。

ハヤブサの鳴き声は高い声で「キィキィ」と鳴きます。仲間同士でコミュニケーションをとるときや警戒を知らせるようなときに鳴きます。

鷹や鷲を観測する

鷹や鷲の観測地

鷹や鷲の見分け方を知ることができたところで、ではどこに行けば鷹や鷲を見ることができるのでしょうか。実は鷹や鷲をはじめとする猛禽類は日本中どこへ行っても見ることができます。主に秋になると鷹の渡りの姿が日本各地で目撃されるようになるので、鷹や鷲を見たいのであれば狙う季節は秋がおすすめです。

鷹や鷲を観察する際には双眼鏡が必須になります。というのも鷹や鷲は肉眼ではとても小さい大きさでしか見えないくらい高く飛ぶことがあるからです。主な観測地について下のリンクにありますので是非ご覧ください。

鷹渡り全国ネットワーク

猛禽類の撮影の仕方

鷹や鷲を観測したとき、そのきれいな姿を写真に残しておきたいなと思いますよね。きれいな写真を撮るにはそれなりのテクニックが必要とされます。具体的な撮影方法を説明してくれているサイトがあったのでそちらを是非参考にしてみてください。

猛禽類の撮影方法

おすすめの書籍

日本のタカ学

鷹の生態を知りたい方には「日本のタカ学」がおすすめです。猛禽類の代表種、鷹の様々な生態や分布地域、鷹の種類などについても書かれています。また、一般的にあまり知られていない「ハチクマ」や「ツミ」といった鷹の種類の生態についてもしっかりと書かれているので鷹について深く知りたい方におすすめです。

ワシタカ・ハヤブサ識別図鑑

この本は題名の通り鷲や鷹・ハヤブサを識別することができるようになるような情報がたくさん詰まった図鑑です。見やすい資料がたくさんあり、野鳥観察の時にも鷹や鷲などの識別に役立ちます。興味のある方はぜひ1度見てみることをおすすめします。

鷹と鷲の違いを知ろう!

今回は鷹と鷲の違いについてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。鷹や鷲は大きさで区別されていますがまれに鷲より大きい鷹や、鷹より小さい鷲もいるようです。それもごくまれな例ですので大きいのが鷲で小さいのが鷹、と覚えておくといいでしょう。

また、ご紹介した大きさ以外の特徴の3つのポイントを抑えておくとより正確に見分けることができるので是非覚えておいてくださいね。猛禽類の代表種、鷹・鷲・トンビ・ハヤブサについての比較もご紹介しました。この4種の特徴を抑えておくと野鳥観察がより楽しくなること間違いナシですね。

今回猛禽類鷹と鷲の違いについてご紹介しましたが、ほかにも様々な記事をそろえております。今回少しだけご紹介した鷹・鷲・トンビ・ハヤブサの違いについてもっと詳しく紹介した記事や、猛禽類カフェの記事などなど。猛禽類が気になる方はぜひチェックしてみたくださいね。

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