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自分の両親や親が嫌いな原因7選|大嫌い/苦手/好きになれない

更新:2019.06.21

自分の親や両親が嫌いな人の共通点やその原因、そして解決方法をご紹介しています。親が大嫌いであることは悪いことではありません。親が苦手であるということを自分でどのように受け止めているかがポイントです。親が好きになれない自分を責めている人は、ぜひ読んでみてください。

自分の親が嫌いなのは悪いこと?

自分の親・両親が大嫌いなのは悪いことではない

嫌い

自分の親・両親が嫌いなのは悪いことでしょうか。決して、自分の親が嫌いなのは悪いことではありません。世間一般で、親は子どもを親らしく育てること、そして子どもは親に感謝し親孝行をすることが当たり前とされています。しかし、親子とは言え、あくまでも別の人間であり、別の人格を持っています。

合わないと感じたり、嫌いと感じたりするのはある意味で当然起こりうることです。親のことが苦手なのはとても悪いことだと感じ、自分自身を責めているという方には、ぜひ本記事を読んでいただきたいと思います。

自分の親・両親が大嫌いなのが悪いことかどうかは自分次第

自分

親が嫌いであることを考えるときに、一番問題になるのはそれを自分自身がどう捉えているかです。当然ながら、親のことが嫌いな自分は悪い人間だと、自分を責めている人には罪悪感が湧きます。その場合、その本人にとって親が嫌いなことは悪いことでしょう。

しかし、親が嫌いなのは仕方がないことと諦めて受け入れている人は、自分のことを責めてはいませんし、罪悪感も感じていません。よってその人にとっては、親が苦手ということは悪いことではないわけです。どんなときでも、自分の心の持ち方やありようが、自分の世界を決めているのです。

自分の親が嫌いな人の共通点4選

自分の親・両親が嫌いな人の共通点①責任転嫁タイプ

嫌い

自分の親・両親が嫌いな人の共通点の1つ目は、責任転嫁タイプです。ここでは、あくまで「自分の親が嫌い」という人のことをご紹介します。

「嫌い」という感情が生まれるということは、まだ相手に対して期待の心を持っていたり、自分のことを理解してほしいという思いが心の根底にあり、好きになりたいという思いがあるということだからです。

そういう人たちは、一般的に何事に対しても責任を持つのが難しいタイプが多いでしょう。目の前で起こる問題や悪いことを自分で引き受けるのが苦手です。親との関係性においても、一方的に親のせい、親が悪いと解釈する一方で、自分のことを振り返ることが苦手なタイプです。

自分の親・両親が嫌いな人の共通点②認められたいタイプ

嫌い

自分の親・両親が嫌いな人の共通点の2つ目は、自分以外の何かに認められたいと思っているタイプです。親をはじめ、評価されることや認められることがとても重要なことと感じています。

育ってくる環境の中で、親に認めてもらえなかった、褒めてもらえなかったという経験があるということも理由のひとつでしょう。その点から、親が認めてくれないことに反発し、親のことが大嫌い、好きになれない、という思いを抱いていると考えられます。

自分の親・両親が嫌いな人の共通点③群れるタイプ

嫌い

自分の親が嫌いな人の共通点の3つ目は、自分ひとりだけで行動したり意見を発したりするのが苦手で、たくさんの人と群れているようなタイプです。これは認められたいということにもつながりますが、親から認められたり褒められたりする経験が乏しいため、認められたいとする一方で、本質的には自分に自信がありません。

そのため、一人で行動したり、チャレンジしたりするのが潜在的に苦手であり、結果的に人と共に行動することが多くなるのでしょう。

自分の親・両親が嫌いな人の共通点④攻撃タイプ

嫌い

自分の親・両親が嫌いな人の共通点の4つ目は、攻撃的なタイプです。親に愛されなかったという思いから、自分自身に自信がなく、何を行動するにも臆病になってしまいます。その臆病な自分を隠すために、人に対して攻撃的になるのです。

なお、次の記事では母親と娘の確執について解説しています。親子の中でも、特に母親と娘の間にはさまざまな問題やトラブルが起こることが多いです。そんな共依存関係を克服するための方法についてもご紹介しています。ぜひ参考になさってください。

自分の親・両親が嫌いになったと考えられる理由7選

自分の親が嫌いになったと考えられる理由①親が放任主義だった

忙しい

自分の親・両親が嫌いになったと考えられる理由の1つ目は、親が放任主義だったということが考えられます。親が仕事で忙しく自分との時間をあまりとってくれなかった、子ども以外のことに夢中で自分にかまってくれなかったという経験があることが多いようです。

親から与えてほしかった愛情が自分の中で満たされていないため、それが不満になって「親が大嫌い」という気持ちとしてあらわれていると考えることができます。

自分の親・両親が嫌いになったと考えられる理由②親が過干渉だった

親子

自分の親が嫌いになったと考えられる理由の2つ目は、親が過干渉であることです。何をするにも親の言うとおりでなければいけなかった、もう自分で決められる年齢なのにいつまでも従わされたというような過干渉の場合には、自分で人生を決定できない、自分の人生を自分の足で歩めないというような感覚を持つことがあります。

そんな場合に、人生において大きな失敗が起きたときに、それを親の過干渉のせいと感じ、親を大嫌いになったり、苦手になるということが考えられます。

自分の親が嫌いになったと考えられる理由③親の気分の浮き沈みが激しかった

親

自分の親・両親が嫌いになったと考えられる理由の3つ目は、親の気分の浮き沈みが激しかったということが考えられます。親がさっきまで笑っていたと思ったら、次の瞬間にはすごく怒っているなど、子どもが親の感情の波に巻き込まれることにより親の顔色を窺うような習慣がつくようになります。

当然それは親だけではなく、大人になってからの人間関係でも起こるようになります。そんな生き方が苦しいと思ったときに、その自分の顔色を窺う癖が嫌になり、親のせいにしたくなります。

自分の親が嫌いになったと考えられる理由④親がいつも不平不満を言っていた

不満

自分の親が嫌いになったと考えられる理由の4つ目は、親がいつも不平不満を言っていたということです。「お金がない」「仕事が嫌」「人生はつまらない」などと、親がいつも不平不満を言っていると、子どもはその親の満たされない思いを必死に埋めようとします。

例えば、おどけて親を笑わせようとしたり、親の手伝いなどをしていい子でいようとします。子どもは潜在的に親を幸せにしたいと感じているからです。

しかしその思いが報われなかったり、自分の努力に関係なく親が幸せになるのを見ると、子どもは自分に対して無価値観を感じるようになります。それが大人になって生きる上で、自分自身の苦しさ、苦手さの原因になるのです。

自分の親・両親が嫌いになったと考えられる理由⑤親同士の夫婦仲が悪かった

夫婦仲

自分の親・両親が嫌いになったと考えられる理由の5つ目は、親同士の夫婦仲が悪いことです。いつも親同士が喧嘩していたり、一方が子どもに相手の悪口を吹き込むなどが日常化していると、子どもの心はだんだんと蝕まれていきます。

また夫婦仲が悪いことは自分のせいだと、子どもが自分のことを責めることもあります。親の健全な愛情で守られてこなかった子どもは、大人になってからも生きづらさを感じ、それを自分の親のせいにして生きていくことになります。

自分の親・両親が嫌いになったと考えられる理由⑥親に所有物として扱われた

物

自分の親・両親が嫌いになったと考えられる理由の6つ目は、子どもが親から自分の所有物として扱われてきたということが考えられます。都合のいいときには愛情をかけられ、都合が悪くなると黒い感情のはけ口にされるようなことです。

その場合には、子どもの自尊心がしっかりと育たないため、大人になってからの生きづらさの原因になります。また、そういう場合に、子ども自身も自分が親の所有物であることが当たり前と感じるようになるため、気持ちを踏みつけられることが当たり前になってしまいます。

自分の親・両親が嫌いになったと考えられる理由⑦親が幸せじゃない

不幸

自分の親・両親が嫌いになったと考えられる理由の7つ目は、総じて親が幸せに生きていないということです。子どもが一番影響をうけるのは、やはり一番身近な大人である親です。

その親から幸せな姿勢や気持ちが感じられない場合、子どもは幸せに生きるということがどのようなことであるかを、感じることができなくなります。結果的に、子どもが大人になってから自分自身で幸せな人生を確立していくことができないということにつながっていくのです。

自分の親が嫌いなときの解消方法7選

自分の親が嫌い・苦手なときの解消方法①家を出る

出る

自分の親・両親が嫌いなときの解消方法の1つ目は、自立した年齢であれば、同居をしている場合にはすぐに家を出るということです。自分の親が嫌いと思いながら同じ屋根の下で暮らし続けることは百害あって一利なしです。

反対に、自分の親が嫌いという感情が、日常的に近くにいすぎるからという場合には、家を出ることで親のありがたさを感じ、関係性が改善するということもあるでしょう。とにかく物理的にも、感情的にも距離を置くことは必要なことです。

自分の親が嫌い・苦手なときの解消方法②セラピーを受ける

セラピー

自分の親・両親が嫌いなときの解消方法の2つ目は、セラピーを受けるということです。これは親との関係性が悪かったり、親が嫌いなことにより、大人になってからうまく生きていくことができないと感じている場合におすすめの方法です。

また、自分では親が嫌いなことが生きづらさの原因になっていると気付いていないこともあります。少しでも引っかかる場合には、心理カウンセラーやセラピストなどの専門家に相談してみるといいでしょう。

自分の親が嫌い・苦手なときの解消方法③自分の中の子ども時代と向き合う

子ども

自分の親・両親が嫌いなときの解消方法の3つ目は、自分自身が、自分の中の子ども時代の自分と向き合うということです。これは専門的なカウンセリングやセラピーの技法のひとつでもありますが、自分の中の苦しんでいる子ども時代の自分を癒すことで、大人の今の自分が救われていくという考え方です。

苦しく思い出したくない子ども時代としっかり向き合うことで、過去の苦しみが解き放たれて、結果今の自分も楽になるということはよくあることです。

自分の親・両親が嫌いなときの解消方法④相談相手を見つける

相談

自分の親が嫌いなときの解消方法の4つ目は、相談相手を見つけるということです。現実的に、未成年であることから家を出たり、親と物質的な距離を取ることができないという場合もあるでしょう。また、親の介護をしなければならず、すぐに親と距離を取ることができないということも考えられます。

そういうときにはひとりで考え込むのではなく、だれかに相談することが必要です。専門家でもいいですし、ブログやSNSなどで自分の思いや気持ちを発散するということでもいいでしょう。とにかく自分の中にため込まないということが大切です。

自分の親・両親が嫌いなときの解消方法⑤自分が夢中になれることを見つける

夢中

自分の親が嫌いなときの解消方法の5つ目は、自分が夢中になれることを見つけるということです。親との関係性を含めて、自分と自分以外の誰かとの人間関係がこじれたり、それらに執着しているとき、一番効果的な解決方法は自分に目を向けることです。

自分の幸せは自分で築き上げていくもので、決して周りのだれかからもらうものではありません。相手のせいで自分が不幸だと感じるときは、自分が自分を幸せにする力を失っているときです。そういうときほど相手との関係性に執着するのではなく、自分のやりたいこと、自分の好きなことに目を向けるようにしましょう。

自分の親・両親が嫌いなときの解消方法⑥自分が一人の親になる

親

自分の親が嫌いなときの解消方法の6つ目は、自分が親になることです。親が嫌いだと、自分のような子どもを生み出したくない、また子育てに自信がないというような理由で、家族を作ることを避ける場合もあるようです。

しかし当然ながら、親になってみて初めて親の気持ちがわかるということもあります。子どものときに親から与えられた苦しい思い出が、実は親からの愛情だったと気づかされることもあるでしょう。勇気をもって自分が親になってみるという一歩を踏み出してみることも、一つの方法です。

自分の親が嫌いなときの解消方法⑦親が嫌いな気持ち悪い自分の心を認める

楽しい

自分の親が嫌いなときの解消方法の7つ目は、親が大嫌いなことに対する自分の中の罪悪感を消すということです。親が嫌いな自分が気持ち悪い、自分は悪い人だと感じているのは、親が大嫌いであるという現実が、自分に対して罪悪感を与えているからです。

その罪悪感を消すために、親が嫌いな自分に最大限の許しと愛情を与えましょう。親が嫌いな自分を心の底から認めて受け入れられたとき、はじめて親を「嫌い」という感情ではなく、冷静な感覚で理解することができるようになるでしょう。

また、次の記事では母親が嫌いであることについて、詳しくご紹介しています。母親が嫌いという人は、母親のどのような部分を苦手に感じているのでしょうか。ぜひ次の記事を参考になさってください。

どうしても好きになれない親との向き合い方は?

どうしても好きになれない親との向き合い方①関わりたくないなら最低限に

親

どうしても好きになれない親との向き合い方の1つ目は、関わりたくないのならなるべく最低限の対応で済ませるということです。好きになれない親の対応や感情にあまり深入りしすぎないようにしましょう。

しかしこれは、親が嫌いなことへの罪悪感を克服できている場合には有効ですが、そうではない場合には境界線を引くのが苦手なため、まだ少しハードルが高いでしょう。何を置いても、まずは親が好きになれない、大嫌いだということを自分で受け入れて認めることが大切です。

どうしても好きになれない親との向き合い方②ムカつく親を変えようとしない

自分

どうしても好きになれない親との向き合い方の2つ目は、ムカつく親を変えようとしないということです。親に限らず、人間関係において相手との関係性を克服したいと感じるときの一番の近道は、好きになれない相手を変えようとしないことです。

人間関係において不満や不平が自分の中で生まれるということは、相手の行動が自分の琴線に触れているということです。ということは、自分の琴線さえ変えることができれば、すべては問題にならないということだからです。自分と向き合うのは長い道のりに感じられますが、これが一番の近道です。

どうしても好きになれない親・両親との向き合い方③向き合わない

向き合わない

どうしても好きになれない親との向き合い方の最後は、向き合わないということです。答えになっていないようですが、好きになれないときに無理に向き合う必要はありません。自分の中で一番ジャストのタイミングのときに、親と向き合うステージが訪れます。

そのときには、好きになれない親から逃げることなくしっかりと向き合いましょう。それにより、自分にとって一番必要なときに、必要なことが手に入るでしょう。

親は親・私は私と割り切って考えるようにしましょう!

自分

親が嫌いな人の特徴や、親が大嫌いになった原因、そしてそれらの解決方法についてご紹介しました。親が大嫌い、親が好きになれなくても、何の問題もありません。親は親の、そして自分には自分のかけがえのない人生があるからです。

親が大嫌いで苦しい自分から、いかに抜け出していくかが一番大切です。ぜひ自分の力や心を信じて、前向きに進んでいってくださいね。

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