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布団カバーの洗濯・洗い方|洗濯機や手洗いは?干し方/洗剤/頻度も

更新:2019.06.21

かさばる布団カバーの洗濯方法に悩む方は意外に多いのではないでしょうか。また、洗い方には悩まないけど洗う頻度に困るという方も多いと思います。こちらでは布団カバーの洗濯の頻度、洗濯前の準備、生地別に洗濯機を使うべきかどうか、干し方や乾燥機の使用について解説しています。

一般的な布団カバーの洗濯・クリーニングの頻度は?

洗濯頻度は人によって様々!月1回や年1回など

布団カバーの洗濯の頻度は、実は人によってかなりばらつきがあり、1週間に1回程度、月に1回、年に1回、果ては買い換えるまで一度も洗わないという強者もいます。平均的には、1週間、1カ月、半年が3割程度ずつで、それよりも低い頻度で洗濯する人はぐっと少なくなります。

洗濯は「絶対にやらなきゃいけない」という決まりはないため、家庭によってもかなり頻度が異なり、一人暮らしの家庭、家族と一緒に暮らしている家庭などでも頻度は様々です。

おすすめの布団カバーの洗濯頻度は週に1回程度

布団カバーは夜寝る時に直接触れる物のため、見た目が汚れていなくても予想以上に雑菌が溜まりやすいものです。成人した人間は一晩のうちにコップ一杯の汗をかきますので、布団にしみこむことはもちろん、肌に触れる表面の布団カバーももちろんそれだけ毎晩汚れているのです。

このため、布団カバーはできるだけこまめな洗濯が必要になります。皮脂の多い顔が当たる枕カバーは特に汚れやすいため、毎日の洗濯が良いでしょう。布団カバーについては、1週間に1回程度の頻度で洗濯すると清潔を保てます。もちろん、汗をたくさんかく夏などは汚れに応じてもっと頻度を上げるといいでしょう。

布団カバーの洗濯方法・洗い方|洗う前の準備・注意点は?

洗濯表示を確認して適切な洗濯洗剤や洗い方を調べる

ほとんどの布団カバーは洗濯機や手洗いで洗濯可能ですが、まれに洗濯できないものやクリーニングできない物、漬け置き洗いできない物や弱水流のみでの洗濯が可能なものがあります。洗濯機にかけて良いのか、洗剤に漂白剤は使ってもいいものかどうかなど調べてから、洗濯しましょう。

布団カバーの入る大き目の洗濯ネットを用意しておく

布団カバーを洗濯する際には、布団カバーを守り、他の洗濯物に絡ませないために洗濯ネットを使用することをおすすめします。洗濯ネットは小さすぎるとうまく汚れが落ちなかったり、洗濯機内の水流を妨げる場合がありますので、できるだけ大き目の物を用意してください。

理想は布団カバーを3回か4回折り畳んだサイズが入る大きさの洗濯ネットを用意できるといいですね。洗濯する時は布団カバー1枚につき、洗濯ネットは1枚ずつ使えるように、複数枚まとめて洗う場合には布団カバーの枚数分、洗濯ネットを用意してください。洗濯ネットの100均のラインナップはこちらの記事をどうぞ。

布団カバーの洗濯方法・洗い方|汚れ落としの手順は?

洗い方①布団カバーを布団から外しゴミのチェック

布団カバーの洗濯前の準備

  1. 布団カバーを布団から外します。
  2. 布団カバーについている埃や糸くずなどのゴミをチェックし、取り除きます。
  3. 布団カバーにファスナーがあればとじておきます。

布団カバーは洗濯機で洗う場合、基本的に洗濯ネットに入れて洗濯するので、埃や糸くずは洗濯しても除去できません。また手洗いの場合でも、埃や糸くずが水に浮くと水を捨てる時に除去が大変なので、予めゴミや埃は取り除いておきましょう。

ゴミを取るのは手で一つ一つ丁寧に取り除いても構いませんし、振りさばいてごみを簡単に落としても構いません。布団カバーの内側は特に埃や糸くずが溜まりやすいので、内側もチェックしておけると良いですね。

POINT

ファスナーは閉じる、紐は解いておく

洗濯中に布団カバーがひっくり返ってしまわないように、布団カバーのファスナーは締めておきます。ただし、布団カバーの留め具が紐タイプの場合は紐をほどいておきます。これは洗う時に結んでいると、干す時に紐が絡んで解きにくくなるためです。

洗い方②布団カバーの目立つ汚れを先に落としておく

目立つ汚れを優しく落とす方法

  1. ぬるま湯に洗剤を溶かしておきます。
  2. スポンジに洗剤液を含ませ、布団カバーの汚れを叩くように落としていきます。
  3. 汚れが落ちたら、流水か洗い桶に溜めた水で汚れた部分だけを軽くすすいでおきます。

布団カバーに何かこぼしたなど、目立つ汚れがある場合には、洗濯機で洗ったり手洗いをする前に予洗いで落としておきます。肌ざわりを保護するために、できるだけつまんでの擦り洗いよりは、スポンジで優しく落とした方がいいでしょう。

使うスポンジは目の細かい柔らかなスポンジがおすすめで、メラミンスポンジなど研磨作用のあるスポンジは生地を傷めるので、避けるようにします。

POINT

漬け置き洗い可能なら漬け置きも

スポンジでは落としきれないしつこい汚れがある場合、漬け置き洗いができる布団カバーであれば、ぬるま湯に洗剤を溶かした液に漬け置いておくのも手です。ぬるま湯にしばらく漬け込むと汚れが落ちやすくなるのでぜひ試してみてください。

洗い方③布団カバーを洗濯ネットに入れる

洗濯ネットへの入れ方

  1. 布団カバーを3回か4回折り畳みます。この時汚れた面が上に来るように畳みます。
  2. 洗濯ネットに、布団カバーが皺が寄らないように入れて、ファスナーを閉めます。

洗濯ネットにはできるだけ皺にならないように入れましょう。洗濯ネットには、汚れている面が上になるようにして入れます。ただし、あまりにも汚れがひどい場合や、局所的な汚れが強い場合には先に紹介したスポンジでの汚れ落としで目立つ汚れを落としておくとよいでしょう。

洗濯機に入れる洗濯ネットは、洗濯機によっては使えるサイズが限定されて小さいものしか使えない場合もあるので、事前に取り扱い説明書をよく確認してください。大きい洗濯ネットが使用できない場合の洗い方は、洗濯機を使わず手洗いをすることになります。

洗い方④洗濯機で脱水まで行う

洗濯機で洗う方法

  1. 洗濯ネットに入れた布団カバーを洗濯機に入れます。
  2. 洗剤を規定量入れ、弱水流コースで洗濯機を回します。
  3. 脱水まで終わったら素早く取り出して、干します。

洗濯機で布団カバーを洗う時には、弱水流コースやドライクリーニングコースがあれば、そのコースで洗いましょう。洗濯ネットに入れて洗うので汚れ落ちが心配だという方もいらっしゃるかもしれませんが、1週間に1回程度洗濯していれば、問題ありません。

もしも1週間以上洗ってなくて汚れ落ちが心配だという方は、今後は洗濯頻度をあげるとして久々の洗濯の時にだけ、手洗いで気になる汚れを丁寧に落とすというのも手です。手洗いでの洗い方は次で解説いたします。

POINT

他の衣類も一緒に洗っていい

布団カバーを洗濯する時は、洗濯ネットで布団カバーを保護するので、他の衣類と一緒に洗っても構いません。ただし、洗濯機のコースが弱流コースで洗浄力が低くなるため、一緒に洗う衣類は少な目にしておいた方がいいでしょう。

手洗いでの洗い方|押し洗いして脱水だけ洗濯機を使う

布団カバーを手洗いするやり方

  1. 布団カバーを外し、埃などのゴミを取り除いておきます。
  2. 洗い桶にぬるま湯を溜め、洗剤を規定量溶かします。
  3. 布団カバーを洗い桶に沈め、押しては持ち上げるのを40回繰り返します(押し洗い)。
  4. 洗濯機で30秒脱水し、その後洗い桶にもう一度ぬるま湯を溜めて押し洗いですすぎをします。
  5. 2回すすいだら、最期に30秒~1分洗濯機で脱水をかけて手洗い終了です。

布団カバーは手触り、肌触りを長持ちさせるため、手洗いをする時には揉み洗いや擦り洗いではなく、押し洗いをしましょう。目立った汚れがある時には、洗濯機で洗濯する場合の前準備と同じ手順で汚れをあらかじめ落としておきます。

使用する洗剤は、洗濯機で洗う場合の洗剤と同じで構いません。洗剤の量は、洗い桶に溜めるぬるま湯の量に対して、洗剤の規定量を使ってください。2回すすいでも汚れが出る場合には、手順2からやり直して構いません。同じ寝具で洗濯方法が分からないのは枕ですが、枕の洗い方はこちらの記事にまとめられています。

布団カバーの洗濯におすすめな洗剤は?

生地に合わせて洗剤の液性を選ぶ

布団カバーは様々な素材があるので、NGな液性は布団カバーによって異なります。例えばシルクや羊毛のカバーにアルカリ性の洗剤を使うのはNGです。

シルクや羊毛といった布団カバーは珍しいですが、全てが綿やポリエステルといった布団カバーばかりではないので、布団カバーの素材に合わせた洗剤選びをできるといいですね。布団カバーの素材については後述します。

基本は一般衣料と同じ中性洗剤でOK

シルクや羊毛、綿、ポリエステル、麻など、様々な素材がありますが、基本的にどの素材の布団カバーでも使用できるのは、中性洗剤です。素材によっては汚れ落ちが弱いという場合もありますが、中性洗剤を使っておけば、まず布団カバーを傷める心配はありません。

シルクなどの扱いが難しい素材は衣類と同じで、洗い方は丁寧にする必要があるため、おしゃれ着用洗剤を使うと良いでしょう。基本的にはおしゃれ着用洗剤も中性の液性を採用しているものが多いので、中性洗剤は万能です。

POINT

ポリエステルには弱アルカリ性の洗剤もおすすめ

弱アルカリ性の洗剤は、皮脂や汗汚れを落とすのにとても優れています。ポリエステルなどの化学繊維は洗濯機や手洗いなど洗い方を問わず、弱アルカリ性の洗剤でも繊維が傷まず、汚れを綺麗に落としてくれますので、汗よごれの多い布団カバーにはうってつけの洗剤です。

布団カバーの洗濯に柔軟剤は使わない方がいい

香りづけのために柔軟剤を使いたい、普段から使っていると言う方も多いでしょうが、実は布団カバーには柔軟剤を使わない方がベターです。布団カバーは肌に触れて汗や皮脂を吸収しますが、柔軟剤は撥水作用があり、その作用でフワフワの肌触りを出しているため、布団カバーに使うと汗の吸収が悪くなるからです。

香りがよいと汗の嫌な臭いを抑制してくれるとも思えますが、雑菌自体は繁殖してしまいますので、こまめな洗濯で香りは保つようにできると良いですね。おすすめの洗剤がもっと知りたい方は、おすすめの洗剤ランキングをまとめたこちらの記事もおすすめです。ぜひご覧ください。

布団カバーの洗濯が終わった後の干し方|乾燥機はOK?NG?

布団カバーへの乾燥機の使用は生地によって異なる

布団カバーを干す時に、乾燥機を使っていいかどうかですが、これは布団カバーの素材によります。綿や麻などは乾燥機にかけても問題ありませんが、ポリエステルなどの化学繊維は高温では繊維が傷つきやすくなり、場合によっては溶けたりすることもあるので乾燥機は避けてください。

また、シルクなどのデリケートな素材も、乾燥機では繊維を傷つけ風合いを損ないますので、乾燥機はできるだけ使用しない方がよいでしょう。綿や麻以外の布団カバーは基本的には乾燥機はNGと覚えておくと無難です。

布団カバーの干し方は陰干しが理想的

素材を問わず布団カバーを乾かすときの干し方は、基本的には陰干しが理想的です。風通しの良い日陰で、生地が重ならないように伸ばして干すと良いでしょう。干すときに皺を伸ばすように振りさばいてから干すと、洗濯前に残っていた埃などが落とせてより綺麗に干すことができます。

布団カバーが影干し推奨なのは、天日干しすると紫外線によって洗濯物に残った皮脂や汗が酸化して染みになることがあるのと、紫外線自体が生地の繊維を傷めるからです。

布団カバーの素材ごとの特徴と洗い方の注意は?

洗濯の扱いが楽な綿・麻・リネンの布団カバー

汗の吸収に優れ肌触りもよく丈夫な素材である綿、麻、リネンの布団カバーは、洗濯の扱いもとても楽です。洗い方は手洗いでも構いませんし、洗濯機を使った洗い方でもどちらでも大丈夫です。洗剤の液性は中性の物を使いましょう。

干し方は乾燥機を使って乾燥させても、影干しで乾燥させても構いません。天日干しは綿などの天然繊維を紫外線によって傷つけるので、推奨できません。

手洗いがおすすめなすべすべな触り心地のサテン生地の布団カバー

サテン生地の布団カバーは素材を問わず、朱子織という肌触りがすべすべで表面に光沢のある生地の物を総称して呼びます。綿などの天然素材、ポリエステル、レーヨンなどの化学繊維を問わず、朱子織ならサテン生地です。

サテン生地は独特の滑らかな肌触りが特徴ですが、その滑らかさを維持するには洗濯機で洗うよりも、手洗いでの洗濯がおすすめです。できるだけ擦らないように、生地と生地の擦れを少なく洗濯してやることで布団カバーが長持ちしますよ。

POINT

おしゃれ着洗いと同じ扱いでOK

サテン生地の布団カバーの洗濯は、洗剤は中性の物を使用し、擦らず押し洗いをすれば大丈夫です。基本的には肌触りを保護するためには手洗い推奨で、おしゃれ着を洗濯するのと同じ扱いで良いでしょう。

乾燥機はNG!フワフワのマイクロファイバーの布団カバー

肌触りがフワフワで汗の吸収もよく暖かいマイクロファイバーの布団カバーは、基本的にはポリエステルなどの化学繊維製のものが多いです。このため、熱に弱いので乾燥機は避け、陰干しで干したほうが良いですね。陰干しでもマイクロファイバーは速乾性もあるので、すぐ乾いて衛生的です。

洗濯機は使用しても大丈夫ですが、マイクロファイバーの繊細な起毛を保護するため、洗濯ネットは必ず使用してください。できれば手洗いで押し洗いをすると、マイクロファイバーのフワフワな手触りを保護しやすくなります。

布団カバーはこまめに洗濯して清潔を保とう!

布団カバーは毎日使うもののため、意外と汚れやすいです。できれば1週間に1回、洗濯して汗や皮脂よごれをしっかり落として使用したいですね。そんなに何度も洗っておけないという方は洗い替えを何枚も用意するのも良いでしょう。ほとんどの布団カバーは洗濯機と洗濯ネット、中性洗剤があれば洗濯が簡単にできます。

良質な眠りを実現している人は布団カバーや枕カバーを頻繁に洗濯しているという統計もあるため、快適な眠りのためにも、布団カバーをこまめに洗濯して、清潔さを保てるといいですね。

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