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猫なで声とは?特徴と意味や類語は?
猫なで声とは甘え声のこと
「なでられている猫の様子に例えられた表現」という言葉どおりにイメージしてみると、確かに”ゴロニャン”という可愛い姿が浮かんできます。ですが、実は大人の猫どうしで”猫なで声”を発することは、まずありません。子猫が母猫に甘えるときや、猫が人間に甘えるときに、この「猫なで声」は使われているんです。
女性が猫なで声をつかう意味とその理由

女性のみに限らず、大人の人間はいつ「猫なで声」を使うのでしょうか。それは”庇護される”ものとしてみられたいときや、”自分をか弱いものとみせかけて要求をとおしたい”などの心理が働いたときです。”気持ち悪い”という印象を受けてしまうのは、計算して媚びている気持ちが伝わってきてしまうからなのですね。
哺乳類の子供が愛くるしい姿形をしているのは、庇護本能を刺激するためでもあります。子供のように愛らしい声を発することで、相手の”本能”を逆手にとってコントロールしようとする、ある意味女の怖さを感じてしまうような戦術ともいえますね。
猫なで声の特徴と類語

そのほかにも類語として「鼻にかかった声」や「甘ったるい声」と表現されることもあり、高いトーンで舌ったらずであったり、ゆっくりと話す声が特徴的です。意識的にしろ、無意識にしろ”故意に”発されている「機嫌をとるための優しく媚びる声」を意味しています。
また「猫なで声」には”褒め言葉”というイメージは全くなく、特に同性の女性からは、”気持ち悪い”という声の方が圧倒的に多いですね。ですが実は”武器”となる1つの手段ともいえます。その意味を紐解いていくために、まずはその心理について考察していきたいと思います。
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猫なで声をする女性の心理8選
猫なで声をする女性の心理①甘えたい

「猫なで声」を発する女性の、1つめの心理としては、まずこれでしょう。子猫が母猫に甘えるように。飼い猫が飼い主に甘えるように。心を許し、自分を慈しんでくれる存在に甘えたいと願ったときに発する、ごく自然で、素直な感情表現ですね。
偶然耳にしてしまった通りがかりの皆さんにとっては、「気持ち悪い!」の一言につきるその声も、その女性が愛されている証拠なのだと思うと、ちょっと心がほっこりしませんか?
猫なで声をする女性の心理②好きな男性を前に感情が高ぶっている

2つ目は男性にとっても可愛らしくうつる、この心理。嬉しいことがあると、思わず声が高くなりますよね。「わ~!嬉しい!!!」という言葉を低音ボイスで発すると、棒読みか、どこか嘘くさく聞こえてしまいます。
実は語源の”猫”ですらも、喜びのあまりに気持ちが高揚すると、声がうわずるそうなのです。好きな男性を目の前にして感情が高ぶり、気持ちを隠せない様子。こちらも初々しくて微笑ましい、感情の表れといえますね。
猫なで声をする女性の心理③お願いごとを聞いてほしい

恋人、友人、家族やお仕事先の同僚など、必ず誰しも何か”お願いごと”をした、という経験は1度はあるでしょう。相手にとってその”お願いごと”が歓迎される内容でない場合、どうしますか?脅迫する?モノで釣る?そんなことをしてしまったら「そして誰もいなくなった」状態になってしまいます。
そんなときに使っているのがこの「猫なで声」。無意識のうちに使っている人も多いのではないのでしょうか。”自分は弱い存在なのだとみせかけ、相手に快く引き受けてもらう。"ちょっと計算の入ったこの行動。プライベートのみではなく、ビジネスの場でも、男女を問わずに使っている人を度々みかけますね。
猫なで声をする女性の心理④言いだしにくいことがある

「お願いごとがあるとき」と少し似ていますが、こちらは”後ろめたいこと”や”許してほしいこと”があるときに「まず相手の機嫌をとってから言おう」という思惑が働いています。
確かに、感情の起伏がモーレツに激しい女性の機嫌が最高潮に悪いときに”ごめ~ん。あんなに楽しみにしてくれてた約束なのに、守れなくなっちゃった。てへ。”なんて言ってしまった日には・・・きっと荒れ狂う「たたり神」が誕生してしまいますね。
”媚びている”という表現にはなってしまいますが「まず、機嫌を整えてもらってから、話をしよう。」と思うのは、決して悪いことではないのです。
猫なで声をする女性の心理⑤好かれたい気持ちが強い

特徴としては、何よりも人間関係を大切にしており、周囲の人の目を気にする女性に多い心理「好かれたい」。相手が異性とは限らず、自分の居場所を作ったり、受け入れてほしいと願っている女性が発することが多いです。
この場合、誰にでも常に「甘えた声」で話していますので「猫なで声」を"使っている"というより、「猫なで声」が地声なのでしょう。男性に勘違いされてしまったり、女性に敵視されてしまう、損なタイプともいえますね。
猫なで声をする女性の心理⑥相手を探っている

「猫なで声」とは”庇護本能をくすぐる声”であることは冒頭に説明しましたが、相手の警戒心をとくときにもこの声は使用されます。”本音”や”本性”は気を許した相手にしかみせませんよね。
”怒ってるのかな?”など相手の言葉や気持ちを引き出したいときに、「自分は敵ではない」という主張をして、相手よりも立場を弱くみせかける意味としても、この「猫なで声」は有効なのです。
猫なで声をする女性の心理⑦アラサーに嫌われる「気を引きたい」心理

一方、意識的に異性や商売相手の“気を引こう”として発している場合もあります。また、先にも述べたように、女性が男性に対して”好意”がある場合にも気持ちの高ぶりとして「猫なで声」は表れますが、同様に”気を引きたい”場合にも意図的に発することがあります。
社会にもまれたアラサー女子は、瞬時にこの「猫なで声」を見抜き、後輩の媚びを”気持ち悪い”と感じます。「危険な猫なで声」と「自然な猫なで声」。注意力を養って、だまされないようにしたいものですね。参考として「同性に嫌われる女性の特徴」を記載した記事がありますので、ぜひ合わせてご覧ください。
猫なで声をする女性の心理⑧相手を怖そうだと感じるときに発動する防衛本能

最後の心理として挙げるのは”自己防衛”です。できれば存在感を消していたいのですが、怖そうな相手にどうしても話しかけないといけないときがきたら、そのときは猫が床に転がって”お腹をみせるポーズ”「まいった」をするか、この「猫なで声」を使うしかないでしょう。喧嘩を売られたらたまりませんもんね。
”可愛らしくみせて、戦意を喪失させたい”や、自分を”守るべき存在”と印象づけたいという心理が表れたときの行動です。怖そうな相手を目にすると、自然と声のトーンは高くなってしまいます。出来れば使いたくないケースですね。
猫なで声をする女性に対する男性が思っていることは?
女性の猫なで声への本音

当たり前といえば当たり前ですが、男性は女性の”甘く高い声”は大好きです。舌ったらずでゆっくりとした話し方も「女らしくてツボをつかれる」という男性の声は多数耳にします。
女性の間で多少”ぶりっこ”と言われていても「甘えられるのが大好き」で「女性を守ってあげたい」男性としては、全く気にならないのが本音でしょう。ですが、気を引くために「猫なで声」を使ってしまうと話は別です!「猫をかぶっている」と思われてしまいます。
特に男性と話すときは”甘く可愛らしい声”で話しているイメージの女性が、同性と話をしているときに”凄く低いトーン”で荒い言葉を使っているのを、偶然耳にしてしまうと、途端に気持ちが冷めてしまうこともあるようです。
男性心理を読み解く!「猫なで声」はこう使おう!

つまり心を許している相手からの甘えた「猫なで声」や、自分への好意が思わずあふれ出るような、気持ちの高ぶった「猫なで声」は大歓迎なのです。男性に接するときだけでなく、素直な感情表現ができる女性というのは、人としても、とても可愛らしく魅力的ですよね。
一方で”賢い女性”が好きな男性も多く「落ち着いた声や話し方」にも高い人気があります。”自分を可愛らしくみせよう”と「猫なで声」を使うのではなく、”自然なままの姿や声”で男性と接するほうが魅力的にうつり、心も愛される素敵な女性になれるのだと思います。
恋愛上手で飾らない「自然体な人になる方法10選!」の記事もありますので、”女子力アップ”と”意中の彼の心をわしづかみ”にするためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
気持ち悪い猫なで声をする女性への対応方法は?
「危険な猫なで声」を使うのは女性の方が多い!

相手がどういう心理で「猫なで声」を使っているのかを見分けることは難しく、もしかしたらその姿は”みせかけ”で”欺かれている”のかもしれません。女性は”内面と外面のきりわけ”が脳学的にも男性より優れているといわれていますので、外面のみで「猫なで声」を使うのは、女性の方が得意なのです。
「気持ち悪い」と感じたときの対処法と注意!

もしもなんとなく”嫌だな”と耳障りのする「猫なで声」を使う人が目の前に現れたときには、わざと毅然とした態度で言葉は短く、ビジネスライクに返しましょう。相手のペースには乗らず、低いトーンで話し続けると、自然と相手の声も本来の”低い声”へと変化してきます。
決して”気持ち悪い”と刺激して怒らせたり、泣かせたりしないようにしてくださいね。相手は”内面”と”外面”をきりわける計算上手です。次にどんな手段を使うかわかりません。自分が損することのないよう、あくまで大人として普通に接しましょう。
猫なで声との上手な付き合い方

色々な意味をもつ「猫なで声」。”気持ち悪い”というイメージが強いですが、複雑な心理がからむため、一言で悪いものとは言い難いですね。
「猫かぶり」である「猫なで声」はある意味騙された気持ちにしてしまうのでおススメしませんが、素直な心から表れる「猫なで声」は、心を許す家族や恋人といつまでも仲良く暮らすためにも、たまには使ってみてもよいのではないでしょうか。
個人的には猫ちゃん達の名誉のためにも、気分を害してしまう使い方をする人が減り、子猫のような”素直さや可愛らしさをイメージできる褒め言葉”を主流として、いつか世に知られるようになると良いな、と心から願っています。
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