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着物や振袖の簡単なたたみ方・しまい方は?その後のお手入れや片付け方法も

大事な着物・振袖を長持ちさせるために

着物の女性

正月や結婚式、結納など晴れの日に着る振袖や着物。親から子へと受け継がれた方もいるかもしれません。意外と着る機会はあるものの、その正しいたたみ方、しまい方を知らない方も多いのではないでしょうか?立派でとても美しいせっかくの振袖や着物が、適当な乱雑なしまい方でダメにしてしまいたくはないですよね。

本記事では、大事な振袖や着物を綺麗に長持ちさせる為に、簡単で正しいたたみ方やしまい方を伝授していきます。この機会に、クローゼットの奥に仕舞い込んでいるのを引っ張り出して、本記事を見ながらきちんと手入れをして保管しましょう。

着物・振袖の簡単なたたみ方

花と着物

着物や振袖というのは普通に生活している上であまり着る機会は多くはありません。ですが、晴れの日に着る物としていざ着ると心躍ってしまうものですよね。普段着ないものだからこそより丁寧に扱い、使った時は丁重な保管の仕方をしましょう。

それを心がけるだけで着物や振袖は長持ちし、また次の着る機会に同じように自分の心を躍らせてくれます。結婚式やお子さんの入学式、卒業式。お正月やお祭りなどでも幅広く着られるものですから、たたみ方を意識して出来るだけいい状態を保てるようにしましょう。

簡単な振袖や着物のたたみ方
  1. まず着物についた埃やごみなどを軽くはらいます。着物はとても繊細なので、優しくブラシなどではらいましょう。
  2. 着物を広げ、縫い目に沿って正した後、中心に向かっております。
  3. おくみの縫い目に沿って手前に折り返し、衿を内側に折ります。
  4. おくみ同士、衿同士を他の縫い目がずれないように重ねます。
  5. 脇縫い線を揃えながら、両袖も折り重ねます。
  6. 袖を袖漬け線から身頃の上に折り返し、更に二つに折り重ねます。
  7. タトウ紙に収めて保管します。

以下の記事では着物の部分部分の名称を記載しています。着物には下前やおくみなどの専門用語がたくさんありますので、是非こちらを参考にしてみてください。

着物・振袖の片付け方・しまい方

着物と番傘

一度来た着物には汗や湿気などを多く含んでおり、脱いですぐに収納してしまうと黄ばみや匂い、カビなどの原因となってしまいます。ですので、必ず脱いだ後は着物用の袖まで通せる長いハンガーなどに掛け、室内で陰干しにします。大体半日から1日程干した後に収納し片付けをします。

着物は吸湿性が高いので、風通しの良い桐のタンスや衣装ケースに収納します。除湿剤や除湿シートを、直接着物に触れないように置いておくのも良いです。その際、虫に食われたりしないように、防虫剤も入れましょう。その場合も防虫剤が直接着物に触れないように、タトウ紙の隅においたりと工夫しましょう。下記参考下さい。

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着物や浴衣を着ると、特別な気分になりますよね。大事に着たい着物ですが、

振袖(着物)の帯のたたみ方は?

スタンダードは折るだけ挟むだけの簡単方法

着物の女性たち

着物や振袖を着る上で必ず必要になってくる帯は、どの着物に使うかなどの用途によって種類もその長さも変わってきます。ですから、必要に応じてその保管の仕方を変えなければなりません。皺などが出来ないように正しい収納方法を覚えておきましょう。

袋帯のたたみ方
  1. 柄のある面を表にし、二つ折りにします。
  2. 端をきっちりと揃えながら更に半分に折ります。
  3. たれ先を二つに折り、タトウ紙にしまいます。
  4. 豪華な金や銀の箔部分や詩集部分には、変色や箔が落ちるのを防ぐ為に和紙を当てて保護すると良いです。折り目にも筒状にした和紙を挟むと折り皺が防げます。

半幅帯や名古屋帯のたたみ方

後ろ姿

帯には袋帯、名古屋帯、半幅帯など種類がありますが、それぞれ仕立てが違うほか、大きな違いは長さや幅にあります。袋帯と名古屋帯は長さが違うだけなので、今回は簡単な袋帯と半幅帯の二つのたたみ方を紹介します。それから生地の硬さによってもしまい方が変わってきますので、そちらについても記載しています。

半幅帯のたたみ方
  1. 硬い生地のものは袋帯と同じく二つ折りにした後、更に二つ、三つに折り重ねます。
  2. 柔らかい生地のものは端からくるくると丸めて皺の寄らないようにします。
  3. その際、中心にはラップの芯などの固い芯となる物を入れて巻くと良いです。

振袖(着物)の下に着用する肌襦袢(長襦袢)のたたみ方・お手入れ方法は?

肌襦袢(長襦袢)の簡単なたたみ方

笑顔の女性

きちんとお手入れしなくてはいけないのは、本体の着物や振袖だけではありません。肌襦袢は、上に着る着物や振袖とたたみ方が似ていますのでとても簡単にたたむことが出来ます。見えないからと意識が薄くなってしまいがちな肌襦袢ですが、見えないところこそしっかりと正しいお手入れをし、綺麗に扱いましょう。

振袖(着物)の下に着用する肌襦袢(長襦袢)のたたみ方
  1. 衿を左側にして広げ、左右の脇縫いを折り、上前を上側にたたみます。
  2. 下前の脇縫い線を中央まで折ります。
  3. 袖は折り目から2センチ内側になるように縦に二つ折りにします。
  4. 上前も下前と同じように中央まで折り、袖も内側に二つ折りにします。
  5. 端を持ち二つ折りにします。

肌襦袢(長襦袢)のお手入れ方法

洗濯

肌襦袢(長襦袢)のお手入れ方法は簡単です。ですが、洗濯しただけではとれない汚れがある場合は専門のクリーニングに出しましょう。専門店では素材に合わせて洗濯方法を変えてくれますので、肌襦袢だけではなく大事な着物や振袖も綺麗にすることが出来ます。

肌襦袢のお手入れ方法
  1. 肌に直接触れるものなので、汗などの湿気を含んでいます。必ず脱いだ後はすぐに洗濯しましょう。
  2. 洗濯機を使う場合は手洗いコースなどの洗いの柔らかなコースを選択します。
  3. 手洗いをする場合にはごしごしとこすらず、洗剤を付けながら優しく押すように洗います。
  4. 完全に水が落ちなくなるまで絞るのではなく、軽く皺にならない程度に絞り乾かします。

着物や振袖を着た時に使う小物のお手入れ方法は?

足回りの小物のお手入れ・保管方法

保管

一番にお手入れをしなければならないのは着物や振袖ですが、着るときに使う小物も忘れてはいけません。特に足袋や半衿は一番上に着る着物などと違って、直接肌に触れるので汗を吸収しやすく、それらはシミや黄ばみの原因になってしまいます。

酷い汚れの場合にはクリーニングに出すのが一番ですが、軽い汚れでも着たその日のうちのお手入れが大事になってきますので、シミや黄ばみの予防としてお手入れはなるべく怠らないようにしましょう。

足袋
  1. 足袋は履いたその日のうちに洗濯をし、陰干しをした後にアイロンをしましょう。
  2. 汚れが酷い場合には、洗剤をつけたブラシなどでこすってから洗濯しましょう。
  3. 最近では足袋のカバーもありますので、雨の日などの汚れやすい日にはカバーもおすすめです。
草履
  1. 草履を履いた後は風通しの良い場所で陰干しをしましょう。
  2. 汚れが酷い場合には、よく乾かした後に絞った布などで汚れを落として乾拭きします。
  3. 伸びた鼻緒は、元に戻してくれるアイテムもありますのでそれを使っても良いですね。

首回り・帯の小物のお手入れ・保管方法

洗濯機
半衿
  1. 首回りのものなので、ファンデーションや口紅の汚れなどつきやすく、ついてしまった場合には、専門のクリーニングに出しましょう。
  2. 軽い汚れの場合は、柔らかい布で軽くこすります。
  3. しばらく着ない場合には外しておきましょう。
ショール
  1. ショールは着物と同じく湿気に弱いので、使った後は陰干しをします。
  2. 埃やゴミなどをブラシで優しく取ります。ブラッシングをすることでファーにボリュームも出ます。
  3. 収納する際には乾燥剤などを入れた箱に収納しましょう。
帯締
  1. 房がボサボサになってしまったら、蒸気の出たやかんの口に房を近づけて湯気で湿らせます。ケトルなどでも構いません。
  2. そして軽く握り、櫛を通すと元通りになります。
  3. その後は陰干しをし、完全に乾いてから房に和紙などを巻いてばらつかないようにして収納します。

自分の着物や振袖を是非お子さんに着てもらいましょう!

着物の子供

いかがでしたでしょうか。今回は振袖や着物についてのたたみ方、しまい方などを紹介してきました。着物は高くて着るのにもハードルが高いイメージですが、成人式や初詣など意外と着る機会が多いものなので、その扱い方や片付け方を知っていて損はありません。

最近では母が着ていた振袖の丈などを直して娘がまた着るというリメイクも流行っています。自分が着ていた着物をまた娘や孫まで着てくれるのはとても嬉しいですよね。その為にも綺麗なお手入れを欠かさずに、大事に扱い保管しましょう。

一度覚えてしまえばそこまで難しいものではないので、せっかくの良い物ですから、きちんと正しいお手入れと片付け方を覚えて出来るだけ長持ちするようにしたいですね。他にも着物や振袖を着るのに必須の帯や肌襦袢のしまい方なども紹介いたしましたので、そちらも参考にしてみてください。

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