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14のポイントで簡単にできちゃう!自宅で浴衣を洗濯する方法!

更新:2020.05.15

浴衣の洗濯方法について、迷っていることはありませんか?自宅で洗っても良いものなのか、洗えるとしたらどんな方法がおすすめなのか、いろいろ判断するためのポイントをまとめていきますね。事前処理の方法や浴衣に適した干し方もあるので、参考にしてみてください。

洗う前の確認ポイント|自宅で浴衣を洗濯する方法

①洗濯表示でおすすめの洗い方をチェック

自宅で浴衣が洗えるかどうかは、「洗濯表示タグ」をチェックすれば分かります。盥に水をはったようなマークがあれば、自宅での洗いがOKだということです。しかし、洗濯表示の盥のマークにバツ印がついている場合は、水洗いが不可なので自宅洗いはNGとなります。

洗濯表示をチェックして、自宅洗いができるものは、おすすめの洗い方を確認しましょう。盥マークだけのものは、洗濯機の使用ができるタイプです。盥に下線がついていなければ強く洗ってもOK、下線がついていれば弱い力で洗うことがおすすめとなります。

また、洗濯表示に記されているのが、盥に入った手のマークであれば手洗いがおすすめのタイプです。洗濯機の使用は避けて、丁寧に手で洗っていきましょう。

②色落ちしないかをチェック

洗濯物を持つ女性

自宅で洗濯できる浴衣でも、洗い始める前に色落ちチェックをするようにしましょう。とくに濃色と淡色が混ざっているような柄の場合、色移りを防ぐために確認しておくことが大切です。チェックしないまま洗ってしまって色移りさせてしまうと、浴衣がダメになってしまう可能性があります。

色落ちチェックは、以下の手順で行うことができます。色落ちするタイプだと判明した場合は、浴衣を単独で手早く洗うか、クリーニング店に出すかして対処しましょう。

色落ちチェックの手順

  1. 浴衣の柄の目立たない部分に洗剤の原液を少量つけます。
  2. 原液をつけたら5分ほど放置します。
  3. 白い布を、洗剤をつけた部分にあてます。
  4. 白い布に色がついていたら、色落ちするタイプです。

③使用する洗剤の種類をチェック

掃除道具

浴衣の洗濯では、使用する洗剤の種類をチェックしておくことも大切です。浴衣の生地によっては、弱アルカリ性洗剤などが使えないこともあるためです。浴衣の洗濯に使用できる洗剤の種類も、洗濯表示タグを見て確認することができるので覚えておきましょう。

洗濯機で洗える表示がある場合、盥のマークの下線をチェックしましょう。下線がないものと1本線のものは通常の洗剤を使うことができます。盥に2本の下線がはいっている場合は、おしゃれ着用の中性洗剤を選ぶようにすれば良いでしょう。洗濯表示がない場合は、念のためにおしゃれ着用中性洗剤を使うことをおすすめします。

事前処理のポイント|自宅で浴衣を洗濯する方法

①シミ抜きをする

掃除する女性

着用した浴衣には、皮脂や汗の汚れがついている可能性がありますね。また、リップやファンデーションが付着してしまったり、食べこぼしでシミがついていたりすることもあります。手洗いするにしても洗濯機を利用するにしても、事前処理としてシミ抜きをしておくと、綺麗に洗い上げることができますよ。

汚れ別のシミ抜きの方法は、以下の通りです。ただし、シミ抜きして洗濯しても、完全に汚れが落ちない場合は、クリーニング店に持っていくことをおすすめします。

シミ抜きの方法

  • 皮脂・汗:汚れの部分に洗剤をつけ、軽く叩いて5分ほど放置します。
  • メイク汚れ:クレンジングオイルをつけて歯ブラシで擦り、濯ぎます。
  • 食べ物:食器用中性洗剤をつけて歯ブラシで擦り、濯ぎます。
  • 泥汚れ:ドライヤーで泥を乾燥させ払い落とします。石鹸をつけて歯ブラシで擦り、濯ぎます。

②綺麗にたたむ

畳んだ洗濯物

浴衣を洗うためには、綺麗にたたむ必要があります。型崩れやシワを防ぐ意味があるので、手洗いでも洗濯機でも、事前にたたむことをおすすめします。以下の手順で簡単にたたむことができるので、しっかりと事前処理しておきましょう。たたむ手順を目で見て確認したい方のために簡単な動画もあるので、参考にしてくださいね。

洗うためのたたみ方

  1. 浴衣の中央と袖を合わせて半分にたたみます。
  2. 袖の部分を胴体部分の幅に合わせてたたみます。
  3. 真っ直ぐになった浴衣を4つに屏風だたみします。
  4. 汚れやすい裾は内側に折り込まず、外に出します。

浴衣のたたみ方には、簡単な袖だたみや、きちんとした本だたみなどの種類があります。洗濯のためのたたみ方以外の方法も押さえておきたい方は、こちらの記事にも目を通しておきましょう。

手洗いでのポイント|自宅で浴衣を洗濯する方法

①洗剤を溶かしてつけ置きする

洗面用具

浴衣を手洗いする場合、たたんだ浴衣が入る容器に水をためて、洗剤を溶かしましょう。浴衣の洗濯表示に温度指定がある場合は、指示どおりの温度の水を用意してください。

適量の洗剤を加えて簡単に溶かしたら、浴衣を浸していきます。洗剤に浸す前に、事前処理としてたたむことを忘れないようにしましょう。浴衣を浸した後は、20~30分ほどつけ置きすればOKです。

②優しく押し洗いをする

石鹸と洗面器

つけ置きした浴衣は、優しく押し洗いして汚れを落としていきます。力を入れてゴシゴシ洗う必要がないので、たたんだ状態の浴衣の上から、ゆっくり押していけば大丈夫です。手のひら全体を使って、汚れを押し出すように満遍なく洗っていきましょう。

ただし、襟や袖、裾などの汚れが付きやすい部分は、もみ洗いするようにしてください。もみ洗いの場合も、力を入れる必要はありません。優しくもんで、汚れやすい部分を綺麗にしていきます。

③軽く脱水する

洗濯機

押し洗いで汚れが落ちたら、たたんだ状態のまま洗濯ネットに浴衣を入れて、いちばん弱い設定で30秒~1分ほど脱水します。脱水が長いとシワの原因になるので、できるだけ短時間で済ませるようにしてください。

脱水が終了したら、容器に水をためて、ゆっくりと押しながら濯いでいきましょう。のり付けが必要な場合は、このタイミングでのり付けしてくださいね。下記の手順で行ってください。必要でなければ飛ばしても構いません。

濯ぎ終わったら、再度いちばん弱い設定で30秒~1分ほど脱水をします。手洗いでの流れを動画でもチェックしたい方は、こちらをご覧ください。着物の手洗いの方法ですが、浴衣の手洗いと共通しているので参考になりますよ。

手洗いでののり付け

  1. のり150gを600ccの水で薄めます。
  2. 1回目の脱水が終わった浴衣を浸します。
  3. 全体にのりが行き渡ったら2回目の脱水をします。

洗濯機洗いでのポイント|自宅で浴衣を洗濯する方法

①洗濯ネットに入れる

たたんだタオル

洗濯機で浴衣を洗う場合は、最初から洗濯ネットに入れておくようにしましょう。洗濯機を利用する場合も、事前に浴衣をたたむことを忘れないでくださいね。たたんだ浴衣がピッタリと入るサイズの洗濯ネットを選んでおくこともポイントです。

②手洗いモードで洗う

洗濯機と洗濯物

洗濯機の中に浴衣を入れたら、「手洗いモード」で洗うようにしましょう。機種によっては「ドライコース」や「おしゃれ着コース」と呼ばれることもあります。型崩れやシワを予防するために必要な手順です。

ドラム式で洗う場合は、粉末洗剤の使用は避けるようにしてくださいね。「ドライコース」などを選ぶと回転が弱くなるので、洗剤が完全に溶けずに残ってしまう可能性があります。また、より確実にシワを防ぐためには、柔軟剤を利用するとよいでしょう。シワを軽減する効果があります。

③のり付けのための洗いをする

茶色い瓶

洗濯機洗いで、のり付けをしたい場合は、のり剤を入れて再度洗うようにしましょう。低めの水位を選んで、簡単な「洗い」と短めの「脱水」を行うようにすればOKです。脱水のための時間は、30秒~1分を目安にしてください。

干すときのポイント|自宅で浴衣を洗濯する方法

①しっかりと伸ばして干す

洗濯物を干す

浴衣の脱水が済んだら、洗濯ネットから取り出して、簡単にシワ伸ばしをしましょう。手のひらを使って、生地の表面をパンパンと叩いていけば大丈夫です。

浴衣の干し方は、物干し竿を使って干す方法と、和装ハンガーで干す方法の2種類があります。干すときの簡単さでいえば、和装ハンガーを使う方法がおすすめですよ。浴衣や着物のためのハンガーなので、型崩れが防ぎやすく、乾きやすいデザインになっています。

和装ハンガーを使用せずに物干し竿で干す場合は、肩と袖のラインが一直線になるように、浴衣のたもとを竿にかけていきましょう。

②風通しの良い日陰で干す

窓と洗濯物

浴衣を干す場所は、風通しが良い日陰がおすすめです。直射日光にあててしまうと、色が褪せてしまう可能性があるため、忘れないようにしてくださいね。屋外の日陰でも良いですし、室内干しでも構いません。

室内干しをする場合は、お風呂場で干すようにすると良いでしょう。また、部屋に十分なスペースがあれば、扇風機や除湿機を使うことで乾かすことができます。

③乾燥機の使用はNG

コインランドリー

浴衣を早く乾かしたくても、乾燥機の使用はNGなので注意するようにしましょう。型崩れやシワの原因になるだけでなく、生地によっては縮んでしまう可能性があります。乾かす時間を短縮できないのは残念ですが、縮んで着られなくなってしまっては元も子もありません。乾燥機は避けて、しっかり干すようにしてください。

浴衣を洗って干した後は、収納方法についてもチェックしておきたいですね。こちらの記事で、着物や浴衣のための素敵な収納アイデアを紹介しているので、併せてご覧ください。

【番外編】浴衣の帯を洗うときのポイントは?

ここまで浴衣を洗濯する方法をご紹介してきました。しかし、浴衣には帯というものもついてきますね。帯に関しての扱い方も気になるので、洗うときのポイントを簡単にご紹介していきます。興味がある方は、チェックしてみてください。

①種類をチェック

帯の洗濯は、種類をチェックしてからにしましょう。帯が「兵児帯(へこおび)」と呼ばれる柔らかいタイプのものであれば、洗濯することができます。浴衣同様、色落ちのチェックをして洗ってください。

しかし、「半幅帯(はんはばおび)」と呼ばれる厚めの帯は、自宅では簡単に洗えません。重曹スプレーや消臭スプレーで対応するか、クリーニング店に任せるのがベストです。

②たたんで手洗い

洗濯物を畳む

兵児帯のような柔らかい素材の帯を洗う場合も、たたむようにしましょう。適度な長さに折りたたむことで、型崩れが防げます。あとは、浴衣の手洗いのときと同じように洗剤を溶かしてつけ置きし、優しく押し洗いしていけばOKです。

③水気を取って干す

洗濯バサミ

帯の手洗いが終わったら、大きめのバスタオルで挟んで水気を取りましょう。早めに乾燥させられるようになります。干すときは、全体を伸ばした状態で乾かしていってくださいね。ただし、型崩れしないよう、適度に上下の位置などを変えて干していく必要があります。

浴衣の洗濯は簡単にできる

洗濯の難易度が高そうな浴衣ですが、ポイントさえ押さえてしまえば、意外に簡単に洗うことができます。洗濯表示のチェックや事前処理、洗い方などのポイントに目を通して、自宅で浴衣を綺麗にしてくださいね。思っていたよりも、すんなりと洗えてしまいますよ。

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