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海外のコンセントの種類と形状は?100V・200Vコンセントの種類も

更新:2019.06.21

海外旅行でドライヤーや携帯用家電を持ち歩くと、必要なのがコンセントの種類や電圧です。普段何気なく使用している電気ですが、コンセントの形状や電圧など国によって異なっています。海外のコンセントの種類や電圧、さらに日本で使われている100Vと200Vの形状の違いもみていきましょう。

海外のコンセントの種類と形状は?

海外のコンセントの種類はこんなにあります

世界にはコンセントの形状が9種類ほどあります。海外旅行でよく行くエリアで主にアメリカエリアはAタイプ・ヨーロッパはCタイプ・アジアはA・B・Cタイプいろいろ混在しています。他にはオセアニアのOタイプ、中東アフリカはCやBタイプ、スペインのSEタイプ、ブラジルのCBタイプなど、それぞれ違います。

国が大きいと1つの国で複数の形状のコンセントが使われていることがあります。例えば中国だとA・B・B3・BE・C・O・CEタイプです。中国は特別多いですが、他の国でも2、3種類使われているところがあります。海外旅行へ行く前にどの形状を持っていけばいいか調べる必要があります。

●世界のコンセントの形状

Aタイプ アメリカ(ハワイ・グアムを含む)・日本・タイ・カナダ・メキシコ・キューバ・ジャマイカ
Bタイプ オランダ・ノルウェー・ネパール・シリア
Cタイプ スイス・ロシア・チェコ・チリ・アイスランド・エジプト
B3タイプ インド・ケニア・スリランカ・ミャンマー
BFタイプ イギリス・ドバイ・シンガポール・マレーシア
SEタイプ スペイン・韓国・イタリア・ドイツ・オーストリア
Oタイプ オーストラリア・フィジー・ニュージーランド・パプアニューギニア
CBタイプ ブラジル
B3Lタイプ 南アフリカ・ジンバブエ

電圧もそれぞれの国によって違います。南北アメリカでは120V、ヨーロッパでは220V~240Vが主で、アフリカ・中近東では127V~240Vが主流、オセアニアでは220V~240V、日本以外のアジアは110V~240Vです。海外でユニバーサル仕様ではない電化製品を使うなら変圧器が必要です。

ACアダプターの表示をチェック

携帯の充電用のACアダプターに「100V~240V」と表示があると思います。これは100V~240Vまでの範囲の電圧ならどこででも使用できるということです。最近はユニバーサル仕様の電子機器が増えているので、変圧器なしでも使用可能です。ただ、差込口が合わないと使えません。

上の写真のように、変換プラグは100円ショップで買えます。躊躇なく買える海外旅行必須アイテムです。さすがにマルチタイプは100均で買えませんが事前に調べてからピンポイントでその種類を買うといいですね。100均の変換プラグについての記事がありますので、こちらも覗いてみてください。

日本の100Vコンセントの種類と形状は?

日本の一般家庭は100V

先ほども触れたように日本の一般家庭の電圧は100Vで、世界で多いのは220Vです。100Vなら感電死は免れますが220Vは感電死の確率が大きいです。その点日本の100Vは安全と言えます。ただ、日本でもショッピングモールなどの大型施設では200Vなのです。そしてなんと家電でも200Vがあるのです。

電圧が高いほどパワーも強くなります。例えばエアコンの場合、6畳・8畳用は100V、14畳以上は200Vです。100Vのエアコンを14畳の部屋で使ってもなかなか効きませんが、200Vなら適温になるのにそう時間はかかりません。パワーが強いとスピードもアップするのです。電子レンジや食器乾燥機もそうです。

100Vコンセントは4種類

100Vのコンセントの形状は4種類です。一般のもので15Aと20Aの2種類、接地極(アース)が付いているもので15A・20Aの2種類。ちなみに1秒間に流れる電流がA(アンペア)電圧はV(ボルト)です。接地極とは感電しないよう電気を地へ逃がすためのものです。例えば冷蔵庫や洗濯機についています。

日本の200Vコンセントの種類と形状は?

単相・三相2つのグループがあります

200Vの場合、単相と三相という2種類の電気を送る時の方法があります。単相は一般家庭の小さな電化製品に電気を送る時の方法で電気の線が2本あり、三相は産業用などの大きい電化製品に電気を送る方式で、電気の線は3本です。三相の方が送電量が大きいので単相とは違った形状のコンセントになっています。

コンセントの形状は単相だと一般で3種類・接地極付きで3種類、そして三相も同じく一般と接地極付きが3種類ずつあります。この3種類というのはアンペアの違いで15A・20A・30Aとなっています。従って単相が6種類、三相が6種類の合計12種類あります。コンセントの形、なんだか顔みたいでかわいく思えます。

200Vの電気代

電化製品を100Vから200Vに変えたら電気代が倍になりそうですよね。先にお伝えしたエアコンの話のように、100Vより200Vの方がパワーがあるので100Vの半分の時間で部屋の温度を快適にできます。つまり電気代は100Vも200Vも変わらないのです。100Vから200Vに変える際工事代はかかります。

なるべく節約はしたいものですね。電化製品によって節約ポイントが違いますが1番のコツはお使いの電力会社で、最適な料金プランを選んで電気代が高くなる時間帯を避けて使うのがいいようです。節約という意味でこれから一人暮らしする予定の方におすすめの記事がありますのでこちらもチェックしてみてください。

海外のコンセントを使用する際の注意点は?

電圧を把握しないと危険

日本では100Vと200Vとではコンセントの形状が異なります。さらにアンペアや接地極付きでも違ってきます。コンセントの形状がみんな違うので間違って接続することはありません。この他にコンセントには特殊なものとして、マグネット付きコンセント・扉付コンセント・USB充電用コンセントがあります。

海外へ行った時、電圧が違うのに形状が合うから日本のものを差し込むとどうなるでしょうか?とても危険です!損傷して感電するかもしれません。それどころか火災に発展するかもしれないです。差し込んで何も起こらなくてもじわじわ壊れていくパターンかもしれないので、電圧は必ず確かめて変圧器を使用しましょう。

コンセントの電流容量オーバーには注意!

日本で気をつける事は長年差しっぱなしのプラグに積もったホコリです。電源OFFでも通電はしています。ホコリに湿気が加わると微量の電気が流れて発火するかもしれないのです。この現象はトラッキング火災と呼ばれています。これを防ぐにはホコリを取り去る・使っていないコンセントは外す・過剰なタコ足をやめる、です。

そのタコ足配線、コンセントの定格容量を超えていませんか?家・学校・会社で、パソコンを何台もつないだり。コンセントの許容範囲以上にタコ足をすると過剰に電流が流れて熱を持ち、火災になるかもしれません。タコ足をしていなくても定格容量を超えることもあるので、必ず使用する電化製品の消費電力を確認しましょう。

エアコンに適合するコンセントの形状とプラグの種類は?

コンセントの形状もプラグもエアコン専用があります

エアコンのコンセントはエアコン専用だとご存知でしたか?たまに一般のコンセントを使っている所もあるようですが、今は多くの取付業者がエアコン専用のコンセントでないと設置できないとしています。やはり火災などの事故を防ぐためです。もしエアコン専用コンセントがなければ増設工事が必要です。

せっかく家にエアコン専用コンセントがあるのに使えない場合があります。エアコンのプラグと合わないことがあるからです。エアコンには100Vの2ツ穴プラグが2種類、200Vの3ツ穴が2種類、合計4種類のプラグがあります。2種類というのはアンペアの違いです。エアコンを買うときは電流と電圧の確認が必至です。

延長コードもエアコン専用!

エアコンを購入するときは、エアコンを入れる部屋のサイズからエアコンの容量を決めますよね。それからコンセントが合うか合わないかを見ます。新築だとエアコンのコンセントが微妙な位置にあって届かない!というトラブルがあるかもしれません。なんと延長コードもエアコン専用になります。

延長コードには「最大許容電力」があり、エアコンのように消費電力の大きいものを一般の延長コードにつなぐと電力オーバーで火災が起きる可能性があります。必ずエアコン専用回路のコンセントからエアコン専用の延長コードを使用しましょう。エアコンの延長コードに関しての記事があるのでこちらもご参考にどうぞ。

コンセントの使用は事前に確認が大事です!

海外へ行く前・引越した先・新しい電化製品を購入するとき・いろんなシチュエーションがありますが、コンセントの種類や形状を事前に調べるのはとても大事です。海外に行くときは調べたとしても、国内だとそんなに気にしないですよね。基本は、携帯だけならいつも使っているACアダプターを持っていけば事足ります。

海外で電子機器が使えない・引越した先でエアコンがすぐに設置できない・新しく買った電化製品だけどこれ以上コンセントにつなげられなかった、そういうことにならないためにも、どこか頭の隅っこにでも置いていただきたいのです。何事にも前もって確認!これが必要なのです。どうぞ安全に、よい旅を!

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