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岩手の日本酒の特徴・選び方は?

岩手の日本酒の特徴:南部杜氏の伝統と辛口の渋い技(わざ)

岩手の日本酒は杜氏大集団が支えています。日本三大部杜氏は「南部杜氏(なんぶとうじ)」「越後杜氏(えちごとうじ)」「丹波杜氏(たんばとうじ)」です。杜氏の数は370名を超える最多が、花巻市石鳥谷町を拠点とする「南部杜氏」です。酒造りは精巧かつ複雑な作業や伝統的な技術をもって、醸造や管理をされています。

全国の多くの蔵人(くらうど)の方々は、南部杜氏講習会にわざわざ岩手を訪れます。また、「南部杜氏」は全国各地へ酒造りの仕事にと出かけます。もしかしたらあなたの地元のお蔵さんも「南部杜氏」が守っているかも知れません。

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杜氏(とうじ)ってどんな仕事?

日本酒は複雑な工程によって造られています。このすべてを把握して、その日の気温、材料の良しあしや特徴によって繊細な調節をする職人さんです。このアシスタントをするのが蔵人さんです。

岩手の日本酒の選び方:甘口や辛口の銘柄にこだわらず友を探すように

岩手の日本酒は雑味が少ないのが特徴です。江戸時代に近江商人が、全国に澄み切った清酒の技術を広めました。寒冷地に適応し、緑豊かな自然と綺麗な水が育んでいるのが南部流です。岩手の美味しいお米が生んだ地酒は、冷やでも燗でも旨味を堪能できます。

日本酒には数多い銘柄があります。丹波に近い奈良県の人気ランキングも、下記の関連記事で参考にしてください。好みの普段飲みできる銘柄が見つかるといいですね。

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関連記事 奈良の日本酒・地酒16選!銘柄ランキング!おすすめの居酒屋は?お土産にも

奈良で人気のある日本酒16種の銘柄についてランキング形式で紹介させて頂

岩手の日本酒・地酒|銘柄ランキング15位〜13位

岩手の日本酒・地酒|ランキング第15位:銀河鉄道の夜

岩手の日本酒・地酒おすすめランキング第15位の銘柄は、「銀河鉄道の夜(ぎんがてつどうのよる)」です。フルーティな香りと、スッキリとした喉越しの良さが特徴のお酒です。岩手の詩人宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」をモチーフにイメージした、ラベルや、綺麗な青のボトルはお土産にも最適です。

「銀河鉄道の夜」は原料をすべて岩手県産にこだわった、まさに岩手の地酒と言えます。猪川杜氏は「卓越技能者」として、県から表彰を受けた桜顔酒造きっての名杜氏です。

銀河鉄道の夜(ぎんがてつどうのよる)
価格帯 680~1,674円
蔵元 (株)桜顔酒造
飲みやすさ ★★★★★

岩手の日本酒・地酒|ランキング第14位:結の香

岩手の日本酒・地酒おすすめランキング第14位の銘柄は、「結の香(ゆいのか)」です。岩手県は酒米「結の香」を交配から10年かけて、最高級の酒米「結の香」を完成させました。この極上の素材を使用して、2013年各社1,000本限定、6社合同で発売したのが「結の香」です。

盛岡市の「あさ開」「菊の司酒造」、二戸市の「南部美人」、紫波町の「月の輪酒造店」、奥州市の「岩手銘醸」、大船渡市の「酔仙酒造」が名乗りをあげました。各社の銘柄「結の香」を日本酒のお土産にするのも、お酒好きにはたまらないです。ふんわりとした甘口の優雅さが感じられます。

結の香(ゆいのか)
価格帯 3,618~3,618円
蔵元 岩手県内6社合同
飲みやすさ ★★★★★

岩手の日本酒・地酒|ランキング第13位:酔仙

岩手の日本酒・地酒おすすめランキング第13位の銘柄は、「酔仙(すいせん)」です。もともとは陸前高田市の蔵元でしたが、震災の被災後に大船渡市に移りました。栽培米から陸前高田にこだわった銘柄の地酒「多賀多(たかた)」も新発売しました。

「酔仙(すいせん)」の特徴は後味まですっきりとしていることです。やや辛口の美味しいお酒で、飲み飽きることがありません。引っかかりのない後味は、普段飲みの地酒として愛されています。また、岩手県の蔵人グループ「青年醸友会」会長の金野杜氏は、岩手県の地酒、日本酒の普及に活躍しています。

酔仙(すいせん
価格帯 1,130~10,800円
蔵元 酔仙酒造(株)
飲みやすさ ★★★★☆

岩手の日本酒・地酒|銘柄ランキング12位〜10位

岩手の日本酒・地酒|ランキング第12位:龍泉八重桜

岩手の日本酒・地酒おすすめランキング第12位の銘柄は、「龍泉八重桜(りゅうせんやえざくら)」です。全国新酒鑑評会金賞も受賞した岩泉町の銘柄です。日本三大鍾乳洞のひとつ龍泉洞(りゅうせんどう)の近くにある蔵元です。龍泉洞はコウモリが生息する、国の天然記念物の鍾乳洞です。

世界有数の透明度を誇る龍泉洞ですが、この地底湖の水を仕込み水として生かしています。そのため、ミネラル分が豊富で凛とした味わいのすっきりした飲み口です。スッとしたのど越しで余韻がさわやかです。岩手県新酒品評会でも、さまざまな受賞をしています。甘口辛口というよりも、旨口の地酒です。

龍泉八重桜(りゅうせんやえざくら
価格帯 1,173~8,208円
蔵元 泉金酒造
飲みやすさ ★★★☆☆

岩手の日本酒・地酒|ランキング第11位:廣喜

岩手の日本酒・地酒おすすめランキング第11位の銘柄は、「廣喜(ひろき)」です。南部杜氏発祥地の里、紫波郡紫波町の小さな昔ながらの酒蔵です。創業は明治36年、昨今珍しい女性杜氏が活躍しています。酸基醴酛(さんきあまざけもと)という酒母を製造し、香りよりも日本酒の切れの良い後味に残る辛みが特徴です。

廣喜(ひろき)
価格帯 1,132~2,880円
蔵元 廣田酒造店
飲みやすさ ★★★☆☆

岩手の日本酒・地酒|ランキング第10位:鷲の尾

岩手の日本酒・地酒おすすめランキング第10位の銘柄は、「鷲の尾(わしのお)」です。八幡平市の蔵元が作る、控えめな香りの鷲の尾は地元出荷率99%という、ほぼ県外不出の地酒です。岩手県のお米、酵母、麹とオール岩手で、年々味わいに磨きをかけています。巌鷲山山麓の清らかな湧水を用いた銘柄の日本酒です。

鷲の尾(わしのお)
価格帯 1,252~5,508円
蔵元 (株)わしの尾
飲みやすさ ★★★☆☆

岩手の日本酒・地酒|銘柄ランキング9位〜7位

岩手の日本酒・地酒|ランキング第9位:あづまみね

岩手の日本酒・地酒おすすめランキング第9位の銘柄は、「あづまみね」です。紫波郡紫波町の吾妻嶺酒造店は、南部杜氏を生むきっかけになった「権兵衛酒屋」がルーツの老舗蔵です。天明元年(1781年)「志和酒造店」として創業しましたが、前身の延宝年間(1670年代)に県で初めて上方流の「澄み酒」を作りました。

のど越しが良く、コメの旨味がじんわりと甘く広がります。すっきりした辛口とは違うのがわかるフレッシュ感が、女性にもおすすめの地酒です。

あづまみね
価格帯 1,750~3,013円
蔵元 吾妻嶺酒造店
飲みやすさ ★★★★★

岩手の日本酒・地酒|ランキング第8位:菊の司

岩手の日本酒・地酒おすすめランキング第11位の銘柄は、「菊の司(きくのつかさ)」です。盛岡市の菊の司酒造では、岩手県産の酒米「吟ぎんが」を使用し、酵母、麹も岩手県のオリジナルにこだわっています。フルーツのような柔らかな甘味は、老若男女に人気があります。市内を流れる中津川の伏流水を使用しています。

菊の司(きくのつかさ)
価格帯 1,182~10,900円
蔵元 菊の司酒造(株)
飲みやすさ ★★★★☆

岩手の日本酒・地酒|ランキング第7位:あさ開き

岩手の日本酒・地酒おすすめランキング第7位の銘柄は、「あさ開き(あさびらき)」です。あさ開きでは、数々の受賞歴を誇り、現代の名工の南部杜氏・藤尾正彦さんが指揮をとっています。上品でまろやか、華やかでクリーミーな辛口の地酒は、濃厚な料理にも相性が抜群です。飲み疲れない酒として親しまれています。

全国新酒鑑評会で、19回金賞を受賞した盛岡市の実力蔵です。後輩に後を譲るという意味で、品評会への出品を控えるなど、安定した確実な酒造りの自信がうかがえます。

あさ開き(あさびらき)
価格帯 1,080~11,206円
蔵元 (株)あさ開
飲みやすさ ★★★★☆

岩手の日本酒・地酒|銘柄ランキング6位〜4位

岩手の日本酒・地酒|ランキング第6位:タクシードライバー

岩手の日本酒・地酒おすすめランキング第6位の銘柄は、「タクシードライバー」です。県の中央に位置する北上市の喜久盛酒造は「電気菩薩」など、思わずラベル買いしてしまう衝撃の日本酒で知られています。ロバート・デニーロ主演の映画にオマージュをささげた日本酒で、雑誌「映画悲宝」の高橋ヨシキ氏のデザインです。

「喜久盛」とは30代で5代目を継いだ現社長の祖父の久喜さんが「逆立ちしてでも会社を盛り上げる」という意味を込めたといいます。タクシードライバーもそのパワーに負けない骨太な味わい、後味の鼻に抜ける香りがサブカルチャー的な新しさです。

タクシードライバー
価格帯 1,647~4,883円
蔵元 喜久盛酒造
飲みやすさ ★★☆☆☆


岩手の日本酒・地酒|ランキング第5位:浜千鳥

岩手の日本酒・地酒おすすめランキング第5位の銘柄は、「浜千鳥(はまちどり)」です。沿岸の釜石市の地酒、「浜千鳥」はなめらかですっきりとした味わいの日本酒です。お米の味もしっかりとしてバランスの良さが際立って、固定ファンをつかんでいます。

浜千鳥の奥村杜氏は、関東からのIターン就職の方です。なんと最年少で南部杜氏の資格を取得しました。飲み口は甘く、強い旨味がすぐに広がり、余韻は長めで辛口に変わります。それなのに旨味もしっかり感じさせてくれる日本酒です。

浜千鳥(はまちどり)
価格帯 1,174~11,664円
蔵元 (株)浜千鳥
飲みやすさ ★★★★☆

岩手の日本酒・地酒|ランキング第4位:月の輪

岩手の日本酒・地酒おすすめランキング第4位の銘柄は、「月の輪(つきのわ)」です。紫波郡紫波町の月の輪酒造店の女性杜氏が醸した「月の輪」は軽い感じの甘口の飲みやすい日本酒です。クルミのような味わいと、その香りには価格以上の満足感があります。万人受けする地酒はお土産に最適です。

横沢杜氏は、廣田酒造店の小野杜氏とともに、岩手県を代表する女性杜氏です。お米の旨味を存分に感じられる地酒は、口当たりが柔らかく、初心者にもおすすめの一品です。

月の輪(つきのわ)
価格帯 1,028~3,575円
蔵元 (有)月の輪酒造店
飲みやすさ ★★★★★

岩手の日本酒・地酒|銘柄ランキング3位〜1位

岩手の日本酒・地酒|ランキング第3位:酔右衛門

岩手の日本酒・地酒おすすめランキング第3位の銘柄は、「酉与右衛門(よえもん)」です。南部杜氏の故郷、花巻市石鳥谷町の川村酒造は500石ほどの小さな蔵です。「酉与右衛門」はまろやかでくせがなく、濃厚な味わいながら飲みやすさが人気です。燗にすると味が崩れず、華やかさがフレッシュな日本酒です。

熟成のきいたしっかりした地酒の「酉与右衛門」は、食中酒として、ぜひ日常の中に取り入れて欲しい日本酒です。個性的な味わいが際立っています。

酉与右衛門(よえもん)
価格帯 1,691~3,383 円
蔵元 川村酒造店
飲みやすさ ★★★★☆

岩手の日本酒・地酒|ランキング第2位:南部美人

岩手の日本酒・地酒おすすめランキング第2位の銘柄は、「南部美人(なんぶびじん)」です。県北の二戸市が誇る日本酒「南部美人」はJALファーストクラス機内酒に採用されています。西武ライオンズの菊池雄星選手獲得のために、監督が毎晩飲んでゲンを担いだという物語もあります。大変飲みやすい端麗辛口です。

インターナショナル・ワイン・チャレンジ2017では、最も栄えある「チャンピオン・サケ」を受賞しました。冷やも燗もバツグンに旨い日本酒です。

南部美人(なんぶびじん)
価格帯 1,468~10,800円
蔵元 (株)南部美人
飲みやすさ ★★★★★

岩手の日本酒・地酒|ランキング第1位:AKABU

岩手の日本酒・地酒おすすめランキング第1位の銘柄は、「AKABU(あかぶ)」です。沿岸の大槌町の赤武酒造は、東日本大震災で壊滅的な被害を受けました。その後、盛岡に居を移した復活蔵から生まれたのが「AKABU」です。フルーティな香りと、味の膨らみと切れの良さが楽しめる、やや辛口の日本酒です。

日本を代表する銘酒を醸したいという想いから作られた「AKABU」。被災時には東京農業大学の学生だった蔵元の長男、若干22歳の古舘龍之介さんが生みの親です。今では岩手県を代表する日本酒の銘柄となりました。

AKABU(あかぶ)
価格帯 1,404~7,560円
蔵元 赤武酒造(株)
飲みやすさ ★★★★☆

岩手の日本酒を買える場所3選!お土産にも

岩手の日本酒|お土産店・酒屋①:銘柄豊富なパルクアベニューカワトク

岩手で日本酒を買えるお土産店・酒屋1つ目は、「パルクアベニューカワトク」のデパ地下です。岩手県の県庁所在地盛岡市の老舗、川徳デパート本店の地下には岩手の地酒はもちろん、岩手の名産品がずらりと並んでいます。盛岡駅からも徒歩15分のお散歩コースの途中にあります。

「不来方(こずかた)の お城の草に寝ころびて 空に吸はれし十五のこころ」と石川啄木が詠んだ、不来方城の石垣を残す岩手公園が、すぐそばにあります。

岩手の日本酒|お土産店・酒屋②:お土産に便利盛岡駅ビルフェザン

岩手で日本酒を買えるお土産店・酒屋2つ目は、「盛岡駅ビル フェザン」です。新幹線や東北本線の駅と直結した便利のいいフェザンは、お土産の買い忘れにもすぐに対応できます。駅裏には高速バスターミナルがあります。

いわて県民情報交通センタービルのアイーナや、岩手県で最も高いビル・20階建のマリオスタワーもすぐ後ろにあります。旅行や会議、出張などの際、岩手の地酒のお土産購入は「盛岡駅ビル フェザン」が便利です。

岩手の日本酒|お土産店・酒屋③:絶対行くべき酒蔵あさ開き

岩手で日本酒を買えるお土産店・酒屋3つ目は、盛岡市の「あさ開き」です。いち早く世界進出を果たし、海外でも高い評価を得ている日本酒の蔵元です。野田元総理が持参し、NY国連総会において各国の首脳にふるまわれたSAKE、オバマ元大統領も「美味しい」と言ったのが、あさ開きの「極上純米大吟醸旭扇」です。

無料の見学や試飲、レストランや地酒物産館も併設されています。日本酒のソフトクリームを味わってみませんか?日本酒大好き人間にとって、ぜひ訪れて欲しい場所です。

岩手で日本酒・地酒を飲める居酒屋3選!

岩手で日本酒を飲める居酒屋①:三陸浜味屋

岩手で日本酒・地酒を飲める居酒屋1つ目は、「三陸 浜味屋」です。岩手の地酒を飲める場所は数々あれど、日本酒の肴にもこだわる方にはおすすめです。

岩手で日本酒を飲める居酒屋②:おおたる

岩手で日本酒・地酒を飲める居酒屋2つ目は、「大たる」です。盛岡市で、学生時代や安月給のサラリーマン時代を過ごした人には、懐かしい我が家のような「大たる」。これだけ食べて飲んでこの料金!とコスパに感激するはずです。

岩手で日本酒を飲める居酒屋③:南部藩長屋酒場

岩手で日本酒・地酒を飲める居酒屋3つ目は、「南部藩長屋酒場(なんぶはんながやさかば)」です。驚くべきことに河童がいます(笑)。

毎晩20時になると心臓の鼓動と連動するような太鼓の音が聞こえてきます。盛岡名物の「さんさ踊り」の実演会です。これだけで岩手に訪れた甲斐があるというものです。

岩手県は日本酒LOVERの聖地!自分好みの銘柄を探そう!

まだまだ、紹介したりない程の銘柄が揃っているのが岩手県です。甘口から辛口まであれこれ分析しても、グイッと飲んでみないことには始まりません。岩手の地酒にはもれなく物語が付いてきます。ランキングを参考にしながら、雪のように清冽な岩手の地酒と仲良くなってください!

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