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花冠(フラワーヘッドドレス)を手作りする際のポイントは?
花冠は頭の周囲に長さを合わせる
まずはご自分の頭の周囲の長さを測りましょう。小さすぎると花冠がつけられなくなりますのでご注意くださいね!ちなみに、日本人女性の頭の周囲の長さは大体55~60センチくらいです。長さは大体で構いません。花冠を付けるときにピンで止めたり、後ろにリボンを付けて調整できるように作るようにしましょう。
季節を考えてお花の内容を決める
これはとても重要ですね!冬にヒマワリを使ったり、秋にチューリップを使ったりする事はあまりおすすめしません。時季に合わせたお花を用意するようにしましょう。バラやガーベラなどは比較的に時季を選びません。ただ、もしゲストをびっくりさせるような結婚式をお考えの方は、そちらを優先させてももちろん構いませんよ!
手作りする時は壊れにくい造花やプリザーブドフラワーで作る
花冠を手作りするのは簡単なのですが、材料は壊れにくいものを選びましょう。壊れにくく、扱いも楽なのは造花です!次に扱いやすいのはプリザーブドフラワーになります。こちらも生花より取り扱いは楽なのですが、少々取り扱うのにコツがいります。プリザーブドフラワーについては後程お伝えしますね。
ウェディングシーンに合わせた材料で作る
花冠を使いたいと思ったら、まず、結婚式のコンセプトに合わせてお花を考えましょう。ガーデンウェディングなのか、ホテルウェディングなのか、はたまたリゾートウェディングなのか、それぞれのシーンに合わせてお花を決めてくださいね。新婦を飾るお花はウェディングドレスと同じくらい重要なのです!
もちろん、花冠とブーケはなるべくセットで揃えましょう。せっかくなので、花冠と合わせて手作りしてみましょう!ブーケも簡単に手作りできますよ!ブーケの簡単な作り方が分かる記事がありますので、こちらもあわせてごらんくださいね。
ウェディングの時につけたい造花で作る花冠の簡単な作り方は?
造花の花冠を手作りするために必要な材料・使いたい造花
まずは造花です!自分の好きな造花を揃えましょう。ドレスとの相性やウェディングシーンに合わせて花の種類や色を考えてくださいね。数の目安は花の大きさにもよりますが、中サイズと小サイズの花を使うのだったら大体50~60パーツが目安になります。ですが、初めて手作りする時は少し多めに用意しておきましょう。
後用意するものは頭の周囲の長さに合わせたワイヤーです。これをベースにして、お花を付けていきます。資材のところに記述してありますが、ワイヤーの太さは#24を使いましょう。硬すぎず柔らか過ぎずちょうど良い硬さです。ワイヤーは最初から輪にしてしまうと作りにくくなってしまうので、端は付けないでおきましょう。
造花の花冠を手作りするときに必要な材料・資材
花冠を作るときに使う資材
- ワイヤーの#24・#26・#28
- ワイヤーカッター
- フローラテープ(お花用粘着テープ)
- お好きなリボン(幅5センチ以内)
お花はまずひとつずつ細かいパーツに分けましょう。造花だとお花の一つ一つにワイヤーが入っている事が多いので、そのまま使えます。細かいお花はワイヤリング、つまりワイヤーで補強することが必要になってきますので、細めのワイヤーでそれぞれ補強していきましょう。#26か#28のワイヤーを使いましょう。
ワイヤリングしたお花はフローラテープで巻いていきます。全部ワイヤーを付けたら、すべてのお花のワイヤーの長さを揃えます。3~5センチくらいワイヤーが出ていたらOKです。ワイヤーカッターを使うときはくれぐれも注意してくださいね!
花冠の作り方/お花を編み込んでいく
さて、ここから本格的な手作りが始まります!まず、土台で用意したワイヤーに、どのようなイメージでお花を組みたいか、ある程度配置を決めてしまってください。その配置が決まったら、その順番に土台のワイヤーにお花をフローラテープで付けていきましょう。
お花を付ける前に、両端にリボンを付けてサイズを調節できるようにしたいのであれば、お花を組む前にリボンを付けてしまいましょう。リボンをフローラテープで固定してください。この時、抜けないようにきっちりとつけてしまってくださいね。これで土台のできあがりです。次にお花を編み込んでいきます。
先ほど決めたお花の配置順にお花を一つずつ付けていきます。コツは、あまりぎゅうぎゅうに詰めすぎないこと、そして花のワイヤーを長く伸ばさないことです。 長く伸ばすと締まりのない花冠になってしまいます。そして、上下に互い違いになるように付けていってください。そうすると立体的で自然な花冠が手作りできます。
造花グリーンのガーランドを使うと作り方はとっても簡単!
長めの造花のグリーンガーランドがあると、花冠を手作りするのが一気に楽になります。そのグリーンを土台にすればいいので、そこに花を配置していくだけになるのでとっても簡単です!グリーンメインの花冠を手作りしたい時はこちらの方法が特におすすめです。
アイビーや月桂樹、ユーカリにオリーブなど、グリーンは様々で、その表情も様々です。最近の造花はとても出来が良く、生花と遜色がありません。グリーンのガーランドを簡単に丸めただけでもとても可愛い花冠ができますよ。
結婚式の時につけたいプリザーブドフラワーで作る花冠の簡単な作り方は?
プリザーブドフラワーの花冠を手作りするために必要な材料
まずはプリザーブドフラワーを用意します!プリザーブドフラワーは造花よりも種類が限られています。ですが色は豊富にありますから、まずは色から考えて用意すると良いでしょう。グリーンも必要でしたら合わせて一緒に選びましょう。
プリザーブドフラワーの花冠を手作りするときに必要な材料・資材
花冠を手作りする時に必要な資材は造花と一緒です。ただ、造花とは違い、プリザーブドフラワーにはワイヤーはついていません。ワイヤーをお花に一つ一つ付けていきます。これが少々手間になりますが、すぐに慣れて、順調に作業を進められますよ。
プリザーブドフラワーのワイヤリング方法を詳しく説明しているさいとがありますので、こちらも参考になさってみてください。ワイヤーを使うときはくれぐれも手を怪我しないように注意してくださいね!
プリザーブドフラワーのワイヤリング方法プリザーブドフラワーのワイヤリングが終わってしまえば、あとは造花の花冠と作り方は一緒になります。造花よりも少し繊細になりますので、優しく取り扱ってくださいね。
少し高価だけど繊細で優しい雰囲気の花冠を手作りしよう
プリザーブドフラワーの魅力は何といってもその色と独特の雰囲気です!生花に近い繊細な雰囲気を出せるのに、とても丈夫です。造花もそうですが、プリザーブドフラワーは長持ちですし、もちろん前撮りなどにも使えます。結婚式の数か月前から用意することも可能な大変素晴らしい素材です!
デザインの参考になる!ウェディングの時につけたい花冠画像4選
①ドレスと合わせてトータルコーディネート!
これは見事なドレスとのコラボレーションです!ドレスの色と合わせた色の葉を持つ長く伸びたツタに少しのお花を付けてなんともファンシーで可愛く仕上げてある花冠ですよね!このような形でなくても、ドレスと合わせて花冠を考えてみるのもまた楽しいですよ!
②今とっても大人気!作り方も簡単なカスミソウの花冠
今若い花嫁さんの間でとても流行っているのがカスミソウのブーケ、そして花冠です!カスミソウの花冠の作り方はとっても簡単!少量ずつワイヤーリングをしてガーランドを作るだけなのです。カスミソウの造花は硬い印象がありますのでプリザーブドフラワーで作るのがおすすめです。
③ガーデンウェディングに最適!グリーンと野の花で作る花冠
ガーデンウェディングにとても合うのがグリーンと野草で作った花冠です。帽子に合わせるのも良いし、もちろんそのまま使うのも良いですね!こちらは造花か生花で作るのがおすすめです。造花は特におすすめです!ガーデンでの花の水が切れてしおれることがありませんし、作り方はとても簡単なのにおしゃれにできますよ!
④個性的な結婚式にぴったり!ドライフラワーの花冠
個性を大事にする方はドライフラワーで作った花冠を使うのもおすすめです!特にワイルドフラワーを使った花冠は存在感が抜群です!こちらはカジュアルタイプのレストランウェディングに最適です!作り方はほかの花冠と一緒ですが、少し硬く、壊れやすい素材なので慎重に作ってくださいね。
花冠(フラワーヘッドドレス)が似合う髪型は?
ロングストレートはどんな花冠も似合う!
ロングストレートは可愛らしくも清楚にもでき、そしてリゾートウェディングなどにも最適な髪型です。ただ、この髪型にするときは、頭の周囲にきちんと合わせた花冠にするか、サイズが合わないときは、ずれ防止でピンで花冠を髪に止めるようにしましょう。
この髪型は、背の高めの方におすすめです。小柄な方でロングストレートを検討している方は、細めの花冠を用意すると良いでしょう。あまり太いものを用意すると頭でっかちな印象になってしまいますので要注意です!
まとめ髪はいろんなアレンジが可能
この髪型は、後ろに花を流したり、または散らしたり、まとめているところに大きな花が来るように配置したりと、バックスタイルに遊びを持たせられます。横からや後ろからの写真を撮るときにとても絵になりますよ!
下に髪を流さないまとめ髪は花冠がなじみやすい
この髪型は、すっきりまとまりやすく、花冠も付けやすく、なじみが良いです。バックにポイントを置いたフラワーヘッドドレスも良く似合います!大きめのお花を使いたいけれど、この髪型にしたいなと思ったときは、耳から後ろに大きめのお花を配置して、前には小さめのお花を持ってくるようにしましょう。
ショートヘアは可憐な花が似合う
こちらの髪型は、どちらかというと可愛らしい雰囲気を持たせられます。可憐で清楚な花冠が似合いますよ!ショート丈のドレスに合わせたりすると、とても可愛らしい花嫁になります。ふわふわのショートカットはどちらかというと小柄な女性におすすめです!
手作り花冠のおしゃれなアイディア10選・いろいろな形で作る
花冠を長めにして後ろまで花を流すと優雅!
長い髪に沿わせて流れる花冠はとっても優雅!可愛らしく清楚な印象を持たせてくれます。白い花や淡い色でまとめると透明感が出ます。ラプンツェルのように野草で飾るのもとても可愛くできますよ!
南国ウエディングに色鮮やかな花冠を!
ハワイアンやタヒチアンウエディングをお考えの方はカラフルなドレスに合わせて華やかな色合いの花冠を用意するのもおすすめです!もちろん、白のドレスに合わせても似合いますよ。新郎がアロハシャツを着る場合などは特におすすめします!
ネイティブアメリカンが使うような花冠も素敵
これもまた個性が出て、とてもかっこよく決まります!あまり材料もいらず、作り方もとても簡単!ワイヤーをかける手間が必要なくらいですが、時間も材料費もあまりかけずに作れます。白のふわふわした素材はパンパスグラスで、ドライフラワーの取り扱いショップで簡単に手に入ります。
ドライフラワーで作ったナチュラルなフラワーヘッドドレスは今大流行!
ドライフラワーは今ウェディングシーンでとても流行っており、そんなドライフラワーで作った花冠もまた注目されています。後ろにお花をまとめたフラワーヘッドドレススタイルが一番人気があります。ドライフラワーをまとめるだけで形が決まるので、作り方は意外に楽ですよ!
手作り花冠のおしゃれなアイディア10選・とっても個性的な方はこちら!
モノトーンでまとめた花冠はとってもクールでありつつも可憐
プリザーブドフラワーは生花ではない色もお手の物!こんなにクールな花冠もできてしまいます!かっこよさを前面に出したいときはこんな花冠もありですね!プリザーブドフラワーのアジサイとカスミソウでできるので、作り方も扱いもとても簡単ですよ!
超個性派さんにはこちら!珍しい色の花を使った花冠
これはとっても個性的です!使うシーンも選んでしまうのですが、南国風なウエディングにも冬に開く結婚式にも使える優れものです。材料は造花を用意してください。作り方は少し大変ですので時間がかかってしまうのですが、個性重視の方はぜひ作ってみてくださいね!
和装ウェディングでも花冠を!
和装だと使うお花も限られるし、片側にまとめて付けるのがポピュラーだと思っていませんか?そんな事はありません!和装でも花冠は大活躍します!和装に合わせた花冠にブーケを持ったらとても可愛らしい花嫁の出来上がりです!
手作り花冠のおしゃれなアイディア10選・花以外の材料でもできる!
糸を編んだお花で作る花冠
ワイヤーに糸を巻いて作った花を使った花冠です。基礎になるワイヤーを用意することと、ワイヤーに糸を編みこんでいく作業になるので、手芸が得意な方向けになりますが、これはとてもファンシーにできあがります!
リボンフラワーで作った花冠は簡単に作れるのにとても素敵にできる
とても優しい風合いにできる花冠です。リボンフラワーは自分で作ることも可能ですが、手芸屋さんにリボンフラワーがパーツで置いてあります。こちらを使うと簡単にできますよ!作り方は造花やプリザーブドフラワーの花冠と同じようにできます。
自然の羽を使った花冠は天使のよう!
まるで天使の輪のようなとてもキュートな花冠です!羽は手芸屋さんで売っている戦場済みのきれいな物を使ってください。羽にワイヤーをかけ、テーピングをしてから使いましょう。羽でボリュームを出せるので、作り方も簡単ですよ!
可愛い花冠を付けて大満足の結婚式にしよう!
いかがでしたか?作り方はとても簡単ですから、式の準備の間に作れますね!手作りの花冠を付けて思い出に残る結婚式にしましょう!そして思い出に残る結婚式を挙げた後写真だけでなくお花も残しておきましょう!ブーケの保存方法が分かる記事がありますので、こちらもチャックしてみてくださいね!
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