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感受性が強いってどういうこと?

人の性格をあらわす際に使われる「感受性」という言葉ですが、なんとなく使っている方が多いかもしれません。どんな特徴があるのかまず定義をはっきりさせましょう。

感覚が繊細

本と考え込む女性

全体的に感覚が鋭いのが感受性が高いということです。感情の変化が繊細というイメージがありますが、心だけでなく五感も優れているんです。感覚が鋭い分頭痛や腹痛を人一倍感じやすかったり、「なんかここ匂う」と他の人が気付かないことを察知する能力に優れています。

変化に敏感で、人よりも気付ける

友人を慰める女性

周囲の人の感情や雰囲気の変化にも敏感です。本人は無意識のうちに五感をフル稼働させていて、ちょっとした変化をキャッチするのが上手。

同僚に彼氏ができて香水を変えたらすぐに察知しますし、落ち込んでいる人を見かけたら誰よりも先に気付きます。「髪切った?」とヘアスタイルなど見た目の変化にも敏感です。嬉しい、悲しい感情を感じ取るのが得意なので人から頼られ相談受付係になることがたくさんあります。

感受性が強い人の特徴5つ

五感が鋭く、変化に誰よりも気付ける感受性を持っている人。活かせば生活が充実するのですが、繊細ゆえ周囲に振り回されてしまうことが多々あります。次の5つのことをチェックして「あ、私こんなことよくあるかも」と感じたら感受性が高い可能性があるでしょう。

①他人が不機嫌だと、しゅんとしてしまう

落ち込む様子の女

周囲の雰囲気を感じ取り影響されやすいという特徴があります。他人の感情に同調して一緒に考えてあげられる優しい性質があるのですが、負の感情を吸い取ってしまって自分もしゅんとしてしまうんです。

目の前の人の感情変化につられて動いてしまうことがあるので、後々考えると「なんであんなことしちゃったのかな」と後悔しがち。

喧嘩してしまうと、相手の怒りに反応してしまって自分も感情が高ぶってしまうことが少なくありません。泣いている友達をなぐさめようとしたら、なんだかこっちも悲しくなってしまった…それは感受性がとっても高い証拠です。

②「なんでそんなこと言うんだろう…」と裏を考えてしまう

草原に座る人

五感が鋭いと、さまざまな情報を一気に得ることができます。人の会話の中でもその能力は発揮され、受け取った言葉だけでなく表情・仕草・口調から他人の行動を推測することができるんです。

例えばですが「明日の夜、予定あいてないかな?」と聞いてくる男性がいるとします。人の顔をあまり見ないで聞き流してしまう人は「ご飯いくの?じゃあどのくらいの人数集めればいい?」と何となく言葉を返してしまいます。

一方感受性があると、どんな目的で誘ってきているのか話し方や表情で探ろうとするんです。いつもの話す調子で語りかけてくるなら「単純に食事行きたいんだな」と思いますし、意味深にみつめてくるなら「なんでそんな誘い方してくるんだろう…」と裏を考えます。

まわりくどく考えてしまって自滅してしまうこともありますが、人が考えていることを回り込んで理解できる能力があるとも言えます。「なんで、僕がそう考えてるってわかったの!?」と言われるなら、あなたは感受性がとても高いでしょう。人の動作を感じ取る五感が優れていないとできないことです。

③アートが好き

絵を描く人

人一倍視覚・聴覚が優れているとアート作品に興味を示すことが多いです。鈍い人だと「こんな絵見たって…何が面白いの?可愛い色の洋服探すほうが百倍楽しいんだけど」と思ったりします。

感受性があると作者の意図を考えたり、絵画なら色調のバランスや変化を楽しむことができるんです。音楽なら曲から感じ取れる気持ちやメッセージ、情景などを思い浮かべて芸術にひたる楽しみを味わえます。展覧会に行く、色々なジャンルの音楽が好きなら感受性が高いのかもしれませんよ。

④感情の変化が大きい

笑顔でハート型を作る女性

鈍感な人って感情をあまり表に出しませんが、感受性があるとダイレクトに変化が外に出ます。情緒不安定、というのではなく変化が大きく豊かなんです。

感情変化をコントロールできないと苦しんでしまいますが、社会人になってある程度制御できるようになると落ち着いてきます。しかし根は変わりませんので、大きい変化で自分も周囲も困らせてしまう場合があるでしょう。

浮き沈みが激しいので、一緒に居る人は気を遣いビクビクしてしまいます。これがあるので「感受性が強い人ってなんとなく付き合いづらい」と感じてしまう人が多いようです。

⑤人一倍傷つきやすい

泣いている女性

ちょっとした言葉に反応し傷ついてしまうことが多く、分かっていても考えすぎてしまう癖があります。例えば「なんでそんなことしちゃったの?普通に考えたらありえないよね」と怒られたとしましょう。

楽天家な人なら「まあ、知らなかったんだし仕方ない。次から正しくやればいいや」と考えて終わり。感受性が高いと「私の行動で相手を怒らせてしまった。きちんとやればこうならなかったのに」とくよくよしてしまいます。ああだこうだ余計に考えてしまうので、結果として人よりも傷つきやすくなってしまうんです。

感受性を発揮できる適職とは?

いいことも悪いこともあるのが人間ですので、職業の合う合わないはそれぞれありますよね。ただ、感受性が強いとその合う合わないが極端になってしまうケースがあります。

頑張っているけど、なんだか上手くかみ合わない。そう思っているなら現在の仕事とマッチしていないのかもしれません。感受性が強いタイプはどんな仕事が一般的に向いているのでしょうか。

「専門職」がカギとなる

仕事をする男女


専門職、というと難しい試験や知識が必要そうで敷居が高いイメージがあります。確かにそうなのですが、弁護士や医師などの高学歴が求められるものもあれば資格無しで入社し勉強しながら経験を積める職業だってあるんですよ。

例えば語学を使った仕事はれっきとした専門職でありますが、仕事によって必要な資格が違いますし「まずは入社してそこから資格をとっていいよ」という会社もあります。

専門職の中には「現場経験○年が経過したら受験資格が発生する」というようなケースもあり、始めるに当たって必ず高度な知識や資格が必要だというわけではないんです。

ひとつのことを様々な感覚を用いて研究し、分析することが必要な専門職は感覚が鋭くないと務まりません。考える材料を得るためには五感をフル活用するのが必要ですので、感受性が高い人は専門職が合いやすいんです。法律家・医師・芸術家・教職員・研究員が向いています。

考えることが必要な職業がぴったり

パソコンの前で考える女性

専門職でなかったとしても、考えることが重要である仕事は向いている人が多いです。ひたすらぶつかってどんどん進む「特攻営業型」よりも、じっくり考えて新しいことを発見する職種の方が適しています。

逆に言うと、思考よりも行動力が優先される仕事は向いていません。動きすぎてしまうと心が追いつかなくなってしまうからです。「ああすればよかった、そうすれば違ったかもしれない」と感受性が悪い方向に傾いてしまうんです。

社内環境を良くするためのシステム作りをする部署や、人を育てる部署にいると行動力以上に思考力が試される場面が多いでしょう。ガツガツ足を使ってこなす仕事より、分析力を活かせることをするといいですよ。他人が気付けないポイントを発見し、誰にもできない仕事をして活躍する可能性が大いにあります。

競争する職業はやめておこう

オフィスで打ち合わせをする男女

基本的に競争が激しい場所は向いていません。なぜなら、競争には人の恨みや怒りが発生するからです。ビジネスは競争してこそ健全に成り立つものなのですが、過剰に争ってしまうことも多いので感受性が高いと疲れてしまいます。

競争が好きな人は他人の気持ちを踏みにじることがあるでしょう。感情に左右されやすいタイプは踏み台にされてしまう可能性があるんです。心も体もぼろぼろになってしまうかもしれません。もしやりたい仕事が競争を伴うなら、相当覚悟しないといけないようです。

スキルが高いなら開業もあり

デスク

感受性が強いと、色々なことにアンテナを張り巡らせることができるので人よりも情報収集が得意です。その強みは「開業」ということにつなげることも可能なんですよ。専門職が向いていることもあいまって、スキルが高いのなら思い切って社長になるのもひとつの手です。

他の人が手にできないような成功をゲットするポテンシャルがありますので、チャレンジしてみる価値はあるでしょう。ただし、開業は相当な勉強を必要とします。準備不足で挑戦し廃業してしまうケースもありますので、慎重に行いましょう。

おすすめな職場環境って?

感受性が強い人は、職種や業種だけでなく、環境にもこだわるのが正解です。一見、関係ないように見えてかなり影響があるんですよ。

人が大勢いない場所がいい

電話で話す女性

人の気持ちを感じ取りやすいため、あまり人でごった返している場所は向いていません。地方出身の方なら、なおさらそうでしょう。

意識していないようでも、無意識のうちに周囲の人の感情変化を読み取ってしまうんです。オフィスにいる人の数が多ければ多いほど気を取られてしまうので、疲れてしまい仕事に集中できない傾向があります。

「大人数のクラスより、少人数制のほうがよく勉強が頭に入る」という経験を学生時代にしているのであれば、似たような環境で仕事をしたほうが絶対にいいです。感受性が高いならさっぱりしたオフィスで少ない人数でチームとして協力しあい、働いていくのがぴったりですよ。

整理整頓が行き届いた場所で働こう

デスク

視覚から入る情報も心理的にかなり影響を与えます。忙しくて雑な会社はオフィスの整理が行き届いていません。そんな場所で働いてしまうと、感覚が鋭い人にとっては苦痛になってしまいます。

感受性が強いと処理する情報量が多いため、なるべくキレイに整頓された空間で考えたり働くのが最適です。整頓されていないとなんとなく心がもやもやする、という心当たりがあるならオフィスの環境は重視しましょう。

在宅勤務もおすすめ

個人オフィスで働く女性

他人のペースにつられやすい性質があるのであれば、一人で集中できるオフィスを自宅に構えて仕事をするのも適しています。内閣府がテレワーク(場所を問わない働き方)を推奨していることもあって、今は自宅勤務の選択肢が広がっているんですよ。

まだ日本では導入している会社が少ないですが、徐々に広まってきています。転職を考えているなら、テレワークを希望できる職業を視野に入れるのもよいのではないでしょうか。

場所を問わない仕事はデメリットがあるととらえる人もいます。自宅を仕事場にしたくない、仕事はオフィスでするものだ…という固定概念が強いと避ける傾向にあるんです。

確かにそうですが、他には変えられないメリットがあります。もし病気や妊娠・出産などで自由に通勤できなくなっても働き続けることができますし、毎日の満員電車から逃れることもできるかもしれません。

通勤に当てていた時間を大切な人と過ごしたり、勉強に当てたり、家庭を持っているならスキマ時間で家事をしたり…今までのオフィス勤務ではできないことが実現できるのです。いい悪いがありますので個人の判断にゆだねられるのですが、考えた結果在宅勤務が適していると感じるならチャレンジしてみてもいいでしょう。

まとめ

美しい景色をバックにタブレットをみる女性

仕事の選択肢が広まっている現代では、適職を見つけるチャンスがたくさんあります。選択肢がありすぎて大変なのですが、インターネットが普及した環境をフル活用するといいですよ。感受性が高いと職選びに困ってしまいますが、さまざまな情報や働き方がある現代だからこそ条件にこだわって探してみましょう。

社会を生き抜くためにはある程度個性をコントロールする必要はありますが、せっかく備わっている感受性を殺してしまうのは非常にもったいないことです。自らを解放してすばらしい職業にめぐりあうために、じっくり考えて行動してみましょう。

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