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意外と知らないお中元と暑中見舞いの違いについて解説!送る時期や書き方も

更新:2020.11.10

お中元と暑中見舞いの違いを知っていますか?どちらも夏に送るものなので、送る時期や書き方を間違えてしまうと大変です。この記事では、お中元と暑中見舞いの違いについて解説しています。文例やお返しについても知ることができますよ。ぜひ、参考にしてみてください。

【贈り物】お中元と暑中見舞いのマナーの違い

①お中元は品物

プレゼントの箱

お中元は、夏にお世話になった人へ贈る品物です。お中元の起源は、中国の「中元」という暦です。中国の旧暦である7月15日は、「中元」と呼ばれています。中国では、中元の時期に神様へお供え物をしてました。

その風習が日本に伝わり、お世話になった人に感謝を伝えるための贈り物として変化しました。お中元には、感謝を伝えるだけでなく相手の健康を願う気持ちが込められています。

①暑中見舞いははがき

暑中見舞いは、夏に挨拶を兼ねてお世話になった人へ送るはがきです。暑中見舞いにはがきを送る習慣は、お盆が起源となっています。お盆は、神様やご先祖に対して感謝を伝える習慣です。暑中見舞いは、お盆の風習が簡略化されて、手紙やはがきを贈る習慣に変わりました。

以下の記事では、相手別で暑中見舞いの文例についてご紹介しています。健康を気遣ったり、近況報告をするなど、簡単に書ける例文についても知ることができますよ。ぜひ、参考にしてみてください。

【送る時期】お中元と暑中見舞いのマナーの違い

①東日本のお中元は6月末~7月15日まで

卓上カレンダー

お中元の時期は地域によって違います。東日本のお中元は、6月末~7月15日までです。贈り先の相手が住んでいる地域に合わせて、お中元を送りましょう。

以下の記事では、お中元の期間についてご紹介しています。贈り物に関するマナーについても知ることができますよ。ぜひ、一緒にチェックしてみて下さい。

②西日本のお中元は7月~8月15日まで

赤と白のカレンダー

西日本のお中元はの時期は、7月~8月15日までです。東日本のお中元の時期よりも、1ヵ月ほど遅くなっています。そのため、受け取る相手の地域によって、お中元の時期を過ぎていることがあるので気を付けましょう。

③北陸の一部地域のお中元は7月~8月15日まで

めくられたカレンダー

北陸の一部地域のお中元の時期は7月~8月15日までです。北陸は地域差が大きく、お中元の時期が7月1日~7月15日の地区もあるので注意しましょう。

以下の記事では、お中元のマナーについて徹底解説しています。お中元の正しい送り方や地域別で送る時期についても知ることができますよ。参考になりますので、ぜひご覧ください。

④暑中見舞いはがきは立秋前の18日間

鉛筆とカレンダー

暑中見舞いはがきの時期は、立秋前の18日間となっています。2020年の暑中見舞いはがきを送る時期は、7月19日(日)〜8月6日(木)です。2020年の立秋は8月7日(金)なので、この日を過ぎると残暑見舞いになります。立秋は、秋が始まる日とされています。

8月上旬はとても暑いですが、暦の上では立秋を境に夏が終わることになります。しかし、立秋はいつも同じ日にちではありません。なぜなら、太陽の位置によって変わるからです。いつも同じ動きをしない太陽に影響される立秋は、毎年1日ほど前後するので気を付けましょう。

【のしの書き方】お中元と暑中見舞いのマナーの違い

①お中元は「御中元」

お中元ののしの表書きは、「御中元」です。水引の中央の結び目の上に「御中元」と書きましょう。水引きの中央の結び目の下には、送り主の名前をフルネームを書きます。「御中元」の文字よりも、少し小さめに書くのがポイントです。連名の場合は、右側に目上の人の名前を書きます。

左側には、目下の人の名前を書いてください。連名の記入は、3名までとなっています。4名以上の場合は、代表者の名前を水引きの中央の結び目の下に書きましょう。その左下に「他一同」と書き、代表者以外の名前を中包みに書きます。会社名をのしに書く時は、名前の右側に小さめに書きましょう。

以下の記事では、お中元ののしの書き方についてご紹介しています。お中元ののしのマナーについても知ることができますよ。ぜひ、一緒に読んでみて下さいね。

②暑中見舞いは「暑中御見舞」

ペン

御中元の時期を過ぎて送る時は、のしに「暑中御見舞」と書きます。西日本に住んでいる人が、関東地方に住む人にお中元を贈る時は注意が必要です。西日本と東日本では、お中元の時期が違うからです。

西日本の人がお中元を贈るつもりでも、東日本の人のところへ7月15日過ぎに着くケースがあります。この場合は、手配する段階からのしを「暑中御見舞」にすることが大切です。

③目上の人への暑中見舞いは「暑中御伺い」

スーツ姿の2人の男性

目上の人に暑中見舞いを送る時は、「暑中見舞い」ではなく「暑中御伺い」と書きましょう。もしくは、「暑中御伺」と書いてもOKです。「暑中御伺い」や「暑中御伺」と書くことで、目上の相手を敬う気持ちを表すことができます。

④立秋を過ぎたら「残暑御見舞」

立秋を過ぎてお中元を送る時は、のしに「残暑御見舞」と書きましょう。「残暑お伺い」と書いてもOKです。立秋を過ぎると、暑中の時期が終わり「残暑御見舞」となります。まだ夏らしい暑い季節ですが、暦の上では秋です。お中元を出す時期によって、のしの書き方が違うので気を付けましょう。

【文例】お中元と暑中見舞いのマナーの違い

①お中元の送り状

手紙を書く手元

お中元を送る時は、先に送り状を発送しましょう。送り状とは、「贈り物をお届けします」ということを伝える事前のお知らせです。送り状をお中元の前に届けると、相手に対してより丁寧な対応をすることができます。

お中元は、大切な相手に贈る季節のご挨拶です。贈り物を届けることをお知らせする内容だけでなく、相手の健康を気遣う言葉も添えましょう。文例を参考に、送る相手に対し思いやりの言葉を伝えてください。「いつもお世話になっております」「いつもありがとうございます」というシンプルな言葉でもOKです。

お中元の送り状文例

  • 拝啓
  • 本格的な夏の到来で日差しが強い日々が続いておりますが、皆様お元気でいらっしゃいますか。
  • いつもお気遣いいただき、ありがとうございます。
  • 日頃の感謝を込めて、心ばかりのお中元の品を、別便にてお送りいたしました。
  • 〇日頃には届くかと思いますので、ご笑納いただければ幸いです。
  • 暑さもこれから厳しくなりますので、どうぞご自愛ください。
  • 敬具

①お中元のお礼状

カーネーションと手紙

お中元が届いたら、お礼状を出しましょう。いつまでもお礼状を出さないと、お中元を送ってくれた相手が不安な気持ちになります。無事にお中元が届いたことを、知らせることが大切です。文例を参考に、お中元を届けてくれた感謝の気持ちも添えて伝えましょう。

お中元のお礼状文例

  • 拝啓
  • 猛暑の候 皆様方におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
  • このたびは、お心のこもったお中元の品をいただき誠にありがとうございました。
  • さっそく家族でいただき、皆で舌鼓を打っているところでございます。
  • いつも○○様のお心遣いに深く感謝いたしております。
  • 暑い日々が続いておりますので、どうぞお体をおいといください。
  • 敬具

以下の記事では、お中元のお礼状についてご紹介しています。お中元が送られてきたら、すぐにお礼状を出すことが大切です。すぐに使える例文があるので、とても参考になりますよ。ぜひ、ご覧ください。

②暑中見舞いはがき

はがきと葉っぱ

暑中見舞いはがきは、夏に相手の健康を労い季節の挨拶をするものです。いつもお世話になっている相手に、感謝の気持ちを伝えることが大切です。夏の季語を用いたり、時候の挨拶を書くのがおすすめです。文例を参考に、夏の季節感が伝わる言葉を添えましょう。

相手から先に暑中見舞いが届いており、お返しで送る場合はお礼の言葉を添えてください。文例のように、一言添えるだけでもOKです。

暑中見舞いはがき

  • 暑中お見舞い申し上げます
  • 酷暑が続いておりますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
  • おかげさまで、私達家族はとても元気に過ごしております。
  • 暑さ厳しき折、お身体を大切にどうぞご自愛ください。

【お返し】お中元と暑中見舞いのマナーの違い

①贈られる側はお返ししなくてもOK

プレゼントを持つ女性

お中元を贈られる側は、必ずお返しをする必要はありません。お中元は、感謝の気持ちを込めて贈る品物です。日頃お世話になっている人や、会社の関係者などに贈ります。親戚同士や取引先と、お互いお中元を贈り合う人もいるでしょう。

役職がある人は、部下からお中元が届くこともあります。お中元を贈ってくれた相手よりも、目上の立場であればお返しの品を送る必要はありません。

②お礼は電話や暑中見舞いはがきで伝える

電話する女性

お中元が届いたら、すぐに電話や暑中見舞いはがきでお返しをしてお礼を伝えましょう。お中元などの贈り物をする側は、感謝の気持ちや季節の挨拶を込めて送ってくれています。いつもお世話になっている相手に対し、謙虚な表現でお礼を伝えることが大切です。

またお礼だけでなく、日頃の感謝の気持ちも添えて伝えるようにしましょう。お返しの際には「いつもご助力(ごじょりょく)いただき、ありがとうございます」という言葉を添えるのがおすすめです。夏は気温や湿度が高く、体調を崩す人もいます。お礼をする時には、相手の健康を願う言葉を添えるのがポイントです。

③暑中見舞いには返事を出す

暑中見舞いはがきが届いたら、返事を出しましょう。できるだけすぐに、返事をお返しすることが大切です。返事を出す時期により、残暑見舞いになります。立秋以降に返事をする時は、残暑見舞いとしてお礼の返事を出してください。

2020年の立秋は8月7日なので、8月6日までに返事が相手に届く場合は暑中見舞いとなります。ポストに投函した日が立秋前でも、届いた日が8月7日を過ぎれば残暑見舞いになるので気を付けましょう。

8月6日までに届くかわからない時は、残暑見舞いとしてお返しを書いてください。そして、8月7日以降にポストに投函するのがおすすめです。

お中元と暑中見舞いの違いを知って最適な時期に贈り物をしよう!

お中元と暑中見舞いは、いつもお世話になっている相手に感謝の気持ちを込めた贈り物です。どちらとも、夏に手配する贈り物ですがマナーや送る時期が違います。

暑中見舞いはがきの文例や、お中元の送り状の文例・お中元のお状の文例を参考にしてください。お中元と暑中見舞いの違いを知って、最適な時期に贈り物をしましょう。

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BELCY編集部

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