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これでバッチリ!お中元ギフトの「のし」の書き方とマナー6選!

更新:2020.09.11

お中元は贈り物選びだけでなく、「のし」の書き方にも悩む人は多いのではないでしょうか。目上の人に渡すのに、恥ずかしい思いをしたくないですよね。そこで今回は、お中元の「のし」の書き方や、注意したいマナーなどについて解説します。ぜひ参考にして下さいね!

お中元の「のし(熨斗)」の種類は?

①水引が結びきりのタイプ

リボンと手紙

「のし」には、3種類あることをご存知でしょうか。3種類の「のし」は使用する場面が異なります。まず、1つ目は、水引が結びきりのタイプです。結びきりの色には、グレー系の色や紅白があります。短冊のしは小さいサイズの「のし」です。

結びきりの場合、一度結ぶと簡単にほどくことができません。そのため、1度だけにしてほしいことに対して使います。たとえば、結婚やお葬式などです。

結びきりの中でも、さらに2種類に分類することができます。1種類目は紅白の結びきりです。紅白の結びきりは、結婚や快気祝いなどに使います。もう1種類は黒白の結びきりです。黒白の結びきりは、お葬式の御霊前に使います。使用場面に合った色の水引を使いましょう。

②水引が蝶結びのタイプ

蝶結び

水引が結びきりの「のし」のほかに、蝶結びという種類の「のし」があります。蝶結びの紐の色は、赤色と金色や紅白の紐が多いです。すぐにほどくことが可能なため、もう一度結ぶのも簡単です。このことから、何度も繰り返すことを表します。良いことはたくさん起こる方が良いため、喜ばしいことに対して用います。

お中元は、相手に対する日ごろの感謝を伝えるイベントです。喜ばしいことであり、繰り返しても問題ないことから、お中元の水引は蝶結びのタイプを使いましょう。水引の種類を間違えてしまうと、失礼になってしまいます。そのため、水引の種類と目的はしっかりと覚えておくと良いでしょう。

最近では、オリジナルの「のし」が作れる、無料テンプレートを扱うインターネットサイトが増えています。カジュアルな場面でお中元を贈るのであれば、そういったユニークな「のし」を使ってみるのも良いのではないでしょうか。

③短冊のし

小さい紙

お中元の「のし」の種類として、短冊のしがあります。通常、のしは贈り物に覆いかぶせることができる位の大きさです。しかし、短冊のしは、その名のとおり短冊のような大きさをしています。

このことから、贈り物の右上に貼って使用します。短冊のしは簡易的な形式の「のし」です。しかし、短冊のしを使用してもマナー違反にはなりません。

名入れをする場合|お中元「のし」の書き方は?

お中元の「のし」を書くのに必要な道具

文房具とペンケース

「のし」を書くときは、筆と墨または筆ペンを用意しましょう。毛筆を用意するのが大変であれば、筆ペンを使ってください。それでは、サインペンやフェルトペンを使うと、不適切なのか疑問に思うかもしれません。

最近はサインペンやフェルトペンを使って「のし」を書く人が増えているため、一概にマナー違反とはいえません。たとえば、近親者に送る場合は、サインペンやフェルトペンを使っても、マナー違反とは思われない場合もあります。

しかし、一般的にお中元はフォーマルなイベントにあたります。特に、会社関係の人にお中元を贈る際は、毛筆か筆ペンを使用するのがベストです。

表書きと名入れの書き方

巻物

表書き(おもてがき)とは、のし紙の水引より上段の部分を指します。表書きを入れるのは、「のし」の隣です。また、献辞(けんじ)と呼ばれることもあります。表書きには、「お中元」または「御中元」と書きましょう。

名入れは表書きの下の部分です。名入れには送り主の名前を書きます。名入れは表書きよりも、少しちいさめに書きましょう。表書きと名入れは、どちらも縦書きです。

名入れ①個人名の場合の書き方

紙に書く

個人名は、送り主が自分の場合です。原則、名入れには筆ペンでフルネームを書きましょう。例外として、目下の人に贈る場合は、名入れは苗字だけでもマナー違反にはなりません。

名入れ②連名の場合の書き方

ネームタグ

連名は送り主の名前を並べる書き方です。最大で3人まで名入れに記載することができます。目上の人が一番右側になるように書きましょう。

3人以上の場合は、代表者のフルネームを名入れに書いておきます。名前は太く書いてください。そして、左側に小さめの文字で、「外一同」と書きます。代表者以外の名前は、中包みに書けば問題ありません。ちなみに、名前は下の部分をそろえると綺麗に見えます。

名入れ③夫婦連名の場合の書き方

手を握るカップルとハート

夫婦連名で名前を書きたい場合は、夫のフルネームを右側に書きます。妻は苗字が同じなので、省略します。妻の名前は、夫の左隣に少し小さい文字で書きましょう。

名入れ③会社名の場合の書き方

紙とペン

会社名を入れる場合は、名前の右上から小さく書きます。手書きを省いた方法では、名刺を貼ることもあります。名刺を貼る場合は、下の段の真ん中に貼りましょう。

下記の記事では、贈る相手ごとに予算の相場を紹介しています。相場に近い金額でお中元を贈ることで、相手に対して良い印象を与えることができます。ぜひ読んでみてください。

その他の場合|お中元「のし」の書き方は?

①名入れを書かない場合

紙

名入れを入れないことは、マナー違反には当たりません。しかし、贈り物を受け取る側の視点で考えると、送り主の名前がすぐに分かった方が安心です。このことから、名入れを書かないよりは、書く方がベターになります。

②宛名を書く場合の書き方

レターと封筒

表書きを書く際に、宛名を入れたい場合もあるでしょう。宛名は、のし紙の上段の左に書きます。表書きより小さい文字で宛名を書きましょう。宛名を書いた場合は、連名の記名の順番が右から左に変わります。

通常送り主の部分は、右から目上の人の名前を記載しますが、宛名を書くと、送り主の部分は、左が一番目上の人の名前になります。これは目上の人の名前は、宛名に近い位置に書くのがマナーだからです。宛名を書きたい場合は、この点を忘れないようにしてください。

「内のし」と「外のし」の使い分けに関するマナー3選

①「内のし」の場合

ラッピング

「内のし」とは、のし紙の上から包装紙でラッピングします。のし紙が包装紙の下になるため、外からはのし紙が見えません。「内のし」が適しているのは、宅配便でお中元を贈る場合です。「内のし」にすることで、のし紙が汚れることや破れることを防ぐことができます。

また、「内のし」は控えめな印象を与えます。このことから、内祝いに適しています。内祝いとは、身内の中でのおめでたい出来事という意味です。

②「外のしの場合」

宅配便

一方で「外のし」の場合は、包装紙の上にのし紙を付けるため、のし紙が一番上になります。「外のし」のメリットとしては、誰からの贈り物かすぐに分かることです。

送り主がすぐ分かると、贈り物を受け取る側もストレスが少ないです。また、「内のし」と異なり、「外のし」は贈り物を強調したいときにも使えます。2つの「のし」を付け方には、それぞれ特徴があるため、送る場面によって使い分けましょう。

③地域で内のし・外のしの使い分けが異なる

東京

郵送でない場合は一般的に、関東地方は「外のし」が多く、関西地方では「内のし」が多いとされています。関西地方では「内のし」を汚さないことを重視していることから、関西地方では「内のし」が一般的なのです。一方で、関東の場合は、分かりやすさを重視していることから、「外のし」が多く使われています。

使用する「のし」は地域によっても違いがあります。また、地域によってお中元を贈る時期も異なるため、下記の記事を読んでみてはいかがでしょうか。下の記事では、そのほかにも正しい贈り方も紹介しています。

お中元の「のし」をつける際のマナー3選

①生ものにはのしが不要

肉とソース

実は、贈り物の中には「のし」をつけないものがあるのをご存知でしょうか。「のし」が不要な贈り物を見ていきましょう。「のし」が不要な贈り物は、肉や魚介類などの生鮮食品やかまぼこ、鰹節です。鰹節は生ものではないにもかかわらず、「のし」はいらないので、驚くかもしれません。

しかし、最近では生鮮食品であっても、「のし」を付けることが多くなっています。これは個々の考え方によるものの、心配であれば贈り物を買う際に、スタッフに最近の「のし」の状況を聞いてみると良いでしょう。

②喪中には白い奉書紙を

紙とギフトとペン

喪中なのにお中元を贈っても良いのかどうか、不安になる人は多いかもしれません。結論から言えば、喪中にお中元を贈ることは、問題ありません。

お中元は感謝の気持ちを伝えるお見舞いの品なので、一般的なお祝いのイベントとは異なります。しかし、喪中でお中元を贈る際は、紅白の色が使われている「のし」は適切ではありません。

そのため、白い無地の奉書紙(ほうしょし)や、白い短冊を用います。白い無地の奉書紙や白い短冊に、「お中元」か「御中元」と書きましょう。デパートでお中元を購入する際は、スタッフに喪中であることを伝えれば、無地の奉書紙を用意してくれます。喪中にお中元を贈っても問題ありませんが、「のし」には注意しましょう。

③表書きにボールペン・鉛筆は不適切

カリグラフィー

ボールペンや鉛筆、万年筆はマナー違反なので。使用は避けてください。ボールペンや万年筆だと線が細すぎるため、適切ではありません。また、鉛筆は消えてしまうため、絶対にNGです。使用できる色は黒のみです。黒以外の色はマナー違反になるので、使わないようにしましょう。

筆ペンは普段使う機会がないので、表書きや名入れを書く際は、練習をしてからのし紙に書くのがおすすめです。ちなみに、筆ペンでの書き方は動画サイトで検索すれば、たくさん見つかります。

会社関係の人であれば、上司や取引先の相手、普段から交流のある同僚などに送る場合が多いようです。お中元を贈ることで、常識があるという印象を与えることができます。

「のし」のマナーを押さえてスマートにお中元を贈ろう!

オッケーサインの女性

この記事では、お中元に使われる「のし」の書き方について解説しました。「のし」の書き方は、送り主が1人か複数人かといったように、条件で異なります。さらに、宛名を書くと名入れの順番が変わる点にも注意が必要です。

「のし」の表書きは最近では筆ペンを用いるのがほとんどですが、普段筆ペンを使うことはないので、少しでも綺麗に筆ペンで文字を書けるように練習をすると、本番でも焦ることはないでしょう。

また、「のし」には多くのマナーがあるので、最初は覚えるのが大変かもしれませんが、身に付けておくと恥ずかしい思いをしません。特に生ものには基本的に「のし」を付けないことは、知らなかった人も多いと思います。お中元の季節に向けて、「のし」に関する正しいマナーを身に付けてみてはいかがでしょうか。

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