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安産型の意味とは?安産型の女性の特徴10選!出産に適した体型も

更新:2020.02.10

今回は「安産型の女性の特徴10選」と題して、出産に適した体型というのはどんな体型なのか、安産型の意味と安産型の体型を目指すにはダイエットが必要なのかという事をご紹介していきます。妊娠した女性であれば、だれもが安産で産みたいと思うものです。安産型の体型について詳しく知りたいという方は必見です。

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安産型の意味とは?

安産型とは「赤ちゃんを産みやすそうな体型」のこと

後ろ向きの女性

安産型とは「赤ちゃんを産みやすそうな体型」のことを指します。一般的に「安産型」と聞くと「お尻の大きい女性」をイメージする人が多いです。

お尻が大きいと「骨盤が広くてしっかりしている」というイメージになり、「安産できそう」と感じるのです。出産の際、赤ちゃんがスムーズに出てくるかは、産道の広さが深く関係してきます。骨盤が広い女性は産道も広く、安産になる可能性が高いという訳です。

「お尻が大きい=安産型」ではない

体重計

必ずしもお尻が大きければいいという訳でもありません。お尻が大きくて骨盤がしっかりしていても、太り過ぎは難産になる可能性も高いのです。それは産道に脂肪が多く付いている事が原因と言われています。

また、太っている人に多い冷え性も安産の大敵です。冷え性は、血の巡りが悪い事も多いのでその事がお産をスムーズにする事を妨げていると言えます。お産をスムーズにする為には、体を温めて血の巡りを良くする事も非常に大切です。

安産型の本当の意味を考えよう

安産型の本当の意味を考える

「安産型」と言ってもその意味は深いものがあり、単に「お尻が大きい」というだけではありません。できるだけ少ないリスクで赤ちゃんを出産したいなら、安産型の本当の意味を知って、その体型の様々な条件を満たす努力をしなくてはいけません。それでは安産型の特徴を見ていきましょう。

安産型の女性の特徴10選

安産型の女性の特徴①骨盤が広い

骨盤が広い女性

安産型の特徴と言えばまず、骨盤が広いというのを思いつく方も多いはず。やはり骨盤の広い人の方が赤ちゃんの頭がスムーズにくぐり抜けることができるので安産型の傾向が高いと言えます。しかし、いくら骨盤が広くても骨盤が歪んでいれば意味がありません。骨盤の歪みは太りやすく、代謝も悪くなる原因になってしまいます。

骨盤の歪みというのは、普段の生活スタイルが大きく関係しています。例えば、脚を組む癖があったり、猫背だったり。そういう生活習慣が骨盤の歪みを引き起こしているのです。ちょっとした事ですが、出産後もなかなか痩せないという悩みを解決してくれるポイントでもありますのでぜひ今一度生活習慣を見直してみてください。

安産型の女性の特徴②標準体型

標準体型の女性

本来の意味での安産型の女性は、太り過ぎても痩せすぎてもいない普通の体型である事が大前提です。太り過ぎているのは、脂肪が産道を塞いでしまうため難産になりやすいとお話しましたが、痩せすぎは代謝が悪かったり、出産時に必要な体力がないという事にもなってしまいます。そのため普通体型が一番安産型と言われます。

最も安産には程遠いのがやはり、太り過ぎている事です。太り過ぎは、妊娠中には注意が必要です。太り過ぎてしまうと「妊娠高血圧症」や「妊娠糖尿病」等の思わぬトラブルを引き起こしてしまいます。そうなれば普通分娩は困難となり、帝王切開や場合によっては早産の危険性もあるので注意が必要です。

安産型の女性の特徴③腹筋を鍛えている


腹筋のある女性

骨盤が広くて歪みがない骨盤が一番の安産の近道というお話をしましたが、赤ちゃんを産む為にはそれだけ押し出す力というものもなければいけません。いきむ時には、腹筋を使うので日頃から腹筋を鍛えておく事をおすすめします。しかし、妊娠中の腹筋というのは危険を伴う為、妊活中に行っておく事がベストです。

いきむのはほとんどの方が数回~数十回に及びます。想像以上に体力を消耗するのでそれだけ多くの筋力を付けておかなければ耐えられない事は明確です。腹筋がなければ、場合によっては変な場所に力が入ってしまう事で腹筋が裂けてしまうという事にもなってしまいますのでそうならない為にも腹筋の筋力は必要となります。

安産型の女性の特徴④柔軟性がある

柔軟性がある女性

骨盤が広いのと安産型の関係性は何となくわかる気がしますが、柔軟が重要な意味が理解できない、という人も多いはず。出産に柔軟性が必要と言われる意味は、出産する時の体勢に関係しています。出産シーンを見たことがある人であればわかると思いますが、股を広げた状態でいきむ必要があります。

その為、体が硬ければ股を広げた状態でいきむ事が困難になるのです。それどころかいきむ重要な場面で足をつってしまい、いきむ事もままならない、という状況に陥ってしまい、最悪の場合には帝王切開になる可能性も否めません。いきむ時には母親も辛いですが、それ以上に赤ちゃんも苦しいのです。

しっかりといきんであげなければ、赤ちゃんは苦しく最悪低酸素状態に陥ってしまうので難産になる可能性も高くなります。体が柔らかければ靱帯も伸びやすく、骨盤が開きやすい状態になるのでマタニティヨガなどを取り入れて、柔軟体操をしておく事も安産型になりやすいポイントです。

安産型の女性の特徴⑤身長が高い

身長が高い女性

身長と骨盤の広さには関係があるという事をご存知でしたか?必ずしも比例する事ではないですが、一般的にはそのように考えられています。その為、身長が高い女性の方が安産型の傾向であるという事が言えます。

安産型の女性の特徴⑥日頃からトレーニングをしている

ジョギングをする女性

腹筋は出産に欠かせない筋肉であるという事は先ほどもお話しましたが、腹筋だけでなくその他の筋力も程よく鍛えていた場合には本来の意味での安産型の傾向にあると言われています。その為、妊娠前にジムや筋トレなどの運動を自主的に行っていた人の方が安産であるという特徴があります。

しかし、マラソンやストイックなトレーニングは逆に難産になってしまう事も多いものです。激しい運動をしていた人の場合、骨底筋が他の女性に比べて発達しているのでその事が原因で難産になりやすいという特徴を持っていますので要注意です。

安産型の女性の特徴⑦冷え性でない

靴下をはいた足

安産=冷え性ではない、という事も大きく関係してきます。妊娠時に冷え性である場合には、妊娠初期にはつわりがひどかったり、お腹が張りやすく切迫早産の原因になってしまう事もあります。血流が悪い状態である為に、妊婦さんに多い便秘や腰痛を悪化させてしまうという特徴も持っています。

冷え性が大敵と言われる所以には、筋肉を硬くしてしまう直接の原因になってしまうので陣痛が弱くなる原因を作ってしまうのです。陣痛が微弱であればお産もスムーズに進みませんので、それだけ冷え性が妊婦さんに与える影響は多大であるという事が言えます。下半身が冷え性の方は下の関連記事もぜひご覧ください。

安産型の女性の特徴⑧自分なりの気分転換法を知っている

癒される女性

妊娠中というのは、普通の体ではないのでホルモンバランスの乱れも相まってそれだけ多くのストレスを抱えやすくなっています。ストレスは、血管収縮を促進させてしまう原因になってしまいますので妊娠高血圧症などの直接の原因になってしまう事も。そうなれば早産や流産の原因を自ら作ってしまうようなものです。

そうならない為にも、自分なりのストレス発散法を知っておく必要があります。たまには、周囲の協力も得て発散法を優先して考える事も大事な事です。上手くストレスを発散できれば、お産までトラブルもなく当日を迎える事ができるはずです。

安産型の女性の特徴⑨適齢期での出産

妊婦さん

一般的に、35歳以上の初産は難産になりやすいと言うのも特徴です。その為、出産適齢期での出産が安産のカギであるとも言えます。しかし、女性の社会進出が進む現代の初産の年齢は30歳を超えており、それだけリスクの多い出産を迎える人も多いのが現状です。そして、それだけ多くのストレスを抱える女性も多いですよね。

しかし、35歳というのは妊娠しやすい年齢の分かれ道でもあります。35歳を過ぎてくれば、なかなか妊娠しない、という状況になってしまう事も充分考えられます。仕事の忙しさに自分自身の事は後回しになっていませんか?今一度、自分の置かれている立場を再確認するいい機会かもしれません。

安産型の女性の特徴⑩赤ちゃんの頭が小さい

赤ちゃん

赤ちゃんの頭の大きさも安産になるか難産になるかに関わる重要なキーポイントです。出産時の一番の難関は赤ちゃんの頭が通る場面です。その為、できるだけ頭の小さな赤ちゃんの方が産道も通り抜けやすく出産も早いというのも特徴です。あまりに小さい場合にはまた違った問題が出てきますができるだけ小さい方がベストです。

赤ちゃんの頭がなかなか抜けないという場合にはそのまま帝王切開になったり、なかなか赤ちゃんが出てこない場合には鉗子分娩や吸引分娩になったりして赤ちゃんの頭に影響を及ぼす事にもなってきます。吸引分娩でも一時的に頭が吸い付かれたように変形する事もありますが、大抵の場合には元に戻るので大丈夫です。

出産に適した安産型の体型とは?

安産型の体型は筋肉量と体脂肪のバランスが大切

トレーニングをする女性

筋肉量の約7割は下半身にあると言われていますが、下半身の筋肉量が高い人は自然と安産であるというデータがあります。それは、卵巣の機能が高い事が理由だという事が言われています。卵巣機能を高めたい人は太ももの筋肉を鍛えれば、自然と妊娠しやすく、安産型であると言えます。

早産や難産にならない為にも筋肉量を増やす事は大切です。筋肉量を増やす事で、いきみやすくなり、お産をスムーズに進めやすくします。またスポーツをしている方や、車移動が少ない都会の女性などは、お尻や太ももに適度な筋肉があり、安産型な印象が強くなります。

BMIや体脂肪は高すぎても低すぎてもダメ

ダンベル

妊娠時に、BMIが18.5、体脂肪が17%以下の女性は低体重児が生まれる確率が高いと言われています。妊娠前の女性であればBMIが22というのが理想です。体脂肪が低いという事は、女性にとって様々な影響を及ぼします。例えば、生理不順や無月経などです。これらは、直接妊娠に関係してくる事でもありますよね。

BMIが17%以下の場合には、排卵自体がなくなってしまうというデータも残っているほどです。その為、急激なダイエットも悪影響であると言えます。ダイエット自体は健康の為にも良い事である場合も多いのですが、食事制限によるダイエットは禁忌です。運動やバランスの良い食事を取り入れたダイエットがおすすめです。

安産型タイプの女性はモテる?

男性は本能的に「安産型タイプ」に惹かれる


安産型タイプの女性はモテる

男性は本能的に「より子孫を残しやすい安産型タイプの女性に惹かれる」と言われています。安産になりやすい、つまり自分の子孫を多く残せる可能性が高いということを本能的に感じて「安産型」の体型の女性に惹かれやすい傾向があるのです。

女性からすると「大きいお尻」はファッションコーデが難しかったりと、コンプレックスになりがちです。しかし世界的に見ると、お尻の大きい女性に惹かれる男性は多く、お尻が大きい=コンプレックスにおもう必要はありません。

「安産型」の丸みのあるお尻は女性の魅力

安産型の女性の魅力

「安産型」の丸みのあるお尻は「女性らしさ」を感じるので魅力的だ、という男性も多いです。女性が憧れるキュッと引き締まった小さなお尻は、「女性らしさ」とは少し離れるので男性ウケはあまりよくないのです。

もちろん好みはありますが、女性ならではの丸みと柔らかみのある健康的な安産型のお尻に魅力を感じている男性は多いのです。安産型は決して不利なものではないので、プラスに捉えていいですよ。

安産体型になるには?

安産型になるには健康的な食生活を心がけよう

食事

安産型になるには、まず食生活を見直しましょう。食べる量やバランス、時間帯などに気を配り、痩せすぎたり太りすぎたりしないよう心がけましょう。自炊をすることで肉・魚・野菜をバランスよくとれますし、塩分のとりすぎなどにも注意できます。

いくら運動しても、食生活が乱れていては効率が悪く、食べ過ぎや太りすぎにも繋がります。健康的な体をつくるためには、どんな物を体に取り入れるか、何を食べないようにするかが重要です。健康的な体かどうかが「安産型」になるかに影響してきます。

安産型になるには適度な筋肉運動をしよう

ウォーキングで安産体型

安産型になるには適度な筋肉運動をしましょう。特に下半身のトレーニングは、安産できる体になるために効果的です。筋肉運動は血液やリンパの流れを良くし、むくみや冷えの解消にもなるので、下半身が冷えやすい女性は軽い筋トレなどを行ってみると良いですよ。

筋トレが苦手…という女性は、ウォーキングから始めるのもおすすめです。正しいフォームでウォーキングを行えば、下半身の適度な筋肉運動が見込めますし体力もつくので安産型になるにはもってこいです。上半身の姿勢や、骨盤の動かし方、呼吸にも気を配って歩けば、下半身だけでなく全身の運動になりますよ。

安産型になるには体の柔軟性を高めよう

マタニティヨガで安産体型

安産型になるには体の柔軟性も大切です。年齢とともに運動量が減り、体が固くなってしまう女性は多いですが、体の柔らかさ、特に股関節の柔軟性は安産しやすい体かどうかと直接関わってきます。なので、お風呂上りや朝起きてすぐのストレッチなどを毎日継続していくことで柔軟な体を目指しましょう。

またストレッチや呼吸法を大切にするヨガは、身体も心もリラックスして、ストレス解消や柔軟性を高めるのにおすすめです。そのため朝はヨガで心身をほぐし、夜はお風呂上りの温まった体でストレッチ、という習慣を継続することで柔軟性を高めましょう。

安産型になるには体を冷やさないよう心がけよう

体を冷やさない

安産型になるには体を冷やさないよう気をつける事も大切です。特に下半身の冷えは女性の大敵で、短いスカートや素足が出たファッションは下半身を冷やし、基礎代謝を悪くする原因になります。おしゃれを楽しみたい気持ちは分かりますが、安産型になるためには服装も考えなければいけません。

また「体を冷やさない」というのは「基礎代謝を上げる」という意味でもあり、食生活や運動、柔軟性など全てが代謝を上げることに繋がってきます。お風呂も代謝を良くするのに大変効果的で、季節関係なく毎日湯船につかる事が安産型になるのに重要です。

安産型になるには立ち方・座り方に気をつけよう

立ち方・座り方

最後に安産型になるのにとても大切なことは「立ち方・座り方」です。安産しやすい体には「骨盤」が大きく関わっています。骨盤が歪んでいると、難産になる可能性は高くなります。なので骨盤が歪んでしまわないように、日々の姿勢を見直さなければいけません。

あなたが何気なくとっている「楽な姿勢」は実は骨盤の歪みの原因になる「悪い姿勢」かもしれません。左右どちらかに体重をかけた立ち方や、猫背、足を組んだり胡坐をかく座り方は楽なようで実はとても負担のかかる姿勢なのです。骨盤を意識した正しい姿勢を常に心がけることが安産型になるのに大切なことなのです。

安産型を改善するダイエット方法は?

お尻を小さくする運動

お尻を小さくする運動

安産型は決して悪いものではありませんが、大きいお尻にコンプレックスを感じる女性は少なくありません。お尻を小さくする運動でおすすめなのは、ワイドスクワットです。少しハードですが股関節をしっかりと動かしながら、お尻と内ももを効率良く鍛えられますよ。

やり方は足を肩幅より広めに開き、爪先は斜め外側に向け、姿勢をキープしたままお腹を引っ込めて、股関節をひざの高さまで下ろし、かかとで地面を蹴り元に戻ります。この時、背中が丸まらない事と、ひざが内向きにならない事に注意しましょう。

小尻になる歩き方・立ち方

小尻になる歩き方・立ち方

小尻になるには日ごろの歩き方・立ち方から変えていきましょう。歩くときは頭の上から引っ張られている意識で、骨盤を左右に動かすイメージで歩きましょう。この時、前に出した方の足の膝が曲がらようにし、後ろの足はしっかり地面を蹴り上げるまでを意識しましょう。

立ち方も同じように頭の上から吊るされている意識で、下っ腹がでないように、お尻の穴をキュッと引き締めるイメージで立ちましょう。日ごろの小さなことを意識するだけでも小尻に一歩近づきますし、どんなにトレーニングをしても日ごろの姿勢が悪いと効果は半減してしまいます。

お尻を冷やさない方法

お尻を冷やさない方法

お尻は女性の体の中でも特に痩せにくい場所です。それはお尻がとても冷えやすい部分だからです。触ってみても他の体の部分より冷たいと感じるはずです。お尻を冷やさないためには下半身を冷やさないよう服装に気をつけたり、椅子に座る時に座布団を引いたりして対策しましょう。

また、血行促進のために湯船に浸かりながらマッサージしてあげたり、冬場は腰のあたりに貼るカイロをつけるなどして冷やさないようにしましょう。

安産型は健康的で魅力あふれる理想の体型!

今回は、「本来の意味での安産型の女性の特徴」や安産型の体型を目指すにはダイエットは必要なのか、という事についてお話してきましたがいかがでしたか?安産でスムーズにお産を進めたい、というのは妊婦さんなら皆が思う事です。しかし、ちょっとした油断が原因で難産になってしまったり、勘違いが原因で後悔する事にも。

そうならない為にも、しっかりと正しい知識を身に付けてダイエットというよりは筋肉を付ける事を優先した体型作りがおすすめだという事になります。安産型の体型を目指すには、妊娠を考え始めた時に実践するのがベストです。ぜひ、この機会に安産体型を目指して元気な赤ちゃんを産む為の体つくりから始めてみませんか?

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