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「ご自愛ください」の意味

「ご自愛ください」の意味:自分や身体を大切に

パソコン

普段何気なく使っている「ご自愛ください」ですが正しい意味をご存じの方は少ないかもしれません。「ご自愛ください」の「自愛」とは自分のことや自分の健康状態、身体を大切にするという意味です。字の通り「自分を愛する」という意味があります。

「ご自愛ください」という敬語は相手に向けて使う言葉なので「ご自身のお身体や、ご自身を大切になさってください。」という意味が込められています。相手のことを気遣う敬語なのです。一般的には手紙やメールの結びに健康を気遣う意味合いで使われています。

特に、寒さが厳しい12月から2月あたりは風邪やインフルエンザが流行する時期なので、手紙やメールを送る相手の健康状態を気遣って「ご自愛ください」という敬語を文章の結びに使われる方が多いかと思います。

「ご自愛ください」は敬語として使える?

 

「ご自愛ください」は敬語として使えます

上司

世の中には敬語だと思って使っていた言葉でも実際には敬語では無かったというケースが多々ありますよね。ですから普段何気なく「ご自愛ください」を使っていた方も間違った敬語なのではないかと不安に思っていらっしゃるかもしれません。

結論から申し上げますと「ご自愛ください」は敬語として使えます。相手の健康や身体を気遣う言葉なので相手を選ばずに使える丁寧な表現となります。逆に近しい間柄だったり、部下などに使う言葉としては少々丁寧すぎる印象を受けます。

仕事での取引先の方や、会社の上司、先生など自分より目上の方に使用するのがポピュラーです。「ご自愛ください」は決して間違った敬語ではないんですね!

「ご自愛ください」の使い方と例文(電話・会話編)

「ご自愛ください」の使い方①

会話

それでは次に「ご自愛ください」という敬語の使い方と例文をご紹介いたします。まずは電話や会話など実際に相手の声を効いてやりとりする場合の使い方と例文です。

(例)上司「最近寒くなってきたな」あなた「本当ですね。空気が乾燥しているので風邪が流行しているようですよ。」上司「そういえば最近ノドがいがいがしていてな。」あなた「大丈夫ですか?風邪のひき始めの可能性がありますからご自愛下さい。」

いかがですか?「ご自愛ください」は相手の体調を気遣う敬語ですから寒さが厳しくなり、風邪やインフルエンザが流行する冬にはよく使う場面があるかと思います。実際に体調を壊していない相手にも体調管理を促す意味で「ご自愛ください」は使用することができます。

「ご自愛ください」の使い方②

電話

(例)上司「いや~外はかなり暑いな。」あなた「冷房の利いた店内は快適ですね。」上司「でもこの歳になると長時間の冷房がこたえるんだよ。」あなた「夏は急な温度変化で体調を崩しやすいですから、くれぐれもご自愛くださいね。」

体調を崩しやすいのは冬だけではありません。夏は外の暑さと室内の冷房の強さという温度変化の急激さで自律神経が乱れたり、体調を崩しやすくなる方が多い季節です。そんな際にも「ご自愛ください」という敬語は使用する事ができます。

「ご自愛ください」の使い方③

ビジネス

(例)上司「実は娘が就職活動中でね。」あなた「そうなんですか」上司「毎日忙しそうだよ」あなた「私も就職活動中あまりの忙しさから体調を崩した事があるので、くれぐれもご自愛くださいとお嬢さんに伝えて下さい。」

今までご紹介した例文は直接相手に向けての言葉でしたが、今回ご紹介したのは上司の娘という直接的なものではありませんでした。「ご自愛くださいと伝えてください。」というケースは正しい使い方なのかと疑問に思うかもしれませんが、これは使用しても大丈夫です。

むしろ「娘の健康にまで気を遣ってくれるのか」と感心されるかもしれませんよ。このように、「ご自愛ください」は様々なシーンや場面、相手に使用することができる大変使い勝手のいい言葉なんですね。正しい使い方や例文を覚えておくと良いでしょう。

「ご自愛ください」の正しい使い方と例文(メール編)

「ご自愛ください」の使い方①

パソコン

それでは次に「ご自愛ください」のメールでの使い方を見て行きましょう。取引先の方へのメールなどでなにか結びの言葉が必要になるケースがありますよね。そんな場合に「ご自愛ください」は使用できる便利な敬語なんです!どんな相手にも不快感を与えることなく使用できますよ。

(例)「先日はお忙しい中打合せの時間を取ってくださり誠にありがとうございました。桜も葉桜となり、季節の変わり目ですので、くれぐれもご自愛くださいませ。」季節の変わり目や寒さが厳しい時期などのビジネスメールには結びとして「ご自愛ください」と挿入すると良いでしょう。

今回の例文にも使用した「くれぐれもご自愛ください」という敬語の「くれぐれ」ですが、「ご自愛ください」の意味を強める働きがあります。厳密なルールや決まりや特にありませんが、相手の体調をより気遣いたい場合などに使用すると良いでしょう、

「ご自愛ください」の使い方②

メール

(例)「先日お話した案件ですが、詳細の資料を本メールに添付させていただきました。お忙しい所恐縮ですがご確認頂けると幸いです。厳しい暑さが続いておりますので、どうぞご自愛ください。」

「ご自愛ください」のビジネスメールでの使い方2つ目にご紹介するのは「どうぞご自愛ください」という敬語です。さっきの「くれぐれも」同様「どうぞ」という言葉が「ご自愛ください」にくっついていますが意味や敬語の度合いに大きな変化はあるのでしょうか?

「どうぞご自愛ください」という敬語に大きな意味や敬語の度合いの変化はありません。「ご自愛ください」のみだと何か物足りなかったりちょっと冷たい印象になってしまうなと感じた時にどうぞをつけるとより丁寧な言い回しとなるので効果的です。もちろん「ご自愛ください」だけが悪い印象になるというわけではありません。

「ご自愛ください」の使い方③

ビジネス

(例)「○○様におかれましては、いつも格別のご配慮を賜り誠にありがとうございます。木枯らしの吹く季節となってまいりました。お風邪などお召しになりませぬよう、何卒ご自愛のほどお願い申し上げます。」

最後にご紹介するメールで使える「ご自愛ください」の使い方は「何卒ご自愛のほどお願い申し上げます。」という表現です。誰がどう見てもかなり丁寧な表現であることがお分かり頂けるかと思います。特別な相手やかなり目上の相手に対してはこのように丁寧な表現の「ご自愛ください」とするケースがあります。

先ほどご紹介した「くれぐれも」や「どうぞ」は敬語の度合いや表現の意味合いにたいした差はありませんでしたが、今回ご紹介した「何卒ご自愛のほどお願い申し上げます。」という表現は敬語の意味合いがかなり強くなりますから安易に使わない様に注意しましょう。

「ご自愛ください」を使うときの注意点

「ご自愛ください」を使うときの注意点①目上の方に使う

ビジネス

「ご自愛ください」は相手の身体や健康状態を気遣う際に使える敬語として大変便利です。ビジネスメールや手紙、会話の端々などで使用することができ、相手にも好印象を与える敬語なので是非マスターしておきたいですよね!そんな「ご自愛ください」ですが使う際にいくつか注意点があります。

まず一つ目に挙げられるのは「ご自愛ください」を使う相手です。「ご自愛ください」は相手のことや健康状態を気遣う意味を持つ表現の敬語なので、主に目上の方に使います。よく使われるのはビジネスメールの結びとしてや、暑中見舞いなどの手紙です。

ただ、幅広いシーンや年代層の方に使用できる敬語ですが、あくまでも敬語は敬語なので仲のいい友人や後輩や部下といった方にはふさわしい言葉だとは言えません。そんな方には「寒くなってきたので、体調に気をつけてね。」などといった言葉が良いでしょう。意味は「ご自愛ください」と同じでもナチュラルな表現です。

「ご自愛ください」を使うときの注意点②「お身体を」はつけない

ビジネス

「ご自愛ください」の注意点2つ目にご紹介するのは「御身体をご自愛ください」という言葉です。「ご自愛ください」を使用する際についつい「御身体を」と入れてしまいそうになりますがこれは間違った使い方となります。

そもそも「ご自愛ください」には「ご自身の(お身体を)大切にしてくださいね」という意味が込められています。ですからここに「お体を」をつけてしまうと意味が重複してしまうんですね。確かに相手の健康や身体を気遣う敬語なので思わず「御身体を」とつけてしまいそうになりますが注意しましょう。

「ご自愛ください」の類語

「ご自愛ください」の類語①:「ご健康を心よりお祈り申し上げます」

手紙

では次に「ご自愛ください」に類似した表現はあるのでしょうか?例えば前にも同じ方に「ご自愛ください」を使用した場合などにはちょっと別の表現を使用したくなりますし、その方が丁寧に文章を考えている印象を与える気がしますよね。そんな時には「ご自愛ください」と似た意味の敬語を使用しましょう。

まず最初にご紹介する「ご自愛ください」の類義語は、「ご健康を心よりお祈り申し上げます」です。こいらはビジネスメールや手紙だけでなく、年賀状や暑中見舞いといったハガキにも使用できる結びですね。「ご自愛ください」と同じ意味の敬語ですが、ストレートな表現方法です。

例えば、「ご自愛ください」は親戚の方への年賀状などには少し堅苦しくて使うのを控えたくなりますが、「ご健康を心よりお祈り申し上げます」だと親戚への年賀状でも使いやすいような印象がありますよね。この言葉も敬語なので親しい友人や部下には普通は使わない言葉になります。

「ご自愛ください」の類語②:「おいといください」

パソコン

「ご自愛ください」の類語としてご紹介する言葉2つ目は「おいといください」です。あまり聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれません。「おいといください」は「お労り下さい」と同じ意味の敬語になります。

相手の健康や身体のことを気遣う敬語なので、意味は「ご自愛ください」と変わりありません。いつもメールの結びに「ご自愛ください」しか使っていないなと感じたら、たまにはこの「おいといください」を使用するのもいいかもしれません。

こちらも相手の健康を気遣う敬語ですから、基本的に上司や先生、取引先の方といった目上の方に向けて使用するようにしましょう。同じ意味で仲のいい友人や後輩などに言葉をかける際は、「気をつけてね」くらいにしておくのがベストでしょう。

「ご自愛ください」と間違えやすい単語

「ご自愛ください」と間違えやすい単語:「ご慈愛」

ハート

それでは最後に「ご自愛ください」と間違えやすい単語についてご紹介します。間違えてしまうと意味合いが全く変わってくるので覚えておくようにしましょう。「ご自愛ください」と間違えやすい単語は「ご慈愛」です。よく「慈愛の心」なんて言葉を耳にしますよね。

「ご慈愛ください」は「ご自愛ください」と音が同じなので、会話で使用するなら間違う可能性はありませんが、メールや手紙では注意が必要です。特にメールの変換ミスでは使ってしまう可能性があるので、メールを送信する前にきちんと見直しをする事が必須になります。

音は同じでも、「ご慈愛ください」とすると「あなたの愛情を私にください」という意味になってしまいます。これでは「ご自愛ください」と意味合いがかなり変わってきてしまいますよね!以下に「ご自愛ください」と同じようにビジネスで頻出する言葉の記事を記載しました。確認してみましょう!

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「ご自愛ください」を使用して大人な文面を!

社会に出て働くとなると、ビジネスメールや手紙を送る機会が多くなるかと思います。内容は仕事関連の事なので文章に困らないかと思いますが、困ってしまうのは挨拶や結びの言葉ですよね。一体どんな言葉を結びとして使えば相手の失礼にならず正しい結びになるか悩む方も多いかもしれません。

そんな時に「ご自愛ください」という相手の健康を気遣う敬語を覚えておけば便利です!「ご自愛ください」は色々な場面や相手に使用できる敬語なので目上の方に使用するには失礼にあたりませんし、類似する表現の敬語も種類が豊富なので「いつもご自愛くださいだとテンプレートみたいだな」と思っても安心です。

電話や会話といった直接相手と言葉を交わす場面だけでなく、メールや手紙に年賀状といったハガキでも「ご自愛ください」は使用する事ができます。正しい使い方や注意点をマスターして、あなたも大人な文面を使えるようになりましょう!

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