血液型の割合は世界と日本で違う！ABO式血液型の比率で見る性格の違い

同じくアメリカ大陸の南米のグアテマラの血液型の割合には驚きです。なんとO型の比率が全体の95％を占めており、あとはA型が3％、B型が2％、そしてAB型は0％なんです。グアテマラの人は明るく陽気で、いい意味でも悪い意味でも適当と言われています。この比率を見るとO型以外の人を見つけるのが難しそうです。

イメージしにくい？中東の血液型の割合は？

イラクの血液型の割合

イラクはニュースやスポーツで名前を聞く程度でなじみが薄いという人も多いかもしれませんね。イラクの血液型の比率はA型が31％、B型が26％、O型が35％、AB型8％と日本とそんなに変わりがないことがわかります。イラク人は親日家も多いと言いますが、国民性が合うのかもしれませんね。

トルコの血液型の割合

トルコは料理が世界三大料理に数えられるほど美味しく、また親日家であることでも知られている国です。血液型の比率はA型45％、B型15％、O型33％、AB型7％とかなり日本の比率に似ていることがわかります。勤勉で一生懸命働く人が多いといわれているトルコはA型の血が強いのかもしれませんね。

エジプトの血液型の割合

古代文明が栄えたエジプトといえばピラミッドを思い浮かべる人もいるでしょう。そんなエジプトの血液型の比率はA型34％、B型24％、O型34％、AB型8％とA型とO型が同じ比率です。親切で周りの人に気を遣いながらも日本人以上の本音と建て前を使い分けるという国民性があります。

ヨーロッパの血液型の割合は日本とは全然違う？

フランスの血液型の割合

オシャレなパリをイメージするフランスですが、血液型の割合はA型44％、B型8％、O型43％、AB型4％とほとんどがA型とO型が占めています。外国人は誰彼構わず話しかけてくるイメージがあるかもしれませんが、フランス人は警戒心が強いといわれています。これはA型やO型の特徴そのものです。

ハンガリーの血液型の割合

ハンガリーはヨーロッパの中ではB型の比率が高い国です。A型43％、B型19％、O型30％、AB型8％となっていて、高いと言っても日本よりはB型の比率は低いですが、ヨーロッパ諸国の中では日本に似た比率になっています。ハンガリーは学者が多く天才肌の人が多いといわれています。また親日家が多いです。

アルメニアの血液型の割合

アルメニアはヨーロッパの中でもA型の割合が高い国でA型の比率は50％を占めています。その他は、B型13％、O型29％、AB型8％です。世界一美女が多い国とも言われています。ただA型が多い割に、論理的な思考が苦手な人が多いようです。血液型の性格診断が当てはまらない国のひとつかもしれません。

南半球の大陸！アフリカの血液型の比率を紹介

ガーナの血液型の割合

チョコレートの実の原産国としても知られているガーナの血液型の割合はA型22％、B型25％、O型49％、AB型4％でO型が約半数、次いでB型が多くなっています。ガーナ人はフレンドリーで騒ぐことが大好き、そして世話好きな人が多いという特徴があります。世話好きなのはO型の特徴そのものです。

カメルーンの血液型の割合

スポーツ大国として多くの優秀な選手を輩出しているカメルーンは、血液型の割合はA型22％、B型21％、O型54％、AB型3％とガーナと似ています。大陸続きということもあってアフリカ諸国の血液型の比率は大きな違いがありません。カメルーンは異なる民族の集まりで、民族によって血液型の比率の違いがあります。

ギニアの血液型の割合

阿弗利加大陸はO型が一番多い傾向にありますが、その中でも一番O型が多いのがギニアです。比率を見てみるとA型17％、B型17％、O型64％、AB型2％となっています。ギニアの人々は陽気でフレンドリーな傾向にあり、それはO型の性格が強く出ているといっても過言ではないでしょう。

世界の血液型の割合から見えてくるルーツ

一番古い歴史があるといわれているのはO型

世界史でクロマニヨン人というのを習ったことがありますよね。実はクロマニヨン人は全員O型で、O型が一番古い4万年という歴史を持っています。世界的に見てもO型の数は多く、特にクロマニヨン人がいたアフリカのO型の割合は高いです。クロマニヨン人は狩猟民族で、O型の特徴はそれを引き継いでいる部分もあります。

A型は農耕民族のルーツがある

さて、日本人に一番多いA型ですが、アジア周辺で農耕民族として現れた民族の血液型がA型だったといわれています。A型の遺伝子を持つ人種は穀物の分解に優れているのですが、これは栽培した食物を主に食べていた農耕民族の血を今も受け継いでいるからと言われています。

ヒマラヤ山脈周辺に現れたB型の祖先

3番目に現れた血液型を持つ民族はヒマラヤ周辺に現れた遊牧民でした。彼らは移動しながら生活しているので、保存食などをメインとし、砂漠や草原を駆け回りました。B型の人たちが好奇心旺盛で、思い立ったらすぐ行動するフットワークの軽さがあるのも遊牧民の血が流れているからかもしれませんね。

最後に現れた血液型がAB型

他の血液型が10000年以上の歴史を持っている中、まだ1000~1500年の歴史しかないといわれているのがAB型です。アジア周辺にいた農耕民族の子孫と、遊牧民の子孫の掛け合わせがAB型と言われています。そもそも数が少ないAB型ですが、欧米になると極端に数が少なくなるのも納得です。

【血液型の割合】性格診断以外でも生かそう

血液型別ダイエット

それぞれの血液型はルーツが違うため、体のつくりも未だに違うところもあります。例えば、狩猟民族だったO型は肉などに対する消化酵素が強いですし、農耕民族だったA型は穀物の消化酵素が強いです。太りやすい食べ物、痩せやすい食べ物も血液型ごとにあるのです。

世界の血液型の割合は血液型のルーツに関係していた

一概には言えませんが、世界各国のABO式の血液型の比率はどこでその血液型が生まれたかが深く関係していることがわかりました。日本と似た比率の国もあれば、全くことなる比率の国もありましたね。血液型だけでは性格は判断できませんが、人とかかわる時のヒントに使ってみるといいでしょう。