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目次

鶏胸肉がしっとり!?鶏ハムとは?

塩漬けにして火を通した鶏胸肉メニュー

鶏ハムがメインの食卓

鶏ハムとは、鶏胸肉を塩漬けにして火を通して作るおかずを指していいますが、鶏胸肉独特のパサパサ感を排除した、しっとりとした鶏胸肉の調理方法です。鶏胸肉は基本的に、普通に調理するとパサパサな触感でジューシーさがない代わりに安さが魅力のお肉です。

しかし、鶏ハムはそんな鶏胸肉の弱点であるパサパサさを解消して、味付けもしっかりとしていて、まさに鶏肉で作ったハムなのです。作り方自体は、豚肉で作るハムとは異なりますが、その味はハムそのものです。

豚ハムと鶏ハムの違いは?

豚ハムは一般的に塩浸けにした豚肉を水洗いで塩抜きした後に、十分に乾燥させ、燻製・加熱して作ります。一方、家庭で作る鶏ハムは、鶏肉を塩浸けにした後にレンジや鍋などで蒸し焼き、または湯せんで火を通してつくるという違いがあります。

味付けのバリエーションが豊富

鶏ハムとピクルス

鶏ハムの魅力は、何と言っても味付けのバリエーションが豊富だということです。基本の塩コンソメ味や、シンプルな塩麹味、ブラックペッパー、カレー、中華味、ハーブ味などなど、お好みの味付けをすることができます。

ほとんどの味付けで失敗することがないので、基本の作り方さえマスターしてしまえば、味付けにバリエーションをつけることは簡単です。家にある調味料を少しプラスするだけで変幻自在な鶏ハムは、まさに作り置きおかずの万能キャラと言えるでしょう。

作るのは実は簡単!

プレーンな鶏ハム

「鶏胸肉をしっとりさせるのって難しくない?」「温度の調節とか面倒くさそう」…そういう声が聞こえてくるようです。実は鶏ハムは作るのがとても簡単なんですよ。温度調節がほとんどいらない作り方をするので、初心者でもあまり失敗することはないでしょう。

また、もしも失敗してパサパサの鶏ハムができてしまった場合でも、細かく刻んで汁ごとサラダに混ぜ込んだり、細く裂いて棒棒鶏に転用してしまえば、パサパサ感は一切気になりません。ちょっと作りたくなってきませんか?

作り方は鍋・炊飯器・レンジがある

ペッパー鶏ハム

鶏ハムの作り方は、実は一通りではなく、鍋、炊飯器、レンジを使った三通りの方法があります。いずれの方法も簡単でシンプルですが、自分に向いたレシピを試してみると良いでしょう。ちなみに下ごしらえの仕方は共通で、火を通す段階だけが異なります。

鍋は季節によって、若干鍋の温度調節が必要ですが、調理器具に余裕があれば他の料理と同時進行で作れるので便利です。レンジを使う方法は、何と言っても火を通す時間が短いのが魅力ですが、レンジによって若干の個体差があるため、自宅のレンジに合った時間加熱できるようになるまで時間がかかるかもしれません。

炊飯器で作るやり方は、炊飯器に入れて保温するだけで温度調節がいらないのでとても簡単です。代わりにご飯が炊けないので、ご飯の準備と同時進行できない点が難点です。しかしご飯時を避けて、一気に作り置きしておく分には一番便利でしょう。

基本の鶏ハムレシピ①鍋を使う作り方

用意する道具は鍋・ラップ・ポリ袋

  • 鶏ハム作りに用意する道具
  • 鍋…フタ付きであれば何でもOKですが、できればホーロー鍋がお勧めです。
  • 耐熱のポリ袋…できれば水を通さないチャックのついているものが良いですが、きちんと縛ればポリ袋で構いません。
  • ラップ…こちらも耐熱のものを使います。大抵のラップは100℃耐熱なので大丈夫です。

鍋は沸騰させてから余熱調理を行うため、できるだけ熱が逃げていきにくいタイプの鍋、ホーロー鍋などを用意します。無水鍋などでも良いでしょう。また、ステンレスや銅鍋などでも、周りにタオルを巻くなどして保温性を高めて対応することも可能です。

ラップ、ポリ袋については、湯せんでグラグラと煮立てる訳ではありませんが、80度以上にはなるので、耐熱のものを使用しましょう。耐熱のものを使わなかったがために、袋が溶けてしまうとせっかくの鶏ハムが台無しです。

鍋を使った鶏ハムの作り方

プレーンな鶏ハム

  • 鶏ハムの材料
  • 鶏胸肉…1枚
  • 塩…小さじ1/2
  • 砂糖…小さじ1
  • 顆粒コンソメ…小さじ1
  • 水…大さじ1
  1. 鍋を使った鶏ハムのレシピ
  2. ①鶏胸肉の皮と筋を切り落として外しておきます。
  3. ②鶏胸肉を観音開きに開き、熱さを一定にします。
  4. ③塩、砂糖、顆粒コンソメ、水を鶏胸肉によく擦りこみます。
  5. ④クルクルと端から巻いて、棒状に形を整えたら、ピッタリとラップをかけて、両端を縛り、形を整えます。
  6. ⑤ラップ包みの鶏胸肉をポリ袋に空気を抜くように入れて、しっかりと縛り、封をします。
  7. ⑥たっぷりのお湯を鍋に沸かし、⑤を入れフタをせずに1分経ったら、火を止め、鍋にフタをします。
  8. ⑦お湯が冷めたら、袋から取り出して完成です。好きなサイズにカットしてお召し上がりください。

鍋を使う時のコツと注意点

鍋を使った鶏ハムのレシピの場合の注意点は、主に鶏胸肉を鍋に入れる時の鍋のふたと、余熱で火を通す時のお湯が冷める時間の2点です。鍋に入れた時には、火が通りすぎず、かつ、鶏胸肉が素早く30~40度の食中毒の菌が発生しやすい温度を通り過ぎるように、必ずフタを開けて、1分間、煮立てます。

その後は火を消してから、フタをするというフタを締めるタイミングに気をつけましょう。また、余熱調理の時間は季節によって温度の下がる時間が異なります。大体1~2時間ほどで常温の水になるのが好ましいので、冬は鍋の周りにタオルを巻くなどして、保温するのがコツです。

あまり余熱調理時間が短いと、十分に火が通らず、食中毒の危険も考えられるので、余りにも早くぬるくなる場合には、途中でお湯を足す、少しだけ加熱するなどの温度調節に気を使いましょう。大体70~80度前後のお湯が1~2時間程度保たれるのが理想です。

基本の鶏ハムレシピ②炊飯器を使う作り方は?

用意する道具は密閉ポリ袋と炊飯器

  • 鶏ハム作りに用意する道具
  • 炊飯器…保温機能がついている炊飯器であれば、何合炊きでも大丈夫です。
  • 耐熱のポリ袋…100度以上の耐熱性がある袋を利用します。
  • ラップ…こちらも耐熱のものを使います。大抵のラップは100℃耐熱なので大丈夫です。

鶏ハムを作る際には、ラップで巻いた鶏胸肉を、浸水しないようにポリ袋に入れて使いますが、棒状に整形せずに作る場合はラップは必要ありません。炊飯器については、保温機能がついているものであれば、IH炊飯器でも、ガス炊飯器でも構いません。

炊飯器を使った鶏ハムの作り方

  • 鶏ハムの材料
  • 鶏胸肉…1枚
  • 塩…小さじ1/2
  • 砂糖…小さじ1
  • 顆粒コンソメ…小さじ1
  • 水…大さじ1
  1. 炊飯器を使った鶏ハムのレシピ
  2. ①鶏胸肉の皮と筋を切り落として外しておきます。
  3. ②鶏胸肉を観音開きに開き、熱さを一定にします。
  4. ③塩、砂糖、顆粒コンソメ、水を鶏胸肉によく擦りこみます。
  5. ④クルクルと端から巻いて、棒状に形を整えたら、ピッタリとラップをかけて、両端を縛り、形を整えます。
  6. ⑤ラップ包みの鶏胸肉をポリ袋に空気を抜くように入れて、しっかりと縛り、封をします。
  7. ⑥炊飯器に沸騰したお湯をたっぷり注ぎ、⑤の鶏胸肉を入れ、炊飯器を保温にして、フタをしめます。
  8. ⑦2時間保温が完了したら、鶏ハムの完成です。荒熱が取れたら、カットしてお召し上がりください。

炊飯器を使う時のコツと注意点

鶏ハムカプレーゼ

炊飯器を使って作る時の注意点は、炊飯器は必ず「炊飯」ではなく「保温」機能を使うことと、最初はお湯を入れておくことです。水から保温で鶏ハムを作ると、30~40℃の雑菌が繁殖しやすい温度帯をゆっくり通過することになり、食中毒の危険が増します。

また、「炊飯」をしてしまうと、炊飯器内の温度が上がりすぎ、鶏ハム自体の温度も高くなりすぎ、鶏ハム独特のしっとり感が失われ、固くてパサパサとした仕上がりになってしまいます。必ず保温調理をするようにしましょう。

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基本の鶏ハムレシピ③レンジを使う作り方は?

用意する道具はレンジ・ラップ・耐熱皿

  • 鶏ハム作りに用意する道具
  • 電子レンジ…できれば600Wと200Wの加熱モードの切り替えがついたものが望ましいですが、600Wのみでも構いません。
  • ラップ…レンジは高温になるので、できれば200℃までの耐熱ラップの使用が望ましいですが、通常の120℃耐熱ラップでも構いません。
  • 耐熱皿…レンジに入れる時の受け皿として使います。耐熱皿であればシリコンでも陶器でも何でも構いません。

電子レンジは、600Wと200Wのモード切替ができるものの方が、しっとりした鶏ハムを作るのに適しています。しかし、600Wのみのモードでも、もちろんしっとりした鶏ハムは作れるので安心してください。

レンジを使った鶏ハムの作り方

  • 鶏ハムの材料
  • 鶏胸肉…1枚
  • 塩…小さじ1/2
  • 砂糖…小さじ1
  • 顆粒コンソメ…小さじ1
  • 水…大さじ1
  1. 電子レンジを使った鶏ハムのレシピ
  2. ①鶏胸肉の皮と筋を切り落として外しておきます。
  3. ②鶏胸肉を観音開きに開き、熱さを一定にします。
  4. ③塩、砂糖、顆粒コンソメ、水を鶏胸肉によく擦りこみます。
  5. ④クルクルと端から巻いて、棒状に形を整えたら、ピッタリとラップをかけて、両端を縛り、形を整えます。
  6. ⑤耐熱皿に④の鶏胸肉を乗せ、600Wで1分加熱後、200Wで5分加熱します。
  7. ⑥600Wモードのみで作る場合は、600W2分加熱後、上下をひっくり返して更に600W1分加熱します。
  8. ⑦加熱後、荒熱が取れるまで余熱で火を通し、冷めたら完成です。カットしてお召し上がりください。

レンジを使う時のコツと注意点

鶏ハムのある食卓

電子レンジを使う時の注意点は、とにかくレンジの加熱時間の調整です。電子レンジは、同じ600Wでもメーカーなどの個体差によって、若干、加熱にかかる時間が異なります。200Wモードを併用する場合も600Wワットだけで作る場合も、ご自宅のレンジに合った加熱時間かどうか、試してくださいね。

また、レンジで加熱する際には、思わぬ高温になってしまった場合のラップの溶けにも注意が必要です。600Wで長時間加熱すると、食品の温度が200度以上になって、ラップが溶けることもあるので、連続で5分以上温めないように気を付けてください。

失敗しないコツは、短い時間ずつ、少しずつ温めていくことですが、最初はまずレシピ通りの時間で作ってみて、自宅のレンジには長すぎるのか、丁度いいのか、短いのか試してみるのが一番手っ取り早いです。最初は失敗するつもりで、棒棒鶏用にするというのも手ですよ。

基本の鶏ハムレシピ共通のコツと注意点は?

しっかりと味をなじませるなら浸け置く

鶏ハムサラダ

今回紹介している鶏ハムのレシピは、実は簡易版です。一番オーソドックスな作り方だと、塩分を3倍にして浸け置いた後に、水に浸けて塩抜きしてから加熱するという一般的なハムと同じ手順を追います。しかし、塩抜きの作業は失敗もしやすく味が安定しにくいです。

このため、少量の塩をまぶしてすぐに加熱する方法を紹介していますが、味は余熱調理の間に染み込むので問題ありません。しかし、もっと味をしみこませたいのであれば、基本の作り方のラップで包むまでの工程をして、半日~1日程度、冷蔵庫で休ませてから加熱をします。

浸け置いておくことで、しっかりと味が肉の奥まで馴染むので、美味しい鶏ハムになりますよ。しかも塩が少量のため、塩抜きする必要がないので、味も安定して一石二鳥です。

鶏胸肉が70度以上にならないように注意!

鶏ハムホットサンド

鶏胸肉は、70度以上にならないように注意が必要です。というのも、鶏胸肉は、大体70度を超えるとたんぱく質が変性して固くなってしまうと同時に、水分が抜けてパサパサになってしまうからです。

この点、炊飯器は基本的に70~80℃に保温の設定になっている機種が多いので、温度調節がいらず便利です。また、長時間炊飯器の中に入れて置いても、温度が絶対に上がらないため、必ずしっとりしたやわらかい鶏ハムを作ることができます。

逆に、一つの鍋や炊飯器で複数の鶏ハムを一度に作る時には、なかなか温度が上がりづらいので、今度は食中毒のリスクも高まるため、気をつけてください。出来れば温度計で70~80度のお湯になるように調理しましょう。

皮は味が染み込みづらい!

鶏ハムパスタ

基本の作り方では皮を取ったレシピですが、もちろん皮つきのままで鶏ハムを作ることも可能です。皮は味わいが深いので、鶏ハムにうまみをプラスしてくれ、鶏ハムの味がワンランクアップできます。

ただし、鶏胸肉の皮は、非常に味がしみこみづらいのが難点です。皮を取り除かない場合は、皮の下の肉にもよく味がしみこむように、皮にはフォークなどでタップリと穴を空けましょう。

また、加熱の直前に塩をまぶしただけでは、余熱調理中にしっかりと中まで染み込みにくいため、皮をつけたまま調理する場合は、浸け置き時間を設けた方が無難です。

棒状の成型は必須ではない

ハムの形状に近づけるために、棒状にしていますが、棒状でなくとも構いません。そのままラップや耐熱ポリ袋に入れて、調味料を袋の中ですり合わせても見込んで調理を開始すれば洗い物も出ず、楽です。ハムの見た目にこだわらないのであれば、より手間のかからないそのままの形で作るのもオススメです。

鶏ハム以外にも作り置きメニューに挑戦したい!そんな時には、こちらの作り置きメニュー紹介の記事をどうぞ。

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簡単すぎる基本鶏ハムのおかずバリエーション

鶏胸肉を裂いて棒棒鶏に

鶏ハム棒棒鶏

鶏ハム作りに失敗した時にも、成功した時にも使える鶏ハムアレンジが、棒棒鶏アレンジです。作り方は簡単、鶏ハムを細く裂いて、細切りきゅうりなどと一緒に盛り付けて棒棒鶏のタレをかければ出来上がりです。タレの材料は次の通りです。

  • 棒棒鶏のタレの材料
  • すりごま…大さじ1.5
  • ゴマ油…大さじ1.5
  • 醤油…大さじ1.5
  • 酢…大さじ1
  • 砂糖…大さじ1
  • みそ…大さじ1
  • 豆板醤(お好みで)…少々

材料を上から順番に混ぜていくだけで、棒棒鶏のタレは出来上がりです。甘めのタレが好みの方は、豆板醤以外の全ての分量を大さじ1にして作るとおいしいですよ。

サクサク!鶏ハムカツ

鶏ハムカツ

  • 鶏ハムカツの材料
  • 鶏ハム…適量
  • 揚げ油…適量
  • 溶き卵…適量
  • パン粉…適量
  • 薄力粉…適量1
  • みそ…大さじ1
  • 豆板醤(お好みで)…少々
  1. サクサクの鶏ハムカツレシピ
  2. ①鶏ハムを1cmほどの厚さにスライスしておきます。
  3. ②ハムに薄力粉をまぶし、溶き卵に浸して、パン粉をおくつけます。
  4. ③よく温めた揚げ油に②を入れて表面がきつね色になるまで揚げたら、完成です。

鶏ハムカツは、鶏ハムに既に塩味がついているので、塩コショウなどの味付けをする必要がありません。フライや天ぷらなどの際に、おまけの一品として仕えて便利です。

また、鶏ハムは既に火が通っているので、衣に火が通りさえすればすぐに食べられます。中に火が通っているかどうかは心配しなくて良いので安心ですね。ただし、冷凍・冷蔵で長期間保存されていたものについては、食中毒を避けるためにもしっかり火を通しましょう。

鶏ハムのチーズグリル

チーズグリル

  • 鶏ハムカツの材料
  • 鶏ハム…適量
  • ピザ用チーズ…適量
  • 野菜…お好みで
  1. 鶏ハムのチーズグリルレシピ
  2. ①鶏ハムを1cmほどの厚さにスライスしておきます。
  3. ②玉ねぎ、ピーマンなどのお好みの野菜を千切りにして、耐熱容器やアルミの上に敷き、その上に鶏ハムを乗せます。
  4. ③ピザ用チーズを②の上に乗せて、トースターやオーブンでこんがりと焼いたら出来上がりです。

野菜に火をしっかりと通したい時には、レシピ②の工程で野菜を敷き詰めた段階で一度オーブンやトースターで焼いて火を通すと良いでしょう。鶏ハムは火が通っているので、鶏ハム自体は短時間で温める程度に焼くのが美味しく作るコツです。

切って乗せるだけでも!

鶏ハムのサンドイッチ

鶏ハムが人気な理由は、そのまま切って食べるだけでも十分美味しいところです。好きな厚さにカットしてそのままお皿に乗せて出してもいいですし、スライスしてサラダの上に乗せて出してもいいです。

チャーシューの代わりにラーメンに乗せて食べるのも人気の食べ方ですね。切ってご飯に乗せるだけでもズボラ飯としては十分に役目をはたしてくれますから、鶏ハムの可能性は無限大です。

基本の鶏ハムアレンジは無限

鶏ハムは基本的に豚ハムの代わりとして使えるので、サイコロカットにしてチャーハンに入れたり、カットした鶏ハムの表面を軽く焼いて食べても美味しいです。また、サンドイッチもオススメの食べ方の一つです。シンプルな食べ方から、タレをかけて濃い味付けにするなど、凝ったアレンジにも応用が効く便利なおかずアイテムなので、ぜひ作り置きにしたいですね。

人気の鶏ハムアレンジレシピ4選

ハーブ・ブラックペッパー・カレー味・塩麹

味付けバリエーション

基本の鶏ハムレシピでは、コンソメを使った味付けを紹介しましたが、それ以外にも人気の味付けが沢山あります。そのうちの4つを紹介します。

  • 人気の鶏ハム味付けアレンジバリエーション
  • ハーブ味…塩小さじ1、砂糖小さじ1、お好みのハーブ(ローズマリー、バジルなど)小さじ1/2、水大さじ1
  • ブラックペッパー味…塩小さじ1/2、砂糖小さじ1、顆粒コンソメ小さじ1、ブラックペッパー適量、水大さじ1
  • カレー味…砂糖大さじ1、ブラックペッパー好みで適量、カレー粉大さじ1、塩一つまみ
  • 塩麹味…塩麹おおさじ1、砂糖小さじ1

これらの味付けのレシピは、全て鶏胸肉を観音開きにした後に下味をつける工程で、基本の鶏ハムの調味料と挿げ替えるだけで作り方は変わりません。もし、ハムの周りに飾りたい場合は、ハーブ、ブラックペッパー、カレーは、それぞれ成型してから周りにまぶすと彩りも綺麗にできますよ。

野菜巻き鶏ハム

野菜鶏ハム

鶏ハムは美味しいけど彩りに欠ける、という方にお勧めなのが、野菜巻き鶏ハムのレシピです。作り方は簡単、基本の鶏ハムに好みの野菜を巻いて作るだけですが、人気の作り方を紹介します。

  • 野菜巻き鶏ハムの材料
  • 鶏胸肉…1枚
  • 好みの味付けの調味料…適量
  • さやいんげん…2~3本
  • にんじん…1本
  1. 野菜巻きハムのレシピ
  2. ①にんじんは5mm~1cm各のスティック状に切り、さやいんげんと共にお湯でさっと茹でておきます。
  3. ②鶏胸肉の皮をとり、観音開きにして厚さを整えたら、各種の調味料をよくもみこみます。
  4. ③茹でておいた野菜を、鶏胸肉の端から2~3cmのところに並べて置き、端からクルクルと巻いて、ラップをぴっちり巻いて成型します。
  5. ④炊飯器、鍋、レンジなどお好みの方法で加熱したら出来上がりです。

さやいんげんは冷凍のものを使っても構いませんが、その際にはゆで時間を30秒程の解凍する程度にとどめておきましょう。さやいんげん、にんじんの他には、ゴボウ、大根などが挟むのに相性の良い野菜です。

シソ巻き鶏ハム

シソ巻き鶏ハム

  • シソ巻き鶏ハムの材料

  • 鶏胸肉…1枚
  • 塩…小さじ1/2
  • 砂糖…小さじ1
  • 顆粒コンソメ…小さじ1
  • 水…大さじ1
  • 青シソ…5~6枚

シソ巻き鶏ハムの作り方は、基本の鶏ハムレシピの工程で、丸めて成型する前に、洗った青シソを敷いて巻くだけです。味付けについては、基本の鶏ハムのコンソメ味か、塩麹味が青シソと馴染みがよく美味しく作ることができます。

チーズ巻き鶏ハム

チーズ鶏ハム

  • チーズ巻き鶏ハム
  • 鶏胸肉…1枚
  • 好みの味付けの調味料…適量
  • チーズ…スライスチーズなら1~2枚

チーズ巻き鶏ハムの作り方も、基本の鶏ハムのレシピの成型の前にチーズを敷いて巻き込むだけです。スティックチーズを挟み込んでも美味しいです。また、味付けに関しては基本の鶏ハムの味付けの他、ブラックペッパー、ハーブ、カレー、塩麹など、全ての味付けに合うので、お好みの味付けをお試しください。

人気の鶏ハムアレンジを組み合わせよう!

野菜巻き鶏ハムや、シソ巻き鶏ハムなど、人気のアレンジレシピは掛け合わせても相性バッチリで美味しいです。シソチーズ巻きや、野菜チーズ巻き鶏ハムなども人気の高いアレンジレシピのメニューです。味付けのバリエーションも組み合わせれば、飽きの来ない鶏ハムを楽しめるのではないでしょうか?

鶏ハムの保存期間や注意事項は?

冷蔵2~3日、冷凍2週間~1ヵ月

鶏ハムビピンパ

炊飯器やレンジでたくさん作って作り置きに便利な鶏ハムですが、大体どのくらいの期間、保存して食べられるのでしょうか?その答えは、冷蔵で2~3日、作ったすぐ後に冷凍して2週間~1ヵ月程度が目安です。

2~3個まとめて鶏ハムを作り、1個は当日もしくは翌日すぐに食べてしまい、残りは冷凍をしておく、という使い方が便利なのでお勧めです。また、一度に作る時も、調味料だけ変えて味付けにバリエーションを持たせてまとめて作れば、同じ作り置きメニューでも飽きがきにくいのでお勧めです。

冷凍の際はラップをピッタリまくこと

鶏ハム

冷凍保存を美味しくするためのコツは、とにかく鶏ハムを外気に触れさせないようにするということです。そのためには、鶏ハムの周りにラップをピッタリと隙間無く巻いて空気を抜いた上で、ジップロックなどの空気を通しにくいポリ袋で保存するのが良いでしょう。

調理の時に使っていたラップは、加熱の段階で、微妙に隙間やヨレが入るので、調理時につかったラップは一度取り、新しいラップで巻いてください。また、味を保って保存するには、できるだけ素早く冷凍した方が良いので、急速冷凍機能がついている場合は、使用した方が、より美味しく保存ができます。

解凍は冷蔵庫で時間をかけて

冷蔵庫

鶏ハムを冷凍保存すると、どんなに美味しいレシピの鶏ハムでも、残念ながら常温でそのまま食べる時よりも、味が落ちてしまいます。しかし、少しでも味を落とさずに美味しく冷凍鶏ハムを食べるには、解凍も大きなポイントです。

美味しく解凍する一番の方法は、冷蔵庫に冷凍鶏ハムを入れて半日以上かけてゆっくりと解凍することです。レンジで解凍や流水で解凍など、解凍時間が短ければ短いほど、鶏ハムがパサパサになりやすく、味が落ちるので注意してください。

鶏ハムがパサパサでも構わない棒棒鶏などに使用する場合は、流水などで解凍しても構いませんが、どのレシピで作った鶏ハムかに関わらずできれば半日以上かけて解凍した方が美味しくできます。

食中毒に注意!

鶏ハムサンド

鶏ハムを作る上で一番怖いのが、食中毒です。鶏肉で起こす食中毒として、カンピロバクターという重篤な発熱・下痢を引き起こす菌がありますが、この菌は60度1分の加熱で、ほぼ死滅すると言われています。また、菌の繁殖は30~40度が一番繁殖しやすい温度帯です。

このため、鶏ハムレシピで注意したいのは、30~40度の温度帯を素早く通過させ、きちんと70度で加熱して鶏ハムを作るということです。そのためには、鍋と炊飯器の場合は、最初にきちんと沸騰したお湯を使って瞬間的に温度を上げること、レンジの場合は、最初はきちんと600Wで加熱するのを徹底することです。

冷凍鶏ハムを解凍する時も食中毒リスクはあり、夏など室内が熱い環境下で常温で解凍する場合には食中毒リスクが高まるので注意しましょう。冷蔵庫で解凍する場合は、菌が活発に繁殖する温度帯を鶏ハムが通過しないで解凍できる、というメリットもあるので解凍方法も気を配りましょう。

鶏ハムレシピはハム代わりに何でも使えて便利!

鶏ハム

鶏ハムは本来パサパサな鶏胸肉をしっとりジューシーやわらかに仕上げてくれる魔法の作り置き食材です。アレンジも豊富で、作り置きにも相性がいい鶏ハムはおかずのピンチヒッターとして活躍してくれるでしょう。

コツさえ守れば簡単に作れる鶏ハム。作り方も味付けもレシピ次第で自分に合った方法を選べるので、あなたも一度作ってみてはいかがでしょうか。

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